中国鉄路高速(車両)

ページ名:中国鉄路高速_車両_

登録日:2013/09/07 Sat 00:08:01
更新日:2023/11/20 Mon 11:46:29NEW!
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シーメンス 中国 高速鉄道 鉄道 e2系 ice ペンドリーノ ボンバルディア アルストム 川崎重工業 中国中車 長春軌道客車 中国鉄路高速



2007年に開業してから一気に路線網を広げ、今や世界一の路線網を有する中国の高速鉄道。
この項目では、そんな中国の高速鉄道で活躍する車両の中で、多数を占めている「中国鉄路高速」、通称CRHについて紹介する。


+ 目次-

●前史

現在の中国鉄路高速こと「CRH/和諧号」より前、1990年代の後半から既に中国国鉄では日本の新幹線やフランスのTGVのような『高速鉄道』を目指して様々な車両を登場させ続けていた。当時は海外の技術を取り入れながらも基本は中国独自のものを目指し、日本のような電車タイプの「動力分散方式」やTGVのような客車の前後を機関車で挟む「動力集中方式」など様々な形を模索し続けた。しかし、予想以上に電気を食う、最高速度が出せない、故障が連発などどれも失敗ばかり。現在ほとんどが定期運用を離脱し、車庫で放置されているという。


それでも試行錯誤を止めず、2002年に登場したのが、DJJ2型『中華之星。TGVのように9両編成の客車の前後を電気機関車で挟むと言う編成を組み、最高速度300km/hを目指して登場したのだが、試運転の頃から故障が多発。速度を半分に抑えて営業運転に就いたもののそれでもトラブルは収まらず、とうとう運用を離脱してしまい、現在は車庫に放置されていると言う。
この大失敗を機に、中国国鉄は方針を転換。世界各地の高速鉄道の技術を輸入する形で、中国本土に高速鉄道網を築く事になる。


ちなみに、それ以前に香港へのアクセス列車としてスウェーデンの高速鉄道「X2000」を借用しており、この車両をモチーフにした形式であるDJJ1型『藍箭』は、機器が海外からの輸入と言う事もあり一定の成功を収めた。ただし現在は中国鉄路高速の車両に置き換えられて別の路線に移籍してしまい、僅か10年にも満たないうちに全盛期は終わってしまっている。また、これに伴い輸入された「X-2000」の車両も定期運用から離脱してしまった。



●概要

短期間に大量の車両を導入しているからか形式もやたら多い。見方を変えれば、世界の高速鉄道の博覧会と言った様相だろう。
CRH1やCRH5の初期塗装やCRH6を除いて、基本的に白い車体に青い帯が入る塗装になっている。先頭車両の正面や側面には「和諧号」の愛称がデカデカと描かれているが、「和諧」とは「調和」という意味だとか。
また、通勤や近郊輸送に特化しているCRH6を除き、旅客営業に就く全ての車両に食堂車が備わっているのも大きな特徴。本来の目的以外にも、乗客や従業員の休息スペースとしても活用されている。8両編成の電車の場合には1両の半分だけ食堂車というものもある。



●車両紹介

○CRH1

カナダにある総合企業「ボンバルディア社」の車両をベースにした系列。
日本では飛行機メーカーと言う印象が強いが、幅広い分野に手を伸ばしており、特に鉄道車両に関しては各地の会社の買収などで勢力を広げており、世界屈指の鉄道車両メーカーになっている。日本では岡山電気軌道の「MOMO」、富山県の各地の路面電車などの超低床電車でその姿を見る事が出来る。


・CRH1A


<図1:CRH1A。初期は塗装が現在と異なっていた>
画像出典:『和谐号CRH1型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/51/Chinese-CRH1.jpg
2017年2月6日閲覧


8両編成で最高時速は200km/h。中央部に扉があるのが特徴。
ベースになった車両はスウェーデンの各地に導入されている「Regina」と呼ばれる高速車両である。
座席は日本の新幹線のような回転式では無く、扉を中心にそちらに向かい合う形となっている。
なお、試験運用当時は銀色の車体に緑色の帯と現在とは全く異なる塗装だった。


・CRH1A-A


<図2:CRH1A-A。外見がよりスマートになった>
画像出典:『和谐号CRH1型电力动车组』 - wikipedia -
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:20170129CRH1AA%E8%A1%8C%E9%A9%B6%E5%9C%A8%E6%B2%AA%E6%9D%AD%E5%AE%A2%E8%BF%90%E4%B8%93%E7%BA%BF%E4%B8%8A.jpg
2017年2月6日閲覧


2016年に登場した、CRH1Aの増備車。
後述のCRH380Dをベースにした車体になっており、扉も車両の端に備わっている。
登場当初は「CRH1A-250」と言う形式名だった。


・CRH1B
CRH1Aと同型の車両だが、こちらは16両編成。例の事故で埋められてしまったのはこの形式。
2012年に増備された車両は後述のCRH1Eと同じ前面になっている。


・CRH1E


<図3:CRH1E。ボンバルディア社の高速列車「Zefiro」を世界で初めて採用>
画像出典:『和谐号CRH1型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/7a/CRH1E.jpg
2017年2月6日閲覧


ボンバルディア社の鉄道車両ブランド「Zefiro 250」をベースにした車両。
先頭車と食堂車以外は全席寝台車となっている、世界初の『寝台新幹線』。
ただし日本で言うオールA寝台のため料金はかなり高いらしい。


・CRH1E-250
上記のCRH1A-Aと同様のボディを採用した、新型寝台新幹線。
CRH1Eとは異なり、食堂車が半室になり、もう半分は座席車に変更されている。


○CRH2

日本の川崎重工業製の車両をベースに……と言うよりも、JR東日本E2系をベースにした車両と言った方が分かりやすいだろう。ちなみに中国本土ではプラレールも発売中。
実は現在の中国の鉄道の規格はかつての南満州鉄道のものを基にしており、引いては日本の新幹線と同じものである。そのためか導入から10年近く経っている今でも増備が進んでいる模様。喜んでいいのかどうか微妙な所だが。


・CRH2A


<図4:CRH2A。E2系とほぼ同じ外見>
画像出典:『和谐号CRH2型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/25/CRH2A--%E4%BA%AC%E6%B2%AA%E6%99%AE%E9%80%9F%E7%BA%BF.jpg
2017年2月6日閲覧


8両編成のE2系。最高時速は250km/hで、窓は基本的にE2系1000番台のような広窓タイプになっている。
200編成近くが導入されており、優等車の配置が違う編成も多くバラエティに富んでいる。
2015年以降に製造された車両は、後述のCRH2Gと同型車体になっている。


・CRH2B
こちらは16両編成だが、先頭のライトが増えているのが特徴。窓はE2系0番台のような狭窓タイプと、E2系1000番台の広窓タイプが混在している。


・CRH2C
CRH2Bと同型の先頭車。ギア比を変更し、最高時速を350km/hに引き上げている。
E2系の構造上あまりにも無茶だと言う川崎重工業らの抗議を受けて一時は最高時速を抑えた運用に就いたようだが、今は元の運用に戻っているようだ。


・CRH2E


前述のCRH1Eと並び、先頭車と食堂車以外全て寝台車となっている『寝台新幹線』。日本でも実現しなかった(ある意味)夢の車両……なのだが、例の事故に巻き込まれて1編成が廃車になっている。
車内構造のせいか、窓の配置や形状は日本でも見られない独特な物となっている。



<図6:CRH2E(増備車)。CRH2G、CRH2B(増備車)も同じ先頭形状>
画像出典:『和谐号CRH2型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/df/201604_a_CRH2E-NG_EMU_leave_from_Shanghai_Station.jpg
2017年2月6日閲覧


こちらも2015年以降に製造された車両は、後述のCRH2Gと同型車体になっている。


・CRH2G
中国北部の極寒地域用に開発され、2015年に登場した高速鉄道車両。8両編成。
それまでのE2系ベースの車体から大きく変わり、どこかCRH380Aや日本の500系新幹線を思わせるスタイルとなった。


○CRH3

ドイツにある「シーメンス」社の高速鉄道車両ブランド「Velaro」をモチーフにした車両。ドイツのICEが一番有名だが、スペインやロシアなど各地の高速鉄道でもその姿を見る事が出来る。ちなみに導入元の一つであるロシアも、自国によるオリジナル高速鉄道車両の開発に失敗した経歴がある。
ちなみに、シーメンス社も補聴器から交通機関まで非常に様々な分野で実績を伸ばしている企業であり、世界中の鉄道車両の約20%がこの会社のブランドと言う凄まじい規模を誇る。日本でも広島電鉄の5000形『グリーンムーバー』や、京急の2100系『歌う電車』でお馴染みだろう。
こちらも上記のCRH2同様、技術の盗用絡みで色々と揉めた模様。


・CRH3C


<図7:CRH3C。CRH3はこの8両編成のみが製造>
画像出典:『和谐号CRH3型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/41/CRH3C%E5%9C%A8%E6%B4%A5%E5%B1%B1%E6%99%AE%E9%80%9F%E7%BA%BF%E4%B8%8A.jpg
2017年2月6日閲覧


8両編成で、最高時速は350km/h。2編成を連結した運用にも就いている。ちなみに座席を回転させる事は出来ない。


○CRH5

イタリアを中心に欧州各地で活躍する高速電車「ペンドリーノ」をベースにした車両。
現在はTGVなどを始め世界屈指の鉄道メーカーであるフランスのアルストム社のブランドだが、元は自動車でお馴染みイタリアの「フィアット社」のものだった。イタリアは日本と並んで古くから「電車」が長距離運用の主役を担っており、中でもこのペンドリーノは振り子式を用いてカーブの多い路線でも高速で走る事が出来るのが特徴。


・CRH5A、CRH5G、CRH5H


<図8:CRH5A。初期の車両は塗装が異なっていた>
画像出典:『中国高速鉄道CRH5型電車』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/75/CRH5_in_Beijing_Railway_Station.jpg
2017年2月6日閲覧


8両編成で最高時速は250km/h。こちらも長期に渡って製造が続いているが、本家ペンドリーノの特徴である振り子機能はついていない。
様々な気象環境に対応したバリエーションが登場しており、極寒地域には「CRH5G」、乾燥地帯には「CRH5H」が導入されている。
ただし外見はどれもほぼ同じ。
最初の頃は現在と異なる塗装だった。


・CRH5E


<図9:CRH5E。「寝台新幹線」の一員、通称パンダ>
画像出典:『和谐号CRH5型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b2/CRH5E-5201%40BCR_%2820160106152744%29.jpg
2017年2月6日閲覧


CRH5Aシリーズを元に開発された、中国初の寝台・座席両用車両。日本で言う583系特急電車のような感じである。
外見はCRH5Aとは異なり、どこかパンダを思わせる顔つきに仕上がっている。
16両編成で、2016年から量産が始まっている。


○CRH6

これまでの車両とは異なる中国のオリジナル車両。通勤や近郊輸送に特化した形となっており、速度を抑え目にして定員数を増やしている。塗装も白地にオレンジ色となっている。2014年2月から営業運転を開始した。
ちなみに、完成予想図と実際に登場した車両との間でその外見や塗装が全く異なっている


・CRH6A、CRH6F、CRH6S


<図10:CRH6F。最高時速160km/hの「通勤・近郊電車」>
画像出典:『和谐号CRH6型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3f/CRH6F-4503%40BCR_%2820160420125856%29.jpg
2017年2月6日閲覧


CRH6AとCRH6Fは8両編成で、最高時速はそれぞれ200km/hと160km/h。
速度が遅い分、CRH6Fの方が定員が多くなっている。


CRH6Sは4両編成で、最高時速は140km/h。
トイレが備わっておらず、高速列車と言うより通勤列車と言った感じである。


○CRH380A

最高時速380km/hでの運用を目指して登場した「CRH380」シリーズの一つ。
外見は(一応)中国鉄路高速オリジナルなのだが、その技術の基礎は前述のCRH2Cとなっており、要は東北新幹線のE2系の親戚みたいなものである。
ただし窓の配置はCRH3=シーメンスの「Velaro」ととても似ている。
ちなみに最初はCRH2の一形式として登場する予定だった。
運転席の後ろにある客席からはガラスの透明度をスイッチで変える事で運転席の様子を見る事が出来る。


・CRH380A
8両編成で、最高時速は前述の通り380km/hだが、事故の影響などから350km/hや300km/hの運用となっている。座席は一部を除いて回転可能。
2018年からは香港への直通運転も始まる予定で、香港の鉄道を運営する「港鐵」でも同型車両を投入する事になっている。


・CRH380AL


<図11:CRH380AL。日本の500系新幹線にそっくりなのはデザイナーが同じせいである>
画像出典:『和谐号CRH380A型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f6/CRH380AL.jpg
2017年2月6日閲覧


16両編成で最高時速は上記と同様。試験運転で、営業運転用の鉄道車両による世界最高速度の記録を更新した。


○CRH380B

元はCRH3の一形式として登場する予定だった事もあり、外見はまるっきりCRH3=シーメンスの「Velaro」そのまんま。ただし座席配置を変更した都合で元の車両よりも少々幅が太くなっている
導入してからしばらく故障が相次ぎ、一時全車運行を離脱していた時期もあった。


・CRH380B
8両編成、最高時速は380km/h(ただし実際は350km/h)。座席配置を変更した事で、CRH3よりも定員数が少し増えている。


・CRH380BL


<図12:CRH380BL。「BL」と言っても連結運転はしないし腐ってもいない
画像出典:『和谐号CRH380B型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/26/CRH3-CRH380BL.JPG
2017年2月6日閲覧


16両編成、最高速度は上記と同様。現在、営業運転用の鉄道車両の世界最高速度記録(487.3km/h)を有している。


○CRH380C

前述のCRH380Bの増備車として登場。基本構造はだいたい同じだが前面構造が変更されており、ライトがやけに側面に近い所についているのが特徴。


・CRH380CL


<図13:CRH380CL。本数が少なめのレア形式>
画像出典:『和谐号CRH380C型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/96/CRH380C-6301L.jpg
2017年2月6日閲覧


16両編成、最高時速は380km/h(ただし実際は350km/h)。中国鉄路高速の車両形式としては比較的編成数が少ない。


○CRH380D

ボンバルディア社の高速鉄道ブランド「Zefiro 380」をベースにした車両。世界的なメーカーだけあってデザインは結構かっこいい。


・CRH380D


<図14:CRH380D。ボンバルディア社が手がけた「Zefiro 380」タイプ>
画像出典:『和谐号CRH380D型电力动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1a/Railway_Tunnel_in_Jiansan_Rd._Jianyang%2C_Chengdu-Chongqing_Intercity_Railway.jpg
2017年2月6日閲覧


8両編成、最高時速は380km/h(ただし実際は350km/h)。2014年の2月から営業運転を開始している。


○中國標準動車組


<図15:中國標準動車組(左:ドルフィンブルー 右:ゴールデンフェニックス)。今後の中国の高速鉄道の標準型になる予定>
画像出典:『中国标准动车组』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/52/The_CRH_sisters_%2820160905094612%29.jpg
2017年2月6日閲覧


世界中の高速鉄道技術をかき集めてきた中国が開発した、独自の高速列車。
2016年現在、2種類の試作編成が連結して営業運転についており、青い帯を纏った編成は「[[ドルフィンブルー>ドルフィン刑事]]」、金色の帯の編成は「ゴールデンフェニックス」と言う愛称が付けられている。


この試験結果を基に量産が行われる事になっており、その際には「CR350」と言う形式になる模様。
また、日本のMAXのような2階建て車両も計画されているらしい。


○CJ

中国の都市間列車「城際列車」用の電車・気動車の形式名。
2016年現在は試作車のみ製造されている。 


・CJ1
CRH5Aをベースに開発された試作車両。のっぺりした外見が特徴である。
初期は「CRH3A」と言う形式名だった。


・CJ2
運転席が凹んだ、どことなく奇妙な顔つきが特徴の車両。
当初は「CRH3G」と言う形式名だった。


・CJ5
最高時速160km/hのハイブリッド気動車。
中国の気動車の大半は先頭車両に動力を集中させた「動力集中型」と呼ばれるスタイルである一方、この編成は日本の気動車でよくみられる「動力分散型」と呼ばれるスタイルになっている模様。


・CJ6
CRH6に似た都市間高速列車。
ただし外見は流線形になっており、上記の中國標準動車組にどことなく似ている。


○CIT

非営業用の車両。線路や架線を検査する総合検測車や、高速運転用の試験車が含まれている。


・CIT001
CRH5と同型の総合検測車。日本で言うドクターイエロー……と言うか、車体の大半が黄色で塗られているため、どう見ても中国版ドクターイエローである。


・CIT380A


<図16:CRH380AJ(旧:CIT380)。色も役割も日本のドクターイエローとほぼ同じ>
画像出典:『中国铁路高速综合检测列车』 - wikipedia -
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b1/CRH380AJ-0202.jpg
2017年2月6日閲覧


CRH380Aと同型の総合検測車。こちらも地色が黄色のため、やはり中国版ドクターイエローである。


・CIT400A
CRH380Aと同型の高速試験車。上記のCIT380Aと似た外見や塗装。


・CIT400B
CRH380Cの試作車的な意味合いを持つ高速試験車。車体の下半分が黄色となっている。


・CIT500
最高時速600km/hを目指して登場した高速試験車。試作車両という事で前後の先頭車の形状が違い、特に一方はまるでノコギリや刀を思わせる物凄いインパクトのある形状になっている。
2014年1月に世界最高時速605km/hをマークしたというニュースが入っているが…?



●おまけ

中国鉄路高速では無いのだが、中国国内の高速鉄道と言う事で記載する。


・新時速
冒頭にも述べた、CRH系列より前に登場した高速鉄道車両。スウェーデン国鉄で運用されている高速列車「X2000」をリースし、1998年から2007年まで中国と香港を結んでいた。その後は転用先が無く休止状態にあったが、その後スウェーデン本土に戻り、現在も活躍を続けている。


・上海トランスラピット
上海にある浦東国際空港と上海地下鉄の駅を結ぶリニアモーターカー。ドイツで開発されたトランスラピッド方式を採用し、営業運転用としては世界最高速度である431km/hを誇る。




・CRH追記・修正
最高時速350km/hという速さで追記・修正を行う事が出来る。


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