トビア・アロナクス

ページ名:トビア_アロナクス

登録日:2013/09/04 Wed 20:03:44
更新日:2023/11/20 Mon 11:11:34NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



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待っていろ、ベルナデット! 今約束を守る!



トビア・アロナクスは『機動戦士クロスボーン・ガンダム』シリーズの登場人物。
同シリーズの『クロスボーン・ガンダム(無印)』~『鋼鉄の七人』『X-11』の主人公である。
CV:山口勝平



機動戦士クロスボーン・ガンダム

当時16歳*1
両親を幼い頃に亡くしており、叔父夫妻によって歳の近い従兄弟のギルと同じようにわけ隔てなく愛情を持って育てられた。
地球圏から留学のため木星帝国に向かうも、木星圏の戦乱に巻き込まれる。


機械工学科の学生で作業用MSの免許を持っており、クロスボーン・バンガードに入る前、
ただの海賊と思っていたX1を相手にした初出撃時には、「砲台代わりにはなる」といって無理やり出撃した。
X1のビームザンバーに切られたとはいえ、咄嗟にビームサーベルで防御したり、砲台どころかMSに対しての適性はむしろ高いように見える。
キンケドゥにあっさり敗れはしたものの、この時の操縦と彼の意思、それと木星帝国の陰謀を知ったことがキンケドゥにスカウトされるきっかけとなった。


当初はどこまで信じて良いのかと思いながらも宇宙海賊クロスボーン・バンガードのパイロットとして戦い、ニュータイプとしての才能を開花させていく。
本来エースパイロット用と考えられていたX3を短期間で使いこなしている事や地上に降下したあと、
互いに不慣れな地上での戦いとはいえ数の上で不利な死の旋風隊(デス・ゲイルズ)を相手取った3対1の戦闘で互角に持ち込み、
キンケドゥが到着するまで持ち堪える等、ともかく適応力が高く「戦う度に強くなる」を地でいく主人公であった。
スパロボに曰く、「追い詰められてからが強い」。


ただし、本編最終話にてディビニダドに乗ったドゥガチが戦闘は素人である事から「おれでも…勝てるかもしれない!」と発言するなど、
本編最後まで本人は自分の操縦技術はそこまで高くないと考えていた模様。
これは実際に戦闘経験が浅い事、エースパイロットを何人も身近で見て来たこと、何度も死にかけていたこと、まともなMSパイロット相手に真正面から戦って勝った例はほぼない(あるのはカラス戦程度)ことなどからだと思われる。
元々策を練っておくタイプではあったが、この時の経験もあるからこそ強敵に操作技術頼りで乗り切ろうとすることはほとんどなく、柔軟な発想で戦うタイプに成長していった。



また、マザー・バンガードに同じタイミングで乗り込んでしまったベルナデット・ブリエットの面倒を艦長であるベラ・ロナに申し付けられたことがきっかけで気にかけるようになり、年の近い少年少女であることも手伝って仲を深めていく。
ベルナデットが木星の指導者の娘、テテニス・ドゥガチであることを明かした直後にザビーネに誘拐され、
木星に連れ戻された際には彼女を助けに行き、絶体絶命の危機に陥りつつも彼女を救出する。
自らの意思で平和を模索するべく木星に残ることをベルナデットが決めた際には彼女の意思を尊重し、
キスをされながらの「危なくなったら助けに来てね」という彼女からの願いを約束として受け取り、
その後MAに載せられ、自らは操縦すらできないまま戦う機体の中で苦しんでいたベルナデットを救い出す。


ベルナデットは…返してもらう… いや…
きさまの…もの…では あるまいっ!
そうだな。ならば、海賊らしく…いただいてゆくっ!


これ以降はベルナデットと相思相愛の関係になり、彼女のために、というのもトビアの戦う理由となった。
というよりも最初からベルナデットのことが気にかかっており、しばらくの間はクロスボーン・バンガードを信用しきれなかったため、
彼女に害をなす場合はいつでも裏切る心構えで準備もしていた。*2
ちなみに、スパロボに参戦した際、このやり取りはDVEだった。



前半では木星帝国から鹵獲(ろかく)したペズ・バタラに搭乗していたが、後半で新型のクロスボーン・ガンダムX3に搭乗し、
最終決戦においてクラックス・ドゥガチを打倒、地球圏を核による滅亡から救った。
木星戦役終結後は、宇宙海賊を離れるキンケドゥから受け継いだX1を駆るようになる。



俺は人間だ!人間でたくさんだ!


優秀なニュータイプだが、ニュータイプというものはただの超能力程度の認識であり、『人類の革新』の様な重要視はしていない。
そのためニュータイプを集めようとするシェリンドン・ロナに対しては強く批判するなど、ニュータイプを至上とする主義には否定的である。
カラス先生が「我々はもはや木星人という別の人種だ」と言い、続けて「地球圏のお前たちと相容れることはない」(※意訳)と主張していたことも関係しており「ニュータイプも木星人も地球圏の人類も全員等しく『人間』である」という反論が上記のセリフには詰まっている。
この考えはドゥガチと対峙した時の発言にも表れている。



キンケドゥ達と同じく、極力人を殺めないことを心がけているが「無理な場合は諦める」といった心の強さも持っている。
これは「鋼鉄の7人」で明確に描写されている。
ただ、クロボン無印序盤においては、まだ色々知る余地がなかったために、不殺を推奨するベラ・ロナに対して「それは偽善じゃないだろうか」と疑問視する場面もある。




クラックス・ドゥガチ!あんたがどう思っていようと…
おれのほうは、戦争をやってるつもりなどなーーいっ!


ベルナデットを人質の様に扱いながら、「これは戦争だ」、「戦争ではよくあることだ」等としきりに主張していたドゥガチに対する叫び。
木星帝国の暴挙を止めようとしたり、ベルナデットのために戦ってはいるが、戦争という言い訳を盾にした非道なんてまっぴらごめんだという意見である。
かなり後の作品でも再びこの台詞を述べ、その時も「これは戦争だ」的な発想をしている、いわば戦争に酔ってしまっている者を暗に批判した。




機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート


わがブラックロー運送は健全な廃棄物処理&輸送会社でして


無印の後日談、すなわち宇宙世紀0133年より数年後の時代が主な舞台。
この時代のトビアら海賊軍の残党は表向きはブラッククロー運送、その裏で宇宙海賊クロスボーン・バンガードとして活動していた。
元々宇宙海賊としてつま弾きにされようとも木星の陰謀を阻止するために活動していた人たちなので、多くの面々が残っていたが、
主力だからなのか、若輩者ながらクロスボーン・バンガードの実質的なリーダーとして活動している。


胸にドクロをあしらったクロスボーン・ガンダムX1改・改、通称「スカルハート」が乗機。
海賊軍時代の武装を密かに保持しており、様々な事件に巻き込まれる。


木星帝国残党のアムロ・レイ複製計画に立ち向かう『最終兵士』では、木星じいさんことグレイ・ストークの依頼を受け、
アムロ(の戦闘データが記録された学習型コンピュータのマスター)を奪還するため、木星軍の基地に攻め込む。


アムロのコピーの駆るアマクサのプレッシャーを感じ取り、その圧倒的な力に戦慄する。
主力武装や右腕を失うも、史実のアムロが遭遇したことの無い武器「シザーアンカー」で、アマクサのハンマーを逆に利用し勝利を収める。




機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人


そうだ!あんたとやりあうなら動きを封じるしかない!俺はこの時を!この瞬間を待っていたんだーっ!


当時18歳*3
スカルハートから引き続き、キンケドゥの跡を継いだ名実共にクロスボーン・バンガードのトップエースとして活躍。
「神の雷計画」を阻止するため、圧倒的に戦況が不利であることを承知で敢然と新生木星軍に戦いを挑む。
長く前線に出続けていたことからエースと言って差し支えないほど腕前は上達している。
一方、ベルナデットとの関係はあまり進展していない…というかトビアが奥手な模様。



近接援護は、トビア・アロナクスがX1フルクロスで!



神の雷計画阻止のための作戦「鋼鉄の7人」ではBチームの近接援護として「最後のクロスボーン・ガンダム」、クロスボーン・ガンダムX1フルクロスで参加。


亡き恋人の面影を重ねるエウロペ、そしてドゥガチの娘として木星に戻ることを誓ったベルナデットに挟まれ苦悩するも、
最終的には「トビア・アロナクスをやめてでもベルナデットの隣にいる」ことを自ら選んだ。
最終決戦前にエウロペから彼女の亡き恋人カーティスの戸籍を受け取っている。
戦いの後に木星で一時的に身を潜めるための戸籍にするよう勧められており、この際に潜入などに必要なあれこれも教わったと思われる(成形手術のツテなど)。
そして全ての迷いを断ち切り(断ち切りすぎたのかこの戦いに挑む理由すら地球を守ることぐらいだったが)、全戦力を投入した圧倒的物量を誇る木星軍を相手に圧倒。


光と影のカリスト戦では、クロスボーン・ガンダムの性能を限界以上に引きだし、防御を無視することで二対一でありながら互角に戦い、
光のカリストと戦っている間に、仲間の決死の攻撃で影のカリストは撃破。
そして光のカリストを満身創痍でありながら撃退。
その後、コロニー・レーザー内部で戻ってきた光のカリストとの一騎打ちにも勝ち、撃破するなどパイロットとしての実力は他のガンダムシリーズの主人公にも引けを取らない能力を持つまでにいたった。
光のカリストとの戦いの後、無理やり発射しようとしたコロニーレーザーの自壊に巻き込まれて消息不明となる。
発見されたのはかつて無いほどに大破したクロスボーン・ガンダムだけであった。


全ての戦いが終わった後、木星の政治家として活動しているテテニス・ドゥガチの前に現れた、
働き口を求める傷痍軍人と名乗る盲目の若者は、まるでトビアとベルナデットの別れの言葉を知っているかのようだった……





機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト


トビアは登場していないが、作中では度々言及されている。
また、バタラとクロスボーン・ガンダムしか扱えない謎の盲目青年、カーティス・ロスコも登場しているが関係性は不明。
ローズマリーやシーブックといった過去に登場した面々が登場する中、トビアは未だに登場していない……






なにしろ今日からおれたちは、新生海賊軍(クロスボーン・バンガード)だからな!






冗談は置いといて、最初から登場している。年齢は35歳前後*4
『ゴースト』連載開始からずっとブシドー状態だったが、パン屋のおじさんによって完全にバラされた。
名前や見た目を変えている上に色々すっとぼけているのは『鋼鉄の7人』で語られた通り、
木星の敵として有名人である宇宙海賊所属のトビアが木星でテテニスの傍に居るためである。


『鋼鉄の7人』ラストから続いているので当然ながら視覚を失っており、MS操縦の際には音響センサーで補っている。
人間は訓練次第でエコーロケーションを使って「耳で見る」ことは可能だが*5、MS戦闘でそれをやるのは神業というほかない。
しかし、データベースに登録されていない正体不明機などには、音響センサーがうまく作動せず相性が悪く、一品モノばっか相手にして苦戦する場面もまま見られた。
諜報機関『蛇の足』にて優秀な成果を上げており、テテニス属する木星のハト派として活動していた。


『ゴースト』本編の13、4年前(UC140年前後)、テテニス*6と共に参加した長期にわたる外宇宙探査計画の途中で第一子が誕生、
かつてテテニスが使っていた偽名から「ベルナデット(・ドゥガチ)」と名付けた。
また、個人的な興味で木星戦役時に遭難したサナリィの補給船を捜索、発見し、
船内にあったクロスボーン・ガンダムと『天使の呼び声(エンジェル・コール)』を回収するが、同僚であったエリンがエンジェル・コール強奪し逃亡したため捜索任務に就く。
並行して、同僚のスパイが決死で入手しネット上に流した『エンジェル・ハイロゥ』のデータを偶然入手したフォントを確保するためにサイド3を訪れ、フォントを『蛇の足』に引き入れるところから『ゴースト』の物語は始まる。


『ゴースト』ではかつてのキンケドゥ的立場であり、かつての自分と同じ立場であるフォントの導き手でもある。
エンジェル・コールを追う『新生海賊軍』のリーダーなのだが普段は飄々としており、威厳よりは親しみやすさを感じさせるリーダーとして振舞っている。クルーたちにも信頼はされている模様。


娘のベルナデット(ベル)を溺愛しており、ベルに手を出すと死刑という噂を流したり、ベルが懐いているフォントに何度も釘を刺したりと、とにかくベルに関する事には目を光らせている。
カリスト兄弟がトラウマなのか、ベルが生来のサイキック能力を使おうするのには否定気味だったが、
ベルとの対話を経て、ベルの能力が間違った道に逸れないよう導こうと考えを改めた。
また、トビアの持つ「何か一つのために全てを捨てる覚悟」はベルに受け継がれている模様。


当初はベルに対して正体を明かしておらず、お付きとして振舞っていたが、ベルからは実の父親だと疑われていた。*7
正体を明かしていなかったのは、万が一自身の正体が表に割れてしまった場合、宇宙海賊と木星の姫の間に生まれたというベルの複雑な出自が政治的利用されてしまうのではないかと危惧したためである。
戦いが終わり平和な時代になったらベルに正体を明かそうと考えており、
フォントにも戦いを終わらせるために「カーティス・ロスコ」ではなく、「トビア・アロナクス」として協力を頼んでいた。
そして遂に、モニター越しではあるが自身が父親であることを告げる事が出来たのだが……


フォントに対しては一般人だった彼を戦いに巻き込んで申し訳ないと思いながらも、彼の能力を高く買っており、
フォントの提案した核ミサイル迎撃に協力したり、最終決戦ではゴーストガンダムを託すなど信頼も置いている。
しかし、フォントにベルが非常によく懐いていることに関しては心穏やかではないようで、
フォントとベルが揃って脱走した際には『婿養子』か『死刑』の二択で花占いをしていた。娘を海賊らしくいただいていかれたドゥガチが見たらお前が言うなとかツッコミそうである。


乗機は探査船で見つけたクロスボーン・ガンダムX-0
開発から20年近くの時を経たため『V』『ゴースト』では総合的にザンスカールの量産機以下の性能らしいが、木星圏用大型スラスターによる機動性の優位はいまだ健在。
クロスボーンを熟知したトビアは機体特性をフルに発揮し、盲目のハンデを持ちながらも長年の戦闘経験を活かして敵のエース級とも渡り合っている。



機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST

UC153年よりは後か、『ゴースト』ラストの後、一旦木星に戻ってから妻テテニス、長男ニコル*8と共に地球圏へと戻り、
かつてコスモ・クルス教団が使用していたエオス・ニュクス号を拠点に、地球圏を彷徨うベルとフォント(を抱えたファントム)を探していた。
しかし、木星本国の政変によって木星タカ派が政権を獲得すると、
ハト派の中心人物であるカーティス夫妻が搭乗するエオス・ニュクス号がタカ派に襲撃され、
襲撃前にコールドスリープに入っていたテテニスはそのままに、
カーティスはサイド3に軟禁されてしまい、息子のニコル*9はタカ派に人質として取られてしまう。
その後、フォントとベルによってサイド3から救出、テテニスとニュクス号も無敵運送によって回収され、ニコルも合流して初めての一家勢揃いとなった。


そのまま一家で木星へと帰ろうとするも、子供二人はそれぞれの理由から地球圏に残り、夫婦だけで木星へと帰っていった。
なお、ベルが残ると言った時は相変わらずフォントに圧を掛けていたが、一方でニコルがこっそり木星への船を抜け出した時は夫婦で大笑いしていた。


テテニスとはニコルが生まれた後に入籍したらしく、ようやく正式な夫婦となったようだ。
結婚したこともあって以前のベルの時とは違い、自身が父親であることをニコルには明かしているが、
幼いころに生き別れる形となってしまったニコルは事情を知らないため、父であるカーティスとあまりにも顔が似ていないことを深刻に悩んでいた。
なお、前作から16年ほど経過しているため、年齢は遂に50代の大台に達している。


『DUST』のUC169年当時で、彼ら一家の年齢や経緯を軽くまとめてみると……
トビア(カーティス)
 生年:UC133年当時16歳=UC117年前後
 年齢:52歳*10
 ただし「カーティス・ロスコ」としてはまた違った年齢の可能性がある。
 ニコルが生まれたあとでテテニスと結婚したようだ。
 仕方ないと言えば仕方ないのだが、娘が行方不明の間に結婚して子供をこさえたと言うと、外聞が悪く聞こえる気もする。
テテニス
 生年:UC133年当時12歳=UC120年前後(トビアより3年ほど年下)
 年齢:49歳
 10年のコールドスリープがあるため肉体年齢は39歳とのこと。
ベル(ベルナデット)
 生年:UC168年当時28歳=UC140年前後(テテニスが22歳の時の子)
 年齢:28歳
 ただし16年間のコールドスリープがあるため肉体年齢は13歳ほど。
ニコル
 生年:UC168年当時16歳=UC152年前後(テテニスが34歳の時の子)
 年齢:16歳
 なお、姉であるベルが存在を知らなかったようなので、『ゴースト』当時はまだ妊娠していなかったか、初期であったと思われる。
 このあたり誕生日の関係で微妙に齟齬が発生しているような気もするが……



機動戦士クロスボーン・ガンダム X-11

数十年振りに主人公へ抜擢
『DUST』終盤の裏側、木星圏へ帰ったカーティスが約束を果たすため、新たな愛機X-11と共にタカ派勢力「オリンポスの下僕」と戦う。


ただ、加齢には勝てないのか若い頃のような無茶はできないと腰を痛めたり、節々で引退する発言を口にしている。
各所で「カーティス・ロスコ最後の冒険!」と銘打たれた通り、カーティスの物語はこれで終わりを迎えた。
が、最後に待つ真のラスボス・テテニスの嫉妬の前でカーティスは……南無。



余談

実は富野由悠季による初期プロットには存在していなかった
企画書における本作第一話で彼に相当する役割を果たすのはテテニスの恋人にして木星帝国のパイロットであるイドモン・バローで、
後にはテテニス救出のためマザー・バンガードに投降するが、そこでザビーネの貴族主義に共感して木星帝国に帰還した後は先に投降したザビーネとコンビを組んで襲ってくるが最終的にはテテニスを裏切った負い目から彼女に刺されザビーネの隙を作るなどトビアとは正反対のキャラだったとか。
『F91』の10年後のキンケドゥとベラが主人公でさらにテテニスとの三角関係まで絡むプロットは『クロスボーン』から入る「少年エース」の読者層にとって年齢が高すぎるとの長谷川の提案によって富野が小学生くらいの主人公を提案し、長谷川の更なる「もう少し上に」という提案の結果、トビアという主人公が誕生したという。


クロスボーンシリーズの初代主人公という事もあって、作中に登場したほとんどのクロスボーン・ガンダムに搭乗した経験がある。
X1/X3/X-0/X-11→言わずもがな
X2→ジュピトリス9から逃げるときに使用
X-12→X-12のコアファイターをX-11で使う
X-13→ザンスカール戦争後の活動時に使用



ならば海賊らしく…追記・修正してゆく!


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  • カーティ…いや、何でもない -- 名無しさん (2013-09-04 23:42:50)
  • 死ぬほど奥手で鋼鉄の7人時点でベルナデットとは3年の付き合いだがキスもまだと思わしき言動がある。 -- 名無しさん (2013-09-05 06:55:31)
  • 鋼鉄の七人後はNT能力を封印してることを匂わせてる。カリスト兄弟が地味にトラウマな模様 -- 名無しさん (2013-09-05 11:06:45)
  • なんでや!トビアさんはゴーストに出てないやろ!出てないってことになってるやろ! -- 名無しさん (2013-09-05 21:02:06)
  • 生き残るための嗅覚がずば抜けてる印象。相手が遊び半分とはいえMSと生身で戦って勝つとは……あ、MFの皆さんは座っててください -- 名無しさん (2013-09-06 19:55:56)
  • トビアやジュドーなんかを見てるとNTに必要なのは家族からの愛情なんじゃないかと思う。バナージも母親から愛情深く育てられたみたいだし -- 名無しさん (2013-11-02 20:59:38)
  • もしも彼が冒頭で「私は貝になりたい」なんて口走ったら、どうなっていたんだろうか・ -- 名無しさん (2013-11-02 23:54:52)
  • ↑x3俺ら、結局勝てなかったもんなぁ -- クワラン (2013-11-03 00:02:18)
  • 酷い意見だが、始めてクロボン見た時が宇宙世紀の宇宙移民が棄民政策だとかの世知辛い話ばっか見てたせいか、木製が人類の最先端とか何呑気な事を言ってんだと思った。バーンズにもっと過激に論戦でボコられても文句言えないとまで思った。 -- 名無し (2013-11-03 02:48:12)
  • ↑ 逆にキツい環境や境遇だからこそ、僅かでも優越感を持たないとやっていけないじゃないかな。 -- 名無しさん (2013-11-03 11:11:09)
  • ↑確かに、↑↑のような見方だとトビアは木星の人達からは白い目で見られるな -- 名無し (2013-11-03 14:15:39)
  • かっぺーなのがなぁ…もっとロリ声のイメージだった、セイみたいな -- 名無しさん (2014-01-03 09:21:18)
  • ↑トビア、ちんこキャラだったのか…… -- 名無しさん (2014-01-21 17:43:15)
  • 続編やってるけど、トビアは出てくるのかなぁ(棒読み) -- 名無しさん (2014-02-27 22:14:21)
  • ↑5巻で敵がとあるキャラに「まさかお前…トビア・アロナ…」的なこと言って死んだけどどうなんだろうなぁ(すっとぼけ) -- 名無しさん (2014-02-27 22:17:39)
  • トビアのパワーってベルナデットを救うための無茶みたいなところもあったから、カラスの下についてもあまり力を発揮できずカリスト兄弟に潰されてたかもな -- 名無しさん (2014-04-24 00:36:28)
  • トビああああああさんは遠くに行ってしまった女の子を追いかけてったよ -- 名無しさん (2014-04-24 00:52:01)
  • ↑×17落ち着いて!あなたは銀魂六角事件編と紅桜編を見ながら、DOES・SPYAIRの銀魂系と隣人部の「ぼくらの翼」を聴きなさい。落ち着くわよ。 -- 志村妙 (2014-10-11 16:11:59)
  • 今月ついにシーブックさんにばらされた -- 名無しさん (2014-11-28 21:16:59)
  • ↑いやぁ、まさか彼とはまったくきづかなかったよ(棒)。 -- 名無しさん (2014-11-28 21:35:39)
  • ↑↑な、なんだってー(棒) -- 名無しさん (2014-11-28 21:40:37)
  • 先月号でフォント君を死刑にするか婿養子にするか花占いしているシーンがおもしろい -- 名無しさん (2015-02-25 02:39:04)
  • この人ずっと戦い続けて果てには名前と視力まで失ったのに自分の娘とも父だと名乗れないとかひどい人生だよな -- 名無しさん (2015-02-26 20:21:02)
  • ↑人に強要され続けたんじゃなくて、自分で選び続けた末の現在だから複雑よな -- 名無しさん (2015-02-26 20:30:46)
  • 唯1人クロスボーン4機を動かした男 -- 名無しさん (2015-06-16 16:17:00)
  • 「人の心の奥のことは知りようがない」とある意味ニュータイプの感応能力がん否定してるんだよな。 -- 名無しさん (2015-06-16 18:11:37)
  • というかクロスボーン・ガンダム一体でVガンダム3機撃破とか戦闘力がやばすぎる -- 名無しさん (2015-06-16 18:54:51)
  • 本人は一途だけどわりとモテるよね。トゥインクとかエウロペとか。カーティスになってからもフラグ建ててそうだし -- 名無しさん (2015-07-28 14:52:56)
  • なんとなくだけどNTに対する考え方がXのDOMEに近いよね。 -- 名無しさん (2015-08-07 15:48:51)
  • ギゾに破れ意識不明の重態。だがコーシャの協力を得て反撃開始(2機の一騎当千機と無印のラスボスを使い) -- 名無しさん (2015-12-28 13:39:51)
  • 戦いが終わったらベルに正体を明かすというのが死亡フラグに聞こえる・・・ -- 名無しさん (2016-01-15 07:58:25)
  • ついにベルにお父さんと名乗る事ができてよかった -- 名無しさん (2016-02-27 22:11:42)
  • 視力と引き換えに身長を手に入れた彼に対して何も失うことなく身長を得たギリとの格差問題は深刻である -- 名無しさん (2016-03-28 23:50:11)
  • カーティスの声優も勝平さんになるんだろうけど勝平さんの演じるキャラでカーティスの雰囲気に近いキャラってどんなのがいるんだろう? -- 名無しさん (2016-03-29 00:05:26)
  • しかし15年も必死にベル達の行方を捜していたのがなんとも辛いな。後日談短編マンガでもいいから早く合わせてほしい -- 名無しさん (2016-04-03 22:30:18)
  • ↑2 デュラララの赤林とかどうだろ、カーティスよりだいぶ昼行燈系ではあるけど -- 名無しさん (2016-04-14 07:11:12)
  • ちなみにマンサーナ・フローラの艦長代理って以前トビアがキンケドゥ(シーブック)と潜入した木星帝国の基地に居た女の子が成長した姿だったりして・・・・・・・・・? -- 名無しさん (2016-05-20 07:35:19)
  • 一応木星おじさんと違って物語中で正体がはっきりされているんだよね。 -- 名無しさん (2016-05-21 23:20:02)
  • マンサーナ・フローラの艦長絶対カーティスに対して上司以上の感情持っていそうだったよな。しょっちゅうカーティスの横にいるシーン見てて何故かナディアのエレクトラを思い出してた。 -- 名無しさん (2016-05-31 17:26:33)
  • 力量的には、七人トビア>髑髏心トビア≧視覚シンクロカーティス>クロボントビア>カーティス、って感じかな? -- 名無しさん (2016-06-09 14:11:10)
  • はたしてダストでの出番はあるのだろうか?木星圏はMS開発技術の衰退が無いみたいだし、さまよう幽霊はコロニー間で噂を追いかける位はできそうだからユピテル財団のお偉いさんとして出てきてもいいと思うのだが? -- 名無しさん (2016-07-07 21:40:02)
  • 15年間ベルとフォントを探している間、ずーっと花を千切りながら婿養子にするか死刑にするかブツブツ呟きまくっていたに違いない… -- 名無しさん (2016-08-07 05:02:51)
  • ↑これを見てなぜかトビアとベルナデットがイチャついてるのを見てずーっと花を千切りながら婿養子にするか死刑にするかブツブツ呟いてるドゥガチの姿が脳裏を…w -- 名無しさん (2016-09-18 12:38:43)
  • ↑ずいぶん娘馬鹿な父親だな(汗)この場合、ギゾは腹違いだがシスコン全開の兄貴って展開に・・・・ -- 名無しさん (2016-10-22 16:08:48)
  • トビアさんお盛んですね -- 名無しさん (2017-08-01 17:35:48)
  • なんか16年後に若き日に瓜二つな木星の少年が居たな。なお、16歳の模様 -- 名無しさん (2017-08-01 23:46:01)
  • あんなに息子そっくりだと帝国内で揉めるだろw空気の読めない誰かがツッコんだらどうするつもりだw -- 名無しさん (2017-08-07 21:49:20)
  • トビア時代よりカーティス時代のが長いんだよな、劇中時間どころか連載期間が -- 名無しさん (2018-02-19 18:59:39)
  • ↑2 トビアの顔知ってるやつらがもういないとかそっくりに見えるのは読者だけで劇中では言われると似てるレベルなのか、はたまた似てるからこそムーンムーンに行くという裏事情があったとか -- 名無しさん (2018-02-19 23:52:10)
  • スパロボXでついに先輩の若かりし頃と共演か -- 名無しさん (2018-02-28 19:42:49)
  • そういやニコルの顔については認識してんのかな?テテニスが教えてくれてるだろうけどもし知ってなかったらリアクションが面白そうだ -- 名無しさん (2018-07-11 23:32:44)
  • 12個↑、たぶんトビアがキンケドゥと一緒に潜入した木星帝国の基地にいた少女が成長した姿なんじゃない? -- 名無しさん (2018-11-27 15:59:45)
  • スーパーロボット大戦Tで声が共通しているサイ・サイシーとの援護攻撃や援護防御のセリフが聞いてみたい。 -- 名無しさん (2019-01-02 10:21:22)
  • スパロボXでの素直な性格故に誤魔化しきれないけど必死でやってる感好きw -- 名無しさん (2019-06-07 13:25:55)
  • トゥインクやエウロペなどの女性から好かれるフラグ一級建築士だけど本人はテテニス(ベルナデット)一筋で、カーティス時代では愛娘に近づく悪い虫は弟分だったりする(というかクロスボーンシリーズに登場する主人公はどいつもこいつもF9系の機体orその親戚or試作機の試作機だよね) -- 名無しさん (2019-06-14 16:19:18)
  • ↑ガンダムF91とF97(クロスボーンガンダム)とファントム(F99と木星版F97のミックス機)とアンカー(F90の試作機としてのF89の改修機)だよな。劇中ではトビアはF9系の機体には全部搭乗してるんだよね(F99は乗っていないし、そのF99のデータが取り入れられたファントムの場合はシュミレーターのみだが) -- 名無しさん (2019-06-17 10:35:26)
  • スパロボVのトビアの住む新西暦世界はヤマトがいる関係上火星生まれは目が赤いというけどじゃあトビアは火星生まれだった・・・? -- 名無しさん (2020-05-26 00:42:14)
  • ゲームによっては青目になるときもあるけど赤目…というか赤みがかった茶色の印象だなあ -- 名無しさん (2020-06-02 22:37:43)
  • ニコル、間違いなくタカ派の面々から突然変異じゃないかと疑われたことがあると思う。(DNA鑑定はしただろうし) -- 名無しさん (2020-06-13 03:36:17)
  • ニコルはトビアの整形前の容姿(トビアの息子である証)だから疑われても可笑しくはないよな父親が整形したトビアだとばれt(ら) -- 名無しさん (2020-06-14 12:39:45)
  • 「カーティス・ロスコが何者なのか明かそうとする」というのがゴースト作中で死亡フラグとして猛威を奮っていた。逃れられたのはシーブックただ1人 -- 名無しさん (2020-06-14 13:35:01)
  • もう休ませてあげようよ…… -- 名無しさん (2021-05-27 06:57:10)
  • ↑1 フォント達の戦いの裏で最後の戦いをやっていたそうだ。その話を今度のガンダムエースで描写するそうだ。 ↑2 シーブックには死亡フラグなど無意味…だったということだろう。 -- 名無しさん (2021-06-15 01:26:52)
  • ↑最新作の冒頭で永眠して葬式が行われた模様 -- 名無しさん (2021-07-04 16:00:17)
  • つまり生存フラグだな -- 名無しさん (2021-07-04 23:53:21)
  • ↑まぁ欺くための偽装だったんだけどね -- 名無しさん (2021-08-29 18:49:59)
  • カーティスさんは嫁が怖い。いやまぁ、あの一族の執念凄いもんね。 -- 名無しさん (2021-09-18 15:01:59)
  • 母親似のベルのことはめっちゃ気にかけているのに自分似のニコルに関しては割とほったらかしなあたりがガンダムシリーズの親っぽい。 -- 名無しさん (2021-09-18 15:13:02)
  • アラベル・・・いや、何でもない。 -- 名無しさん (2021-09-19 05:47:44)
  • 指摘されて改めて気付いたけれど、初陣からして「“作業用MSで操縦ならできる”でいきなりエースパイロットが駆る高機動戦・近接戦が十八番の最新鋭機を相手に銃撃を直撃させることに成功し、全く効かないまま接近されたことに動揺しつつもとっさに抜刀に反応できてる」とかしれっとやってることおかしいレベルのセンスあるんだよなあ……。キンケドゥも割とマジで「ほんとに実戦は初めてだったのか?!あの動きで?!」と驚いてたんじゃ…… -- 名無しさん (2021-09-19 10:59:25)
  • ↑そら強者マンセーなカラス先生も惚れ込んで勧誘しまくる訳だ -- 名無しさん (2021-11-12 17:57:55)
  • スパロボ次回作辺りでカーティス名義での参戦をお待ちしてます -- 名無しさん (2022-01-14 15:42:41)
  • 年齢的に荒事は引退だなと口にしてたけど、兄弟とも言えるクロスボーンガンダムと大立ち回りは、なんだかんだと言ってやめられないんだろうなぁ -- 名無しさん (2022-05-09 21:15:24)
  • 遂にテテニスに目覚めるドゥガチの血!さらばカーティス木星に死す!クロスボーンガンダムX11完! -- 名無しさん (2022-06-28 14:02:46)
  • 1巻終わりで回想やってるのにあと一巻分でどうまとめるの?と思ったらそうきたか。カーティス=トビアの戦いは本当に終わりにしそうだけどクロスボーンシリーズはまだ続くかもしれない? -- 名無しさん (2022-09-28 09:06:04)
  • ↑(財団BとかKの思惑で)何度でも蘇るさ! -- 名無しさん (2022-09-28 09:50:23)
  • ベルナデットがああも嫉妬深い性格だとは… カーティスもそりゃ大変だわ! -- 名無しさん (2022-10-06 01:19:50)
  • ニコルはカーティスとテテニスがマンサーラ・フロールとアルゴ号で別れる直前に出来た子どもだと想像。それなら発覚してもクロスボーン・バンガードを名乗っているカーティスに伝えることが出来なくても仕方が無いし。 -- 名無しさん (2022-10-07 01:33:26)
  • 思えば「トビアはとっさに宇宙海賊に立ち向かえる勇気があったばかりに全くの偶然で真実に気付いてしまった」が「カーティスはテテニスを支えるため過去を捨てる勇気があったばかりに自分の偽装に感づかれ不信を返されてしまった」とか皮肉にも程があるな…… -- 名無しさん (2022-11-06 17:43:21)
  • ↑3 無印でトビアがシェリンドンの話してた時に微妙に不機嫌そうだったり、スカルハートの口絵がトゥインクに懐かれるトビアにあからさまに不機嫌そうなベルナデットがいたり、割と片鱗はあった -- 名無しさん (2022-11-06 18:08:57)
  • 自分の娘くらいの年齢の女と何か仲良くなってる、と言うか惚れられてるっぽいはお前私がいない間に何やらかしたってなる。 -- 名無しさん (2023-01-29 09:00:51)

#comment

*1 宇宙世紀133年当時。生まれは117年前後になるだろうか
*2 物騒な準備をしていたことはキンケドゥにはバレていたが、彼の事をよく理解していたことと似た様な動機で戦っているからか放置されていた。そもそもキンケドゥが気づいたのはベラが正体を明かしたベルナデットをどう扱うかをクルーに告げるまさにその時でトビアはスイッチ一つで爆発が起きるよう仕込んでいたので、仮にベラがベルナデットを排除する方向で動いていた場合はキンケドゥがトビアを制止する前に行動を起こされていた可能性が高い。
*3 なお、『鋼鉄の7人』は宇宙世紀136年……という設定なので、まだ誕生日は迎えていないらしい
*4 『ゴースト』は『V』の裏側の話、宇宙世紀153年の話。ただし、「カーティス・ロスコ」としての戸籍年齢は異なっている可能性がある
*5 「あー」と声を出しながら、口の前で手を前後してみると反響の聞こえ方が変わるくらいは実感できると思う
*6 当時22歳前後
*7 ベルの父親捜しを手伝うフォントも父親ではないかと疑ったが、現在の顔がベルと全く似ていないため一度は候補から外していた
*8 DUST当時16歳、ベルとは12歳差
*9 事件発生当時6歳前後と思われる
*10 以下、年齢については『DUST』8巻より

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