からあげ(ながされて藍蘭島)

ページ名:からあげ_ながされて藍蘭島_

登録日:2011/06/03(金) 03:02:16
更新日:2023/08/08 Tue 16:55:02NEW!
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藤代健の漫画ながされて藍蘭島』の登場人物(動物)。
初登場は第2話「せまられて」。


CV:太田哲治



◆生態と活躍
藍蘭島に住むニワトリ。
すずの家の隣に居を構えており、後にすずの家に居候することになった行人は彼とその一家を「お隣さん」と認識している。
既に結婚して家庭を持ち、妻に「はつ」、娘に「もも」と「ささみ」を持つリア充
家族みな揃いもそろって名前がおかしい気もするが、きっと気のせい。


なお、とんかつを始めとして藍蘭島の動物は外の世界の同種とは異なる外見をしており、
それはからあげ(ニワトリ)も同様で、鶏冠や嘴などニワトリらしい特量を持つが、何故かほぼ球体のまん丸いフォルムをしている。


家族想いの優しいパパであり、隣人のすず、彼女の家の居候の行人にも暖かく接する好人物(好動物?)だが、
朝早くに一家で鳴く、おすそ分けのお返しにはつが産みたて卵を渡すなど、生態はいたって普通のニワトリ(見た目と人語を理解している事以外)。


そう、普通のニワトリと思われていた(見た目と人語をry)。



が、




実はその正体は、藍蘭島の東西南北をそれぞれ統括する四人(匹?)のぬしの一人であり、
行人やすずたちが住む西のエリアをシメる「西のぬし」であった。


当然すずたちはその素性を知っているのだが、主人公の行人には「面白いから」という理由でからあげが自身の正体を隠し続けた*1ため、
原作9〜10巻の狩り物競争(アニメでは最終回の藍蘭島からの脱出)での行人の試練「全部のぬしと戦う」で、最後のぬしとして行人の前に立塞がった際には、
自分が西のぬしだということを彼に全く信じられず、業を煮やした周囲に行人が自分に無理矢理目線を合わせられた上で「コレ!」と示され、ようやく気付いた彼にしばし呆然とされた。


島のぬしの中でも最強という実力から、圧倒的な実力差で行人を追い詰めるが、行人の最後の作戦に引っかかり敗北した。



◆からあげの技

  • 飛鶏流「風車」

回転しながら突っ込む技。


  • 飛鶏流「木枯らし」

目にも止まらぬ速さで連続攻撃する。
本人曰く、準備体操のようなもの。


  • 飛鶏流「旋風」

小さな竜巻を発生させ、相手を吹き飛ばす。


  • 飛鶏流「旋風鬼」

詳細は不明。


  • 飛鶏流必殺「疾風怒濤」

飛鶏流の奥義らしいが、不発のため詳細は不明。


以下、ネタバレ




「島のぬしの中でも最強クラス」と称される強さの秘密は、自身の育ての親であり、幼馴染だったすずの母・すずらんと、
「いつか空を飛ぶための特訓」と題した様々な修行*2をクリアしたため。
なお、すずらん本人はからあげがニワトリ…つまり飛べない鳥であることを知らず、本気で彼のためを思って修行を考え、それに付き添っていた。


さらに、その修行によって実力がついた頃に、自身がニワトリの雛であり、特訓しても空を飛べなかったということを知ったすずらんからその旨を告げられ、
あまりの衝撃に衝動的に家出し、グレて半ば自暴自棄に島の強者に次々と挑みかかり、実戦経験を積んだこともその強さの源となった。


そうして、喧嘩三昧な荒れた日々を送った結果、気が付いた頃には『黄金の魔弾』という異名で呼ばれ、その強さに一目置かれるまでになっていた。



その後、西の若手三強(からあげ、たかたか、すめらぎ)て「死利鳥団」という暴走族紛いの集団を結成し、畑の作物を荒らしたりしていた。
…尤も、動物も自分と同種以外の動物や人間と意思疎通でき、普通に人間と同じようなアイデンティティを確立している藍蘭島では確かにこれは悪事なのだが、
「畑の作物を荒らす」という点だけを見れば(一般的な)鳥の行動であり、外界の鳥を知る行人には「外界からすれば普通に鳥の生態」とツッコまれた。


しかし、幼馴染(?)の悪行を見逃せず、直接からあげに直談判したすずらんの「必死の説得」により、「死利鳥団」はわずか一週間で解散となった…ことになっているが、
実際には、「悪いことをやめろ」と言いに来たすずらんを、上述の特訓等の過去を持ち出して「お前がそんなこと言えた義理か」と黙らせたはいいものの、
調子に乗ってすずらんの悪口どころか「禁句」とされたことまで仲間の前でバラしてからかい、逆鱗に触れられたすずらんに三人(羽?)纏めて〆られたのが原因。


ちなみに悪口の内容はお寝s……ゴキべきゴッぐしょメキぐりぐりぐりメメタァ
(あねさんにより粛清されました)


からあげ「二度と言いません二度と言いません二度と言いまs(ry」


こうしてすずらんに(腕づくで)更生された後は、悪事は止めつつも島の強者たちとの手合わせは止めず、結果「西のぬし」となったが、
はつと結婚し、娘が出来たことで家族・家庭第一のマイホームパパとなり、現在に至る。


すずらんとの関係は彼女が結婚してからも変わらず、姉弟のような関係(結婚前の彼女と二人並んでいる姿を「島最強姉弟」と言われたりしている)であり、
彼女の娘であるすずのことも、まるで自身の娘のように可愛がっており、嵐によって突然両親がいなくなった彼女の事を気に掛けている。


なお、「いつか空を飛べると思って特訓していたら生物的に飛べないと宣告された」ことは今でもトラウマとして強く残っており、
自身が飛ぶ姿の夢を見る事があるという(実際に一度その描写がある)。



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  • ちなみに鶏は訓練すると飛べる -- 名無しさん (2023-02-23 23:05:53)

#comment

*1 すずたちに行人が「西のぬしって誰?」という質問を投げかけた際、彼の隣にいた自身を指さして「そこにいる」と告げられた際には、身軽さを活かして行人の視界から外れ続け、結果としてバレなかった上に「気配は感じるのに全く姿が見えない」という恐怖体験を彼に味わわせている。
*2 石を引きずっての走り込み、鮫に追いかけられながらの海中水泳、崖から文字通り「あいきゃんふらい!」(当然失敗)など。

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