登録日:2013/08/12 Mon 13:43:12
更新日:2023/11/07 Tue 13:44:44NEW!
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漫画家 松本しげのぶ コロコロコミック デュエル・マスターズ 大先生 ヒューマノイド 和歌山県 ゲゲゲの鬼太郎 ぷよぷよ 鬱展開 ギャグ漫画家 ←なのにアクションを描く ヒーローズ・カード す~ぱ~ぷよぷよ
松本しげのぶは、日本の漫画家である。
愛称は「松本大先生」。好物は鳥の唐揚げ。
【経歴】
1973年2月15日 和歌山県で生まれる。
水木しげる氏の大ファン*1であり幼少期から絵を描くことが好きな彼は、ギエピーの作者である穴久保幸作氏の元でチーフアシスタントとして修行した。
1990年『登校一番!!』で小学館新人コミック大賞児童部門佳作を受賞。同年『す~ぱ~ぷよぷよ』でコロコロコミックでデビュー。
デビュー当初は読み切りや読者コーナーの挿絵を担当しており、まだマイナーな方だった。
1997年初の連載作品『おどろき!ももの木笑店街』開始。
そして1999年代表作である『デュエル・マスターズ』連載開始。
連載当初はMagic the Gatheringを題材にした漫画で、この辺りからアクション漫画を描くようになった。
2002年に松本先生の一言とコロコロ編集部、及びタカラトミーの意向により
新たなTCG『デュエル・マスターズ』が誕生。
黎明期からクリーチャーのイラスト原案、パッケージイラストや宣伝ポスターの作成、カードゲームの制作に携わるようになり、一気にメジャーになった。
2018年から別コロにアニメ・ゲゲゲの鬼太郎のタイアップ漫画を連載していた。
一男一女の父でもあり、育児サイト「はぐすて」で長男を主役とした育児漫画を描いた事もある。
【作風】
絵柄はデフォルメ調でかなり質素なタッチであるが、ハードでシリアスなアクションを多く手掛ける。
また尊敬する水木先生の影響もあり、人間キャラクターよりも人外キャラクター(マスコットキャラ、ケモノ、クリーチャー等)を描くことが多い。
そのクリーチャー造形に関してはかなりハイレベル。DMEX-15の大先生レアではそのセンスを如何なく発揮している。
キャラクターデザインは良くも悪くも奇抜。「普通ではない」の一言に尽きる。
熱血主人公やその親友である眼鏡キャラといった王道的な物だけでなく、
“小学生女子なのに巨乳で人知を超えた怪力を持つ”
“生後一年も満たない赤子なのに顔が濃くハードボイルドなダンディ”
“バケツを被った貧相な外見の国務総監”等、人によっては変人かと思うような 読者の斜め上にぶっ飛んだキャラクターが多い。
他にも厨二病や偽善者の特徴をそのまま絵に表したようなキャラも多い。
また題材と掲載誌にカモフラージュされている側面があるが作風や展開自体はかなりハード且つ陰鬱で、肉体的にはもちろん精神的な意味でも「これ掲載誌間違えてません?」と突っ込まれるようなハートフルボッコな描写はしょっちゅう。
寧ろ深読みが出来る大人になってから読んだ方が味わい深く感じるだろう。白凰の沿革なんて下手な青年誌でも中々見れない程度には凄絶。
【デュエル・マスターズ原作者として】
デュエル・マスターズのコミカライズ担当と思っている方が多いかもしれないが*2、実際は前述の通り黎明期からカード製作などに携わっている。
そもそも「シールドを全てブレイクし相手に直接攻撃したプレイヤーが勝利する」という根本的な基礎ルール自体が氏の提言を切っ掛けに生まれた物である。
他にも看板種族アーマード・ドラゴンの「鎧をまとった龍」というデザインコンセプトも氏が生み出したもの。
今日まで続き多くのプレイヤーに愛される『デュエル・マスターズ』というゲームは、正に氏が生み出したと言っても決して過言ではなく、氏が居なければ決してこのカードゲームは産まれることはなかっただろう。
氏の愛称である『大先生』はあくまでも自称ではあるが、それに決して負けることがない相応しい功績であるのがよく分かる話である。
そのため、コミカライズ担当というのは全くもって適切な表現ではなく、デュエル・マスターズにおいての大先生は「デュエル・マスターズというカードゲームのそのものの原作者の一人」であり、どちらかというと遊戯王の原作者の高橋和希に近いポジションである。
より正確にデュエマの立ち位置を説明すると、
- 「カードゲーム『商品』としてのデュエル・マスターズ」の原作・権利元はタカラトミーとWotCが担当。
- 「『コロコロ漫画デュエル・マスターズ』及びそれを元にした『メディアミックス作品デュエル・マスターズ』」の原作者及び権利元であるのが大先生。
とこの三者がそれぞれ『デュエル・マスターズ』の原作者であり権利を分割して所有している。
そしてこの三者『タカラトミー』『大先生』『WotC』が合同で作り上げた一つのカードゲームが我々のよく知るTCG『デュエル・マスターズ』である。
その為デュエル・マスターズというカードゲームはこの三者の誰が欠けても成り立たないのだ。
ちなみにこのような販促作品を連載している方としてはぶっちぎりで長く関わっており、シリーズこそ変われど20年以上一人の人物が関わっているというのは極めて異例な事態であり、氏のカードゲームに対する貢献度合いが分かると思われる。
自身がラフデザインを手がけたカードも500枚以上にわたる。
それらの大半は公にされてないが、明かされている中では《終焉の禁断 ドルマゲドンX》、《零龍》、各種キングマスターカード、ジョーカーズの大半が該当する。
基本的に各キャラクターが使用するメインクリーチャーを担当しているとの事。
このあたりの裏話はコロコロオンラインの各種インタビューでも語られている。
そしてこれらをあまり公にしてこなかった関係でデュエマのプレイヤーから根本のルールやらデザインに関わったことに対して知名度があまりなかったせいで悲しいことが起きたことを『VS』10巻のおまけ漫画で語られていたりする。
「おはスタ」内で放送されたドラマ『デュエル・マスターズソウル』では本人役で出演。
同番組の看板キャラクター・番長(演:松風雅也)が原典主人公・切札勝舞そっくりの少年竜牙攻(演:山田健太)と共に何者かに誘拐された作者を助けるため、14人の強豪デュエリストとデュエルを展開していき勝ち進んで行くというストーリーだった。
彼らデュエリストを演じるのが当時おはスタを見ていたキッズなら誰もが知る人たちばかりというのも見どころの一つ。
【主な作品】
おどろき!ももの木笑店街
デュエル・マスターズシリーズ
デュエル・マスターズ ビクトリー
デュエル・マスターズVS
デュエル・マスターズ(2017)
デュエル・マスターズ キング
デュエル・マスターズ WIN
錬人-レンジン-
ゲゲゲの鬼太郎
【カード化】
さて、そんな松本大先生だが、三人の制作スタッフの一人としてカード化され、DMX-12ブラック・ボックス・パックに収録された。
松本大先生 P 火文明 (3) |
クリーチャー:ヒューマノイド 2000 |
自分のH.C(ヒーロー・カード)を持つクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。 |
ヒーローズ・カードを持つクリーチャーのコストを1下げる能力を持つ。
これによりヒーローズ・カードが通常版のほぼ完全上位互換になった。
大型クリーチャーに使うとコッコ・ルピアの劣化版になるので、小型クリーチャーに使って大量展開させるのがベター。
因みにフレーバーテキストは何故か福祉活動家のヘレン・ケラーの名言
「もしも、この世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう」である。
松本大先生の座右の銘という説が有力だが詳細は不明。
アニメ「ビクトリーV」でも登場。
切札勝太VS亜部真理亜のトッキュー8で、《[[爆竜 GENJI・XX>爆竜 GENJI・XX]]》を出すための火のマナが無く困惑していた時に勝太がドローしたのがこのカード。
勝太「何だぁー!?このカード!?」
真理亜「うわぁ~その変なカード何~!?何故か凄まじいプレッシャーを感じるわ~」
勝太「でもなんか、乱暴に扱っちゃダメな気がするぜ」
と言いながら丁寧にマナゾーンに置き、GENJIを召喚したのであった。
さらに「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」で《松本大大大先生》の名で再びカード化。
松本大大大先生 P 火文明 (4) |
クリーチャー:ヒューマノイド 3000 |
自分の、イラストレーター名がShigenobu Matsumotoのクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。 |
自身がイラストを手掛けたクリーチャーの召喚コストを下げる。
登場時には碌な使い道が無かったが、2021年6月にデュエルマスターズの名シーンをカード化した記念パック「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」が発売。
当然漫画の切り抜きがカードイラストで用いられている(つまりこのカードのコスト軽減対象になる)他、轟く侵略 レッドゾーンなど実用性のあるカードも多数収録されている為、ある程度強力なデッキが組めるようになった。
尚フレーバーテキストは《松本大先生》と全く同じ。
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▷ コメント欄
- 松本デュエラーズ -- 名無しさん (2013-08-12 13:56:33)
- 大先生の描くポケモン漫画を読んでみたい。 -- 名無しさん (2013-08-12 16:21:33)
- ビクトリーより初代のデュエマの方が面白かった -- 名無しさん (2013-08-12 20:33:33)
- MTG編は素直に面白いと言える出来だったな。無印7巻以降…あっ(察し) 。 -- 名無しさん (2013-08-12 20:37:27)
- バーストショットの時の絶望感とかすごかったような -- 名無しさん (2013-08-12 20:51:29)
- ↑ああ、第1期最終回のザキラ戦ね -- 名無しさん (2013-08-12 21:01:56)
- ↑あの回は腕が吹っ飛んだり仲間が死んだりと衝撃だった -- 名無しさん (2013-08-12 21:10:25)
- 考えてみれば松本先生が居なければ、デュエマは生まれて無かったし、彼自身もあそこまで出世する事も無かった…… -- 名無しさん (2013-08-16 16:47:50)
- 商店街の世界ではウ○コ型のカレーパンとかおっぱい丸出しのセーターとかが大ヒットしてたな -- 名無しさん (2013-12-11 19:32:41)
- ↑9あれ?それなんかドラベースか何かで聞いたような気が・・・ -- 名無しさん (2013-12-11 19:38:37)
- マジックの時は面白かったんだが、DMになってから展開がメチャクチャになったな。
ゲームそのものの変更で仕方ない点を除いても、設定やキャラがコロコロ変わってたし… -- 名無しさん (2014-01-27 13:11:45) - 松本先生いなくてもデュエマは生まれたと思うよ -- 名無しさん (2014-02-16 21:20:33)
- キャラ作りは結構うまいと思う -- 名無しさん (2014-03-16 12:50:57)
- デスノートの作者みたいにコンビで活動したらどうかな? -- 名無しさん (2014-03-29 14:05:38)
- MTG時代の「ハルマゲドン、超動!!!」→「対抗呪文で^^」といい、スーサイドブラックユーザーが「安全な戦法なんかクソくらぇ!!」って絶叫してた辺り、あの頃は押さえるべきポイントをきっちり抑えれてた印象だったなぁ -- 名無しさん (2014-07-11 21:14:17)
- >>そもそもこの人は、植田まさしや西原理恵子のような 西原はともかく、大御所の植田先生を引き合いに出すなんて失礼すぎるだろ。 -- 名無しさん (2014-11-14 19:22:02)
- この人ってなんで「大」先生と尊称が付けられてるの? -- 名無しさん (2015-06-27 11:57:54)
- ひかわ先生を鬱にさせた戦犯の1人 -- 名無しさん (2016-05-25 21:37:58)
- でんぢゃらすじーさんの校長の名前候補 -- 名無しさん (2016-11-11 18:17:02)
- ひかわ先生は株で儲けただけなんだよなあ -- 名無しさん (2016-11-11 18:50:49)
- 最新巻の作者のページから禍々しい病みっぷりを感じる。 -- 名無しさん (2016-11-12 15:15:01)
- VS最終回後に作者交代しそうな気が… -- 名無しさん (2016-11-19 22:14:18)
- ↑5関係ないから変なレッテル貼るな -- 名無しさん (2017-01-10 19:17:41)
- 作者交代やコンビ結成もせずに来年度も活動する模様。 -- 名無しさん (2017-01-16 00:32:45)
- ↑5 それも確定ソースないよ(ある書籍が取り上げてたけど、そもそもその本自体ネットがソース) -- 名無しさん (2017-01-16 02:35:38)
- マキバオーとかクロちゃんもデフォルメな絵柄なのにハードなアクションやってるのが何も言われなくて松本しげのぶだけ「毛嫌いする人が多い」と書かれるのはなんでや? -- 名無しさん (2017-02-18 16:54:57)
- ↑よくわからないが、生理的に受け入れられない人が多いらしい。あと伊原しげかず氏を始めとする他のデュエマ漫画と比べて見劣りするのだろう。 -- 名無しさん (2017-02-21 20:10:13)
- ↑いやその理屈はおかしい。具体的に何が生理的に受け入れられないか・どう見劣りするのか書いてない(俺も松本氏の漫画は好きではないがあったら読む程度で嫌いではない)し、そもそもツイッターやイラストSNSでの話題・人気と現時点のこの記事の記述と釣り合ってない -- 名無しさん (2017-04-03 14:11:52)
- 例によって作品データベースの評価から参考にしたんじゃないの? -- 名無しさん (2017-04-03 16:22:32)
- もしそうなら文章力ある人に追記してほしいな、あそこアンチの溜まり場だし -- 名無しさん (2017-05-10 20:18:18)
- 作品データベースをチェックしてみたが、酷い叩かれぶりだな。それに対してデュエルジャックが高評価で月とスッポンの扱いをされてる。 -- 名無しさん (2017-05-24 12:51:47)
- この人ギャグやりたけどシリアス・エグイ展開の方が筆が進むタイプじゃないのかと思ってしまう -- 名無しさん (2017-06-25 23:52:25)
- コロコロの漫画だから仕方ない面もあるがとにかく設定が変わりまくるタイプ MTGからDMカードに移行する時も当初は選ばれた決闘者のみ扱えるカードとか説明されてたのにその後全世界のありとあらゆる人に普及したし -- 名無しさん (2017-06-25 23:59:26)
- ↑おまけ漫画で担当編集者の意向で泣く泣くそうしているという事が明かされている。 -- 名無しさん (2017-06-26 07:16:16)
- コロコロよりまんがタウンの方が適していると思う。 -- 名無しさん (2017-09-25 04:19:23)
- あの世界のMtGが完全にデュエマに置き換わった感じすこ -- 名無しさん (2017-09-25 04:43:47)
- 報告にあった違反コメントを削除しました 他にも消されるコメントに該当するものが多いためリセットしたほうがいいと思います -- 名無しさん (2017-09-28 20:39:44)
- 偽キサナドゥの初登場シーンとかエグいシーンはすごいよねこの人… -- 名無しさん (2017-09-28 21:27:24)
- 鬱病になっていた事について記述したいと思うのですが、喧嘩の元になるのでやめた方がいいでしょうか? -- 名無しさん (2017-09-28 23:23:17)
- 漫画版VSの作者漫画見るとこの人結構追い詰められていたんだなって思う、まあ10年以上やっていると色々思うことはあるか -- 名無しさん (2017-11-08 00:13:35)
- 鬼太郎に泥塗ったのは絶許 -- 名無しさん (2018-08-05 00:47:02)
- 主人公の使うクリーチャーは大雑把に描くのに女性系クリーチャーにはやたら力が入ってジェニーとか誰てめぇのなっている -- 名無しさん (2018-09-29 23:12:52)
- 曽山先生との仲良し話好き -- 名無しさん (2019-05-11 22:36:11)
- すげえ項目だな、アンチ記事かな? -- 名無しさん (2020-01-30 18:53:46)
- 小学館漫画賞受賞おめでとうございます!!! -- 名無しさん (2021-01-19 21:19:05)
- ↑4初期しか知らないけど黒城戦の時に出た勝舞のドライアドとかなかなかエロかったよね -- 名無しさん (2021-07-03 11:50:10)
- いつの間にか良い感じに追記されてるな。バサラの友達周りの話とか、何食ったらあんなの描けるんだろうか…。 -- 名無しさん (2021-07-11 01:32:39)
- この人の連載デビュー作はいい感じに狂ってるから気になる人は一回見てほしい(無料試し読み可能) 俗に言うはす向かいシリーズ -- 名無しさん (2021-12-25 07:40:08)
- というかさ、年に何度も販促の関係で根本の設定すら変更した内容を書け&月刊連載でページ数も限られる、で整合性を合わせることが出来る作者なんて居るわけないよ。そう考えるとこの人は全然整合性を合わせて描けてる方だし何一つとして責任無いよね -- 名無しさん (2022-08-19 07:36:23)
- 販促漫画の販促対象が変わるっていう前代未聞の無茶振りをこなした凄いお方。 -- 名無しさん (2022-11-12 17:14:04)
- デュエマの超基盤ルールの原案者なのに、大先生いなくてもデュエマは成立したとか難癖叩きにも程があるコメント多くね?なんなんこの記事 -- 名無しさん (2023-01-26 19:37:03)
- 自身のキャラ虐の中でも特に洗脳ネタが大好きなイメージ。勝舞編だけで何回やったか分からん -- 名無しさん (2023-03-18 11:34:51)
- コロコロ界の曇らせ担当 -- 名無しさん (2023-04-28 02:54:26)
- コミックスの巻末にある大先生の仕事っぷりを描いた話は昔は「大変だなー」くらい他人事感覚だったが今読むとブラックすぎて全く笑えない…数日で何十ページも描かされユンケル漬けや鞭打たれて働かされるアシスタントとかよく掲載許可が出たな(ジョークだとしてもタチが悪い) -- 名無しさん (2023-06-17 21:48:45)
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*2 この記事のコメント欄でも過去にはそのようにしか考えていないような発言が散見される
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