キングジェイダー

ページ名:キングジェイダー

登録日:2010/04/25(日) 09:08:43
更新日:2023/10/26 Thu 11:25:11NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



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出港の時は来た!


発進!ジェイアーク!!


了・解!




勇者王ガオガイガー」に登場した巨大ロボ。
初登場はNumber.31(第31話)「さらばGGG」。


CV:真殿光昭



【概要】

赤の星の指導者アべルが機界31原種に対抗するために作った超弩級戦艦ジェイアーク。
31原種に対抗すべく31隻作られアーク艦隊として構成された。


緑の星が作り出した無限情報サーキット・[[Gストーン>Gストーン]]を赤の星の技術で純粋にエネルギー供給のみ改造したJジュエルが動力源。
故に、単純なパワーはGGGの勇者ロボよりも上であり完全な異星のオーバーテクノロジーで製造されているため完成度や機能では比にならない。


対原種システムは


  • Jジュエルを動力源とする『ジェイアーク』
  • ジェイアークとフュージョンする戦闘用サイボーグ『ソルダートJ
  • 原種を浄解し、これと対消滅することを目的とした複製人間『アルマ
  • 生態コンピュータ『トモロ

これら4つの要素がそろって初めて本来の機能を発揮するのだが、実戦配備されるころには赤の星の機界昇華は取り返しのないレベルまで侵攻されてしまった。
そのためトモロを搭載せず、戦線に出るも返り討ちに会い赤の星は機界昇華されてしまった。
壊滅されずに残った一隻はオリジナルのアルマを乗せて離脱し、阿蘇山の火口に隠される。


31原種を確実に仕留める筈であった究極のシステムは青の星、地球でその真価を発揮することとなる。
ちなみに31機も建造されたのはそれぞれ原種と対消滅すなわち相打ちを前提に運用する予定だったからとされる。
しかし、本編での原種に対する無双ぶりを見ていると、そんなに作るより上記4要素を兼ね備えた完成品を優先させろと言いたくなるが……



【ジェイアーク】

全高:107m
重量:32,720t以上
最大出力:約48,870,000,000kw
最高飛行速度:約108,000,000km/h


機界31原種を殲滅するために建造された超弩級戦艦。
通常はこの形態で運行されており、劇中ではソルダートNo.J-002が搭乗。
大気圏内外を問わず航行でき、海中だろうが地球のマントル層内部だろうが物ともせず作戦行動が可能になっている。
そしてGGGのセンサーによる探知すら無効化する高いステルス性も兼ね備える。
ちなみに全ての船体装甲、内部機器、武装(ミサイル含む)は太陽の光を利用して修復・再生・補充ができる。
これを31機も量産した赤の星って…


なお、阿蘇山から浮上後、1分足らずで東京に到着。ガオガイガーはおろか、GGGベイタワー基地を屠った三大原種の元に到着した。ESミサイルでも使ったのだろうか。



◇装備

Jジュエル
対機界31原種用兵器の中枢ユニットとして、Gストーンを赤の星の技術でエネルギー供給のみに特化して改造された動力源。
Gストーンと同じくゾンダーメタルと対消滅する特性を持つが、これ自体に浄解能力はない。


◆反中間子砲
原子核内の反発し合うクーロン力は中間子によって抑えつけられている。
反中間子砲はこの中間子と対消滅するフィールドを形成・射出する兵装であり、物理的な強度を無視して物体を原子崩壊へと導くことが出来るという、よく考えると割とトンデモない威力を持つ。
ジェイアークの主砲として8門搭載されている。
強力な反面、破壊力が高すぎるため原種相手では原種核をも破壊してしまいかねず、やや使用し難い武装でもあった。


◆ESミサイル/ES機雷
ESウィンドウを開くことで敵拠点の別次元への放逐や、自機の別次元への緊急回避を可能とする。


◆ジェネレイティングアーマー
全体を覆うバリアシステム。Jジュエルから発生させたフィールドにより、ほとんどの物理的攻撃・光学兵器による攻撃を相殺出来る。
マグマも平気。ブロウクンマグナムも平気。


◆ジュエルジェネレイター
ジェイアークの動力機関。Jジュエルを核とし、そこから抽出されるエネルギーを増幅して機体全体に伝達する。


◆トモロ0117
ジェイアークの操舵と中央管理、火器管制を担う生態コンピュータ。
トモロの搭載の遅れが赤の星敗北の決め手となってしまった。
因みに0117は米たに監督の息子の誕生日からとかなんとか。



ジェイバード、プラグ・アウトッ!


【ジェイバード】

ジェイアークから艦橋を含む上面一部がプラグアウト(分離)した形態。
ジェイアークに比べ旋回能力が高く反中間子砲も使用できるが、
この形態から即座にジェイダーにスタンダップ(変形)するのが通例であるため、この形態で運用されたことはほとんど無い。
また、ジェイバードがプラグアウトした状態のジェイアークはジェイキャリアと呼ばれる。




フュージョンッ!!


ジェイバード!プラグ・アウトッ!!


ジェイッ!ダァァァァァッ!!


【ジェイダー】

全長:25,3m
重量:204t
最大出力:391,000kw
最大走行速度:405km/h
最高飛行速度:約500000000m/s


ソルダートJがジェイバードとフュージョンしたメカノイド形態で、ガオガイガーにおけるガイガーにあたる。
しかしガイガーに比べると反中間子砲やプラズマソードなど武装は充実しており単体での攻撃力は高い。
速度に関しては作中でも群を抜いている。


また、下半身のみをプラグインした状態は『ジェイライダーモード』と呼ばれる。
ちなみにこれは玩具で遊んでて思いついたらしい。


◇装備
プラズマソード
ジェイダーの両腕に装備された斬撃格闘兵器。


プラズマウィング
ジェイダーの背面に発生する発光する羽根。推進装置の一種であり、これを展開することでジェイダーは高い機動性を発揮する。





メガフュージョンッ!!



キング……!ジェイッ!!ダァァァァァッ!!!


【キングジェイダー】

全高:101m
重量:32,720t
最大出力:244,360,000kw
最大走行速度:195km/h
最大飛行速度:マッハ3


ジェイダーとジェイキャリアーがメガフュージョンし、合体・変形したジャイアントメカノイド。
その兵装は地球圏ではまだ実用化されていないオーバーテクノロジーが山盛りで使用されており、ガオガイガーを凌ぐパワーと火力を誇る。


合体時にはジェイキャリアが半ばで折れて前半分が胴体後ろ半分が下半身に変形。
さらにジェイダー脚部が分離し、上半身が頭部、分離した脚部が腕部としてそれぞれジェイキャリアと合体し人型になる。
腕の縮尺が明らかにおかしいだろとツっこんではいけない


全高101mという巨体でありながらミドルキックなど格闘戦すらこなす運動性と機動力を持つ。


地球における対機界31原種戦において、初の本格実戦にも関わらず原種三体を瞬く間に倒し、以降も着々と原種を撃破、その比類なき戦闘力をいかんなく発揮する。
しかし木星におけるZマスターとの最終決戦において行方不明となってしまい、数年後までその消息は絶たれることとなる。


◇装備
◆反中間子砲
◆ESミサイル/ES機雷
ジェイアーク時と同様。


◆5連メーザー砲
宇宙空間に漂う分子雲を電磁波を放ちやすい高密度の逆励起状態に保って密閉し、誘導放射によって電磁波を増幅、目標に照射する。
ガオガイガーの攻撃が通じない原種のバリアを正面からぶち抜いてしまうほどの威力がある。
両腕の指先に一門ずつ、計十門が装備され、反中間子砲と共にキングジェイダーの基本攻撃手段として使用された。


◆10連メーザー砲
両手の5連メーザー砲をまとめて相手に叩き込む。
ピア・デケム・ピークに零距離で使用した。


◆ジェイクォース
ジェイアークに装備された対原種用最終兵器。
Jジュエルのパワーのオーバーロードによって発生した炎を錨状のパーツに纏わせ射出し、目標を貫通し原種核を摘出する。
この一撃は出力次第で惑星、少なくとも地球サイズを一撃で粉砕する事もできる。
また、数秒のチャージだけで連射まで可能な優れもの。
FINAL』では射出せず直接相手に叩きこんでおり、最終的には光にされたとはいえ、ゴルディオンハンマーと真っ向から打ち合ってみせた。
スケールは大きく派手だが、量産機らしい汎用性の高い兵器である。
キングジェイダー時には右腕に、ジェイアーク時には艦首に装備され、いずれの形態でも使用が可能である。
ジェイキャリア状態でもジェイダーから遠隔発射させることができる。
その性能の高さをパルス・アベルは認めつつも大いに警戒していたようで、ピア・デケム・ピーク戦では既にジェイクォースを失っている状態を指摘してほくそ笑む程であった。


なおこれだけで980tと700t前後のガオガイガータイプよりはるかに重い。が、彼らに手持ち武器として振るわれたり保持したままブロウクンマグナムで撃ち出されたりもしている。


◆ジェイフェニックス
パルパレーパによって操られた獅子王凱が搭乗するガオファイガー(レプリジン)によって光にされたジェイクォースの代わりに、
自ら炎を纏い火の鳥と化し相手に突撃するキングジェイダー究極の荒技。
言わば、キングジェイダーそのものを使ったジェイクォース。


いかなる敵も粉砕する攻撃力を持つがエネルギーの消費が凄まじく、一度放てば行動不能に陥ってしまうという、まさに捨て身の技である。


不死鳥は…
炎の中から蘇る!
炎の中から蘇る!


しかし、原作では避けられてしまった


だが、スパロボでは当たり、専用セリフもあり、そして揺れる



他にも脚部の空対空メーザーミサイルや、劇中未使用である足先のランチャーが装備されている。
また、ゲームで描かれたnumber43.2「金の牙、銀の爪」では、ゴルディーマーグと協力して、シルバリオンハンマーでジェイダーヘルアンドヘブンを放っている。
FINALが参戦していないため上記のジェイフェニックスが使用できないスパロボBXでは、このシルバリオンハンマーが採用されている。



◆凍結プログラム
JアークのAIトモロとJジュエルを強制停止させるプログラム。
発動権限はアルマ(およびパルス・アベル)にあり、本来は本機が悪用された際に発動されるはずだったが、『FINAL』にて復活したパルス・アベルによって発動され、Jアークは身動きが取れなくなる。
しかし追い込まれたルネのGストーンとJのJジュエルの共鳴反応によって解除され、キングジェイダーは復活を遂げた。



挿入曲は『美しき光の翼』、FINALでは『J』。
この『J』という曲は謎の吟遊詩人『※-mai-』が熱唱している。何やってんスか監督…




【その他】

【ジェイバトラー】

number43.5『超弩級戦艦ジェイアーク 光と闇の翼』(「FINAL the COMIC」に収録)に登場。
ジェイアーク艦隊の一機ではなく、31機の指揮官機として製造された主力艦。
出現時期は、PS版に収録されたnumber43.2「金の牙、銀の爪」におけるEI-72・EI-73が出現した事件のすぐ後である。


どこかの惑星の火山帯で眠りについていたが、ゾンダリアン化したソルダートNo.J-019(CV:真殿光昭*1)が発見し、女性型アルマ(を模したアンドロイド)と共に搭乗する。
Jジュエルはゾンダーメタルに置き換わっており、再生能力を有する。
また、どの形態もゾンダーバリアーを使用する。
トモロは搭載されておらず、黒いジェイダー・バトラーが分離している間、黒いジェイキャリア(名称不明)の機能は停止する。



【キングバトラー】

バトラーがメガフュージョンしたジャイアントメカノイド。
Jジュエルから置き換わったゾンダーメタルの力によって強さが増している。
その力は原種にも匹敵すると言われ、おそらくこれまでに出現したゾンダーロボ中最強である。


劇中ではキングジェイダーと交戦。
No.J-019は半浄解されており、ゾンダーの力に抗えず戦う姿はとても切ない。


なお、number43.5内ではバトラーおよびキングバトラーと呼称される場面が無く、初出から25年近く正式名称が不明だった。
また、『オール ザット ガオガイガー ―勇者王大全―』では漫画のコマも使用され、2005年12月の交戦記録の中でジェイバトラーと共に便宜的に「黒いキングジェイダー」と記載されていた。


後にユージンから『キングジェイダー(BLACK LIMITED)』名義でフィギュアも発売。それゆえか、ファンからは「ブラックキングジェイダー」とも称されている。



株式会社ホビージャパンが配信している公式漫画サイト「ファイアCROSS」に収録された公式外伝漫画『キングジェイダー -灼熱の不死鳥-』にて、謎の復活を果たす。


Zマスターとの戦いの末、ザ・パワーの影響により空間を越えて九千万光年も離れた宇宙の果て<ヴォイド>に飛ばされたJの戦士たち。
ジェイアークを修復し今後を考える彼らは、宇宙全体の収縮現象を目の当たりにする。
連続ESドライブで現象の中心地点へと向かう彼らは、同型のジェイアーク=ジェイバトラーと遭遇。


同型ではない!


そちらは量産型


こっちは主力艦だ!


そして再びJの戦士たちの前に姿を現すJ-019は、漆黒の鎧ではなく輝く銀の鎧を身に纏っていた。


貴様らに敗れ太陽に没した私は
灼熱の炎と共に復活したのだ


不死鳥のごとく!!


J-019の目的は赤の星の復興であり、アーク艦隊復活のためにジェイアークを力づくで奪わんと攻撃。
反中間子砲からのジェイダー/バトラーの交戦、そしてキングジェイダー/キングバトラーへのメガフュージョンによる巨大戦へと目まぐるしく移行していく。


キングバトラーは以前よりも出力が上がっているとトモロは分析。
トモロもアルマもいないジェイバトラーの玉座には、赤の星の指導者・アベルの姿があった。
やがて両者はジェイクォースを発射。しかし、キングバトラーの出力にキングジェイダーは押されてしまう。


交渉の余地を与えよう
戦士の同胞として赤の星復興のため
ともにアベルの配下となるのだ


勝利を確信しJの戦士に降伏を迫るJ-019。しかしJはこの言葉で反論する。


お前は二つ間違っている


なんだと!?


確かに出力は貴様が上だ
だが すべてにおいて上回ってなどいない


ふっ 負け惜しみか…
交渉に応じぬつもりなら
アベルの反逆者として貴様を葬るだけだ!


二つ目の間違いだ
アベルはもう存在しない!
ゆえに 私を葬ることなどできない!


そして全火器を一斉掃射するキングジェイダーだが、全ES爆雷/ミサイルを発射され無効化される。
お返しと言わんばかりにキングバトラーも一斉掃射。
ジェネレイティングアーマーで防御するものの、このまま砕け散るのも時間の問題であった。
ところが……


…妙だな


艦内には見当たらないぞ
お前の言うアベルなど


なんと、戒道がキングバトラーの頭部=ジェイバトラーの艦橋の前に立っていた。
ギリギリの賭けでキングジェイダーの砲火に紛れた戒道は、直列して発射されたESミサイルの上に乗り、次々に異なるES空間を経由しトモロが計算した座標に飛んでいたのだ。


ありえぬ!
そんな荒業を使えば別の空間を永久にさまようことになるはず!


…99%不可能だ!


だが1%は可能だ
Jとトモロと僕が協力すれば


予想外の状況に歯噛みするJ-019。間髪入れずにトモロが新たなプログラムを完了させる。
キングバトラーのジェイクォースを全身で受け止めようと試みるキングジェイダー。


止められるものか!


止められるとも!


すると、キングジェイダーのジェイクォースがキングバトラーの背後へと回り込み……もうひとつのジェイクォースをドッキングさせ、双頭の不死鳥を形作る。


トモロなきお前には出来ぬ芸当だろう
ジェイクォースの遠隔操作など!


私の ジェイクォースが…!


砕け!!


ダブルジェイクォース!!!


ジェイクォースより二倍大きい不死鳥のオーラを受け止めるキングバトラー。
しかしジェネレイティングアーマーの動力機関は戒道の手で停止されていた。
再び蘇ったJの戦士は、同じJの戦士の力で敗れ去るのであった。


機能停止したキングバトラーの艦橋で、Jの戦士たちの強さと勇気に負けを認めたJ-019は、かつての空を思い出す。


…空は いいな…


ああ…空はいい……


なぜこうなったのか……その経緯はアベルに聞けとJと戒道に促すが、どこを見渡せども彼女の姿は見当たらない。
困惑するJ-019の頭に激痛が走る。なんと、彼のこめかみには三重連太陽系で開発中であったケミカルボルトを打ち込まれており、アベルの姿がJと戒道に見えないのも当然であった。
やがて、崩壊が始まるキングバトラー。それに続く形で、J-019の身体が粒子となり消えていく。


…ありがとう
貴様らと逢えて…
…嬉しかったぞ…


…さらばだ


…真の 戦士たち……


やがて物質として消滅するJ-019、そしてキングバトラー。
これが宇宙収縮と関係すると見たJの戦士たちは、新たなる戦いの予感を感じるのであった。


後に、ジェイバトラーとJ-019はパスキューマシンによって生み出されたレプリジンだと知る。
レプリJ-019はソール11遊星主の手で改造され、ジェイアーク強奪に利用されていたに過ぎなかったのである。
ジェイアークの中枢を担うトモロはその交戦記録からレプリジェイバトラー/キングバトラーの装備を解析しつつ、損傷修復の際に機体改良を施した。
三重連太陽系の決戦においてもその改良は十分に発揮され、ジェイフェニックスを生み出すことになる。



我々は知ることになる
銀の戦士の死が無駄ではなかったことを


のちの戦局を左右する
重要な勝利の鍵を残してくれたことを――




【話題】

『超弩級戦艦ジェイアーク』の字体はガオガイガーのタイトルロゴの形を意識している。
また、先述の「金の牙、銀の爪」において、シルバリオンハンマーを使用した場合のルートでは最後の「これが勝利の鍵だ!」が「超弩級戦艦ジェイアーク」に登場したツイン・クライマー1装備のガオガイガーになる。
そして画面にはこのジェイアークのタイトルロゴが使用されているため、そのままストーリーが繋がることが分かる。



ジェイダーの上半身はキングジェイダーの頭部、ジェイダーの脚部はキングジェイダーの腕部を構成しているのだが、合体する際に、明らかにサイズが変化している………。
おかげで放送中にタカラから発売された玩具は頭でっかちで両腕がひょろいという姿に。しかもジェイダーは下半身が動かずに棒立ちで腰も回らないし、キングジェイダーも合体部分しか稼働しないので気を付け以外のポーズが全く取れない・・・・・・
うん、そんなことは気にしちゃイケない、勇者なら仕方ない。
ボルフォッグの三身一体とかガンマシンよりは断然まともだから気にしちゃイケない。


まあ合体の前後で各部の形状が明らかに変わっているのは勇者シリーズではよくあること。


なお、コトブキヤから発売されたD-STYLEはSD体型なので、ちょうどいいプロポーションになった。


2017年にはBANDAIより食玩であるスーパーミニプラで登場。愛に溢れたスタッフ達の尽力により、頭部の挿し替えはあるもののジェイアーク、キングジェイダーともに良好なプロポーションを実現している。当時品の玩具に見られた背中がスカスカになるという欠点も解消されている。


可動範囲も広く、劇中で見せた印象的な回し蹴りも可能。さらに、組み立てると見えなくなる胸の中に砂時計型のメインコンピュータを模したパーツを入れるという細部に至るまでこだわり抜かれた仕様となっている。


サイズは圧巻の28cmというPGのガンプラ並の巨体。同じスーパーミニプラのガオガイガーとは2倍ほどのサイズ差がある。お値段も税込み13200円と凄まじい。プレミアムバンダイ限定なのでスーパーに並んだりはしないが、食玩とは、ミニプラとは何なのかと考えさせられる一品である。


グランドライナー「呼んだ?」


Jのメガフュージョンのポーズは、TVでは腕をグググッと構え、OVAではグルグルと回っている。
また、キングジェイダーになるまでの演出も若干変わった。



当初はレプリキングジェイダーも登場する予定だったらしく、スーパーロボット大戦Wに色は同じだが登場している。






追記・修正の時は来た!
発進、ジェイアーク!


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  • 拳一「熱血最強!キングジェイザウラー!!」 エクスカイザー「巨大合体!キングエクスジェイダー!!」 -- 名無しさん (2013-10-29 19:04:22)
  • ジェイダーの飛行速度速過ぎワロタ -- 名無しさん (2013-10-29 19:29:34)
  • 本編でのJの活躍を見るに、厄介な七原種は戦闘力弱めの奴に道連れ特攻させて、他はJを中心に編隊攻撃したら勝てた気もする。 -- 名無しさん (2013-11-02 21:47:21)
  • その前に、肝のトモロが潰されちまったからね -- 名無しさん (2013-11-04 18:27:30)
  • そういえばペンチノン以外のトモロはどうなったんだろ? 同じようにゾンダリアンになったのかな? -- 名無しさん (2013-11-04 18:29:43)
  • ↑潰されたんじゃね? こうグチャッ!ッて感じで。 -- 名無しさん (2013-11-04 18:33:58)
  • 起動前に、トモロの生産工場が襲撃され機界昇華されジェイアークがフルスペックが出せなくなり、それを承知でソルダート師団が戦闘し玉砕って設定だった希ガス -- 名無しさん (2013-11-04 18:46:28)
  • ソール11遊星主相手だとジェネシックのほうが強いが、機械原種相手だとジェネシックよりキングジェイダーのほうが強いんだよなぁ。立場上は久作に登場したロボットなのにOPで対等に扱われても違和感感じないっていうのはすごいわ -- 名無しさん (2013-11-23 17:37:42)
  • 威圧感が尋常じゃないからな -- 名無しさん (2014-02-02 11:11:54)
  • 全勇者ロボの中でこいつが一番でかいんだよね -- 名無しさん (2014-06-11 17:51:21)
  • 木星の衛星をザ・パワー無しで一撃で粉砕してたりするから破壊力もとんでもない。ガオガイガーといい、口元のデザインからなる凶悪さが勇者シリーズ屈指。 -- 名無しさん (2014-06-12 09:50:56)
  • 玩具版は謎巨大化できるわけもないので両腕がかなり小さく妙なプロポーションになっている -- 名無しさん (2014-12-04 14:58:10)
  • キングジェイダーがガオガイガーと同サイズだったら確実にグレート合体するポジションなような気がする -- 名無しさん (2014-12-12 10:28:02)
  • ↑いや、コイツはセブンチェンジャーとか轟龍とかキャプテンシャークののポジションでしょ。一応グレート合体にはシャトルに変形する2号ロボ、スターガオーと合体したスターガオガイガーが出る予定だったけど色々あってTV本編ではステルスガオーの交換で済ませたけど。 -- 名無しさん (2014-12-12 10:51:40)
  • もしZマスター絡みの騒動がなければピア・デケム・ピットの随伴艦扱いで造られていたかもしれないのかねえ -- 名無しさん (2015-02-23 10:58:11)
  • ↑×2 話によるとキングジェイダーの元になったロボットはガオガイガーと合体する案もあったから間違えでもないみたいよ -- 名無しさん (2015-06-17 23:50:42)
  • シルバリオンハンマーの時のノリの良さは異常www -- 名無しさん (2015-06-18 07:39:32)
  • 次にスパロボでジェイフェニックスするときはとどめ演出に10連メーザー欲しいところだ -- 名無しさん (2015-11-30 19:30:08)
  • 本編では特攻させる必要ねーだろってくらいの実力を発揮してたがやっぱりあれは中の人が飛びぬけて優秀だったとみるべきなのだろうか? -- 名無しさん (2016-09-08 16:33:38)
  • 描写を見る限り原種相手だと3対1までなら余裕、4~5体以上だとやや不利って感じかな -- 名無しさん (2017-02-01 21:27:26)
  • スーパーミニプラ決定おめ -- 名無しさん (2017-09-04 12:26:13)
  • ガオガイガーとは全然似てないように見えて、牙っぽいデザインの口や胸の動物顔の意匠、宝玉の付いた頭部が共通する一方でカラーリングは正反対、と2号ロボらしい要素が詰まっていたりする -- 名無しさん (2017-09-06 00:24:12)
  • 本編で活躍していたジェイアーク・ソルダートJ・アルマ・トモロは本来の組み合わせじゃなかった、なんて設定もあったような。 -- 名無しさん (2018-09-25 17:53:56)
  • お前も覇界王かよ! -- 名無しさん (2018-10-01 22:45:58)
  • 作中でほぼ最強クラスのスペックなのに作中では苦戦してたイメージが多い… -- 名無しさん (2018-10-01 22:50:17)
  • 100m級はかなり長い間いなかったから、コイツ出てきてくれた時はうれしかったなあ。重くてパワフルな動作もカッコいい! -- 名無しさん (2019-01-07 18:03:23)
  • ↑2、特に、finalだと戒道人質にされた上に、システムまで掌握され、土手っ腹突き破られてダメージ受けてたからな。 -- 名無しさん (2019-02-12 02:45:09)
  • ↑更に、頼みの綱のジェイクォースも既にレプリガオファイガーとの戦闘で消失してるというおまけ付きだし -- 名無しさん (2019-02-12 02:47:58)
  • ザ・パワーで強化されたスターガオガイガーでようやくレベルな印象だったからかなり強いんだけど、それでもジェネシックやらファイナルやらのガオガイガーと並び立っても互角以上に感じられる対等さを感じる凄いロボ。 -- 名無しさん (2021-01-30 18:57:32)
  • オーバーマンキングジェイダー。 -- 名無しさん (2021-09-12 20:34:08)
  • イデオンと対戦したらどっちが強い> -- 名無しさん (2021-10-03 03:13:02)
  • スパロボ30ではジェイフェニックス実装なるかと思いきや、ルネがガオファイガーに乗ってしまうため結局使用できず。…どちらにせよ最終的にはルネはファイナルガオガイガーの方に行くためジェイフェニックスが最後まで使われることは少ないってことになりそうだけど…。 -- 名無しさん (2021-12-20 22:47:42)
  • 新外伝漫画でジェイバトラー復活!でも無印とFINALのミッシングリンクだからおそらくJ-019を操っているのは…… -- 名無しさん (2022-09-22 16:09:41)
  • ↑あれやっぱりレプ…… -- 名無しさん (2022-09-22 21:38:00)
  • 一週間たったので「灼熱の不死鳥」の情報を追記。やっぱ銀一色だしいろいろ察するよね… -- 名無しさん (2022-09-29 17:16:03)
  • あいつら特有の色素が薄いから銀色なのか、あるいはフェニックス時のハイパーモードみたいなので銀色なのか、どっちにしろ裏にいるのはあいつらぽいな -- 名無しさん (2022-10-06 01:27:07)
  • ケミカルボルトかよ! -- 名無しさん (2022-11-08 23:55:23)
  • 搭乗者のJとトモロがゾンダー化してたからそこら絡みで実は強化個体だったのかもなぁ。finalの小説でJの改造が遅れてたのがゾンダー化によりセキュリティシステムの向上とかあったはずだし。 -- 名無しさん (2023-08-24 03:32:33)
  • キングジェイダーの頭がまるまるジェイダーの上半身だから、ピグマン子爵というお遊びもできる -- 名無しさん (2023-08-24 03:52:55)

#comment

*1 Youtube月刊ホビージャパンch配信・ボイスコミック『キングジェイダー 灼熱の不死鳥』より

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