登録日:2011/01/20 Thu 12:40:42
更新日:2023/10/10 Tue 10:52:34NEW!
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ps2 ナムコ 隠れた名作 7 ゲーム 7~モールモースの騎兵隊~ ヴィーナス&ブレイブス
それは、とてもとても古いお話。
多分、今でも続いてる、
長い、長い物語。
7~モールモースの騎兵隊~とはNAMCOより発売されたNAMCO初のPS2対応作品である。
ローテーションシステムという独自の戦闘方法を用いて一世を……売上は正直微妙。
CMもローテーションで女の子に告白するという壮大なシナリオはどこ吹く風。
しかし絵本の様なグラフィック、心に響く音楽や声と評価自体は高く続編も存在する。
以下本作品についての解説を記す。
◆ローテーションシステム
CMに取り上げられたり続編に引き継がれたりと本作の目玉。
◆ストーリー
騎士団としてモールモースへ訪れた主人公は村の少年にせがまれ森の探索へ。
すると不思議な石を持った俺の嫁じゃねーや気を失った少女を見付ける。
聞けば近頃増えだした魔物を7つ集めて一掃出来るドラゴンボールな石を捜しているとの事。
そうして主人公は職を捨て不思議な石を集める騎兵隊を結成する事に。
ジャンルは世代交代RPG。本編では世代交代しないがまあクリアすれば分かるさ。
◆登場人物
◇主人公
RPGによくいる無口な主人公。目は髪に隠れていて見えない。職業は騎士。
綺麗な石を集める女の子の絵空事を信じてエリート職を捨てる客観的に見て残念な奴。
シナリオにおいてはリーダーなので常に戦闘に出す必要があるが強いので寧ろ必須。
◇バルディバル・ボアル
モールモース出身の感情豊かな大柄の少年。ぶっちゃけあんまし使わない。
騎兵隊のムードメーカーで無鉄砲な所もあり度々主人公やフィルに止められる。
続編のヴィーナス&ブレイブスでの主人公ブラッド・ボアルは彼の子孫にあたる。
「おいら、この森が大好きさ。ほら、色んな草木の匂いがするだろう?」
◇フィルリア・フェルルイン
ヴィムの都にあるカルデロン教会に所属する神官。めちゃくちゃ可愛い。
礼儀正しい良いコで主人公と共に暴走しがちなバルを止めるストッパー。
バルと違って結構使う。神官にしてはタフガイなのが理由か。女の子だけど。
「仲間と協力して立ち向かう事、それだけです。」
◇アルウェラ・フェルルイン
ヴィムの都のカルデロン教会に所属する神官。役職は司書長のまあまあお偉いさん。
フィルの母でフィルを石集めに遣わした人。博識で聡明。魔女狩りみたいな目にあう。
「その前に再び七つ揃えて、封印しなおさなければいけないと言う事…。」
◇リムリット・シャダウェリン
モルサガルサに住まう魔法使いの長の娘。ジュリエット。職業は言わずもがなだけど魔女。
高飛車なコだがボルガの事を想い慕う余り駆け落ちに至る一途な女の子。
「なにさ、あんた達!」
◇ボルガ・モーガ
モルサガルサに住まう剣闘士の長の息子。ロミオ。職業は言わずもがなだけど剣闘士。
心優しく一見剣闘士に不向きだがリムリットの為なら体を張って闘う漢。
「ごめんよ…」
◇カルカロム・シャダウェリン
モルサガルサに住まう魔法使いの長。娘のリムリットを溺愛する親バカ。
東に住まう剣闘士を野蛮な者と見なして対立している。ツンデレ。
「一緒に戦わせるなんて!」
◇モルギ・モーガ
モルサガルサに住まう剣闘士の長。息子のボルガを溺愛する親バカ。
西に住まう魔法使いを貧弱な者と見なして対立している。ツンデレ。
「一緒に戦わせるだと!」
◇ヴィルマ・ヴァキ
女性でありながら弓使いを纏めあげる長。職業はヴァルキリー。保守派。
近頃の魔物に対しての思想で若者達と対立するが全ては皆の無事を願うが故。
「希望はあります。」
◇セラウス・クレイドン
カルデロン教会の教会長。騎兵隊やアルウェラの存在とその思想を訝しく思う。
しかしそれはソショネックに色々吹き込まれたが故で根は理解ある良い人。
「魔物を退ける魔法の石などと言う、絵空事にかまけるのも大概にするがよい。」
◇ソショネック
カルデロン教会教会長の腰巾着。長にいらん事を吹き込む怪し過ぎる奴。
石を必要としているようでたまに顔が青くなるかなり怪し過ぎる奴。
「お手元の4つの石を渡していただきましょうか!」
◇カムジ
オトラ山のニンジャとサムライを纏める長。職業はサムライ。かなりのイケメン。
余所者には排他的ではあるが礼儀正しく長たる資格は持ち合わせている。
「斬る!」
◇インジャリ
オトラ山の巫女と祈祷師を纏める長。職業は祈祷師。魔物に手を焼いている。
間違えてバルを石化したり状況を掴めず素っ頓狂な発言をしたりと萌えキャラ。
「サムライとニンジャが来たからもう大丈夫。」
◇王様
その名の通りアルメセラの国の王様。恐らくアルメセラ年代記の王様と同一人物。
そういった特性を考慮するともしかしたらこの人かつて世界を救ったんじゃ。
「期待させおって!」
◇マルダン大臣
平民の出で国民からは王様以上の人望を持つ。人当たりが良く裏表の無い人物。
騎兵隊にも協力的でサポートしてくれる。本人曰わく普段は土の下にいるらしい。
「ああ、陛下。それがどうして、予定通りなのでございます。」
◇ジャガリート・キュリク
自分こそが伝説の勇者の末裔だと吹聴して回るかなり残念なお爺さん。
世界の危機に対策を練らないと大変な事になると警告して回るも人々に笑われる。
「魔物ばかりが敵とは限らぬからの。心を強く持つのじゃ。」
◇ダルガール・アルムイネン
騎士団の団長であり主人公の元上司。他の職の長の例に漏れず騎士こそが至高と考える。
騎兵隊に対して意地悪く何かといちゃもんをつけて来るが悪い人では無い。
「なぜ、こんな仕打ちを受けねばならんのだ!!」
◇メルレーン・ビルダリク
白の甲冑に身を包んだミステリアスなブロンド美女。職業は作中最強職の聖騎士。
騎兵隊の行く先々に悉く現れるがどうやらとある人物を探している様子。
「…ウルザーク!」
◇魔騎士
黒の甲冑に身を包んだミステリアスな男。職業は作中最強職の魔騎士。
騎兵隊の行く先々に現れアドバイスをくれる等何を考えているのか掴めない人物。
「なまじっかな魔物ではもう立ち入ることも許されない領域なのだ。」
◇ナレーション
CV:野宮真貴(ピチカート・ファイヴ)
この作品を語る上で彼女のナレーションは欠かせない。
彼女がこの物語を語り終えた時、次の冒険が始まる。
いつかあなたも追記修正に出たりする日が来るのかしら?
その時はみんなの為に力を合わせられる。
そんな人になってくれると嬉しいわ。
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