ファントム(無限のフロンティアシリーズ)

ページ名:ファントム_無限のフロンティアシリーズ_

登録日:2011/09/15(木) 00:20:53
更新日:2023/09/29 Fri 13:16:39NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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無限のフロンティア exceed pt 原点回帰 ミスター pxz ファントム ゲシュペンスト パーソナルトルーパー コール・ゲシュペンスト! 黒き亡霊 忠犬ファントム ブロウニングファミリー



「イイヤツだな、ミスター。」




無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』シリーズに登場する「パーソナルトルーパー」(PT)の一種。


PTと言っても、18mクラスの機動兵器ではなく3mクラスの無人兵器である。




#機体説明


型式番号 不明



  • 主な武装

【グラン・スラッシュリッパー】
背部ユニットに二つ装備した巨大なスラッシュリッパー。
よく飛ばすがどうやって戻っているかは不明。



【グラン・プラズマカッター】
巨大なエネルギー刃を発生させるプラズマカッター。
ファントムはこれをよく回しながら使う。



【プラズマサイズ】
二つ装備されており投擲専用の武装。
尚、グラン・プラズマカッターと合わせてこの3つをプラズマステークとして扱うことも可能。



【ニュートロンブラスター】
胸から出すビーム。
前作で名前は分からなかったが『EXCEED』で判明。



【究極!ゲシュペンストキック】
説明不要のネタ技。
ハーケンとの連携攻撃で繰り出す。




エンドレスフロンティアのいたるところに出現し、ハーケン一行とも幾度か戦うことになる謎の機動兵器である。
名前は「ファントム」や機体色から「ブラックゴースト」、「黒き亡霊」(あと「げすぺんしゅと」)等と呼ばれているが、正式名称、開発目的、行動目的のいずれも物語当初は不明であった。


その形状からゲシュペンストと何らかの関係があると思い起こさせる。




この機体の正体は、Wナンバー00「ハーケン・ブロウニング」専用機として開発される予定の機体「ゲシュペンスト・ハーケン」であり、本機はそのデータを基礎としている。
だが、計画当初ハーケンはまだ赤子であり育成にはあまりに時間がかかりすぎ、計画自体も育成の必要のないアンドロイド開発に移行したため、この機体も実際に生産されることはなかった。



この機体のデータや「Wシリーズ」のWナンバー00~10までの通称「0ナンバー」を載せた戦艦「ネバーランド」はシャドウミラーの転移時に次元の狭間に飲み込まれ、前部と後部に別れて「エンドレスフロンティア」に転移していた。


そして、フォルミッドヘイムの技術と残されたデータからダウンサイジングされたゲシュペンスト・ハーケン、通称ファントムが開発された。
ただ、この時に一部未解析のデータも入ったようで、その中にはハーケンを優先して行動するプログラムが存在しているらしく度々そうした場面が見られる。
このため他のWナンバーズの命令よりもハーケンの命令を最優先する。



……「いくらダウンサイジングとはいえ、18mから3mは流石に縮みすぎじゃね?」
という気もするが、元々ゲシュペンストは「2mサイズ」のパワードスーツである。


無理なく縮小できたのはそのお影であろう。




【無限のフロンティア】


今作が初登場。
上記の通り、ハーケン一行の前に度々姿を現し戦うことになる。
中盤で援護専用ユニットとしと仲間に加わる。


仲間に加わってからハーケンに「究極!ゲシュペンストキック」の新特殊技(ネタ技?)が追加される。
また、電子戦用の装備が施されているらしく、ハーケンの何気ない発言を命令と受け取ってアルトアイゼン・ナハトとヴァイスリッター・アーベントをハッキングして仲間に加えるといった活躍も見せる。



無限のフロンティアEXCEED


今作ではブロウニングファミリー入りしており、序盤に転移してきたアクセルアルフィミィをハーケンと一緒に迎え撃つ。
その後は、鞠音博士の要請を受け、博士の護衛のため一時離脱。


中盤になり、W03であるピート・ペインに操られて敵となったナハト、アーベントと対峙した時に復帰。
本来はこいつもピートに操られていたはずだったのだが、ハーケンの「コール!ゲシュペンスト!」の掛け声により颯爽と主人であるハーケンの危機に現れる。
まさに忠犬ファントムである。
まあ若干のタイムラグがあったが、そこは気にしてはいけない



PROJECT X ZONE


主人ハーケンとその嫁神夜と共に参戦。
序盤の暴走もまた健在である。
今回はドロシーに余計な部品を付けられたための暴走なので一回倒す必要がある。なんということをしてくれやがったのでしょう




【性能】


味方の時は操作ユニットではなく、あくまで援護専用ユニットである。
援護攻撃は癖がなく、敵をこぼすことはまずない優秀なユニットである。
ハーケンはこの機体の加入により「究極!ゲシュペンストキック」、更にEXCEEDではファントムとの連携全体必殺技「ファントム・ホールデム」が追加され更に火力が伸びる。


浪漫としてはハーケンを援護させたいが、毒舌ロボウナギ姫によく取られがち。
EXCEEDではシステム上援護に付けたキャラクターにはクリティカル率上昇補正がかかるため、クリティカルヒットにより爆発的に火力が上がるキャラの方が戦いを有利に進められる。




余談だが、スパロボファンの間では割と好意的に思われている。


理由としては、ガワラデザインをリスペクトした造形にお約束のプラズマカッターやスラッシュリッパーの強化版を装備し、
S型お馴染みの胸からビームことニュートロンブラスター、ジェットマグナムまで使え、
極めつけは「究極!ゲシュペンストキック」さえ繰り出す。


これでもかとゲシュペンストという記号を散りばめている。



更にはご主人であるハーケンに文句一つ言わず(もちろん喋れないが)付き従い、呼べばどんな状況だろうが駆けつけてくれる姿は可愛くさえ写るため、
彼にファン達の間ではナハトやアーベントと同じくOGへの逆輸入を望む声も小さくはない。


だが、中には「無限のフロンティアは無限のフロンティア、スパロボはスパロボ」と分けて考えている人もいるので、やたら声を大にして主張するのは控えよう。
攻略本のインタビューによると、公式側も同じ考えのようである。


万が一、参戦した際に一緒に喜ぼうじゃないか。



【ゲシュペンスト・ハーケン】


『スーパーロボット大戦OG2』にて「向こう側の世界」から転移をしてきた連邦軍所属の特務隊「シャドウミラー」が開発を計画していたパーソナルトルーパーの一つ。
潜在的にパーソナルトルーパーの操作技術を刷り込まれたW00「ハーケン・ブロウニング」専用機として開発される予定だったが、計画の方針変更に伴い開発が凍結される事となった。


『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』において本格的な参戦が決定。
正式名称は「ゲシュペンスト・タイプH」。シャドウミラーの開発プランを手に入れたマリオンがそれを気に入り、ハロウィン・プランのてこ入れとして初期型ゲシュペンストの一つである今まで何故かずっと出番がなかったゲシュペンスト・タイプSをベース機として作成されており、タイプSの固有装備はしっかり継承されている。タイプRの特性も加えており、PTとしては高水準の性能を持つ。
この機体の登場により、初代ゲシュペンストはタイプR・S・Tの全てが新たな姿となって生まれ変わったことになる。よって形式番号はタイプRVにならえばPTX-002Hとなる。


クロガネに積み込まれて鋼龍戦隊に移送されていた(テストパイロットはキョウスケを想定していた)のだが、レーツェルがちょうど予兆の調査に来ていた転移現象でハーケンが転移してきたことで、据え膳(以下略)という感じでゼンガーらのフォローのために持ち出された。
携行武器は、ハーケン・ブロウニングの所持品である複合マシンガン「ナイトファウル」のアップサイジングバージョン(設計図どおりの組み上げなのでこちらがオリジナルと思われる)。


開発はテスラ=ライヒ研究所であり、担当はマリオン・ラドム博士*1。あれこれいじる余裕がなかったのか、普通に設計図通りに作られている。
サブパイロットはアシェン・ブレイデルで固定されているが、メインパイロットは乗り換えが可能となっている。
本作のゲシュペンストキック枠(アシェンとの掛け合い付き)。




勘違いしやすいが、この機体はシャドウミラーが設計しながらも組み上げられずに終わった機体をマリオンがテスラ研で再現したもので、ファントムと同じく純粋なコピー機である。
また、当初からW00とW07による複座操縦を想定して作られている(逆に言うと、このためにアシェンは白兵戦型のゼロ・ナンバーズでありながらPTの操縦技術を持たされている)。




  • 主な武装

【グラン・スラッシュリッパー】
背部ユニットに二つ装備した巨大なスラッシュリッパー。


【グラン・プラズマカッター】
巨大なエネルギー刃を発生させるプラズマカッター。


【プラズマサイズ】
二つ装備されており投擲専用の武装。


【ニュートロン・ブラスター】
胸から出すビーム。タイプSのブラスターキャノンの強化型に当たる。


【ナイト・ファウル】
実体剣・パイルバンカーを備えた複合マシンガン。専用武装として設計されていたが、ファントムの場合はこれのデータがロストエレンシア側にあったためコピーされなかった。
しかし、それだとジョーン・モーゼスがこれを持っていた理由がない。データはあるにはあったがAIには複雑すぎるためファントムは使わなかった、と言われた方がしっくりくる。
ハーケンが転移後にいきなりタイプHで戦闘を行えたのは、生来の刷り込みもあるだろうが、何より扱いなれたこれが装備されていたことも大きいと思われる。


【フェニックス・ショウダウン】
連続技。グラン・プラズマカッターで連続攻撃をかまして空中に吹き飛ばしたところに、コクピットから飛び出したアシェンがファンタズム・フェニックスを叩き込んで打ち上げ、ゲシュペンストキックで叩き落したところにニュートロン・ブラスターをぶっ放してトドメ。







「アシェンもファントムもアークゲインも…破壊するつもりなんてさらさらない。」



「みんな、大切な俺のファミリーだからな。」



ミスターのために追記・修正ヨロシクな


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  • この子大好きよ。立体化してくださいコトブキヤさん! -- 名無しさん (2013-08-30 22:04:07)
  • 本来のPTとしてはどういう運用を想定してたんだろう。武器のクセが強いうえに手持ち火器がないし。後武装配分からして向こう側の世界のMk-1Sが母体の気がする -- 名無しさん (2014-08-22 23:59:21)
  • ↑PTX-002Cがゲシュペンスト・ハーケンの型式番号みたいだから恐らくビンゴかも。…固定式のプラズマステークと引き抜くプラズマカッターって両立できるもんなんやな…高い技術持ってんなシャドウミラー… -- 名無しさん (2014-11-02 07:53:22)
  • マジで立体物が欲しいわこの子。流石に通常ゲシュを改造する腕前は無いから本気でプラモかフィギュアを出して欲しい・・・ -- 名無しさん (2015-11-05 14:15:39)
  • ゲシュペンストMk-IIのタイプSAみたいに出してくれないかなー。ナハト、アーベント、アークゲインもモチーフ元と微妙に違うけど、あわよくば… -- 名無しさん (2015-11-05 22:29:42)
  • ジャックされてようともハーケンのコールに飛んでくるファントムほんとすき -- 名無しさん (2015-11-19 10:47:09)
  • ゲシュハーケン、OGMDに殴り込み確定 -- 名無しさん (2016-06-05 10:36:41)
  • OGMDではOG世界で新たに製作されたとのこと。アシェンがサブでメインは乗り換え可能になるようだ。 -- 名無しさん (2016-06-05 10:48:28)
  • 基本兵装にくわえてナイトファウル(マリオン博士が話きいて作ったか?w)もってるからさらに多彩な運用ができそうね、一番の技は名前難になるかしら?ワイルドカードとかかな?w -- 名無しさん (2016-06-05 10:57:21)
  • ナハトとアーベントも作らないかなあ、マリオン博士なら嬉々として作りそうだが -- 名無しさん (2016-06-05 12:08:23)
  • ↑ナハトはアクセルのトラウマでは -- 名無しさん (2016-06-11 00:14:28)
  • ↑(アホセル状態だったけど)エクシードで呼び出してたし、そもそもあの人がその程度のこと考慮するかと -- 名無しさん (2016-06-11 00:18:43)
  • ↑EF版も最初は頭痛めてたけど、その後のナハトを呼び出す台詞は確かに普通だったわ。慣れたのかな?もっとも記憶取り戻している上に完全再現されたらアクセルさんと言えど卒倒しそう -- 名無しさん (2016-06-11 00:42:25)
  • リーゼとラインヴァイスでランページスペクターあるかなこれは? -- 名無しさん (2016-06-11 00:48:10)
  • 開発担当マリオン博士で「ああ、やっぱりあんたか」って思えるwにしてもハーケンのデータがあるってことはナハトやアーベントのデータもあるだろうからアルト二号機とかで隠しもしくはリーゼ改良プランがたつんじゃないか?w -- 名無しさん (2016-06-11 09:23:07)
  • アシェン固定か…むげフロのやけに多い掛け合いみたいな感じで複数のキャラとの掛け合いがあるのかなぁ。なんつーか、真っ先にブリットが弄られそうなイメージがあるのがなんとも…。 -- 名無しさん (2016-06-11 09:44:29)
  • ↑むげフロの掛け合いを疑似再現ってとこか、毒舌パターン多そう -- 名無しさん (2016-06-11 12:17:23)
  • 途中からロングトゥーム追加されそう -- 名無しさん (2016-06-11 22:07:22)
  • まさか本当にミスターが参戦するとは、この項目ができた頃には思いもよらなかった。 -- 名無しさん (2016-07-05 11:27:08)
  • ゲシュハーケンはファントムにあったジェット・マグナムは無しだが、やっぱマリオン博士と言えどプラズマ・ステークとプラズマ・カッターの両立は不可能だったんかな? -- 名無しさん (2016-07-23 21:30:56)
  • ↑α外伝だと量産型ゲシュ2は両立してるから不可能ってことはないかと。ナイトファウルにステーク付いてるからじゃないかな -- 名無しさん (2016-07-24 00:29:42)
  • ↑マリオンの開発コンセプトを見るに、信頼性重視だから単機能になった可能性は高そう。オクスタン・ランチャーとか見てると?だが、プラズマ・カッターは小さいから、そこに多機能を積むのはマリオン的にダメだったのでは?……信頼性を重視したのに何故か全く信頼できない赤いゲテモノにしても、武装は単純なものばっかりだし。 -- 名無しさん (2020-07-23 11:19:40)

#comment

*1 アルトアイゼン等の開発を担当していたことで有名な方

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