登録日:2020/07/19 Sun 20:03:05
更新日:2024/05/20 Mon 13:17:27NEW!
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悲しい過去 なんだあっ タフ タフシリーズ サイボーグ メカ 中国人 tough龍を継ぐ男 悲しい結末 人間兵器 血の謝肉祭 大虎一号
俺こそが本物の”格闘マシン”だ
『大虎一号』とは、宇宙でも大人気漫画タフ・シリーズに登場するキャラクター。
【概要】
3部の龍を継ぐ男において登場した、ガルシア28号の敵の一人である。
外見は両腕がスケルトン素材で中が見える義手を装着された大柄な男。
人間らしい感情はそのままに、肉体は最先端生体工学のサイボーグ。安直な言い方だが中国版”リアル・ロボ・コップ”である。尤も姿は『ターミネーター』の方に似ているが。
【活躍】
初登場は第三部TOUGH龍を継ぐ男の11巻。
”血の謝肉祭”の参加者の一人で、船内に潜伏していたバッキー・亮の頭をガッと掴みミシッミシッさせてうあああああ(PC書き文字)させた。NEO坊「なんやパイプラインの向こう側が騒がしいのォ」
「呉さんあの男はなんですか?あ…あの怪物は?」
「なにって…人間ですよ」
「三分の二はね」
卑劣な自爆テロから身を挺して仲間を守った。中国公安の英雄…張沢民
その勇気と愛国心を称えて、最先端筋電電動義手などにより改造…”大虎一号”として蘇ったのだ
「中米”格闘マシーン”対決だ」
そのままガルシア28号と戦闘に入り、ガルシア28号からパアンとローキックぶち込まれてドッとボディブローをくらうも……
「ローキックはスピードも衝撃もあり、正確に膝関節に蹴り込んでいる。左のボディブローも肝臓奥深くに突き刺さる」
「お前が高性能なのはわかった」
と余裕の表情。大虎一号の肉体の三分の一は強化超合金でできており、壊すなら強力なプレス機が必要なのである。
「次は俺だ」
と言うも空気を読まないガルシア28号がパパパパパパパと顔面にパンチの連打を繰り返す。
パンチの連打をくらいながらも平気で裏拳の反撃をし、金属パイプが凹む豪腕を見せる。
顔の皮膚が剥がれて内部のメ・カパーツが露出したのを見たガルシア28号は一瞬怯み、そこにボッとパンチをぶち込まれると10m以上吹っ飛ばされる事態となった。
「ククククこれは嬉しい誤算だ」
「科学技術強国を目指す我が国がこんなに早く米国を超える日がくるとは…」
そのままガルシア28号の腹を踏みつけつて、愚弄しつつ悲しき過去語りに入る。
「ガルシアよお前は死ぬのが怖くないのか、こんな体になってもまだ生きている俺をどう思う?俺だって望んでこんな体になったんじゃない」
「生体内に人工物を入れる痛みや苦しみがどれほどのものか分かるか…拒絶反応を繰り返し常に感染症のリスクに晒されている、機械は自己修復性はなく故障したら致命的で常にメンテナンスが必要なんだ」
更に続く悲しき過去語り、この間に勝手な行動した大虎一号の射殺がいきなり決められる事となった。
「俺が大虎一号にされたのは独立を目指す少数民族だからだ。俺は英雄なんかじゃない、自爆テロを阻止したのは我が民族がテロリストとの口実を党本部に与えないため」
「警察のために犠牲になったんじゃない、これ以上弾圧させないために…」
「俺は大虎一号じゃない!張沢民だッ!」
そのまま力強く踏み付けを避けたガルシア28号にヒール・ホールドを決められるも、サイ・ボーグである体には足関節技が決まる事もなく、そこに…
ドゴッ「はうっ」「せ…生殖器は機械ではないッ」「ぐふっ」
…ヒー・ルホールドの体勢から金的に蹴りを入れられ、そのまま流れるように顎を蹴り上げられる。
(外部を強化超合金で覆っても脳は揺れれば機能停止する)
「あうう」とよろめいた大虎一号の義眼をもぎ取ると、100m先の狙撃手に投げつけて排除。ガルシアの中のガルシア、最高品種のガルシアである事を見せつけた。
大虎一号の暴走に怒った中国共産党の幹部・呉白石もこれにはニッコリ、「欲しい…」と子供みたいな笑顔を見せた。
そのままガルシア28号とNEO坊が戦いに入る所で、脳震盪状態のまま立ちはだかると悲しき運命を語る。
「ガ…ガルシア、お前も俺と同じ運命をたどる…」
「ど…どんなに忠誠を尽くそうとも…誰にも認められない…愛されない…ただのバケモノ扱いだ」
「い…異民族の俺は党の信用を得るために公安警察に入隊し、同じ異民族の友人達を次々と検挙した」
「そ…それでも仲間とは認めてもらえなかった。恨まれ蔑まれて生きていくんだ」
訥々と人生の悲哀を語り、同じ兵器としての運命を辿るガルシアに親愛の情を向ける大虎一号だったが、ガルシア28号の返答は…
「こ…この世の中でわかりあえるのはお前だけもしれない、お…俺はお前のことを…」
「! やめろガルシア!」
ゴシャッ
容赦の無いハ・イキックを大虎一号に叩き込んだ。
首がへし折れた大虎一号は悲しき人生に幕を下ろしたのであった。
この所でガルシア28号は心を持たない格闘マシンとわかりあえる訳がないと愚弄されていた。NEO坊との戦いで心や魂が共鳴してたんスけどね
なお、転がっていた大虎一号の死体だが、NEO坊とガルシア28号の戦いの最中に消失した。おそらく猿空間に入ったと考えられる。
鳴り物入りで登場し漫画のパワー・バランスを破壊したと思われる大虎一号だが、後の巻でこいつより強いトダーやらが登場してしまった。
しかもサイ・ボーグの悲哀を語る大虎一号だったが、後の巻でアメ・リカ国防省のゴア博士が後遺症に苦しんでなさそうなサイボ・ーグ“四大幻獣”達を開発している。
俺こそが本物の"項目"だ。それを追記修正してやるッ
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▷ コメント欄
- 人生の悲哀を連続で感じるのはルールで禁止スよね -- 名無しさん (2020-07-19 20:15:03)
- 超えてませんでしたね米国……むしろ超技術っぷりで突き放されましたね……これも天才すぎるゴア博士が悪いんだ。 -- 名無しさん (2020-07-20 00:17:58)
- 機械技術の悲しみはそこにあるな。所詮は品物、家電や自動車みたいな製品にすぎないからあっというまに型落ちする。生身をぐりぐりいじって埋め込んでるからそう簡単にモデルチェンジともいかんだろう。結局デメリットの多いポンコツのボディが残るだけなんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ -- 名無しさん (2020-07-20 04:11:53)
- ゴア博士という天才の存在のせいで、マジでこいつの人生なんだったんスかねって悲哀を感じますね -- 名無しさん (2020-08-29 17:45:13)
- ↑ゴア博士ならもっといい感じにしてくれたと感じられる。失敗作ってことはもっと完成品に近づけるってことやん。 -- 名無しさん (2022-04-22 06:44:20)
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