ナノブロック

ページ名:ナノブロック

登録日:2011/09/26(月) 23:50:16
更新日:2023/10/13 Fri 13:29:43NEW!
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世界最小 ブロック 玩具 ダイヤブロック カワダ ナノブロック 指が痛い ブロック外し必須 ←公式ェ 無くなりそう




「ナノブロック」とは、カワダから発売されているブロック玩具である。



概要


サイズは4×4ミリ、高さ3ミリと、ブロック玩具ではレゴブロックや発売元の他製品より小さく、世界最小と銘打たれている。
カワダが従来から展開しているダイヤブロックの各辺をちょうど半分にした寸法となる。


実際、めちゃくちゃ小さい。
手にとって見るとその小ささがよくわかる。一つ二つなくなってもおかしくないレベルで、扱いには気をつけよう。
その小ささを生かして細かい部分を再現出来るのがウリでスカイツリーなどのセットでは繊細な造形を再現することが可能。
また作品自体をより小さくすることもできる。


全体の傾向として、専用パーツを用いず基本的なパーツの組み合わせとデフォルメでドット絵のように組み上げるものが多いのが特徴。間接パーツやポッチのないタイルパーツはあるが、使用率は非常に低い。
代わりに汎用パーツのバリエーションは多く、造形の幅自体は広め。


モデルは各国のランドマークや動物・乗り物がラインナップのほとんどを占めていたが、最近はポケモンやドラクエなど国産のコンテンツを中心に充実してきている。


さすがに業界最大手のレゴに比べて地味に見えてしまうが、レゴの市場規模と資本力は文字通り桁違いなので正面からぶつかり合わないよう敢えてそうした路線を執っているものと思われる。


他のブロック玩具よりも高い年齢層をターゲットにしている*1ため、こだわればこだわるほど可能性が広がる。非常に奥が深い製品である。
ブロックは子供の玩具でしょ?
などと思わず、ひとまず手にとってみることをオススメする。



セット

セットも多種多様で、いくつかのカテゴリーに分けられている。


  • ベーシックシリーズ

複数の作例を作成可能な、汎用的なブロックの詰め合わせ。
モノトーンやダークトーンなど、色合いを統一したものが多い。
800~1500個入りで値段は3,000円前後。ブロック数当たりの単価は最も安い。


  • ミニコレクションシリーズ

手のひらサイズの作品が作れる、組み換えをあまり前面に出していないセット群。
、鳥、昆虫などの動物、キャラクターや楽器など、多種多様にラインナップしている。
ブロック数100~200個で値段も1,000円前後と手軽。限定生産品も多い。


  • 情景コレクションシリーズ

ミニコレクションよりもブロック数が多めのセット群。
サグラダ・ファミリアや東京スカイツリーなど建築物などが多いが、キャラクターものもある。
ブロック数300~400個、値段はおよそ2,000円弱。


  • リアルホビーシリーズ

上級者向けの、ブロック数が多く難度の高いシリーズ。
童友社監修の姫路城、ハセガワ監修の大和など、やたら気合の入ったものが多い。
LED入りベースが付属するものもある。
ブロック数500~約6000個、値段は3,000~20,000円と高価。


  • ガールズギフトシリーズ

プレゼント用の、様々な祝い事に合わせたセット群。誕生日や出産祝い、結婚祝いなどがある。
ブロックと組み合わせる小さな人形が入っているのが特徴。
サイズはミニコレクションと同等で、ブロック数100~200個。値段は1,000円前後。


  • ナノゲージ

鉄道模型風のセット群。このシリーズ用にパーツがいくつも追加された。
レールや連結部の仕様はNゲージそのもので、レールに乗る台車の上にブロックを組んでいく。
レール、コントロールボックス、台車、ブロックがセットの「フルセット」で13,000円前後。
車両単体で3,000円弱。プラレールとかぶるとか言ってはいけない



注意点


  • ブロックが小さいので、作品を組み替える際にブロックを外すのが大変。
    大きな作品をバラし終えたあとは指先が痛くなるだろう。
    ましてや最小ブロックをプレートにガッツリはめる事はそこに固定する事とほぼ同義なので要注意。
    公式で専用ピンセットが用意されており、これがあるとかなり楽。
    大人しく精密ドライバーやラジオぺンチなどを用意してもいいかもしれない。

  • 同社の他製品やレゴブロックなどに比べ若干知名度が低いため、小さなおもちゃ屋等ではあまり扱っていない地域等がある。
    玩具店より雑貨屋などの方が多く見かけることも。
    実際やや大人をターゲットにしているためか、時計などインテリア類とよくコラボする。
    最近ではブロック用のポッチがついたスピーカーやメガネなど、数も増えてきた。

  • 同じくカワダが展開している「nanoblock+」シリーズとは全く互換性がないので注意。



ナノブロックの魅力に取り付かれた方。


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