登録日:2012/10/22 Mon 23:43:44
更新日:2023/08/18 Fri 10:25:48NEW!
所要時間:約 18 分で読めます
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ウルトラマン ウルトラセブン ウルトラ怪獣 宇宙人 侵略者 ウルトラファイト ウルトラマンメビウス 大怪獣バトル 強豪 強敵 ウルトラ銀河伝説 ウルトラマンギンガs 円谷プロ レイオニクス 分身 暗殺 十字架 星間連合 策士 ウルトラ怪獣擬人化計画 松田利冴 松田颯水 ウルトラマンオーブ ウルトラマン撃破成功 龍田直樹 金子はりい 佐藤正治 インコ頭 (☆仝☆) ガッツ星人 セブン暗殺計画 テンパリスト 宇宙人連合 カーリング 斉藤慎二 ピストン西沢
如何ナル戦イニモ負ケタ事ノ無イ、無敵ノ、ガッツ星人ダ!
ガッツ星人とは、円谷プロダクションの特撮テレビドラマシリーズ『ウルトラシリーズ』の関連作品に登場する宇宙人である。
オウムのような頭が特徴的で、シリーズに数多く存在する宇宙人の中でも強豪の一角として描写されることが多い。
一見ユーモラスな可愛い姿に見えるが、暗がりから襲いかかるその不気味な描写はトラウマになること請け合いである。
- 目次
主な能力と特徴
ウルトラマンメビウスと戦った個体やボルストを除いて、歴代の侵略宇宙人達の中でも卓越した身体能力を持つ訳でもなく、本人自身の攻撃力はさほど高くない。
彼らの強さの秘訣は、別名の由来にもなっている分身能力や瞬間移動を始めとする撹乱能力と、綿密なリサーチに基づいた的確な戦略にある。
これらの撹乱戦法と分析力と知略を用いて数々の星を次々と攻略し、設定上地球とウルトラセブンに負けるまで本当に負けた事が無い宇宙の実力者となった。
何処ぞの宇宙帝王(笑)とは違うのだよ、宇宙帝王(爆)とは!
ただし想定外の事態には滅法弱く、パニックになって実力をさっぱり発揮出来なくなってしまう。
主なガッツ星人と活躍
ガッツ星人(初代)
身長:2m~40m
体重:200kg~1万t
声:不明*1
武器・能力:分身、瞬間移動、透明化、金縛り光線(ビームバインド)、怪光線、拳銃、十字架(クルシフィクション)
出身地:ガッツ星
デザイナー:池谷仙克
『ウルトラセブン』第39・40話「セブン暗殺計画(前篇・後篇)」にて初登場。
乗って来た宇宙船内は虚構的な描写になっているので詳しく数は不明だが、少なくとも2人以上5人以下が地球に侵入した。
まるでテープの再生速度を遅くしたかのような声で話す。
地球を征服するには「地球人に敗北を認めさせるには人々の目の前でセブンを処刑すればいい」という考えに到り、怪獣アロンを使ってセブンの能力を徹底的に調査した上で、セブンを付け狙った。
この時、セブン=モロボシ・ダンであることも熟知していたが、あくまで「セブンである時に倒す事に意味がある」と襲撃を却下している。
最初にダンを誘い出した時はアンヌがいたことと、ダンが執拗な挑発を警戒していた為に変身せず、逃げられてしまったが、
「貴様ナド相手ニナラン」
二度目の出現で遂にセブンに変身させる事に成功し、分身能力でアイスラッガーやエメリウム光線を回避、エネルギー消費の激しいワイドショットを使わせこれを倒してしまった。
倒したセブンを透明で歪な十字架に閉じ込めて地球人への見せしめにし、日の出と共に処刑することを宣言する。
「セブン暗殺計画」のはずなのに宣戦布告したり公開処刑しようとしたりで全然暗殺でもなんでもないのはツッコんでははいけない。
だが、セブンのメッセージを受信したウルトラ警備隊を侮っていたことが仇となり、妨害空しくマグネリュームエネルギーによってウルトラセブンの復活を許してしまう。
まさかの逆転劇に大混乱に陥ったガッツ星人達は殆ど反撃も出来ないまま宇宙船ごとセブンによって爆破、ここにガッツ星人の野望は潰えたのであった…
ちなみに劇中で披露した分身能力だが、実際の撮影に当たってこれを表現すべく、ウルトラシリーズでは初めて着ぐるみが2着分制作されており、現在でもそのスーツが倉庫に保管されているとか。
また、8ミリフィルム作品『ある小さな記録』はこの着ぐるみの製作過程を追ったものとなっている。
桑田二郎氏の漫画版ではやたらとマッチョな姿をしており普通に殴り合っても勝てそうにない雰囲気がある*2。
そしてセブンの解放後、素直に敗北を認めて即座に地球から逃亡するという形で終幕を迎えている。
ガッツ星人との決着が呆気なく終わってしまったのはメタ的には番組制作当時、特撮の予算が少なくなったことでどうにかして安く抑えようと配慮したためとされている。
その影響からか、次回のエピソードはウルトラセブンで最低の視聴率(16.7%)となってしまった。
ガッツ
身長:40m
体重:1万t
武器・能力:無し
『ウルトラファイト』の新撮にも“ガッツ”名義で登場した。
頭脳戦が得意らしいが、頭でっかちなので動きが鈍く、さっぱり強くない。
どうやらスーツの頭部の骨組みが抜かれているようで、常に頭を押さえながら戦うその姿はそこはかとない悲壮感が漂う。
ガッツ星人(平成セブン)
別名:分身宇宙人
身長:2m ~ 40m
体重:200kg ~ 1万t
演:横尾和則、岡野弘之
声:佐藤正治
武器・能力:分身、怪光線
出身地:ガッツ星
『平成ウルトラセブン 誕生30周年記念3部作』の第2話「地球より永遠に」にも登場する。
媒体によっては「ガッツ星人2代目」とも。
「近い将来、地球がマントルプリュームによって火と硫黄に包まれてしまう」と主張し、異常な活動を見せる不動岳近辺の人々を火山ガスの中でも生きられる“硫黄人間”に改造していた。
今回は巨大化しないが、秘密基地に侵入したセブンを再び倒し、あえてメッセンジャーとして帰す余裕を見せた。
結局、ガッツ星人による救済は地球防衛軍に拒絶されて秘密基地は爆破され、地球の怪獣を改造して用心棒にした硫黄怪獣サルファスもセブンに倒された。
自身は宇宙船で逃走を謀ったものの、シラガネ隊長のウルトラホーク1号によって撃墜された。
劇中では侵略の意思を見せなかったが、どうやら恩を売って破滅後の地球の支配権を握りたかったらしい。
なお、「新人類に恩を売って地球の支配権を握る」という手法は後の『EVOLUTION5部作』に登場したガルト星人も企んでいたりする。
ガッツ星人(メビウス版)
身長:51m
体重:3万3千t
声:ピストン西沢
武器・能力:金縛り光線、分身、ナックル星人との合体光線(ユニオンフラッシャー)
出身地:ガッツ星
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』には宇宙人連合の一員として登場。
他のメンバーと同じく外見が大幅に変わっており、上半身や太腿がいかつくなっているが、いじりすぎて別の宇宙人にも見えるテンペラー星人、ナックル星人と違ってザラブ星人の次にデザインの変更が少ない。
また、鳴き声も以前と違っている。
劇中ではリーダー格であるナックル星人のサポートに徹していたが、一度はエネルギーを消耗したウルトラマンメビウスを倒して十字架に閉じ込める、
相変わらずの強豪っぷりをスクリーンの前のちびっこ&お父さん達に見せ付けた。
しかも復活したナックル星人共々ウルトラ4兄弟に一度ノックアウトされても再び立ち上がってウルトラ4兄弟を十字架に閉じ込めてしまった。
復活したメビウスを用済みとして始末しようとするが、分身を破られ、メビュームシュートを受けて爆死した。
なお内山まもる氏によるコミカライズ版ではUキラーザウルス・ネオを復活させるまでは生存していたが、ナックル共々Uキラーザウルス・ネオに握り潰された。
ガッツ星人(RB)
別名:分身宇宙人
身長:2m
体重:200kg
声:龍田直樹
武器・能力:バトルナイザー、瞬間移動
出身地:ガッツ星
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第2話「レイオニクスバトル」と第10話「新たな戦いの平地で」に登場したガッツ星のレイオニクス。
手持ちの怪獣はゴメス(S)とケルビム。
第2話でゴメス(S)をマグラーと戦わせている最中、戦いに巻き込まれたレイに妨害され、一時撤退してから戦いを挑むも、ゴモラに敗北。
第10話では新たにケルビムを従えてリベンジを挑んだが、レイの新たな仲間・ミクラスに敗北、倒れたケルビムの下敷きにされてしまった。
ガッツ星人(銀河伝説版)
身長:2m~40m
体重:200kg~1万t
出身地:怪獣墓場
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では蘇った怪獣軍団の一員として登場する。
ウルトラマンゼロに秒殺されたが、ウルトラマンベリアルに百体怪獣ベリュドラの一部にされる。
この時、飛び付いたアストラの足を掴む姿は不気味。
ガッツガンナー・ガルム
声:高岡瓶々
データカードダス及びCGアニメ『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場する怪獣ハンター。
ハンターチーム「ラッシュハンターズ」の一員であり、「智謀に長けた戦略家」の異名を持つ。
マグナを「ひよっこ」呼ばわりしている。
インコのような鶏冠と異様に長く垂れ下がった後頭部が特徴。
ラッシュハンターズの中では最年長で、頭の回転が早く怪獣の知識も豊富。
プラズマソウルにがめつく、稼ぐことに特化した戦い方をする。
劇中ではマグナの手柄を平然と横取りして見せ場を奪った上美味しいとこ取りした。
実はかつてキングジョーとの戦いで弟が深い傷を負い、その治療費の為に稼ぎに拘るようになった。
十字架型の巨大なライフル「クロスライフル」と小銃「クロスガン」を合体させた「ホークアイショット」による狙撃の他、地雷等の罠を用いた正面切っての戦いではない策略も得意とする。
後に新武器としてヘヴィガンの「クロスランチャー」、「エレクトロガトリング砲」、さらに七星剣の六の剣(ゲーム上の扱いはランス)「妖刀フニブシ」を扱うようになる。
仲間にガッツウォッチャーのシーズがいる。
ガッツ星人ボルスト(SD)
別名:分身宇宙人
身長:14cm~2m~40m
体重:150g~200kg~1万t
演:新井宏幸
声:金子はりい
武器・能力:分身、怪光線、バリア
『ウルトラマンギンガS』第3話「孤高の戦士」から、チブル星人エクセラーの配下として登場。
自らを「宇宙最強の戦士」と称し、相手を「お前はこういいたいんだろ?」と挑発するのが口癖の、自信家で血気盛んな性格。
1話、2話で失敗を重ねたアンドロイド・ワンゼロを見下しており、怒って蹴りかかった彼女を分身戦法と怪光線で一時的に機能停止に追いやった。
3話では配下のチブロイド達をインペライザーにモンスライブさせ、自らもキングジョーカスタムにモンスライブして指揮を執り、
ギンガとビクトリーを数の暴力で追い詰めるも、ギンガストリウムに敗れて撤退。
キングジョーの時は使用しなかったが、分身や拘束光線はモンスライブ中でも使用可能であり、
第7話ではガンQにモンスライブした状態で分身し、さらに片方をファイヤーゴルザにモンスライブさせて、2体でギンガとビクトリーを苦しめた。
だがUPGの援護により敗北してスパークドールズに戻り、エクセラーに回収される。
9話では戦線に復帰、エクセラーから与えられたチブルサーキットを胸に装着してパワーアップした。
ベムスターとベムラーの2体にモンスライブしてギンガとビクトリーを苦しめるも、ベムラーは倒され、ベムスターは宇宙まで殴り飛ばされた。
第10話ではベロクロンとドラゴリーの2体にモンスライブし、同一人物ならではの見事な連携プレイでギンガとビクトリーを苦しめる。
ドラゴリーは毒牙でビクトリーに重傷を負わせ、ベロクロンは分身状態からのミサイル同時一斉射撃で、死期が近づいていたシェパードンを倒してしまう。
だがビクトリーがシェパードンセイバーを手にしてからは形勢逆転、ギンガストリウムの援護もあって敗北。
第12話ではインペライザーを連れて雫が丘の地下にあるビクトリウムの鉱脈を探している最中に、
1年前にエクセラーの先遣隊として地球に降り立っていたメトロン星人ジェイスを発見。
自分が毛嫌いしていたジェイスが、侵略任務を放棄してアイドルの千草を守っている事を知って、エクセラーの指示を無視してジェイスを倒そうとする。
ゾアムルチにモンスライブし、ジェイス、ギンガ、ビクトリーの3人を相手に優勢という強さを発揮するも、
宇宙ケミカルライトの力で作用で千草に魅了され、その隙に倒される。
第13話ではバードンにモンスライブし、ビクトリーを苦しめるも敗北。
エクセラーにもっと強い怪獣を要求するも、チブルサーキットを暴走させられて凶暴化し、自ら巨大化してライブベースに向かいながら暴れる。
ギンガとの戦いでチブルサーキットが外れて正気に戻り、自分を捨て駒にしたエクセラーを倒すと宣言するも、その直後にビクトリウムキャノンを受けて爆発、これが最後の出番となった。
ガッツ星人(大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO版)
データカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』のストーリーモード第3話「不死身の挑戦者」~第5話「レイオニクス暗殺計画」に登場。
3人で登場し、レイオニクスである主人公とカネゴンを円盤に連れ去り、バトルナイザーの秘密を解き明かそうと企む。
実験惑星に向かう途中でナースの襲撃を受けて円盤は惑星に墜落するも、主人公がナースを倒した事でデータ収集ができたと喜び、
さらにデータを取ろうと、グランドキングを呼び出した上に彼らのうちの1人も巨大化して、主人公に戦いを挑む。
あのグランドキングを実験怪獣扱いって…
再びデータを得て満足していたところで突然機械が故障し、パニックを起こしている間に、現れたヤプールの異次元空間に飲み込まれてしまった…
漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』では、3人のうち2人は分身体という扱いになっている。
ゲーム版同様に主人公のアイ少年とカネゴンを実験惑星に連れ去り(ただし円盤は襲撃されない)、戦闘データを入手しようとする。
こちらではグランドキングではなくアロンを呼び出して戦わせるも、バトルナイザーを狙うワイルド星人が連れてきたナースの乱入によって中断される。
その後自らアイと戦うも、2体の分身体が分断され、両者ぶつけられて一体に戻された所を岩石投げで潰された。
ちなみにアロンはナースに倒されたらしい。
ガッツ星人ドッペル
別名:分身宇宙人
身長:2m ~ 40m
体重:200kg ~ 1万t
声:斉藤慎二(ジャングルポケット)
武器・能力:分身、怪光線
『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』に登場する宇宙魔女賊 ムルナウの部下の一人。
同士にヒッポリト星人カリスト、テンペラー星人バチスタがいる。
この3人は「単独でウルトラ戦士に勝った」強豪として人気が高く、「『メビウス』以降はデザインが変更された」のも共通している。
他にも偶然なのか、初代個体はいずれもセブンと戦ったことがある。
拠点の洋館に忍び込んできたSSP一行を追いかけまわしたり、人質にしてウルトラマンオーブやジャグラス ジャグラーを怯ませた。
渋川とジャグラーによってSSPに逃げられると巨大化、今まで以上に増える分身と怪光線でウルトラマンエックスを苦しめるが、アタッカーXを受けて爆死した。
本作でドッペルの声を演じたお笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二氏は元々氏が俳優座の研究生出身の俳優志望という経歴もあってなのか田口清隆監督に台詞の無い箇所にも演じるよう要請され、アドリブを演じている。
その為か、同作では時折コミカルな描写があった。
アロン
種別:豪力怪獣
身長:45m
体重:1万3千t
出身地:ガッツ星
セブンの能力分析のためにガッツ星人が送り込んだ怪獣。
ドラゴンのような姿をしており、水中に潜伏可能。翼があるが、飛行能力の有無は不明。
能力を知るための捨て駒なので、ガッツ星人もこの怪獣でセブンを倒そうとは最初から考えていなかったようだが、一応セブンの必殺技をあらかた使用させるだけの強さは有していた。
最期はアイスラッガーで倒された。
なお、ダンは何故かその名を知っていたが、これに関して各種書籍では「過去に別個体と交戦経験があったのでは」という推測が記載されている。
ガッツ星人の宇宙船
ガラスのようなもので出来た四角い宇宙船。
円盤の周囲を透明なバリアで囲んでおり、このバリアは攻撃を受け付けない上に、近づこうとした防衛軍の戦車等は触れただけで爆発してしまう。
レーザーや多数のミサイルを装備しており、その性能は数々の円盤を撃墜してきたウルトラホーク1号を上回る。
最期はウルトラノック戦法で破壊された。
劇中ではこの他に、捕獲用の円盤や光線を発射する小型の宇宙船も使用していた。
派生作品
かがやけ ウルトラの星
宇宙人軍団の幹部として登場。バルタン星人、ゴドラ星人、メトロン星人、ナックル星人、ヤプールと共に日本を襲撃した。
中部に怪獣軍団を送り込むもウルトラマンジャックに阻止され、一時撤退。
第二陣にてセブンのアイスラッガーで他の宇宙人共々みじん切りにされ死亡。
煽り文が「しねっ、星人ども。」というのも凄い。
ウルトラマン超闘士激伝
メフィラス大魔王に雇われた双子の殺し屋「ガッツブラザーズ」が登場。
兄の方が第1回銀河最強武闘会に出場して気を引き、鋼魔四天王のバルタンと八百長でWKO。
ウルトラマンがゼットンとの戦いを制し、彼を気遣い医務室に担架を取りに行ったセブンを弟が強襲し、クルスガンで封印した。
その後、メフィラスから暇を出されて宇宙の酒場で兄弟そろって酒をかっくらい、鋼魔四天王がやられたのを知ると
「ウルトラの星に向かってメフィラスに加勢すればもっと報酬をはずんでくれるぞ」と浅薄な考えを思いつくものの、
師への暴行にブチギレて下手人を追っていたレオ(とついてきたアストラ)にボコボコにされてしまう。
その後、セブンはウルトラマンの持ってきたダイモードクリスタルで回復し、メフィラスも敗走。
レオはセブンにガッツブラザーズの身柄を引き渡し好きにするよう告げるが「死ぬのは気持ちがいいもんじゃないからな」とセブンはそれを拒み、
改心したガッツブラザーズは宇宙刑務所に入り罪を償うこととなる。
疾風ウルトラ忍法帖
朧党の忍者「牙津」として登場。名前の通りガッツはあるがそれだけであり、自他共に認める朧党最弱の男。
黄金のスーパーファミコンを奪うためマン&セブンと戦ったがもちろん何の相手にもならず、
自分の好きなプロレス決戦で挑むもウル忍コンビもプロレスヲタクだったためボッコボコにされる。
あまりにしつこすぎるためマンが「もうお前の勝ちでいーよ」と譲り、朧党最初の白星を挙げた…のだがすっかりSFCのことは忘れており、
手ぶらで帰ったくせに烈風斎に勝ったことを自慢したため当然ながらボコボコに叩きのめされた。
その後、マンがネオ朧党を結成した際には膿罵と共に元祖朧党を設立するも膿罵ではやる気が上がらず、相手にならなかった。
ウルトラマンSTORY 0
星間連合の幹部の一人「ガッツ」として登場。
惑星エレメンターに眠る四大守護獣を手に入れることを目論み、最も好戦的な火の民の族長を唆して*3風の民を襲わせ、
更に「最強の武器だ」とだまして渡した時限爆弾のスイッチを入れさせることで全ての守護獣を殺害。
残った能力を全て自身の身体に取り込み、破壊神の身体を手に入れる。
しかし残存していた守護獣たちの魂と、過ちを悔いた四大種族の族長たちの力により結界に閉じ込められ、
分離して逃げようとするが破壊神の課した「共に生き死するまで命を刻まん」という契約により失敗。
最後は後悔と恐怖に打ち震えながら、マンとジャックの合体スペシウム光線で吹き飛ばされ、絶叫と共に息絶えた。
新世紀ウルトラマン伝説
主人公親子が飛び込んだテレビの世界でセブンを苦しめていた宇宙人(映像は『セブン』本編の流用)。
セブンを磔にしたが、パパが携えていたペンダントから放たれたマグネリュームエネルギーを吸収したセブンに脱出され、
最後は親子が持っていた手鏡で太陽光線を補給したセブンによって円盤もろとも粉砕された。同時上映のコスモスといい、燃費がいいヒーローたちもいたもんである。
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
人間に化けて暗躍していたが、仮面ライダーアマゾンに見破られ倒される。
スーパーヒーロー作戦
宇宙刑務所を脱走した脱獄囚の互助組織「ETF」の幹部。
セブンを捕え処刑しようとするも、ガイアセイバーズ(上気のゲームとは無関係)により解放されてしまう。
本作ではパニくることなくガイアセイバーズと冷静に戦っている。
スーパーヒーロージェネレーション
『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』の再現シナリオにアロン共々登場。アロンが出てくるゲームって本作くらいでは…?
複数体が出現し、同時に倒さなければ何度でも復活する厄介な相手。
アロンは『ウルトラ銀河伝説』の再現シナリオで再生され、タイラント、EXゼットン、そしてベリュドラとともに最後の敵増援として出現。明らかに場違いである。
ウルトラ怪獣擬人化計画
出典:ウルトラ怪獣擬人化計画公式HP、18年11月10日閲覧、
http://kaiju-gk.jp/character/alien-guts/、(C)円谷プロ。
KADOKAWA版の擬人化計画に参加した。
デザインを担当されたのはニトロプラス所属の猫缶まっしぐら氏。
氏は他にもザンドリアス・ミズノエノリュウも担当されている。
特徴的な目は髪飾りに、嘴は前髪の色合いで表現されている。
巨乳でもあり、やけにお尻を強調したポーズをしているイラストもある(このポーズはフィギュアにもなった)
どこかの作品のヒロインかと思うくらいの正統派な美少女である。
さすが如何なる戦いにも負けた事がないガッツ星人、ここでも人気投票で勝ちに来ている……。なお1回目では3位、2回目では1位だった。
なお限定1個だけの『メガアクリルキーホルダー』を発売した事がある。なんと120cm。
しかもこれの値段はなんと196,877円(税込)。セブン暗殺計画(後編)の放送日に合わせたらしいが……。
買う人なんているのだろうか?と思うかもしれないが、なんと当日即座に買った猛者がいた。
漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』では準レギュラーとして登場。
怪獣図鑑部の副部長として、怪獣娘たちのフェチシズム溢れる写真を盗撮しまくっている変た……もとい熱血。
ペガッサ星人とは幼稚園の頃から仲良しで、ノーペガッサ・ノーライフ状態の入れ込みよう。
ケツが超安産型らしくダイオリウスから宿主にされそうになったがさすがにその理由にマジギレしてしまい、ムシコナーズを撒いて撃退した。
アニメ『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』では1期こそ登場を逃したものの、第2期にて登場。
2017年10月28日のニコニコ生放送「電撃25周年記念特番」でCVは松田利冴氏が担当することが発表された。
ちなみに氏は妹で同じく声優の松田颯水氏共々、大の特撮ファンとしても知られている。
また松田颯水氏は分身体のシャドウガッツ役として出演。
ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code
なんとPOP版では擬人化されていないにも拘らずレギュラーキャラとなっている。
怪獣墓場学園で飼われている「ガッツ鳥」として登場。
飼育係はメフィラス星人だが、うっかり扉を開けたまま掃除してしまった。
ガッツ鳥の小屋を掃除する際には
必ず!!扉を閉めて行うこと!!
万が一にがしてしまったら「いかなる戦いにも負けたことのない」
ガッツ星人と同等の力を持つガッツ鳥が学園を滅ぼすであろう
元ネタ通り十字架に閉じ込めたり分裂能力を有し、捕獲を試みたメフィラスちゃんを翻弄した。
その後は分裂能力を買われ便利キャラポジションに納まる。
食料にされたり、大量に増殖させ不足する部員やクラスの投票結果の水増しなどに悪用された。
余談
一度はセブンを倒したことのある強豪宇宙人だが、再登場の機会が訪れたのは実は平成に入ってからと、かなり遅め。
何故か公式、非公式2つのTwitterのアカウントを持っている。
公式はエイプリルフールの嘘企画の一環として作られた期間限定のもの。
だが、非公式のアカウントは常日頃から地球侵略の為に妙にマニアックなつぶやきを続けている。
何故か特撮やアニメ、果てはNHKの関係者にまでとコンタクトを取っているが、特にNHKにはまいんちゃんとの共演を熱烈に希望した結果、『MAG・ネット』にて本当に共演を果たした。
一体何を目指しているんだ。
追記スルコトハモチロン、修正ヲスルコトモ、可能ダ。
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▷ コメント欄
- セブンが後に、何度も地球に来てくれたのはこの回やナース回、最終回で命を救われた恩があるからでしょうね。 -- 名無しさん (2013-08-02 19:52:55)
- 以外と可愛い。 -- 名無しさん (2013-08-02 20:55:11)
- ガイア曰く「クチバシおばけ」。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:56:36)
- ↑2 声めっちゃ太いけどなw スマートかつタクティカルな異色の強豪。バルタンやメフィラスはガチでも強いし、ナックルやヤプールは作戦の効果自体は覿面なもののゲスすぎる。あまり類型がいない気がする。 -- 名無しさん (2013-10-11 06:59:00)
- あくまで地球人が自発的に支配を受け入れるような作戦を採用してるせいではないか -- 名無しさん (2013-10-11 16:28:05)
- 40話のウルトラ警備隊の力でセブンが蘇る展開は燃えたけど、ガッツ星人の倒され方だけは納得いかなかったな。円盤内でパニックになってる状態を撃墜するんじゃなくて、ガチンコで再バトルして勝利するという展開にすればもっと燃えたと思う。 -- DCD (2013-10-11 18:07:12)
- ウルトラマン倒して防衛チームノーマークだったせいで負けたってパターンは結構あるな。ウルトラマン倒したあと防衛チームにも対処したのはナックル星人だけか。エンペラやヒッポリトは実力あるからノーマークでも無問題だし。 -- 名無しさん (2013-10-11 21:34:21)
- そういえばダン行方不明なのにダン=セブンって誰も思わなかったのかな?もしかしたらアンヌはこの時点で気付いていて最終話であまり驚かなかったのもそういう理由からかも。 -- 名無しさん (2013-11-15 19:14:08)
- ガッツ星人は頭脳派宇宙人としても優秀だが、アロンやサルファスなどの強力な怪獣を使って敵を追い詰める姿から怪獣を従わせる能力も優秀な宇宙人としての声も高い。 -- 名無しさん (2013-11-15 20:11:00)
- こいつ、ベリュドラの首の後ろあたりを構成しているはずなのに、なんで前のアストラをつかめたのか… -- 名無しさん (2014-01-17 18:05:54)
- とあるMADテープでのセリフ改変は爆笑もの。「セブンは、豆粒にもなれる」 -- 名無しさん (2014-01-17 20:01:27)
- なお、擬人化するとあの星形みたいな目が髪飾りになるという -- 名無しさん (2014-03-05 22:41:38)
- 「ファイト」での、頭をグラグラさせながら駆け回る姿はラブリー。 -- 名無しさん (2014-03-05 22:48:37)
- ガッツ星人って予想外の事態に対するテンパり具合が半端ないイメージ -- 名無しさん (2014-06-21 07:59:40)
- 凶悪だけど顔になんか愛嬌がある -- 名無しさん (2014-06-21 09:41:42)
- 「お前はこういいたいんだろ?」と相手を挑発する決め台詞が印象的のボルストのことまだのっていないな。 -- 名無しさん (2014-08-07 21:40:37)
- ボルスト、ご冥福をお祈りいたします(死んでないけど)。 -- 名無しさん (2014-08-26 19:05:40)
- ある書籍の仮説によればオウムに似た鳥から進化した鳥人間。地軸のずれ、火山活動、異常気象などでガッツ星の環境は苛酷化。進化に伴い、翼や羽毛は退化。卵も頑丈で2~3年かけてこの硬い殻を破れた者だけが強靭な身体を手に入れたガッツ星人になる。場所や地域によっては羽毛無し、ガルムのような羽毛有りが生まれると思われる。 -- 名無しさん (2014-10-19 22:17:32)
- メビウス映画の空気っぷりはどうにかして欲しかった。確かに強い事は強いけど、台詞らしい台詞も無く、ただナックルに従ってるだけ。 -- 名無しさん (2014-11-03 18:14:13)
- ウルトラマンキッズでバルタンの舎弟だったっけ。小鳥みたいで可愛いと思ってたw -- 名無しさん (2014-11-03 18:16:46)
- ギンガSでホルストの出演が決まった時、500シリーズでメビウス以降のデザインの奴も出るのかと思ったけどそんなことなかったぜ!劇中で人形に戻った時は発売済みの旧デザインだったけどこれはガンダムWのEW版ガンダムとか仮面ライダーアギトみたいに実は視聴者には違って見えるだけで劇中の登場人物には見た目は殆ど変わってないってことかな? -- 名無しさん (2014-11-03 18:23:34)
- 手足がゴテゴテしてない旧バージョンのほうがよかったなぁ -- 名無しさん (2014-11-10 20:46:15)
- 極悪のヴィラニアスがガッツ星人推していたのって、中の人だったのね(ボルストと声が一緒) -- 名無しさん (2014-11-10 22:16:17)
- ボルストが最期にライブするのが強化されたアロンだったら燃える -- 名無しさん (2014-12-01 18:05:24)
- 愛嬌あるネタキャラでも、必要性があれば容赦なく殺すギンガSの作り手のプロ意識すき -- 名無しさん (2014-12-02 20:03:29)
- 「人の話聞いてないだろ!」→「聞いてないよ!」この流れ大好き。 -- 名無しさん (2014-12-05 19:55:21)
- ボルストさん、ギンガとの共闘もあり得たのに、愚か者のせいで殺されて残念だった。知り合いの子が13話を見終わって開口一番、ボルストが可哀そうだったよ。なので私は大怪獣ラッシュで「最強のガッツ星人」デッキでランキング入りを目指す。 -- 名無しさん (2014-12-15 00:18:58)
- ↑おい最後w -- 名無しさん (2014-12-23 23:23:39)
- ボルストはSDに戻してもよかったと思うな。合掌 -- 名無しさん (2015-01-02 19:40:37)
- ↑SDと関係のあるビクトリウムで倒されたからじゃないか? -- 名無しさん (2015-01-21 21:27:20)
- 倒れたウルトラマンに防衛チームがエネルギーを与えて復活させるって展開は今後も頻出するよね。 -- 名無しさん (2015-02-23 18:30:22)
- ボルスト、シェパードン殺してるからなぁ -- 名無しさん (2015-12-02 21:24:37)
- アロンのデザインをリファインして再登場しないかなあ -- 名無しさん (2016-02-27 10:54:11)
- スーパーヒーロージェネレーションではガンダムAGEのシナリオにアロンを引き連れて登場し、条件を満たさないと無限に復活する厄介な敵。ベリアルとの決戦では原作にはいない再生アロンが登場するのだが、なんとベリュドラ、EXゼットン、タイラントとともに最後の敵増援として出現する。場違いにもほどがある。 -- 名無しさん (2016-02-27 11:10:06)
- ボルスト好きだったから、別次元のボルストがXに出てきて紆余曲折あった末に共闘してくれないかなと思った時期もありました -- 名無しさん (2016-03-06 13:29:53)
- ウルトラセブンが十字架拘束されるシーンが子供心に衝撃が大きすぎたのか、十字架を見るとなんかモヤモヤする妙な感覚が生まれたのは間違いなくコイツらのせいw -- 名無しさん (2016-05-03 17:57:09)
- メビウスのガッツ星人は何でナックル星人に従ってたんだ -- 名無しさん (2017-03-08 19:09:49)
- 普通に役割分担して協力してただけじゃね? -- 名無しさん (2017-03-10 18:21:40)
- 『ウルトラファイト番外地』では極端に出番が少なく、マトモなセリフは一言もない。登場した3回のうち1回目はゴーロンが縁日で売っていたひよことしての登場、残りの2回はどちらもラスト1ページのみのモブというヒドイ扱い -- 名無しさん (2017-06-19 23:01:40)
- あんまりガッツはないけどガッツ星人 -- 名無しさん (2017-06-28 22:58:02)
- オーブ劇場版での分身同士のボケツッコミは笑った -- 名無しさん (2017-10-24 20:55:40)
- 鳥顔でデカい頭なのに突っつき攻撃や頭突きはしない -- 名無しさん (2018-01-21 16:30:03)
- 子供の頃からホラー物より怖くて苦手な印象だったけどセブン劇中での言動を思い返すと極力地球人との衝突は避けて民間人も傷つけはしないという紳士的な宇宙人 同じタイプのナックル星人と比べるとなおわかる -- 名無しさん (2018-03-19 21:00:01)
- 純粋な強さでは格上であろう相手であろうとも徹底的に研究対策し尽くした上で、あくまで同じ土俵上の真っ向勝負で完勝する。故に「いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人」。そんな弱者が強者を破るロマンを感じさせる俺の一番大好きな星人。一見、全然強そうに見えないのも、想定外のことにはからっきし弱いのも愛嬌があって可愛いじゃありませんか。 -- 名無しさん (2018-03-30 18:54:08)
- 名前の由来は内臓なんだっけ? -- 名無しさん (2018-03-31 14:49:02)
- あんだけ余裕ぶってたのに円盤攻撃された途端にパニック状態に陥って笑った -- 名無しさん (2018-06-03 17:43:27)
- 前編での太陽を遮るように現れる演出は何度見ても絶望感がある -- 名無しさん (2018-06-26 17:23:25)
- アロンは一向に復活しないな -- 名無しさん (2018-12-23 14:06:00)
- 「いかなる戦いにも負けたことのない無敵の」って言い回しは「最強」と嘯くより知将感あってすき -- 名無しさん (2020-05-14 20:10:32)
- 真っ先にセブンに反応したドッペル -- 名無しさん (2020-09-03 22:12:49)
- 宝石と思わせてガラス玉盗んだりソガ隊員と円盤に貼り付けてぐるぐる回したり意外と間抜けなシーン多いよね -- 名無しさん (2021-02-27 21:33:16)
- 大怪獣バトルに出てきたガッツ星人RBって生きているのかな?ケルビムに押しつぶされてから一切出て来なかったけど -- 名無しさん (2021-09-21 22:24:24)
- ↑2ボルストやドッペルなど後続の作品の同族にもけっこう間抜けなのがいる。メビウスの個体も強いけどヤプールに利用されてただけだったしな -- 名無しさん (2021-10-26 19:59:28)
- ウルトラマンキッズだと親分のバルタンの声がブタゴリラで子分のガッツの声がスネ夫と言う -- 名無しさん (2022-02-06 07:26:56)
- Wikipediaから丸写しの箇所を削除・修正しました。 -- 名無しさん (2022-06-15 18:58:30)
#comment
*2 このバージョンのガッツ星人は、マーミットという会社からフィギュアが発売されている。
*3 もっとも火の民の族長もガッツを信頼していたわけではなく、裏切れば火の守護獣であるパンドンを差し向けると釘を刺していたほか、ガッツの誘いに乗ったのも民衆に過酷な環境での生活を強いてしまっていることへの負い目によるものである
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