12.知識の番人
北方をジブルキノコに塞がれたため、その西側を探査していた時の事だった。
ついに現れた、没落した帝国。
狂信的な物質主義の、知識の番人と名乗っている。
没落帝国は先駆文明とほぼ同じぐらいの遥か昔から存在していた国家であり、非常に高い技術力と強大な艦隊戦力を保有しているとされている。しかし没落しており、拡張は一切せず防衛と周辺国の観察を行っているという。
その気になれば余裕でこちらを滅ぼせる相手だ。慎重に接しよう。
13.銀河を彩る種族たち
没落帝国だけでなく、カルト教団討伐から40年の間にさらに多くの国々と遭遇することになった。
まずはジブルキノコの向こう側にいるラクサナスク共益連邦。カメ。ものすごくカメ。
ジブルキノコと宿敵してるためか、排他・平等主義なのに友好的に接してくる。物分かりがいいカメさんだ。
噛まれたら痛そうだけど。
続いてワケゴ連邦の向こう側のダギルフォン啓蒙君主国。なんだろうこの外見...イソギンチャク?
どう見ても乾燥に弱そうなのに乾燥型惑星で暮らしてるあたり相当ワイルドなのかと思いきや、権威で排他で物質主義。
そして物質主義あるのにウリィと防衛協定を結んでる。こちらも物分かりがいいと見た。
こちらは銀河北西にあるティラシアン連邦。平和と平等を何より愛する正義の味方な頭でっかち。
なんとコンタクトが取れた段階で既に他国と戦争中。平和主義...?
その戦争相手がこのエリッス惑星間階層国。こちらは鳥さん。
なんと志向が我々ヴァルートとほぼ同じ。
それゆえかどうやらティラシアンの方からイデオロギー強要で戦争を吹っかけられたらしい。
なおコンタクトが取れた段階で既に首都星系目前にまで攻め込まれている状態。
軍国主義なのに悲しいかな...。遠すぎてこちらから救援を送る事も不可能なのでどうしようもない。
いきなりご挨拶なこちらは戦争中の二国とダギルフォンの間にいるイフェリクス合同艦隊。カモノハシ。
こちらも平和と平等を愛するがその根源は宗教にあるっぽい。まぁ一番遠いししばらくは関係ない国家だろう。
最後に、ラクサナスクとティラシアンの間のロクスウンガ星王朝。...カマキリっぽい?(爬虫類人だけど)
周辺とほとんど不可侵条約を結んでいるが、ラクサナスクとは宿敵関係。将来的に仲悪くなるなーこれ。
さらにさらに、遭遇したのは知性ある異種族国家だけではなかった。
アフルマイク星系で、古代の採掘ドローンに遭遇。
敵対的らしく調査船は急いで来た道を引き返してきた。しかし採掘ドローンがいるという事は採掘できる有用な資源もあるのだろう。いずれドローンを駆逐して手に入れたい。
また、ウリィ領内のブラックホール星系「ザルターの奈落」がなぜか領土化されずに取り残されていたため、不思議に思って調査船を派遣すると別の敵対存在が。
ボイドクラウドというエネルギー生命体らしい。なんとこちらは第1艦隊とほぼ同等というかなりの戦闘力を誇る。
戦うならしっかり対策しなければならないだろう。
14.ジブル包囲網(と、目立ちたがり)
ジブルキノコが宿敵宣言をしてきた後、ウリィとワケゴが立て続けにジブルキノコに宿敵宣言。
さらに物分かりのいいラクサナスクが防衛協定に応じてくれた。
これでジブルキノコが戦争を仕掛けてきても、逆に挟み潰しにできるという算段だ。
が、負けじとジブルキノコも防衛協定を締結。ヘズクランガと。
多分意味はほとんどないと思われる...。
15.時空の穴はどこに繋がる?
没落帝国のすぐ下、ウァウーウ星系でワームホールを発見。
ワームホールはその名の通り亜空間に開いた穴であり、どこか別の星系のワームホールと繋がっている。
物理学でワームホール航法を研究できれば、探査を終えたワームホールを通行可能になる。
カーンバー星系でもワームホールを発見。後にどちらも領土化したので、現在我がヴァルート覇帝国には二つのワームホールが存在している。
他にダギルフォン領内に2つ、ティラシアン領内に2つ、ワケゴとロクスウンガ領内に1つずつ、ワームホールが存在している。まだワームホール航法が研究できていないためどこがどこに続いているかはわからないが、このワームホールがいずれ重要になってくるだろう。
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