9.ゲートウェイは平等?
我々がカルト教団討伐と国土拡大に専念している間に、外交でも変化があった。
ウリィ帝国が割って入ったその先に領土を拡張していった結果、新たな異星種族とコンタクトした。
一見すると同じ精神主義者で仲良くなれそうにも見えたが、平等主義者でもある彼らはヴァルートの君主制をよく思っていないらしく、結局国境封鎖されてしまった。
しかしこの顔、ヘビが巻き付いてるようにしか見えない。
重要なのは、この帝国の領内に「ゲートウェイ」が存在する事だ。
ゲートウェイとは古代先駆文明の遺した遺物であり、いわば「人工ワームホール」。
遠く離れた星系同士を繋ぐ非常に効率のいい星間交通手段である。
将来的にはこれを再稼働させる技術も手に入れられるだろうが...いずれ領有権を主張して奪う事も考えないといけないかもしれない。
10.三つ巴の対立
ワケゴ連邦の存在を知るや否や、ウリィ帝国はこちらにコンタクトを取ってきた。
移民条約、そして防衛協定の提案だ。
結果、我々は移民条約はもちろんの事、防衛協定も締結する事にした。
ヘズクランガはもちろん、ワケゴにも我々は白い目で見られており、こうなるとワケゴとヘズクランガが手を組んでこちらに攻めてくる可能性も捨てきれないためである。
最前線をウリィに任せ、有事の際にこちらが支援艦隊を送るようにすれば、我々はあまりリスクを背負う事なく南方を堅持する事ができるのだ。
が、事態は少しだけ思わぬ方向に進む。
まず、ヘズクランガがウリィに宿敵宣言し、ウリィも宿敵宣言返し。
続いてワケゴがウリィに宿敵宣言し、これまたウリィも宿敵宣言返し。
ここまではわかる。
ところが、同盟的関係を組むと思っていたワケゴとヘズクランガもお互いに宿敵宣言。
まさかの南方で三国睨み合い状態に。
実のところ、よくよく考えれば
- ウリィ帝国:受容、狂精神
- ヘズクランガ州:狂排他、物質
- ワケゴ連邦:排他、精神、平等
ものの見事に三国とも対立志向が一つ存在していた。
さすがに志向が対立する同盟はやるつもりはなさそうだ。
11.北方に生えてきたキノコ
カルト教団の造船基地を破壊した後、周辺を調査船が探索していた際、またしても別の宇宙船と遭遇。
菌類っぽい...と思いながらカルト教団討伐を進めていると、コンタクトを取ってきた。
ほんとに菌類、というかキノコ。
しかし平等、狂排他で相性最悪である。
おまけに、領土内に第一同盟のアノマリーがある状態で国境閉鎖してくるという嫌がらせ付き。
これは紛れもなく懲罰対象だ。
今後はこの周辺星系での国境を確定させ、その上でアノマリーのある星系を戦争で奪い取る方針で考えねば......
ん?
ああ、はい、侮辱なら勝手にどうぞ。
というか侮辱する相手は思いっきり進路塞いでるウリィじゃなくてこっちなのか...よくわからんな。
一方キノコもこちらに宿敵宣言。
まぁさっきも言ったけどいずれ叩く相手だからむしろ好都合なんだけども。
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