過酷な暑さが続く惑星。希少な鉱物資源が多く眠っており、超合金「コリオバイト」の原材料はここから採掘される。
元々は流刑地として罪人を働かせていたが、紛争の際に蜂起し独立した。
ドームの外は過酷な環境であり、昼は焼けるように熱く、夜は凍えるほど寒い。戦争で放棄された自立兵器や盗賊、クリーチャーがうごめいており、なんの手立てもなく外で生き残ることは困難。
惑星リガリスタンに点在している超巨大シェルター。市民はこの中で暮らしている。環境の悪い上部に近い場所に貧困層、下層部に富裕層が暮らしている。最下層では毎日のようにロボットに搭乗して戦うアリーナ「バラ・レライ」が開かれている。
中央エレベーター下部周辺の様子。マーケットなどがある。
〇ロボット闘技「バラ・レライ」は惑星リガリスタンの主な産業の一つ。3メートル以上のM~LLクラスのロボット・兵器によるバトルショー。人間が搭乗できる兵器のみエントリー可能。基本的には一対一での戦いが主流であり、どちらかが死亡、もしくは行動不能になるまで戦う。優勝者には莫大な懸賞金が与えられる。
予選は各ドームで開かれ、地方で優勝したものが首都で開かれる決勝戦に進出する。それぞれ「トップリーグ」「ボトムリーグ」と呼ばれる。市民権を得るために参入するものも多い。そういった者は前大戦で使用された兵器を改造したもので出場している。
野蛮で運営もいい加減なもので、八百長、選手の暗殺、有力者の息がかかった選手の優遇などが横行している。
もちろんこういった行為は連合国では違法とされているが、配信サービスの登録者は2億人を超えており、どこでも容易に見ることができる。
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