プラネットイーター 1-3.5

ページ名:プラネットイーター 1-3.5

◇3.5話 報告書①

―――報告書――― 

A.E.C. 110年 4月4日 

アウターアース・7 B地区保管庫にて、Civー1150『プラネットイーター』のうち、一機が突如再起動。
周辺施設を破壊した後、地下を掘り進み逃走。
現地駐留軍が追跡を試みるも、惑星コルデ管轄区を超えてしまった為、追跡を断念。

A.E.C. 110年 4月5日

現地時間17:34、第五地区唯一の宇宙港「セントラル」のショッピングモールエリアにて行方不明であった同機体が突如出現。
第二スペースドックまで移動し、反応が消失した。

尚、Civー1150が大陸間を移動したのは、実験体A-6に引き寄せられたものと断定。

テラⅡ当局からの報告では伏せられているが、8年前の事例同様、次元兵器を用いて問題解決を図ったと考えられる。
次元兵器が正常に作動した痕跡はなく、宇宙船ドック内は半径50mの球形に消滅していたとの報告が挙げられている。

次元兵器が投下される直前、ハルディナスの一種と思われる機体が衛星によって捉えられている。
解析の結果、現在稼働しているどの機体とも合致しておらず、■■■■と断定。作戦は概ね計画通りに進行していると判断される。

一切の痕跡を残さず転送された件に関しては、恐らく■■■■の能力によって次元揚力がリダイレクトされた為だと推察される。

現存するフロンティアデバイスの再調査を進めると共に、実験体A-6の捜索を行い、早期接触の機会を模索するものとする。

A.E.C. 110年 4月6日
記 P.L.D所長代行 フォーリ・ボーラ 

<<back   home   next>>

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧