古来より生物の中にあるとされていたアニマの結晶ともいうべき鉱物で、その歴史は新しいものではない。
が、旧来は杖の核に用いられるなど、魔導具の核としての役割しかなかったものだが、王国の魔導学者であるロニ・テトラが世界で初めて、魔鉱石から光と熱を取り出す方法を発明した。
これは精製された魔鉱石に特殊な魔力を通すことで魔鉱石から取り出した魔力を光や熱に変換するという仕組みだが、この発明によって、彼はのちの魔導機械学に大きく貢献することになった。
こののち、アルトゥーンの魔導学者であるサバル・シャームが魔力を取り出した後の魔鉱石に再び魔力を注ぎ、再利用する方法を発見する。
サバルの発見した方法は魔力の無駄が大きかったが帝国の魔導学者、ニキ・オーエンスがより効率的な魔力の 充填方法を発見し、現在の魔導機械学の基礎を作り上げた。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧