神話の時代、炎と破壊の神であるエンデルクスが勇猛なるものに与えたとされる魔術。
炎や雷の力を扱い、破壊の力に長ける。
各国の魔導騎士団の主力は、主に赤の魔術を使う魔導騎士によって構成されている。
基本となるのは「発火の術」で、火と熱を操るのが赤の魔術の本領である。
そこから派生して雷や爆音・爆発などを使う上級魔術も存在する。
その種類は豊富で、一定の威力のある術をいくつ扱えるかが赤の魔導師の力量であると言われているが、歴史の中には基本の術である「火球の術」を極めて一軍を相手取ったものもいる。
また、燃え上がらせるのは物質ばかりとは限らない。
赤の魔術には「剛力の術」という肉体と精神に働きかけ、力を増幅するものも存在する。
青の魔術や白の魔術のように集団の力を増幅するものは不得手だが、個人の力を増幅する術や、恐怖心を取り除く「狂化の術」などがあり、一軍の力を増すよりも英傑を生み出す術であると言える。
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