ゴブリンを含む、多くの犯罪組織ともつながりを持つ、広域犯罪組織。
直接の野盗働きのような活動は少ないが、違法薬物や武器の密造、密売を行う組織で、王国内で流通する大麻を元にした薬物「デスピノ」は主にサンダルカスの鎌団が扱っている。
「デスピノ」はサンダルカスの鎌の別名で、この薬物の表書きにも蛇の巻き付いた鎌が描かれている。
元来サンダルカスの鎌団は施療院や学問所などを営んでおり、南域では広く受け入れられていた合法組織であった。
しかし、黒の魔術が王国律令で禁止された頃より、南域の中でも黒の魔術に関わる組織は立場を失ってゆき、サンダルカスの鎌団もその中のひとつであった。
その中で、施療院で用いられていた鎮痛薬をはじめとした薬物の横流しを始めたのが犯罪組織としてのサンダルカスの鎌団の起源であると言われている。
元々が学問所や施療院を営んでいたことから、民衆は犯罪組織化した後もサンダルカスの鎌団と共生し、取り締まりは困難を極めた。
そのため、南域政府は公共の学問所や施療院を立てることでサンダルカスの鎌団の影響力を取り除こうとしたという経緯がある。
現在の頭領はウインディ・ルーナ。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧