ジェラルド・セバス

現帝国皇帝レオニード三世の次子にして、帝国魔導騎士であり、魔導騎馬兵隊長。

レオニード三世の血を色濃く受け継いだ者と言われ、不世出の軍人と評される。

白の魔術を得意とし、「集団強化」や「集合の力」のような、特定の集団を強化する魔術を使う。

これらの魔術で強化された重装騎馬兵によって、敵軍を蹂躙するような戦運びを好む。

次期ザルゼリア帝国皇帝候補にもその名が挙がっており、軍の拡充路線を望む軍部を中心に支持されている。

基本的に父であるレオニード三世に近い考え方をし、帝国民の幸せのために軍は強くあり、周囲の国々を併呑することが最良と信じている。

そのため、兄であるヴィットリオとは政策上の対立が多く、兄弟とは言えその仲は決して良好なものとは言えない。