基本的に死者は火葬にされる。
これは死者の穢れをエンデルクスの炎が清め、禊の澄んだ体でサンダルカスの統治する冥府を訪れるべきという思想による。
死者の棺には骨と生前の愛用品、そして木で作られた小さな札を入れる。
この木札は、死後の裁きで罪があったとしても、それを減じてくれるようにと願って入れられる物で、死者の生前の徳を現す物であると考えられている。
葬儀の参列者は一人一枚までしか入れられない決まりで、富裕層の葬儀ではこの札を入れるために雇われる者もいる。
墓石は多くの場合カルザミスを表す象徴である円十字であるが、貧しい者や旅人の場合は墓石を作らず、埋葬されるだけというのも珍しいことではない。
遺族は定期的な法要を行う必要はないが、墓に参る際に墓石に木札をかけると死後の裁きで罪が減じられるという民間信仰があり、信心深い者は欠かさず木札を供える。
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