麦
帝国・東域など、土地の痩せた地に接する中央では麦は重要な交易品である。
各村々にも麦を粉にする風車があり、それが中央の一般的な風景である。
王国文化圏に属する彼らは、王国同様粉にした麦を水で練り、焼いて食す。
畜産
狭い場所でも多く飼える豚や鶏が中心で、馬よりも驢馬が一般的。
牛も乳牛用に飼育される。
肉として出回るのは豚が多く、鶏や牛は廃鶏・廃牛であることが多い。
養蚕
ロウガンダルクのツリーフォークの間では養蚕業が盛んで、古くから東西交易路で扱われている。
加工や染まで行うこともあるが、多くは生糸のまま輸出され、各地で布として織られ、製品になる。
塩
ササンが中央に属していたころは都市国家同盟の中でやり取りができたが、現在は塩の輸入国である。
竜尾連峰からは少量だが岩塩が産出する。
糖類
王国同様、蜂蜜が採れるが、養蜂を営めるほどのものは限られており、流通にはなかなか乗らない。
砂糖や蕃薯糖は高価だが、南域から東西交易路を通って輸入されている。
魔鉱石
王国時代の領主管轄地などでは大型の魔導発動機を使った製粉機を入れているところもある。
また、アルチュカリドでは王国同様大型の魔導発動機を使い、毎夜魔導灯が灯る。
鉄
鉄鋼に関しては輸入国で、製品は王国から、鉄材としては東域から輸入している。
東西交易路を通して贖うこともあるが、大部分はシェラハザードから入ってくる。
石材
建材は大部分が王国式の焼き煉瓦で、大半は北の山々で産出する。
黒曜石や瑪瑙など、宝飾品となる貴石は東域からの輸入品が主となる。
木材
国内流通分は自国で完全に賄える。
主に建材用で木造家屋の多い農村部でも安価に求められる。
シェラハザードまで運び、東西交易路に載せると値は上がるが手間も大きい。
綿
中央産の綿花は帝国との交易品として使われる他、四季のある中央では国内需要もある。
海産物
干魚や乾物などの食料品から、宝飾用の貝や珊瑚まで海のない中央では貴重品であり高価。
ほとんどは王国産。
アルチュカリドでは機械化もそれなりに進んでいるが、魔鉱石は未だ供給過剰。
酒類
果実の実りが豊かな中央では葡萄酒と麦酒が主流だが、果実を使った蒸留酒、それを使った漬け込み酒、小酒など、様々な酒が造られている。
東西交易路にも販路を持つほか、王国や西方諸島でも中央産の酒は人気がある。
茶類
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