正式名称は「中立特別指定区御瀬木市」
日本にある人間と黒夜による共同運営都市で、日本国内で黒夜が生活できる場所である。
日本国内にありながら、日本とは違う組織として扱われることが多い。
隣接する「変域」から出現する敵性黒夜に対応するための武装や設備が充実している。
・人口(2438年現在)
全人口 |
46万3762人 |
┗内人間 |
19万8925人 |
┗内黒夜 |
26万4837人(動物型も含める) |
御瀬木市は、日本国の定める中立特区の一つで神奈川県の東部に位置する。市の中心から沿岸にかけて都市化が進んでおり、沿岸部は工業区として発展している。
・成り立ち
埼玉危機で自らの立場に危機感を持った黒夜が日本国に働きかけ荒廃地域であった旧神奈川県東部を譲渡されたことにより成立。
旧神奈川県東部は東京旧都心付近に隕石の破片が落着した際の多大な被害と第4次世界大戦を経て完全に住民が避難したことにより荒廃地域であった。2427年から再開発され現在では日本の主要都市と同規模の都市として知られている。
行政機能は日本従来の形式を継承しつつ特区としての独自の部分を取り入れている。後に東北圏の葦津葵 (いつき)市、関西圏の獅瑞(しみず)市の見本となる。
交通機関は鉄道は駅を含め架橋によって市を周回するように形成されている。路線すべてを囲い天候の影響を受けにくい構造にしている。その他に市運営バス路線が走っている。
教育機関は学区として小学から大学、その付属施設、地域図書館などをまとめた施設群を設置している。エスカレータ方式ではないため、進学に伴い学区間を行き来する生徒も少なくない。
主要産業は御瀬木開発局を中心とした科学開発、重工業、化学産業、エネルギー産業となっている。