狂歌百物語(狒々) - いにしえwiki
に去るの 形とて 打つより咄す 狒々の狩人(鬼面亭角有)006.家やの棟むねへ 狒々が射立てし 雁股矢かりまたや ねらふ娘は 白歯なりけり(芝口屋)007.人喰ふに 狒々も己おのれが 好みあり 撰める所 先はわらから(菱持)008.葛城の 噛みつくばかり 口あきて 笑へる狒々の
に去るの 形とて 打つより咄す 狒々の狩人(鬼面亭角有)006.家やの棟むねへ 狒々が射立てし 雁股矢かりまたや ねらふ娘は 白歯なりけり(芝口屋)007.人喰ふに 狒々も己おのれが 好みあり 撰める所 先はわらから(菱持)008.葛城の 噛みつくばかり 口あきて 笑へる狒々の
る 案内者あないしやに 酒代をやれば 地蔵顔せり(神風や青則)010.染賃そめちんを 取れば紺屋の 地獄にて 誂あつらへ向きの 幽霊を出す(芝口や)011.立山の 地獄の道の 案内者は 岡目に見ては 凄き世渡り(東風のや)012.亡き人に 再び逢うて 立山に 思ひの胸も 燃ゆる小
堀同心の坂部治助, 住吉町の竜蔵, 大森の鶏, 金の蝋燭)64 廻り灯籠(安政元年四月二十三日, 女房のお仙, 子分の松吉, 子分の善八, 芝口の三河屋甚五郎, 子分の石松, 子分の駒吉, 戸塚の市蔵, 正雪の絵馬, 吉良の脇指)65 夜叉神堂(文化九年三月三日, 八丁堀同心の矢
。新川辺南川辺堰口坂ノ上堂坂砂ノ宮内出ヤワタ(ヤハタ)コトウ登リ戸大平寺峯(寺峰)中通り(中通)中丸マグサビ大クカケ(大クガケ)雪ノ平西ハケ芝口中堀通(元八郎右衛門分)宮ノ下(元八郎右衛門分)宮之脇(元矢颪分)(宮ノ脇)参考文献・ 飯能市史 資料編Ⅺ 地名・姓氏・ 埼玉県報 平成
が下 みたまものをや 隠せるは 不正直なる 神とこそ知れ(江戸崎 有文)004.鼻高の 仕業なるらん 闇の夜に つまゝれ出でし 神の隠し子(芝口や)005.神隠し 残る子たちの 片身頃かたみごろ 親子の縁も 薄き絹裏(弓のや)006.鼻高の 誘ひ行きけん 親ながら 良き子と常に
5.洞に居て 何を嗜たしむか 気が知れぬ 麻布あたりの 貒穴のまみ(桃源洞)006.年経ふれば 汝が毛色も 金銀に 光る夜光の 貝塚のまみ(芝口や)007.其のむかし 爰ここに住みけん 気の知れぬ 麻布にあとを 残す貒穴(清のや玉成)008.杉くべて 穴けぶらする 松が根と 知ら
09.怪談の 四谷丸太や 建てつらん 目も逆しまに 見ゆる柱は(足兼)010.おかされし 夢はたとへの 逆柱 杢の目までも きらきらとしつ(芝口屋)011.船底の 枕も返す 床の海 ゆたのたゆたに 胸も浪うつ(世夢亭素蝶)012.根の朽ちて 光るも怪し 五月雨の 古き軒端に 立つ
やに命を とられけり 雲井の庭へ 出づる化鳥けてうは(駿府 小柏園)004.雲をつかむやうな化鳥の其のさまは 絵に書きてさへ 空にこそあれ(芝口や)005.汝が背に 虎斑とらふを見せし 鵺鳥は かしこき竹の 園生そのふにぞ訪とふ(長門 泉源舎清香)006.弓張の 月に恐れし 鵺鳥
ふを真事まことと 言ひつのり 青筋出して とんだ人魂(上総飯野 部多成)027.小夜ふけて 見る人魂に 驚きて 青くなりてぞ 跡を引くらん(芝口屋)028.魂を見て 結ぶ処の 下襲したがひの 褄つまをからげて 逃げる女をみなら(高見)029.人魂も 無縁の墓を 抜け出でて 石にも
あとなく 鳴門灘 汝なれが天窓あたまも 渦を巻きしを(伊勢大淀 春の門松也)016.船人も けなしながらも 驚きぬ 浪間に天窓 出す海坊主(芝口屋)017.弥陀笠みだかさに 月を着なして 海坊主 弘誓ぐぜいの船の 縁へりに立ちけり(惟孝)018.月の笠 借りて冠るか 海坊主 藜あ
背兄せなを遣りつる 別れかな 榎の額に 影は見えねど(信濃飯田 尚友子清因)015.縁切りと 聞けば榎の 文字は夏 木偏を去りて 廻る聟嫁(芝口や)016.池の名は よしや負ふとも 妹いもと背せの 縁切榎 掘り捨てよかし(槙のや)017.夫婦めをとなか 桜の後の 若葉なる 夏木榎
承ください。川通秋津下橋場前原下堰元奥平中矢下前原秋津榎戸矢ノ根上ノ台北下り(北下がり)連下堀添台通前原沢葭沢(葭ノ沢)滝沢谷津北滝沢滝尾塚芝口ヲネ(芝口尾根)上前原沢下前原沢夕日之沢滝沢三杉戸北川原通(元前ヶ貫八郎右衛門分)中堀通(元前ヶ貫八郎右衛門分)橋場(元前ヶ貫八郎右衛門
06.清明の とりし算木に 坤の卦の 出でて狐を 露あらはしにけり(楽月庵)007.石となる 玉藻の前の 光こそ 星の林と 見せて飛びけれ(芝口や)008.ひとり寐の 哥うたに藻屑は 愛でられて 君の玉藻の 前と召さるゝ(語吉窓喜樽)009.雲井なる 星の位の その中を 落ちて那
.碁石出る 那智の瀧壺 撥ね出して 鯉は雲井へ うち登る龍(宝山人)012.諏訪の湖うみ ひたぶる鯉は 裏不二を 飛び越す龍と なる沢の音(芝口屋)013.降る雨に 風の翅つばさを 添へて空 かけるは足や 飛龍なるらん(有明亭月守)タグ一覧: カウンターページ全体:今日:昨日:
.売買に 利も算盤そろばんの 玉狐 人を秤の 重みにぞなる(松梅亭槙住)009.手品ほど 袖より出して 人目をも 眩くらます玉に 遣ふ小狐(芝口や)010.嫁入りに 祝儀は要らじ 尾崎村 持参の狐火を 燈し行く(桃太楼団子)タグ一覧: カウンターページ全体:今日:昨日:
窓あたまから 酒湯を掛くる 桟俵さんだはら 被つて逃げる 疱瘡の神(南向堂)022.疱瘡の 神に遇ふ身は 時しらぬ 山あげもあり 湖もあり(芝口や)023.雛さまの やうな娘の 疱瘡神もがさがみ 棚を飾りて 炊く赤の飯(青梅)024.手遊びの 張子の達磨 風車 かるい神とは 知れ
08.修験者の かみつくやうに 祈るなり 病の憑きし 犬神の術(紫の染芳)009.執念も 首に凝りたる 犬神は 聞くほど怖く 思ほゆるかな(芝口屋)010.願かけの 奇特きどく不思議も 怖ろしき 身の毛もよだつ 犬神の法(無事也)011.犬神を 祈る供物は 猫足の 台にも高く 盛
術の 額のかゝりし 愛宕山 小太刀かまへて 騒ぐ天狗か(花前亭)019.兵法ひやうはふに 疲れぬる夜の 鞍馬山 鼻つまむのも 知らぬ天狗か(芝口屋)020.雪さそふ 嵐に風は 鞍馬山 いまも木立の 音さやぐなり(館林 小竹のや)タグ一覧: カウンターページ全体:今日:昨日: