マキナ-ファクトリア

第四の門番　マキナ・ファクトリア

身　長	152cm
年　齢	5歳程
ス　キ	マスター　命について考える事　おしゃれ（武装）
ニガテ	手加減　命を奪うもの　笑うこと（表情作りは可）

我が罪はその命     我が業は心臓　     楔に刻む名は"渇望の鉄"           第四の門番     眠らぬ無限の創造主マキナ・ファクトリア     宿命により演じましょう

目次

　概要
　容姿
　性格
　前世
　フィールド
　戦闘能力
　攻略
　本編

概要

２０階層を受け持つ女性型ロボット。機械らしく淡々とした敬語口調で、一人称は「ワタシ」。
争いを好む性格ではないが、自身の役割に忠実かつ手加減もニガテなため対峙した魔女とは全力で戦う。

１０階層、１５階層の門番のような理不尽な能力を持つわけではないが、彼女たちのような確立された攻略法もない。
的確に目の前の魔女を分析して隙無く戦う『明確な弱点』を持たない門番であるため、彼女の撃破には純粋な戦闘能力の高さが求められる。

容姿

白磁の肌と白い髪、鮮やかな緑の双眸を持つ女体を模した機械。

前髪は目の位置できっちりと、サイドの髪は肩の辺りでそれぞれ切り揃えられており、後ろ髪は背中の長さと腰の長さの２層になっている。
瞳の中には小さい２つの円が瞳孔の淵に対角線上に並んでおり、無機的且つ神秘的な印象を醸し出している。また、ロボ娘らしく目の位置から真っ直ぐ顎のラインに向かって線が入っている。
頭部を覆うように淡い緑と金色の半円柱のパーツがついており、耳にあたる部分はレーダーになっている。

胸元と脚の付け根は顔と同じ滑らかな白い素材だが、それ以外の部分は金や緑の無機的な金属パーツ。
肩の関節と腹部は緑色の球体になっており、上腕にあたる部分の穴の開いた金属板や胸部を覆う装甲は金、前腕と脛より下の部分を覆う装甲は淡い緑色。
レオタードのように鼠径部を覆う部品やニーハイソックスのように大腿部を覆う部品、髪と共に彼女の動きを彩る腰布は深いモスグリーンで金の縁取りが施されている。

装甲でやや見えにくいが、脚の先端はブースター。

性格

計算を基準に合理的に動く冷淡な機械……と思いきや割と柔軟。
とはいえ先述した通り自身の役割への意識はかなり高く、融通が利かない部分も多い。

かつての主人が望んだことなのか、自身の理解できないことに遭遇した際は非常に強い関心を見せる。
単純な威力で言えば不十分であろう「好きなシーン」で自身に致命傷を負わせたリテラに対しては、一度敗れた後「好き」の理屈を度々尋ねたりもしている。またリテラが現地妻作ってますよセレナさん。

表情や口調こそ淡々としているが、零無を笑わせようと腕を取って見せたりと理解に苦しむ言動もしばしば。
恐らく感性が人間のそれとズレているのだろう。

なお本人は門番の中で一番まともな感性をしているつもりらしい。

前世

とある科学者……彼女の言う「マスター」によって製作された最高傑作。
彼は彼らが生きる世界のロボット開発における開拓者であり、『かみさま』のような存在として慕われていた。
この頃はマスターにその日あったことを報告し、褒められるのが日課だった模様。

『かみさま』の夢は自身の最高傑作に『いのち』を与えること。
彼は毎日マキナに、『いつかいのちの意味が理解出来たら、君にそれをあげよう』と繰り返し約束していた。

創造主の望みに応えるべく、年若いロボットは『いのち』について考えた。
世界で最も優れた知能を駆使した末に……大切で大好きな、マスターの 心臓 を、彼女はその手に収めることとなった。

その後、神を殺した存在として危険視されることとなった彼の最高傑作は、手に入れた『いのち』を守るべく、彼女を討ちに来た兄弟姉妹を、果ては人間を、全て破壊。

……そして世界には、一体の機械人形と彼女が守り切った『いのち』だけが残された。

別世界に移った現在でも、彼女の腹部に仕舞われた『いのち』は鼓動を刻み続けている。

フィールド

戦闘能力

最高峰の知能による魔女の分析能力を持ち、背後にそびえる『ファクトリア・システム』からは、分析結果を元に魔女が最も苦手とする武装が『生成』される。
勿論武装を効率よく戦闘に組み込むことも造作ないため、隙を突くのは不可能。

『ファクトリア・システム』からは超高火力砲を撃つことも可能で、こちらはまず一人の魔女では耐えきれない。
この威力は１０スフレと明言されている。

攻略

概要欄で述べた通り、明確な弱点や確立された攻略法はない。
ファクトリア砲が来たらまず耐えられないので、エネルギーが充填される前に決着をつける必要がある。

強いて挙げられる「彼女が生物でないこと」という弱点を活かした攻略法は、アーテリィの脚本などによる装甲の弱化、リテラの脚本のように理屈で測れない攻撃を用いる、など。

本編