フィーリ

『灯影の魔女』　フィーリ

身　長	145cm
年　齢	15歳程
役　職	ランプ職人
ス　キ	ランプ　電球　暗い部屋に灯るほのかなあかり
ニガテ	眩しすぎるもの（場所）　キラッキラし過ぎな自分の瞳

目次

　概要
　容姿
　性格
　生い立ち
　戦闘能力
　本編
　交友関係

概要

15歳という若さで工房を運営し、職人として生計を立てているすごい子。
街の灯りという灯りの大半が彼女の作品と言うことだから恐れ入る。

性格はいたって穏やかであるが、脚本であるナハトに対する扱いは相当雑。
一人称は「私（わたし）」。

ランプを作ることが何よりの喜びであり、自身の工房を持った時点で彼女の願いは叶っているように思える。
それでも彼女が塔に登るのは、塔にランプを飾って他の魔女の助けにするためである。
塔の性質上、折角設置したところで次入ったときには消えてしまっていそうな気もするが…。

容姿

銀髪を両サイドだけ残してショートボブカットにし、両サイドの髪は赤い紐で留めた後下の方だけ三つ編みにしている。
コンプレックスである強い輝きを放つ両目を分厚い前髪で隠しており、その特徴からシルヴィアやナハトには「前髪」「前髪女」と呼ばれたりもする。

デフォルト衣装はカジュアルな白いシャツに動きやすいオーバーオールを合わせたもの。
オーバーオールのポケットや腰から下げたツールポーチには工具がきっちり収納されている。
機能性重視に見えるが、袖のボーダーや１つ１つ形の異なるシャツのボタン、オーバーオールの裾など遊び心があり大変可愛らしい。
シャツの上から羽織っているケープにも星の刺繍が散りばめられており、いつも被っているフードの先端には電球を模した飾りがついている。

……ところでプロローグでされてる彼女の外見の描写、美少女すぎやしませんか。

性格

個性派奇天烈揃いの今日の街で数少ない良心である…が、フィーリがいるところにはナハトが必ずついてくるのでその印象は悲しいかな薄い。
ナハトに（物理的に）干渉できる唯一の存在であり、よく引っ張ったり投げたりとお灸を据えている。

時々職人肌とある通り、作業中は集中しておりモドロが上に乗っても気付かないほど。

強い光が苦手な故、夏場の日中は特に外に出たがらない。
依頼をするなら夕方から夜、或いは冬を狙おう。

控えめな印象を受けるがその観察眼は確かであり、ステアの危うさにも物語開始時点で気付いており、ブギーの本質も戦闘開始後早々に見抜いた。
また、チェータの本心を察し親しく接する数少ない存在でもある。
この観察眼については、「ランプの光によってできる影の輪郭を正確に把握しているイメージ」とのこと。

生い立ち

生まれは今日の街の外。
ランプ職人の家系に生まれ、その血に誇りを持っている。
修業も兼ねて今日の街にやってきたとのことだが、そこそこ広い街の大半のランプが彼女の手製ということを考えると、引っ越してきたのはそれなりに前とするのが自然である。
ただえさえ若いのに、一体何才で一人立ちしたのだろうか……。

生まれた頃から自身の身を焼き切らんほどの魔力をその内に秘めており、まだ幼いうちからその魔力は危険なまでに膨れ上がっていった。
そんな折に脚本が発現。膨張を続ける魔力を自身の『影』に逃がすことで、エネルギーが小さな魔女の体を食いつぶすことを防いだのである。
これは、幼い少女を守るという明確な意思でもあった。

それ以来、彼女の脚本……ナハトはフィーリのそばで彼女をからかい、バカ騒ぎを続けている。

戦闘能力

• 基本魔法

物語開始時

火	水	風	地	計
３	０	０	１	４

覚醒後

火	水	風	地	計
５	０	０	１	６

物語開始時点では強くもなく弱くもない平均的なスペックだが、これはナハトを介し魔力を常に垂れ流しにしている時の数値である。
『炎魔の記憶編』にて脚本を一時的に抑えることが可能になってからはほぼ悪魔や精霊と同等の力を操れるようになる。
同編で魔力を解放した際はミュリシア・ステアを止めることは叶わなかったが、元々戦闘を好む性質でなかったこともあり、この時点では恐らくおびただしい量の魔力を完全に扱えてはいなかったものと推察できる。
研鑽を積み、完全に魔力を扱えるようになった後が楽しみなキャラクターと言えよう。

• スタンス

イヴィルスタンス
契約悪魔	シャドウ

ナハトを同胞だと勘違いして契約しにきたおちゃめな紳士。
彼と契約しているお陰でフィーリはシャドー系のモンスターに襲われることはない。

• 脚本

“ おれさま　なにさま？　ナハトさま！ ”

影に石を持たせる能力。（脚本名書き換えにより半分はナハトが発動権を持つ）

子供っぽくやかましい彼女の影。
フィーリを語る上で避けて通れない、他ならぬナハトのこと。
自身の魔力に潰されそうになっていたフィーリを救った張本人（人？）でもある。

ナハトが自由に動き回っているということは、その時間フィーリの魔力は常に放出されているということであり、フィーリの膨大な魔力を逃がす役割を果たしていた。

本編

交遊関係

塔でのランプ設置により多くの魔女から存在を認識されており、また感謝されている。
本人としては自分のしたいことをしているだけなので、あまり自覚はない。