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『銀の魔女』 シルヴィア
| 身 長 | 147cm |
| 年 齢 | 24歳程 |
| 役 職 | 翻訳家 |
| ス キ | クッキー オリヴィアをからかうこと 喧嘩 |
| ニガテ | ピーマン 家事（特に掃除） 高所 |
目次
概要
少女のような見た目に反して口が悪く粗暴な南地区に住む魔女。
無気力でぶっきらぼうな態度をとることが多いが、喧嘩好きもあって売られた喧嘩は割と買う。
一人称は「アタシ」。
脚本能力を活かして様々な属性の基本魔法を誰でも使えるアイテム（スクロール）にして販売する「翻訳家」として生計を立てている。
実力は確かだが塔攻略に関してはやる気がないため、物語時点での踏破階層は5階層。
容姿
身長は147㎝とかなり小柄で、二つ名の通り長い銀の髪を高い位置で二つに結いあげている。
デフォルト衣装も肩を出した白いフリルブラウスにパニエ付きのプリーツミニスカートと可愛らしく、一見するとかなり幼く見える。
しかし切りそろえられた前髪から覗く赤い眼光は鋭く、振る舞いや表情に愛らしさは全くない。
“目”のついた髪飾りやマフラー、手袋、足首の枷のような輪は液状にすることもでき、髪飾りは使い魔のようなものと言及されている。
これらの装飾は契約悪魔であるジョーカーに強く関わっていると考えられる。
普段はマフラーで隠れているが、首を一周する縫い目が走っている。
他の部分には縫い目なし。
性格
粗暴で毒舌家と表記される通り、言動共に荒い。倫理観も薄い。口を開けば皮肉と暴言が飛んでくる。
他の魔女のことをまともに名前で呼ぶことすら珍しい。
喧嘩で建物を壊すことも多いため、大半の住民からは厄介者と認識されていると思われる。
スラム街育ちで犯罪歴も豊富。オリヴィア曰く「やっちゃいけないこと一通りコンプしてる」。
国で有数の魔女でありそこそこの収入がありそうなものだが、住んでいるのはあばら家でとても裕福な暮らしをしているようには見えない。
宵越の金は持たないタイプらしいので、酒やギャンブルで大半を使っているものと考えられる。
ズボラさ故に、苦手な掃除は勿論食事も摂らないことがままある。この辺りは昔恒常的に食事をする習慣がなかったことも影響しているのかもしれない。
使えるものは大抵何でも使う。他の魔女の力も道具のように使うし、倒したモンスターやなんならそこら辺にころがってる死体も盾にする。
（とはいえ生きている魔女すら盾にする奴もいるのでそれと比較すると…）
と、ここまでクズっぷり非道徳な面を書いてきたが、意外にも面倒見は良い。
他の魔女を良いように使うが、使える可能性がある限り切り捨てることは絶対にない。
スフレやリストのことはからかいつつも気にかけており（なおリストはイジメられてると感じている模様）、リテラからも問題が起きた際にまず頼りにされている。
アイヴィが街を治めるようになってから南地区をある程度抑え込んでいるのもシルヴィアである。
このような側面は、後述する「家族」との関係に理由があると推察される。
過去
本名は２字。孤児院で血のつながらない妹と暮らしていた。
妹のことは自分の命より大切に思っていたが、８歳くらいの頃、妹と育ての親を手にかける。
詳細は不明だが、シルヴィアが現在持つ何かしらの力がこの一件に由来しているようである。
その後は賞金稼ぎのようなことをしつつ各地を転々とし、オリヴィアの故郷に辿り着く。
今日の街に辿り着くまでの来歴は明らかになっていない。
古くからいる住民とのことなので、まだ街が小さい頃から活動していたのではないかと考えられる。
街に来てからは前局長と殴り合ったり超大型異界生物をオリヴィアと討伐したりしている。
本編開始前に第一の門番をトランプで打ち負かし、第5階層以降の道を開いてしまった張本人。
シルヴィア自身カードゲームで扉が開いたことは予想外だったらしく、プロローグではそのことを強く後悔している様子が描かれている。
戦闘能力
- 基本魔法
| 火 | 水 | 風 | 地 | 計 |
| ４ | ０ | ０ | ０ | ４ |
火属性特化。
しかし、自身で編み出した魔法で他属性の魔法に近い効果を得ているため実際にできることは非常に多い。
ただ火球を出すだけでなく、炎の力で機動力を促進したり、炎の壁を用いて瞬間移動のようなこともしている。
荒っぽい性格に反して、単純な威力で押し通すよりも細やかな制御で弱点をついてエネルギー消費を抑えるタイプ。
- スタンス
| イヴィルスタンス | |
| 契約悪魔 | ジョーカー |
「道化」或いは「切り札」の異名を持つ憑依型の悪魔。
シルヴィアが悪魔に干渉できるのはこのジョーカーから力を得ているからだと思われる。
悪魔の力を使う際には髪飾りやマフラーが変化し、『ジョーカーモード』と呼ばれる姿になる。
out side 1ではジョーカーの力で黒幕の悪魔を汚泥に沈めた。
- 脚本
| “ 踊らぬ君は孤独な道化 ” |
| 自分の目で見た基本魔法を一時的に使えるようになる能力。（最大５つまで） |
他者の基本魔法をコピーする能力。
汎用性が高そうに見えるが、実際に戦闘で他属性の魔法を使っている描写はあまりされておらず、専らスクリプトの作成に用いていると考えられる。
この脚本があるからかシルヴィアは属性問わず基本魔法に詳しいイメージがあるがソースがわからない、100％管理人の妄想かもしれない。
本編
交遊関係
- オリヴィア
互いに互いを“殺しあう”運命を背負った相手。
普段はオリヴィアが嬉々としてシルヴィアの世話を焼いている。
共闘中であろうと、シルヴィアは隙あらばオリヴィアを巻き込もうとする。外すと舌打ち。
戦闘能力においてはオリヴィアの方が確実に上手であり、シルヴィアもそれを理解している。しかしオリヴィアを止めることができるのはシルヴィアだけ。
一仕事終えた後にシルヴィアが食べるのは、決まって一番の好物であるオリヴィアのクッキー。
