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帰ってきたウルトラマンの登場怪獣(かえってきたウルトラマンのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビ番組『帰ってきたウルトラマン』に登場する架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧である。
第1話「怪獣総進撃」に登場。
詳細はアーストロンを参照
第1話「怪獣総進撃」、第2話「タッコング大逆襲」に登場。
怪獣の出現が止み、長く平和を保ってきた日本に再び現れた怪獣。東京湾に現れ、ザザーンをあっけなく葬るが、突然、体が謎の発光(実は新マンが放ったスペシウム光線。新マンは地球人と融合しなければ地球上に実体として存在できなかった、あるいは姿を消したまま地球人を救おうとした、といった説がある)に包まれ、海の中へと逃走する。(第1話)
海中にいる所にMATのミサイルを受け、怒って潜水艇を跳ね飛ばす。その後、主食としているオイルを狙い、海上プラントを襲ったもののMATの反撃を受けて手負いとなり、そのままコンビナートへと上陸して甚大な被害をもたらした。ウルトラマンと戦うが尻尾をもぎ取られ、スペシウム光線で粉々に吹き飛んでしまった。(第2話)
その丸く大きな体一面に吸盤がついており、これがタコに似ている事からタッコングと名前がついたと思われる(劇中では一度も呼称されてはいない)。本物のタコのように8本の触手があるわけではなく、2本の短い脚と吸盤付きの小さな手が2本、タコの触手状の尾が1本ついている。
第1話「怪獣総進撃」に登場。
東京湾に突如出現し、同時に現れたタッコングと隅田川河口付近で戦った。が、タッコングのパワーの前に見せ場も無く絶命。そのためウルトラマンとは戦わなかった。その戦いの中で勝鬨橋を破壊してしまった。「ヘドロ怪獣」と異名を持つが、体中に海藻(番組開始前の宣伝では海草怪獣の別名だった)をまきつけたような姿であり、大きな唇だけが印象的。
第3話「恐怖の怪獣魔境」に登場。
詳細はサドラを参照
第3話「恐怖の怪獣魔境」に登場。
『ウルトラマン』に登場したテレスドンの弟。テレスドンのように炎を吐くことはなく、また地底人に操られているわけでもない。霧吹山に生息していて、サドラと戦うが、ウルトラマンとの戦いでは一時共闘する姿勢も見せる。体表は茶色く、周りの岩場に同化しやすい。ウルトラマンが相手では分が悪いと見たのか、サドラを見捨てて逃亡しようとするが、背後からスペシウム光線を頭部に受け、爆発四散した。
第4話「必殺! 流星キック」に登場。
箱根山中から現れ、食料としているウランを狙い原子力発電所を襲う。身体の全面を覆うバリアーを駆使し、スペシウム光線、ウルトラスラッシュなどウルトラマンの光線技を次々と防ぎきり、最強のシネラマショットをも防ぎきった。ウルトラマンを敗北へと追い込む。その後、流星キックを会得したウルトラマンにバリアー発生源の角を折られ、スペシウム光線を受け絶命。その巨大な身体から繰り出されるパワーと口から吐かれる放射能光線、角からの光線、鋭く尖った角、そして何よりもウルトラマンの強力な光線を物ともしないバリアーでウルトラマンを4話目にして早くも敗北に追い込んだ、今でも人気の怪獣の一体。『帰ってきたウルトラマン』初の四足歩行型怪獣であり、ウルトラシリーズ中、一人でスーツに入って膝を付かなかった初の四足歩行型怪獣である。背中のひれが特徴的で、体表は青い。なお、今回初めてウルトラマンはシネラマショットを使っているが、この回の降は使われることはなかった。
第5話「二大怪獣東京を襲撃」、第6話「決戦! 怪獣対マット」に登場。
詳細はグドンを参照
第5話「二大怪獣東京を襲撃」、第6話「決戦! 怪獣対マット」に登場。
詳細はツインテールを参照
体をMATによって着色され、ウルトラマンと戦うゴルバゴス
第7話「怪獣レインボー作戦」に登場。
地獄谷に生息している怪獣。カメレオンのように体色を周囲の色と同化させることができる。夜行性であり、昼間は岩石になりすまして眠っていて、夜になると闇にまぎれて活動する。MATのレインボー作戦によって塗料を吹き付けられ、体色を変化させることができなくなってしまった。武器は火炎弾。最期はスペシウム光線を受け倒れた。
第8話「怪獣時限爆弾」に登場。
詳細はゴーストロンを参照
ウルトラマンのバックを取って攻撃するダンガー
第9話「怪獣島SOS」に登場。
南隊員の不時着した太平洋上の無人島でモンスターソナーによって発見され、そのまま洞窟の中に埋められかけたところで覚醒し、南隊員とその島の調査チームを危険に晒した。武器は上あごから生える1本の歯とグローブ上の手に1本づつ生える爪。頭部にはドレッドヘア状の物が付いている。これはエネルギーをためる袋で、戦いの中、これをウルトラマンに引きちぎられてしまい弱体化。最期は側頭部にスペシウム光線を受け絶命。
第26話、第29話、第54話に登場。
ウルトラマンに毒ガスを吐きかけるステゴン
第10話「恐竜爆破指令」に登場。
もとは小学生らが発掘した恐竜(ステゴサウルスの一種といわれる)の化石。実は仮死状態で生きていたらしく、発掘現場が工事されることになった際に発破用ダイナマイトのショックによって甦った。身体から強酸性の溶解液を分泌して人間を溶かし、口から毒ガスを吐く。子供たちの意を汲んだウルトラマンにより、ストップ光線を受けて殺されることなく宇宙に運ばれた。
特撮テレビ番組『レッドマン』の第47話、第49話、第50話に登場。
ウルトラマンを羽交い絞めにするモグネズン
第11話「毒ガス怪獣出現」に登場。
旧日本軍の製造した毒ガス・イエローガスを食べていた怪獣。最大の武器は口から吐く毒ガス。その威力はウルトラマンを瀕死に追い込む程の威力を持つ。また、背中からはショック閃光を放つ。普段は地中に潜んでいるが、音に敏感であり、自分の縄張りに入ってきたものを襲っていた。毒ガスをMATの中和剤で無力化され、息を吹き返したウルトラマンのウルトラスピンキックで倒される。
第12話「怪獣シュガロンの復讐」に登場。
白神山に生息する怪獣。本来はおとなしい性格であったが、裏山にバイパスが開通したことで自動車の騒音を嫌がって狂暴化した。硫黄を嫌う性質をもち、牛山画伯の住んでいた硫黄岩のある谷の付近には近づこうとしなかった。しかしMATに目を攻撃されて方向感覚を失い、硫黄岩の谷に入ってしまった。車を憎み、牛山画伯の娘・静香を守るように現れていたことから、牛山画伯の化身ではないかといわれている。武器は火炎弾。最期はウルトラ霞切りで倒された。
特撮テレビ番組『レッドマン』の第109話、第111話、第112話、第116話、第119話、第137話に登場。
第13話「津波怪獣の恐怖・東京大ピンチ」、第14話「二大怪獣の恐怖・東京大龍巻」に登場。
西イリアン諸島に住む四つ足の雌怪獣。本来はおとなしい怪獣といわれているが、産卵期であるため気性が荒くなっていた。産卵に必要である鉱石や宝石の原石を求めて、宝石を積んでいたマグロ漁船の海神丸を襲い、さらに東京湾岸のセメント工場付近に上陸した。MATと自衛隊の攻撃を受けて、夫であるシーゴラスを呼び寄せた。シーゴラスと自分の角の光を合わせて大竜巻を発生させる。
第13話「津波怪獣の恐怖・東京大ピンチ」、第14話「二大怪獣の恐怖・東京大龍巻」に登場。
西イリアン諸島に生息する怪獣で、シーモンスの夫である。先に東京に上陸したシーモンスの危機に出現した。鼻先の角を発光させることで、津波を発生させる。MATのレーザーガンSP-70によって角を折られ、戦意を喪失してシーモンスとともに海へ帰っていった。
第37話「ウルトラマン夕陽に死す」に登場。
ウルトラマンの能力を測るためにナックル星人の手によって再生し、ウルトラマンと戦う(映像は第14話の流用)。ただし、上記の通りシーゴラスは死ぬことなく海に帰っているため、この時のシーゴラスが初登場時と同一の個体かどうかは定かでない。
後に『タロウ』に登場するタイラントの設定との整合性を考えると、少なくともこの回においては倒されて(死んで)いる可能性が高い。
第15話「怪獣少年の復讐」に登場。
電気を吸う怪獣。特徴は透明怪獣ネロンガと一緒。電気を吸うまでは透明で電気を吸うと正体を現す。武器もほぼ一緒で強烈な電撃。ただし、こちらは口、尻尾、甲羅を介して放電できる。エレドータスだけの特徴として、弱点である頭部を甲羅に収納できる。最期はスペシウム光線を頭部に受け倒された。
第16話「大怪鳥テロチルスの謎」、第17話「怪鳥テロチルス・東京大空爆」に登場。
東京に突如出現。巣である悪島火山が噴火した為、新しい住処を作る為にやってきた。武器は光線と口から吐く硫黄の匂いのする雪のような糸で、普段は単に相手を絡め取ったり、巣を作ったりするものだが、亜硫酸ガスと混ざると赤色の猛毒ガスに変貌する。また、その体はスペシウム光線を2回受けようがビクともしないほどの強さを誇り、1回戦ではウルトラマンと激しい空中戦を展開して目潰し攻撃でウルトラマンを海中に沈めた。しかし、2回戦でウルトラマンに空中から落とされて絶命。
第18話「ウルトラセブン参上!」、第37話「ウルトラマン夕陽に死す」に登場。
詳細はベムスターを参照
第19話「宇宙から来た透明怪獣」に登場。
坂田次郎が発見した隕石の中から出現した。体の組成は中性子。中性子で物体を構成するのは不可能なため異次元の怪獣とされている。特徴として中性子の性質を利用した物体透過、透明術、瞬間移動等がある。武器は持たないが透明術と瞬間移動術を利用し相手の背後に回りこみ、相手の首に長い鼻を巻きつけ絞め殺す戦法を得意とする。飛行物体をアイアンヘアーで絡めとる事も可能。最期は透視光線で発見され、姿を消す前に叩きのめされフラフラになったところにウルトラ念力によって宙に浮かされ、ウルトラブレスレットから発せられた「ウルトラスーパー光線」を受け爆発した。
特撮テレビ番組『レッドマン』第35話、第36話、第37話、第40話、第41話、第42話に登場。
第20話「怪獣は宇宙の流れ星」に登場。
Img736.jpgマグネドンの強力な磁気で、背中に吸い付けられてしまったウルトラマン
地殻の弱いところを狙って地下から突如現われた怪獣。最大の特徴はその体に帯びている強力な磁力。武器は背中からの電撃。マグマ質の為、体が壊れやすい。だが、磁力さえあれば何度でも生き返る。その磁力を利用され、MATの普通爆弾で粉砕されてしまったが、すぐさま再生、復活。磁力が地球上に無尽蔵に存在している為、地球上では倒せない。ウルトラマンとの戦いでは、ダムの修復にブレスレットを使用したウルトラマンの隙をついて跳ね上げ、背中に磁力で拘束して身動きを取れなくした。ブレスレットを再び手にしたウルトラマンによって磁力の無い宇宙空間に連れて行かれ、最期は磁力の無い宇宙空間でウルトラブレスレットを受け粉々になった。
第21話「怪獣チャンネル」に登場。
電離層にいた怪獣。電波を食べる。背中に無数にある突起から電波を吸収。そこから、自分の見た物を電波で送る。この為、ビーコンのいる付近の家はテレビの映像が全てビーコンの見ている映像そのものになる。武器は目から出す破壊光線。また、腹部からウルトラマンを仮死状態に追い込む程の強烈な光を放つ。最期は、仮死状態になったウルトラマンが生き返り、そのままウルトラブレスレットを受け、墜落して倒れた。
特撮テレビ番組『レッドマン』に登場。
第22話「この怪獣は俺が殺る」に登場。
詳細はゴキネズラを参照
第23話「暗黒怪獣・星を吐け!」に登場。
暗黒怪獣バキューモンに自分の故郷であるかに座が飲み込まれたために、警告と救助を求めてやってきた悪意の無い怪獣。武器は両手の鋏、口からの溶解泡等があるが、好んで使うことはなかった。ウルトラマンと戦ったが、やがてウルトラマンがザニカの本当の目的に気付いた為、倒されなかった。バキューモンが倒れた後、元気を取り戻し、ウルトラマンと共にかに座へ帰った。
第23話「暗黒怪獣・星を吐け!」に登場。
宇宙に存在する怪獣。その姿は煙のようなものにつつまれており、外見はいわゆる「怪獣」と言うよりも「命あるブラックホール」という印象。ただし、体内の描写があるので一応生物ではあるようだ。体内はもの凄い圧力に満ちている。ザニカの故郷であるかに座や北斗七星等を含んだ数々の惑星、星座を飲み込んでいった。最期は体内をウルトラマンのウルトラブレードで切り裂かれ、食べた星を吐き出し消滅した。
第24話「戦慄! マンション怪獣誕生」に登場。
信州に落下した隕石の中にいた小怪獣。人間に危害を加えることはなかったが、正体不明であることからMATにその存在を危険視され、おとなしいままMATのレーザーガンSP-70によって粉砕、処分された。
第24話「戦慄! マンション怪獣誕生」に登場。
少年によりマンションの壁につけられたクプクプの破片が己の姿を変えて誕生し、マンション内の部屋をズタズタにした。その後、駆けつけた岸田と郷にマットシュートで撃たれるが、逆にそのエネルギーにより一気に巨大化してしまう。硬い甲羅を持ち、口には牙、背中には角、"つ"の字型の尻尾を持つ。甲羅にはスペシウム光線も通用しない。武器は尻尾から出す破壊光線。弱点は背中の角で、怒った時に前方を向いているものを後方に向けると動けなくなる。最期はウルトラブレスレットを受けて骨となった。
第25話「ふるさと地球を去る」に登場。
群馬県愛野村ことザゴラス星の隕石に付着していた微生物が突然変異した怪獣。ザゴラス星の接近によりその引力で引き上げられた愛野村の浮遊反応を受け活動を始めた。武器は火炎。特徴として、団扇のような尻尾。これは、怪獣史上最大級の幅を持つ。最期はウルトラマンによって浮遊した愛野村と衝突させられ、粉々になった。
特撮テレビ番組『レッドマン』第108・113・118・119話に登場。
強力な頭部の鋏でウルトラマンの腹を締め上げるノコギリン
第26話「怪奇! 殺人甲虫事件」に登場。
三本角のクワガタムシに見えるが、正体は宇宙昆虫。突如、地球に飛来した。地球の昆虫と違うのは破壊光線を放てることで、電動髭剃りやドライヤー等の機械音を敵の羽音と勘違いし、それらを使用していた人間を殺害したことにより存在が発覚した。MATに捕らえられ処分されることになったが、MATのスペースレーザーガンのエネルギーを受け逆に巨大化してしまった。武器は大きさに比例し建物も破壊できる様になった破壊光線。また、その頭部の鋏も強力な武器となる。最期はウルトラブレスレットを受け昏倒。そこにウルトラショットを受け粉砕された。余談だが、巨大化する前の状態では、当時の貨幣価値で2,000円相当だったらしい。
特撮テレビ番組『レッドマン』に登場。
第27話「この一発で地獄へ行け!」に登場。
突如、出現した怪獣。武器は観音像も瞬く間に切り裂く両手の回転鋸。また、頭部、顎、背中、腹にある鋸も武器。飛び蹴りも得意技。最期は、ウルトラブレスレットで首を斬られ、その首をウルトラキックで蹴り落とされた。
特撮テレビ番組『レッドマン』に登場。
第28話「ウルトラ特攻大作戦」に登場。
各地で起きる台風の中心にいた怪獣。最大の特徴は、その頭部を回転させて起こす台風。その速度に比例し風を強める。武器は両手の触手の他、脚部からの放電。スペシウム光線も通用しない強敵。最期はウルトラマンの起こした竜巻によって宇宙に運ばれ、そこで粉砕された。
第29話「次郎くん怪獣に乗る」に登場。
MATの宇宙ステーションNo.5にとりついて地上に落ちてきた怪獣。名前の通りヤドカリの如く、次々と殻を求めて移動する。武器は両手の鋏と、鋏から出す毒液。最期はMATのナパーム弾で篭っていた宇宙ステーションNo.5から炙り出されて、ウルトラランスを受けた所に、スペシウム光線を受け炎上、絶命。なお、本作品の予告編ではウルトラマンを持ち上げているカットが紹介されていたが、実際には劇中では使用されなかった。
第30話「呪いの骨神オクスター」に登場。
異常成長した水牛のなれの果て。目的は死んでしまった仲間の骨を守ることで、仲間の骨を奪おうとするものを次々と殺害した。武器は口から出す白い唾液状の溶解液。また、水牛の名残である赤い角。水中戦でウルトラマンを苦戦させたが、ブレスレットにより湖の水が全て蒸発し、呼吸ができなくなったことで形勢逆転(ウルトラマンが勝利した後、豪雨となって蒸発した水が湖に降り注ぎ、元に戻った)。最期はスペシウム光線を受け倒され、ウルトラショットで骨になり、仲間の亡骸諸共沼の底に沈んだ。
第31話「悪魔と天使の間に・・・」に登場。
伊吹隊長の娘・美奈子の友達、失語症の少年・輝夫に化け、MATの郷秀樹隊員をテレパシーで挑発。それに合わせて手下である囮怪獣プルーマを使い、ウルトラマンを誘き出し、ウルトラブレスレットを使わせて自身の開発した磁力発生装置でウルトラブレスレットを操縦。ウルトラブレスレットでウルトラマンを倒そうとした。武器は目からの青色怪光線。これは人を消滅させる力を持つ。また、常に背負っているランドセルは磁力発生装置をかねたコンピュータになっている。作戦は成功しウルトラマンを絶体絶命の危機に追い込んだ。しかし、郷秀樹の言葉を信じた伊吹隊長に居場所を発見され、怪光線を発射するが避けられ磁力発生装置をマットシュートで破壊された。最期は続けて撃たれたマットシュートを喉に受け絶命。
第31話「悪魔と天使の間に・・・」に登場。
地下から現われた怪獣。その目的はウルトラマンにウルトラブレスレットを使わせること。その為、ウルトラブレスレット以外で倒せないようになっていて、スペシウム光線も通用しない。武器は体液、牙等に仕込まれた猛毒。また自身もあらゆる猛毒を餌とする(劇中、描写はない)。その背中にある硬い甲羅を使った体当たりも得意とする。最期はウルトラブレスレットで首を切られて倒され、緑の体液を垂らしながら消滅。だが、ゼラン星人の目的は達成され、ウルトラマンはこの後、危機に陥る事になる。
特撮テレビ番組『レッドマン』に登場。
幼体から成体に脱皮するキングマイマイ
Maimai2.jpgキングマイマイの粘着糸に絡め取られ、右手を上げた姿勢のまま身動きできなくなってしまったウルトラマン
第32話「落日の決闘」に登場。
武器はお尻からおならの様に発射する火炎弾。片腕を爆破された。夕日を浴びて成体へと成長。
大伴昌司著「怪獣図解入門」によれば、地球から月に落ちた一円玉が見えるほどの視力の持ち主。武器は口から吐く強靭な硬さと粘着力を誇る粘着糸で、これは何でも凝固させてしまうマイマイセメントと、LPガスの数億倍のエネルギーがあるマイマイガスを混合して作られる。戦法は、昆虫特有の性質から、死んだふりをしての騙まし討ちを得意とする。死んだと騙され、スペシウム光線を放たずに空に飛び立とうとしたウルトラマンの背後から、強力なガスと共に糸状のマイマイセメントを浴びせ、ウルトラマンの体に付着して凝固し絡め取る。右腕を上げた姿勢のまま身動きが取れなくなってしまったウルトラマンは、渾身の力を込めてブレスレットを起動させ、ウルトラスピンで糸を振り払った。最期はブレスレットボムを体内で爆発させられて倒された。
特撮テレビ番組『レッドマン』第33話に成体が登場。エレキングとともに登場したが、2匹ともレッドアローでレッドマンに倒された。
第33話「怪獣使いと少年」に登場。
詳細はメイツ星人を参照
第33話「怪獣使いと少年」に登場。
詳細はムルチを参照
湖でウルトラマンと戦うレオゴン
第34話「許されざるいのち」に登場。
郷秀樹の旧友である青年科学者・水野一郎が、全ての生命は一つと言う信念のもと、どの種類にも属さない生物を作ろうとした結果、生まれた怪獣。水野青年が発見したαレオン電磁波でトカゲとウツボカズラを融合。誕生した卵より孵った。レオゴンと言う名は水野青年の命名。研究所を脱走後、巨大化して箱根・芦ノ湖に姿を現した。武器は背中についたウツボカズラから出す蔦。これで相手を絡めとり、自分が圧し掛かる戦法を得意とする。湖上で対峙したウルトラマンの両足を絡めとり一時は優位に立つが、最期はウルトラブレスレットを受け、背中のウツボカズラと両前足を切断されて沈没、爆発した。なお、βレオン電磁波に弱いらしいが、劇中ではそれを用いることなくウルトラマンに倒されている。
吸引光線で、ウルトラマンの身体を自らの発熱ボールに吸いつけてしまったプリズ魔
第35話「残酷! 光怪獣プリズ魔」に登場。
限りなく凝縮された光が物体化した怪獣。その姿は天然の水晶を思わせる。光を求め、光のあるところにオーロラから白い気体と共に舞い降りる。武器は相手を引き寄せる吸引光線等があるが、最大の武器は結晶化光線。これはあらゆる物を結晶化、そこから分解してしまう光線。これで光に変えて体内に取り込み食料としている。初戦では、ウルトラマンのすべての攻撃を全く受け付けず、逆に吸引光線でウルトラマンの体を吸いつけてその腹部を焼き、プリズム光線で翻弄する。決戦となった第二戦では、MATの冷凍弾で外側を冷やされ、身体を縮小したウルトラマンに体内に侵入される。ウルトラマンを結晶化しようとしたが、内側からスペシウム光線を発射され熱膨張により破裂。その破片は空に還った。
第36話「夜を蹴ちらせ」に登場。
カーミラ星と呼ばれている惑星から宇宙船に乗って地球に侵入した宇宙人。その外見はまるで蝙蝠のようであり、敵の血液やエネルギーなどを吸収して生きている。人間の女性の死体に乗り移り、その女性の生前の知り合いを次々、吸血して殺害。目的は人間の女性を皆殺しにして、地球人類を全滅させること。武器は口からの毒ガスと赤いエネルギー弾。毒ガスには、相手の呼吸を止める効果がある。また、牙も武器で、これでウルトラマンの肩からエネルギーを吸い取ってしまった。弱点は眩い光。最期はウルトラマンに閃光を浴びせられ、怯んだ所にウルトラクロスを心臓に刺されて死亡。遺体は灰になった。ウルトラマンのことを「宇宙人に味方しない裏切り者」と非難していた。後に登場するバット星人が、ウルトラ兄弟のことを「裏切り者」と呼んでいた事を考えると、ほとんどの宇宙人達は地球に対して敵意を抱いている可能性が高い。
特撮テレビ番組『レッドマン』に登場。
第37話「ウルトラマン夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星光る時」に登場。
詳細はナックル星人を参照
第37話「ウルトラマン夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星光る時」に登場。
詳細はブラックキングを参照
第37話「ウルトラマン夕陽に死す」に登場。
詳細はベムスターを参照
雪男星人バルダック星人
第39話「20世紀の雪男」に登場。
寒冷の星バルダック星からきた宇宙人で、バルダック星が240年に一度、地球に大接近するのを機に、母星から大円盤群を呼び寄せて、地球を侵略しようと試みた。240年も前から長野県の権現山に隠れ住み、地球侵略のため調査を重ね、資料を集めていた。地元では雪男として恐れられていたようだ。口から零下234度の冷凍ガスを吐き出す強敵で、ウルトラマンも瓦礫に足を取られてあおむけに転倒したところに冷凍ガスを浴びせられ続け、冷凍マグロのように凍らされてしまった。ただし、熱には弱く、MATのミサイル攻撃の火炎の熱で体の氷が溶けて復活したウルトラマンのウルトラ火輪で消滅した。その後、地球に侵攻中だったバルダック星宇宙船団も破壊された。
第40話「まぼろしの雪女」に登場。
出身地はブラック星だが、「土星からやってきた」と語る宇宙人。土星に自分達の基地を作り上げ、その基地の中の奴隷が不足してきたので、八ヶ岳や軽井沢などの山小屋に泊まった地球人の若い男女1000組を氷付けにして土星の基地へ送っていた。普段は山小屋の番をしている老人に化けている。用心棒として母星から連れてきたスノーゴンを従えている。スノーゴンに「ウルトラマンをカチンカチンにしてしまえ!」と命令し、ウルトラマンを窮地に追い込むが、復活したウルトラマンにスノーゴンを倒され、最期はウルトラマンのハンドビームの直撃を受けて爆死してしまった。土星にあるブラック星人の基地は、地球侵略のためのものなのか、あるいはそれ以外に目的があって建造されたものなのかどうかは、劇中では語られていない。
ウルトラマンを完全に凍結させ、解体しようとするスノーゴン
第40話「まぼろしの雪女」に登場。
ブラック星人が己の用心棒として連れてきた雪女怪獣。普段は山小屋の番人(これもブラック星人の変身したもの)の孫娘・美佐子に化けており、地球人の雪女伝説を巧みに利用して、ブラック星人の補佐を行っている。ウルトラマンに強力な吹雪を浴びせかけて凍り漬けにし、バラバラにしまうほどの怪力の持ち主。最期はウルトラブレスレットの力で蘇ったウルトラマンのウルトラディフェンダーで逆に自分が凍り漬けにされ、粉々に粉砕されてしまった。ちなみに、後半部分にかなり不満を持ったファンが多かった。(例…凍ったスノーゴンを投げただけで何故か爆発したことなど)
第41話「バルタン星人Jr.の復讐」に登場。
詳細はバルタン星人を参照
第41話「バルタン星人Jr.の復讐」に登場。
バルタン星人Jr.が作り上げたロボット怪獣。普段は建築中のビルにカモフラージュされている。内部にバルタン星人が乗り込んでおり、ビルに入ったMAT隊員を監禁した。こうしてMAT隊員たちを人質にとって、下手に攻撃できないようにしてから、ウルトラマンとビルガモを戦わせるのがバルタン星人の作戦である。武器は頭部のアンテナから出すバルタニックウェーブ。他に体の様々な部分から怪光線を放つ。また、力も強い強敵だが、ウルトラマンのウルトラブレスレットで手足を切断されて倒れて壊れた。
第42話「富士に立つ怪獣」に登場。
第7銀河系にあるストラ星からやってきた宇宙人。美しい地球を自分の別荘にしようと目論んでいる。己の用心棒として、ストラ星からパラゴンを引き連れてきた。パラゴンを操って富士山の付近一帯に多くの事故や事件を起こさせて、地球人を撹乱していた。光や電磁波を自在に操ることができる。パラゴンと一心同体であるため、パラゴンの死亡と共に炎上して絶命した。
第42話「富士に立つ怪獣」に登場。
ストラ星人が地球を別荘化するために連れてきた蜃気楼怪獣。太陽光線やレーダー波、赤外線を攪乱する能力を持ち、蜃気楼を作り出して地球人の視覚を妨げたり、自分の巨大な幻影を見せることも可能。この他にも頭頂部の角から放つ光線や瞬間移動能力も有している。最初は富士山周辺で蜃気楼によって事故を多数起こし、存在を知って駆けつけたMAT機を蜃気楼でかく乱して空中衝突をさせたり、レーダーを妨害して同士討ち状態を作り出したがウルトラブレスレットで蜃気楼を封じられて実体を現し抵抗したものの耳や尻尾、角を破壊され最終的にスペシウム光線で足場を爆破されて火口に転落、焼死した。
ウルトラマンのブレスレットで真っ二つにされるグロテス星人
第43話「魔神 月に吠える」に登場。
MATの伊吹隊長の命を狙う宇宙人。地球上では村人に化けていた。休暇中だった伊吹隊長の妻と娘を人質にとり、24時間以内のMAT解散と基地の破壊を要求した。村にあった御神体を巨大化させ、コダイゴンとして操り、自らはコダイゴンの後ろに隠れ、そこから速射砲で敵を攻撃をするという狡猾な作戦をとる。MATとの交渉が決裂したため、二人を亡き者にしようとするも失敗。その後、コダイゴンと共にウルトラマンと戦うが、ウルトラマンのウルトラスパークで体を縦に真っ二つにされて絶命した。
第43話「魔神 月に吠える」に登場。
詳細はコダイゴンを参照
第44話「星空に愛をこめて」に登場。
母星からの命令で、MATの高性能レーダーを破壊する為、広田あかねと言う人間の姿に変身して岸田隊員に近づく。しかし岸田隊員のやさしさに心を打たれて正体をあかし、グラナダスを道連れに自爆した。
特撮テレビ番組『レッドマン』第87話に登場。レッドアローの爆発に巻き込まれ顔を焼かれ、レッドキックで倒された。
ウルトラマンと戦うグラナダス
第44話「星空に愛をこめて」に登場。
MATの高性能レーダーを破壊するためケンタウルス星から送り込まれた宇宙怪獣。武器は口から吐く燐光。また長い舌も武器になる。夜間では、その目は青白い燐光を放っている。ウルトラマンも敵わなかったが、最期はケンタウルス星人とともに爆発した。一時は母星を裏切ったケンタウルス星人を狙ったこともある。
特撮テレビ番組『レッドマン』第66話に登場。ドラコとともにレッドマンと戦うが、レッドマンに蹴られて岩に激突し倒された。
額からビームを放つメシエ星雲人
第45話「郷秀樹を暗殺せよ!」に登場。
故郷の星が超兵器開発の結果、荒廃してしまい生存が難しくなったため、地球を侵略して移り住もうと企んでいる宇宙人。MATの郷秀樹隊員ことウルトラマンの暗殺を狙い地球に飛来した。そのために、ロボネズを地上に派遣。失敗するや、次に電磁ベルトで操った白鳥座61番星人エリカを仕向け、郷の乗る予定だった旅客機を爆破させる等したが、結局それらは失敗。巨大化してウルトラマンと戦った。武器は頭部からの緑色の怪光線。最期はウルトラブレスレットを受け紅いガスと共に消滅。
第45話「郷秀樹を暗殺せよ!」に登場。
善良な宇宙人の少女。だがメシエ星雲人に父親を殺され、自身も電磁ベルトで操られている。坂田次郎の通う小学校に転校生として潜入し、次郎の友達となってMATの郷秀樹隊員に近づく。そしてペン型爆弾を仕込んだり、階上から物体を落としたりして幾度と無く郷の命を狙ったが、それらは全て失敗し、メシエ星雲人も倒されて正気に戻ったエリカは何処へと旅立った。
ウルトラマンの左腕を噛むロボネズ
第45話「郷秀樹を暗殺せよ!」に登場。
夜、突如登場した怪獣。その使命はウルトラマンの抹殺。見た目は怪獣だが、その正体はロボット。武器は口からの火炎、尻尾から出す電撃。それに牙である。これには破傷風を引き起こす毒が仕込まれており、ウルトラマンの左腕に噛み付き、ウルトラマンの正体である郷秀樹隊員にダメージを与えた。最期はブレスレットボムを受け骨格だけにになってしまった。
第46話「この一撃に怒りをこめて」に登場。
レッドキラーを操る宇宙人。地球では紙芝居屋に化けて活動している。一度は郷を轢き逃げの犯人に仕立て上げ謹慎に追い込んだずる賢い宇宙人だが、最期は真実を知った岸田隊員によって射殺されてしまう。自身には力がなく、レッドキラーを操るくらいしかできない。なお、紙芝居の道具は母星の上司とやり取りをするための通信機能も兼ね備えている。
第46話「この一撃に怒りをこめて」に登場。
両手に装備したブーメランが特徴の宇宙怪獣。地球侵略を狙うズール星人によって操られている。ズール星人の紙芝居の内容に合わせて活動するという今までにないタイプの怪獣で、口からは白色の噴煙を吐き出し、両手からは特殊ブーメランで地球での破壊活動を行う。一度はMATのスーパーカノンで撃退されたが、二度目には全く通用しなくなっていた。ウルトラマンと戦い、一時は自慢のブーメランを連打して窮地に追い込むも、ブレスレットを変形させた鞭でブーメランを奪われた後に、ウルトラ十文字斬りで体を十字に切断されて絶命した。両手のブーメランは、ズール星で改造を受けて新たにつけられたものと思われる。また書籍によっては、頭部の飾りは、最後の切り札として使うブーメランとの説明があるが、劇中では使用されなかった。
特撮テレビ番組『レッドマン』に登場。
第47話「狙われた女」に登場。
詳細はフェミゴンを参照
第48話「地球頂きます!」に登場。
地球侵略を企んでいるササヒラーに嫌々ながら操られてしまっている宇宙生物で、やる気のなさそうな顔をしており、名前の由来も「やめた」から来ている(さらに、「やめ足らん=やめ足りない」の解釈も出来る)。空腹になると、自らの意思とは関係なく手当たり次第に周りのものを食べてしまい、無限に巨大化していくという習性がある。また人間のやる気をなくす放射能を放つ能力を持っており、これでウルトラマンやMATまで怠け者にしてしまった(怠け者状態にされた者は、顔にソバカスができる。ただし、元々怠け者であるものは逆にやる気を出してしまう)。その後、ウルトラマンの手によって宇宙まで放り投げられて地球を去った。
第48話「地球頂きます!」に登場。
地球にヤメタランスを送り込み、地球人から労働意欲を奪い去り、世界中を混乱させて地球を侵略しようとした宇宙人。地球へは専用の宇宙船に乗ってやってきた。武器は口の下の穴から出すイエローガス。モグネズンのものとは違い、物体に当たると爆発する性質を持つ。ヤメタランスがウルトラマンの手によって宇宙へと送り返されたために、自身が巨大化してウルトラマンと戦ったが、最期はスペシウム光線を受け、泡となって消滅した。
特撮テレビ番組『レッドマン』第86話、第90話、第91話、第93話に登場。
宇宙で最も好戦的と恐れられている宇宙人。アテリア星と30年以上も戦い続けている。変身能力、念動力、テレパシー能力など、様々な能力を持っている。ミステラー星は大気が薄く、星人達の口と肺が発達しているのはそのためであるとされている。
第49話「宇宙戦士その名はMAT」に登場。
ミステラー星の優秀な宇宙戦闘隊員。射撃の腕前ならば宇宙一とさえ言われており戦闘隊のエースだったが、アテリア星との長引く戦争に嫌気がさして、他星への逃亡を禁止したミステラー憲章第3条を犯してまで、自分の一人娘とともに地球に逃亡してきた。地球では人間に変身し、芦ノ湖で娘と共に静かに暮らしていたが、やがて自分の元上司である宇宙戦闘隊長に発見されてしまい、娘を拉致されてしまう。そのため、郷ことウルトラマンをミステラー星へ連れて行こうとするが、やがて二人は和解、隊長とのミステラー星人同士の戦いが始まる。しかし隊長が放つ新兵器MTファイヤーの前に苦戦を強いられ、間一髪でウルトラマンに助けられる。戦闘隊長が倒された後は、地球で自分の娘と平和に暮らした。
第49話「宇宙戦士その名はMAT」に登場。
ミステラー星の宇宙戦闘隊長。ミステラー星から逃亡した自分の部下を連れ戻し、また戦闘員として優秀なMATを自分の宇宙戦闘隊に加えるべく地球に襲来した。地球に逃れていた元戦闘隊のエースである部下の娘を人質にとり、元エースにウルトラマンこと郷の拉致を強制した。ミステラー星人達はかなり好戦的で、他星との戦争は過去に何度も経験しており、アテリア星との戦争も、既に30年以上に渡って行われている。だが、長引く戦争で戦力も疲弊し、戦闘隊員の数も不足してきた。さらに母星を見限るものまで出てきたため、新たに戦闘員を補充する必要が出てきた。そこで数多くの戦いを経てきた優秀なMATの隊員たちが選ばれたのである。母星を裏切った部下を自分の手で始末しようとするが、ウルトラマンのスペシウム光線を浴びて宇宙船で逃げようとしたところをMATに倒された。口から、元エースが逃げ出した後に開発されたMTファイヤーを放つことができる。
特撮テレビ番組『レッドマン』第51話、第54話、第55話、第56話に登場。
地上に姿を表したキングボックル
Kingbockle01.jpgキングボックルの怪音波によって、まず両足が突然地中に埋まってしまう
Kingbockle02.jpg成すすべも無く、沈んでいくウルトラマン。必死に地面を掴もうとするが、胸まで埋まっていく。
Kingbockle06.jpg遂に首から下まで地中に埋まってしまったウルトラマン
第50話「地獄からの誘い」に登場。
地上侵略を狙っている地底人類。初代ウルトラマンによって倒された地底人とは全く別の種族である。超音波によって周りの情報を獲得する蝙蝠のような種族で、地底でずっと暮らしていたために、視力の方は著しく退化してしまっている。地上侵略の阻害要因となっている地底科学センターを攻撃した。頭のアンテナから発する怪電波で人間の脳波を撹乱させる。また、重力を自在に変化させることもできる。ただし、このアンテナが弱点でもあり、これを折られると方向感覚が狂い、歩くことすらままならなくなってしまう。武器としては、背中から出す紅いガスや、顔に当たる部分から、エネルギー弾を連発したり、ウルトラマンを地底へと引きずり込もうとした強敵だが、肩口まで埋まったウルトラマンがウルトラスピンで超音波を発すると形勢が逆転し、最期はウルトラマンのウルトラスパークで倒された。
第51話「ウルトラ5つの誓い」に登場。
全宇宙の征服を狙っている悪質な宇宙人。そのために邪魔なウルトラマンを殺害するだけでなく、ウルトラの国をも滅ぼそうとした。強力なバット星連合艦隊を保有しており、この連合艦隊がウルトラの国へと侵攻する一方で、別働隊としてゼットンを引き連れた個体が地球に降り立ち、ウルトラマンを襲撃する「ウルトラ抹殺計画」を実行した。次郎とルミ子を人質に取って郷秀樹をおびき出し、さらにMATがゼットンと交戦中にMAT基地に侵入し、基地の心臓部である原子炉を破壊して壊滅させてしまう。その後、MATナイフを喰らうが、何事もなかったかのように自身も巨大化して、ゼットンとともにウルトラマンと交戦する。しかし、特にこれといった戦闘能力を持っていないため(書籍では鋏状の手からミサイル弾を発射すると記述されているものもあるが劇中では見せず)、ウルトラマンに対しては力が及ばなかったようで、ウルトラクロスで体を串刺しにされて倒された。この後、司令塔を失ったゼットンの方も倒され、光の国へ戻ったウルトラマンやウルトラ兄弟ら宇宙警備隊によって連合艦隊も壊滅させられたと思われる。
特撮テレビ番組『レッドマン』第121話、第123話、第126話、第127話に登場。
『ウルトラマンメビウス』のDVD附属のイラストノベル『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場。
「ウルトラ抹殺計画」を企ててウルトラの国を滅ぼそうとしたバット星人の同族。『帰ってきたウルトラマン』での戦いで大敗したにも関わらず、懲りずに再びウルトラの国襲撃を企む。実は彼らはゼットンの養殖にかけては宇宙一の一族でもあり、複数のゼットンを送り込んでウルトラ兄弟を倒そうとする。
第51話「ウルトラ5つの誓い」に登場。
詳細はゼットンを参照
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