図南の翼_(想像地図)

図南の翼（となんのつばさ）は、想像地図研究所によって制作されている架空地図作品「想像地図・城栄」を、広い場所で全て広げる計画の名称（コードネーム）である。別名は蜜川計画（みつかわけいかく）。

概要

2017年5月現在、想像地図には南北1378km×東西638kmの範囲が描かれている。原盤地図をすべて広げるとその大きさは 縦137m×横63m となる。また、全面完成時は南北2970km・東西2100kmの範囲を網羅する予定であり、地図自体の大きさは 縦297m×横210m となる見込みである。

図南の翼は、この原盤地図を全て1箇所に広げるという計画の名称である。

当然ながら、この計画の実現のためには地図を全て広げられる広い会場が必要である。また、施設を貸し切るには多大な費用も掛かるとみられ、今のところ実現の見通しは立っていない。さらにいえば、数万枚に及ぶ地図を全て広げるには6～10時間程度の時間を要すると見られている。

なお、東京ビッグサイトの東1ホール～東3ホールの仕切りを外した状態では 270m×90m であり、2017年現在の想像地図であれば広げることができる。しかし、完成後はこの大きさでは広げることができない[1]。

名称について

元々、「図南の翼」とは、大事業を成し遂げようとする志や計画を意味する故事成語[2]であるが、そもそも想像地図の描画自体が大事業であり、さらにそれを1箇所に広げるという巨大事業であるためこのコードネームがつけられた。

別名の蜜川計画（みつかわけいかく）は、最初に構想された時期（2013年）に描画が行われた領域の地名（蜜川市）からつけられた名称。

関連項目

• 進撃の想像地図
• 想像地図における計画・構想の一覧

脚注

1. ↑東展示棟・東新展示棟 - 東京ビッグサイト
2. ↑図南の翼 - 故事ことわざ辞典

外部リンク

• 想像地図研究所
  • 想像地図の進捗と大きさ
  • やりたいことリスト - 想像地図研究所

表・話・編・歴 想像地図・城栄 (カテゴリ)
世界観	泉星 | 城栄国 | 城栄国の都道府県 | 城栄国の鉄道 | 城栄国の道路
地図の名称	想像地図スクロールマップ | 百葉図葉 | 広域精密図 | 原盤地図 | 原盤図葉
地図の描画工程	本描画 | 原案 | 未描画領域 | 描き直し | 描画中間地点
描画規則	描画憲法 | 現想対称性 | 相互整合性 | 旅人の立場からの描写 | 南北一軸の原則 | 連続描画の原則
特筆すべき作業	生方の描画 | 南栄の描画
行事等	やしま作戦 | 架空地図学会
計画・構想	描き直し | 書籍出版計画 | 第五期構想 | 地質図製作計画 | 展覧会出品構想 | 図南の翼 | 倍速描画計画
解釈・決断・宣言	田谷野解釈 | 住岡解釈 | 更紗翻訳解釈 | たけべ宣言 | 小沼解釈
事件・問題	宇垣問題 | 紙の圧縮劣化問題 | 紙の伸縮問題 | 七川事件 | 彼方事件 | 2028年問題
関連事業	架空言語の創作 | 架空鉄道ダイヤの創作 | 最長片道切符の探索 | 運賃計算システムの制作計画
その他の用語	IGIS | イカの耳 | 解釈改憲 | 現想対称性 | 修正型正弦曲線図法 | 進撃の想像地図 | 白紙図葉 | 連動描画
描画主体	想像地図研究所

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。