S端子orコンポジット端子が使えるTVとPCモニター

ページ名:S端子orコンポジット端子が使えるTVとPCモニター

ブラウン管TV(CRTモニター)が低遅延かつコンポジット端子が付いてるのは分かりきっているものの
ブラウン管TVはデカいし重いしで買うのはちょっと・・・でもRetrotinkとかも難しそうだしって人向けに
低遅延かつ最低でもコンポジット端子の付いている液晶や有機ELのTVやモニターについて記載します
※プラズマTVも遅延がかなり小さいようですが、こちらも重いし中古品は焼付き問題があるので除外しておきます

とりあえず遅延が小さいのを売りにしてる東芝とOEM元が同じっぽいハイセンスを調査
表記されている遅延はあくまで公称の応答速度であり、パネルの表示遅延(液晶で10msec~15msecぐらい?)は含まれていない
実測値はおよそ11msec~18msecほどと予想され、表記とはかなり異なるので注意
他社の低遅延TV、もしくはコンポジット端子orS端子付きの低遅延PCモニターが見つかればそれも記載します

東芝の傾向として遅延0.83msec(約0.05フレーム)の超低遅延モデルは32Vが最小値、2015年~から出始める
それより小さいモデルは遅延が2.50msec(0.15フレーム)まで増える
S端子が付いているのは2012年までのモデルで2.50msecが遅延の最低値なので、超低遅延とS端子付きは両立不可
ちなみに26ZP2のみ遅延3.00msec(0.18フレーム)と公称遅延が微妙に多いが理由は不明

遅延2.50msecのモデルまでは720pや480pの遅延(2.70msecと3.1msec)も公開されていたが
遅延0.83msecのモデルは低解像度の場合の遅延については記載無し
その代わりに最適でない解像度等で入力すると遅延が0.83msecから9.2msecになると記載されているモデルがいくつか有り


 


東芝REGZAシリーズ (2011年~で遅延が3msec以下のみ、~2010年は全て遅延が大きいので除外)
・S端子+コンポジ有りモデル 1080p/60Hz入力時 ※2012年がS端子の付く最終年
 19~32A2 2.50msec
 19~32AC2 2.50msec
 32AS2 2.50msec
 19~32RE2 2.50msec
 19~32RS2 2.50msec
 19~32RB2 2.50msec
 22~32R3 2.50msec
 32HB2 2.50msec

・コンポジ有りモデル 1080p/60Hz入力時
 19~32A2 2.50msec
 19~32AC2 2.50msec
 32AS2 2.50msec
 19~32B3 2.50msec
 32BC3 2.50msec
 32BE3 2.50msec
 26ZP2 3.00msec
 32AC4 2.50msec
 19~24B5 2.50msec
 32~40S5 2.50msec
 23~39S7 2.50msec
 42~55J8 2.50msec
 32~50G9 3.00msec
 43~55G20X 0.83msec
 43~55J10 0.83msec
 43~55J20X 0.83msec
 19~24S20 2.5msec
 32~40S20 0.83msec
 32~40V30 0.83msec
 32~40S21 0.83msec
 32~40V31 0.83msec
 43~49C310X 0.83msec
 43~65M520X 0.83msec
 43~55BM620X 0.83msec
 43~75M530X 0.83msec
 43~50RZ630X 0.83msec
 43~55C340X 0.83msec
 40V34 0.83msec
 40V35N 0.83msec
 43~75E350M 0.83msec
 43~75M550L 0.83msec
 43~75M550M 0.83msec

・コンポジ有りモデル 1080p/120Hz入力時 ※一部モデルは1080p/60Hzだと遅延が増えるので注意
 50~65Z20X 0.83msec
 50~65Z810X 0.83msec
 49~55Z720X 0.83msec
 43~65Z730X 0.83msec
 50~65Z740K 0.83msec

・コンポジ有りモデル 1080p/120Hz、4K/120Hz入力時
 43~75Z570L 0.83msec
 43~50Z670L 0.83msec
 55~75Z770L 0.83msec
 55~75Z870M 0.83msec
 65~75Z970M 0.83msec
 48~65X8900L 0.83msec
 48~65X8900N 0.83msec
 55~65X9900L 0.83msec
 55~77X9900M 0.83msec

・コンポジ有りモデル 1080p/120Hz・1080p/144Hz、4K/120Hz・4K/144Hz入力時
 43~75Z670N 0.83msec
 65~75Z870N 0.83msec ※55Z870Nは144Hz非対応なので注意
 65~75Z970N 0.83msec
 55~65X9900N 0.83msec
 


Hisence ※遅延の数値を見るに東芝とOEM元が同じ?非最適だと9.2msecなのも同じ
・コンポジ有りモデル 1080p/120Hz、4K/120Hz入力時
 55~75UK8 0.83msec
 55U8N 0.83msec

・コンポジ有りモデル 1080p/120Hz・1080p/144Hz、4K/120Hz・4K/144Hz入力時
 43~65U7N 0.83msec
 65~85U8N 0.83msec
 65~75U9N 0.83msec
 100U7N 0.83msec
 


おまけ
低遅延ゲーマー向けTVの走りだった三菱製TV
MDT231WG、MDT241WG、MDT242WG、MDT243WG、MDT243WG IIなどのモデルがありました
MDT231WGの遅延に関して詳しい調査はこちらのサイトがされてますが
一部引用すると、ゲーマー向け機能を全て切ったスルーモードで
HDMI 1.77msec (約0.11フレーム)
D端子 0.88msec (約0.05フレーム)
S端子 44.78msec (約2.69フレーム)
コンポジット端子 41.88msec (約2.51フレーム)

私自信もMDT243WG IIは所持していますが、やはりコンポジット端子での遅延は大きめに感じます
REGZAで480p入力時と比べるとかなり差を感じるので今となってはオススメできません
 

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