Rh200P_L23_SmasherMkII

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MT_Rh200P_L23_SmasherMkII

ビークル概要

スタブウィング状の懸架アームに合計4基の武装を懸架した一見ロボットのようにも見える異色の自動操縦式中戦車。
防御こそ脆弱だが決して軽んじて良いような車両ではない。


ビークルデータ

車体

長・幅・高     L28,W13,H9
ブロック数     1395ブロック
Volume      2393.45
マテリアルコスト  32810
最高速度      ??m/s
難易度       Easy(Regular相当)
バトルポイント(BP) 5

車内

エンジン出力  0(2400)
燃料      0
弾薬      2700

武装

30㎜六砲身式アドバンスキャノン「マグナガトリング」×2 弾種:[HESabot]    モジュール数 ( 14 )
5S爆発式PAC「プラズマバスターキャノン」×2        モード :[爆発]
ヒートデコイミサイル×4      誘導方式:[インターセプター(無推力)]  ブロック数 ( 1 )
レーダーブイデコイミサイル×2      誘導方式:[インターセプター(無推力)]  ブロック数 ( 1 )

関連ビークル



説明文

スマッシャーMkII


新機軸兵装システムである「懸架式三次元可動砲塔システム」を本格採用した高速戦車。
大小四基のハードポイントを有し、それぞれテスターMkIのそれを改良したガトリング砲「マグナガトリング」、試験兵装である粒子砲「プラズマバスターキャノン」を二基ずつ装備している。
台車はとある車両のそれを流用しており、体高が高い砲塔制御ユニットを安定して支えることができる。
なお、一見するとロボットのようなデザインは他の勢力から「キモイ」、「非現実的」と酷評されているが、その特徴的な懸架式砲塔は通常の砲塔と比較してより微細な照準補正を可能としており、特に自身よりも小型な豆戦車との近距離戦においては攻撃可能な範囲をより広く確保している点から不利をある程度打ち消している。
また、高めの体高は隠密性、被弾面積の面での優位性を捨てる代わりにより遠くの敵を捕捉し、地形の影に隠れた敵を発見出来る可能性を僅かではあるが高めている。
単一の砲塔で最大4種の武装を同時運用でき、懸架式砲塔を規格化することで必要に応じて武装を容易に換装できるために兵器としての柔軟性、保守管理性の向上にも役立っている。
欠点としては、プラズマバスターキャノンを稼働させるための電力を「プラズマ反応炉」と呼ばれる新型の動力機で賄っているのだが、この動力機は未だに研究中で不安定な部分があり、過度の負荷や損傷に晒されると暴走し核爆発を引き起こす危険性を孕んでいる点である。




ビークル解説

火力(B)

何を言っても後腕にマウントされた粒子砲「プラズマバスターキャノン」の破壊力が厄介。(不遇な爆発属性に設定されているのが優しさ)
HAでガチガチに固めた重戦車には通りが悪いが、スピンブロックなどで作った傾斜装甲に対しては爆発ダメージが伝播によって基部であるスピンブロックを破壊することがあるので意外にも有利がつく場合がある。
同じ理由からサブオブジェクトに対しても有利がついており、当たり所如何によっては思わぬジャイアントキリングを成し遂げることも有り得る。
発射間隔が5秒とやや長めなのだが、前腕の「マグナガトリング」もレート900という暴力で以て地味に装甲を削り落としていく。
ただ、着弾時の見栄えを優先してHEが一つ混ざっているために貫通しずらくなっている。
また、こちらもベルトローダーで連射性能を支えているので一度撃ち切ると長時間発砲不能に陥る。

防御(D+)

車体は比較的初期に作られた車両を流用しているので全体的な防御性能は低く、やや時代遅れな設計が残っている。
何よりもAIが車体前方に搭載されているために正面衝突でAIまで潰れてそのまま鹵獲される場合もある。
他にも懸架武装は殆ど装甲化されていないので割とすぐに壊れてしまう。
一応リペアテンタクルを二本搭載しているが、出現条件の関係上使われる機会は無いと考えていいだろう。
ただ、ミサイルデコイを搭載しているためミサイルによる攻撃はあまり当たらない。
相対するならミサイル以外の武装を選ぼう。
実は、特徴的な砲台の中心部分に核弾頭が仕込まれており、そこを撃ち抜くと問答無用で即死するように設計されている。

機動性(C+)

加速用ジェットが無いため加速がやや重めだが最高速度は並の軽戦車と同等。
また、速度は大きく落ちるが水上でも問題なく活動できる水陸両用車。
環境を選ばない汎用性が売りなのだが、悲しいかな今回の戦場では活かしどころがない。

総評(C)

新機軸の武装懸架砲塔とそれに合わせて規格化された武装の性能試験車両なので武装性能こそ侮れないがそれ以外は平凡。
曲がりなりにもここまで来ているのだから事故でも起きない限りこの程度に後れを取るはずがないだろう。
もし鹵獲できたなら、意図的に調整がされていない箇所が複数個所残っているので、それらを調整して核弾頭などの危険なパーツを取り除けばそこそこ優秀な砲戦戦車となるだろう。

小ネタ

直接のデザイン元はスパロボWで登場したラスボス勢力「ザ・データベース」の運用する砲戦型機動兵器「リース」で、そこにアズールレーンよりセイレーンの戦艦「スマッシャー」を集合している。
実はかなりの難産車両で、最初はごつごつした岩場でも安定した射撃姿勢を取れるように四つ足式(前後に展開することで車高を下げた高速走行形態に変形できる(ガンダムSEEDの戦車型MS「ザウート」の変形機構に近い)がFtDの仕様的に無理が多かったので変形機構はカット)の専用台車を用意したのだが、台車を完成させる前に「多脚戦車は世界観と合わない」というクレームが付き没に。
その後、汎用性が高い最初期の自作戦車「TGV-A2 プロキオン」の台車を流用して再設計したが、今度はガイダンス上は許可されてはいる特徴的な上半身にケチがつき、長らくお蔵入りの憂き目を見る羽目になる。
その後、Rh勢力の出現条件が固まったことで半ばお情け同然の扱いで参戦が許可された。
性能面よりも見た目の問題で長らく冷や飯食いを強いられた車両だが、その見た目の問題の原因となっていた「懸架式三次元可動砲塔システム」の理論は、実は正しかったことが後に証明されることとなった。
なお、説明文にある「テスターMkI」という戦車は映画「ターミネーター3」に登場した「T1対人戦車」を参考にした小型戦車なのだが、こちらは扱いが半ば有耶無耶の状態となっている。
また、姉妹機にスパロボWの「ザ・データベース」の近中距離戦型機動兵器「ストマ」を参考にしたホバータンク「コンダクターMkIII」がいるのだが、こちらは試作段階で根本的に性能が微妙になってしまったので没となった。
さらに、テスター、スマッシャー、コンダクター、そして設計すらされずに消滅した「チェイサーMkIV」を集合した陸上戦艦も計画されていたが、こちらはRhが大規模拠点を持たないという事情から名前だけスライドして全く別のビークルとして再設計されることとなった。
余談だが、「TGV-A2 プロキオン」の台車を最初に使ったのは前作の改造惑星に登場する「BAX285シールダー」で、今作でも幾つかの車両がこの「シールダーフレーム」と呼ばれる汎用台車の改造車両となっている。

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