テトリスシリーズ

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『テトリス』シリーズ（Tetris）とは、ソビエト社会主義国連邦の数学者、アレクセイ・パジトノフらによって製作されたパズルゲームを原点とするゲームシリーズ。作品の権利は現在、パジトノフが立ち上げた「ザ・テトリス・カンパニー」が所有している。

概要[]

落ち物パズルゲームの元祖といえる記念碑的作品。4つの正方形で構成された7種類の「テトリミノ」をフィールドに落とし、ブロックを隙間なく埋めるとその列が消去され得点になる。

1984年に初公開がされてから、様々なパソコン機種や業務用、家庭用、携帯電話やミニマムなおもちゃなど携帯を問わない様々なプラットフォームで関連作品が発売されている。派生ジャンルも幅広く、一人向け、対戦向け、バラエティ特化、RPGなど様々。任天堂もそのライセンスを取得して、ゲームボーイやNESをはじめ様々な機種に向けてゲームを発売している。

任天堂が発売した作品[]

テトリス - ゲームボーイ - 1989年6月14日発売「任天堂のテトリス」と言われてもっとも有名な作品。Tetris - NES - 1989年11月発売日本国外でのみ発売された、任天堂発売のテトリス。日本国内ではファミコン向けに『テトリス』が発売されているが、あちらはBPSが発売したもの。テトリスフラッシュ - ファミリーコンピュータ - 1993年9月21日発売テトリスフラッシュ - ゲームボーイ - 1994年6月14日発売Tetris 2 - スーパーファミコン - 1994年8月発売日本では『テトリスフラッシュ』の題でBPSから発売。Tetris & Dr. Mario - SNES - 1994年12月30日発売日本国外でのみ発売された、『ドクターマリオ』とのコラボレーション作品。それぞれ単体のモードのほか、双方のゲームを交互にプレイし時間内総合得点を競う「MIXED MATCH」を収録している。Tetris Attack - ゲームボーイ&SNES - 1996年8月発売日本国内では『パネルでポン』として発売されたゲームを、国外向けにキャラクターとタイトルを差し替えて発売。その際「テトリス」という名称の許諾は取っている。Tetrisphere - NINTENDO64 - 1997年8月11日発売日本未発売。テトリスDX - ゲームボーイカラー - 1998年10月21日発売The New Tetris - NINTENDO64 - 1999年6月30日発売日本未発売。テトリスDS - ニンテンドーDS - 2006年4月27日発売6つのモードと通信対戦を搭載したテトリス。タッチペンのみを使用するモードも存在。モチーフとして、ファミリーコンピュータの名作が多数登場。Tetris Party Deluxe - Wii、ニンテンドーDS - 2010年発売ハドソンが開発した、日本国内では『テトリスパーティープレミアム』の題でハドソンから発売されたソフト。オーストラリアのみ任天堂が発売を担当。Tetris Axis - ニンテンドー3DS - 2011年10月2日発売バンダイナムコが開発した、日本国内では『テトリス』の題でバンダイナムコから発売されたソフト。北米版の発売を任天堂が担当。TETRIS 99 - Nintendo Switch - 2019年2月14日発売99人の対戦相手と同時に戦うバトルロワイヤル形式のテトリス。開発は『テトリス グランドマスター』シリーズを過去に発売したアリカ。ゲームボーイ版『テトリス』の30周年を記念した作品でもある。

任天堂に関連するシリーズ作品[]

• 「コロブチカが使用されている」など短絡的な関連付けのものは除く。

テトリス・エフェクト - PlayStation4、パソコン、X Box One、X Box Series X/S、Nintendo Switch他 - 2018年11月9日発売（PS4）サウンドとビジュアルに重きを置いたテトリス。PSVRやOculus QuestなどのVR機器にも対応し、臨場感と爽快感が味わえる。隠しモードに、ゲームボーイ版『テトリス』の雰囲気を表現した「1989」というモードが搭載。8ビット音源のコロブチカだけでなく、タイトル画面のBGMによく似た曲がゲーム開始時に流れるなど、許される範囲で忠実にゲームボーイ版を表現している。

任天堂のシリーズとの関わり[]

スーパースコープ6「ブラストリス」という落ち物パズルゲームの体を模したモードが存在。マリオのスーパーピクロス「テトリス」という題目が存在する。スーパーファミコン Nintendo Switch Online版では権利の関係か別の題目に差し替えられている（Wii、Wii U、New 3DSのバーチャルコンソールでは据え置き）。マリオアーティスト ポリゴンスタジオミニゲーム「サウンドボンバー」に、落下するブロックを隙間に埋めるという内容のものが存在。ゲームボーイ版『テトリス』を意識してか、8bit調のBGMが用いられている。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降、オレ曲「テトリス TYPE：A」「テトリス TYPE：B」が収録。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では「Iテトリミノ」「Oテトリミノ」「Tテトリミノ」「Sテトリミノ & Lテトリミノ」「Jテトリミノ & Lテトリミノ」がスピリットとして登場。

脚注[]

関連項目[]

• ドクターマリオシリーズ
• パネルでポンシリーズ

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