レーサーミニ四駆_ジャパンカップ_(ゲーム)

ページ名:レーサーミニ四駆_ジャパンカップ_(ゲーム)
レーサーミニ四駆 ジャパンカップ
ジャンルボードゲーム、レースゲーム
対応機種ファミリーコンピュータ
開発元コナミ
発売元コナミ
人数1-4人
メディアROM
発売日1989年8月25日
価格5900円
対象年齢年齢制限無し
 ・話・編・歴 

レーサーミニ四駆 ジャパンカップ(レーサーミニよんく ジャパンカップ)は、ファミリーコンピュータ向けに発売されたコンピュータゲームである。発売当時小学生を中心に爆発的人気だったミニ四駆を題材にした、ボードゲームである。

目次

概要[]

ボードゲームパートでミニ四駆のパーツを入手し、それを使ってミニ四駆をチューニングし、大会に出場してレースパートで1位を目指すのが主なゲームの流れである。レースで上位入賞すると順位に応じて「ポイント」を獲得でき、ポイントを一定値以上溜めると「ジャパンカップ」に出場できる。「ジャパンカップ」で優勝するのがゲームの最終目的となる。

ボードゲームパート[]

大きな正方形のマップの内部に小さな正方形のマップが入った形状をしている。外周が「いなか」、内周が「シティー」となっている。分岐点はいなかとシティーを行き来できる「電車」のみ。

いなかでは所持金や売却アイテムが入手できるイベントが多く発生するが、ミニ四駆のパーツのほとんどはシティーのショップでしか入手できない。

移動はルーレットにて行い、1ターン(ゲーム中では「1日」と表現される)につき最大6マス移動できる。ルーレットは目押し可能、というより目押しが出来ないと思い通りのショップに止まれない=思い通りのパーツが買えないため、攻略はほぼ不可能。目押しの難易度はさほど難しくは無い。

イベントはコミカルな物が多く、なかには宇宙人や神様が登場するなど突拍子も無いものも存在する。

レースパート[]

ボードゲームパートで、冒頭で設定したターン数が経過するとレースが開催される。開催されるレースは以下の「ドラゴンウェーブ」から「グレートコンバット」までの4種で、それらのレースと草レースで獲得したポイントが一定値以上に達すると「ジャパンカップ」に出場できる。

なお、「ドラゴンウェーブ」から「ジャパンカップ」は、すべて過去に、現実のタミヤの公式レースで使われたコースである。

レースが始まってしまえばプレイヤーが干渉できる部分は無く、グレートコンバット以外ではほぼミニ四駆のマシンとパーツの組み合わせで勝敗が決する。組み合わせが悪いとまず勝てないが、逆に最適の組み合わせさえ見つけてしまえばほぼ間違いなく勝てる。

草レース大会ではなく、ボードゲームパートで他のプレイヤーキャラもしくはこうたがいるマスに停止することで発生。コースはレーンのない直線コースとシンプルなもの。ドラゴンウェーブ基本的には直線コースだが、途中にシケインがある。最初のレースだけあって比較的シンプルなコースだが、スピードをつけすぎるとシケインでコースアウトする。クラッシュレスリングタイムを競うものではなく、正方形に近い形状のリング上でミニ四駆をぶつけ合って相手のミニ四駆をリング外へと弾き飛ばす競技。スピードフラッパースタート後はスロープのある直線を進み、ヘアピンカーブを曲がった後スタート直後の直線コースを逆走してスタート地点に戻るコース。スピードをつけすぎるとスロープやヘアピンカーブでコースアウトする。グレートコンバットさまざまな障害物のある、レーンの無い直線コース。ゴール前には触れると強制的にコースアウトする地雷もある。ほとんど運だけが頼り。ジャパンカップ本作の最終レース。ソフトの発売年度である1989年に現実に行われたミニ四駆大会「ジャパンカップ」のコースと同一になっている。予選と決勝でコースが異なるのも現実のものに沿っている。さまざまなカーブやスロープ、レーンチェンジャーなどが続くテクニカルなコースになっている。

バイオリズム[]

本作の重要なステータスの一つ。一定終期で毎ターン上昇か下降し、イベントでも増減する。バイオリズムが高いとボードゲームパートではルーレットの速度が遅くなり、イベントの内容も得するものが多くなり、同じイベントでも貰えるお金が増える。レースパートにおいても、マシンがコースアウトしにくくなるなど有利になる。

キャラクター[]

プレイヤーキャラクター[]

プレイヤーキャラクターの設定年齢は恐らく全員小学生と思われる。

フランコフランケンシュタインのような顔をした少年。頭は余り良くないが、力持ちで、自販機を担ぎ上げて持っていくシーンが存在する。ミナコプレイヤーキャラの紅一点。勝気な少女。名前は「コナミ」のアナグラムか。ハカセぐるぐる眼鏡に実験用の衣装をまとった、博士風の風貌の少年。頭はいいが、力は弱い。カマコ男の子だが、女の子の様な風貌をしている。自身、それを利用して女装していなかのミスコンテストに出場したり、女湯に入ったりする。性格はハカセよりも気弱で、弟とケンカして負ける。先述したミスコンテストで、ミナコはバイオリズム最大でも準グランプリにしかなれないが、カマコはグランプリになれる。

お助けキャラクター/お邪魔キャラクター[]

プレイヤーキャラと同様にマップ上を移動し、同じマスに止まるとマスとは別にイベント発生。

プレイヤーキャラの母親家に強制送還される。プレイヤーキャラのおばあちゃんおこづかいをくれる。女神しばらくプレイヤーに同行し、同行中は常にバイオリズムが最大になる。大黒しばらくプレイヤーに同行し、同行中はバイオリズムに依存する収入が倍増、支出が半減する。子泣きじじいプレイヤーに同行し、同行中は常にバイオリズムが最低になる。追い払うには神社でお払いをしてもらう必要がある。ボンビープレイヤーに同行し、同行中はバイオリズムに依存する収入が半減、支出が倍増する。追い払うには神社でお払いをしてもらう必要がある。セールスマンクソゲーソフトを強制的に売りつけられ、支払いが終わるまでの間同行し毎ターンお金を取り立てて来る。ヤクザお金を奪われる。忍者アイテムやパーツを奪われる。爆弾魔遭遇するとそのマスに爆弾を設置し、爆弾のあるマスに誰かが止まると爆発してランダムで他のマスに飛ばされる。爆弾が爆発したマスはしばらく『工事中』になりイベントが発生しなくなる。こうたプレイヤーキャラと同じマスに止まった時と同様に草レースで対戦する。大会のレースでも相手として登場する。

タミヤ関係者[]

前ちゃんボディーの軽量化をしてくれる。軽量化済みの場合は秘密のおまじないをしてくれてバイオリズムが上がるミニ四ファイター電動ドリルでシャーシの軽量化をしてくれるが、やりすぎる(4回やる)と壊れる。漫画「GO!GO!ミニ四ファイター」の、ファイターがマシンを軽量化しすぎてすぐに壊れるギャグが元ネタと思われる。メカニックマンバイオリズムを増加してくれる。

その他のイベントキャラ[]

神様パーツの耐久力を回復してくれる。ただし、バイオリズムが低いとやめる。犬のおまわりさんシティーのポリスボックスにいる。出会うと強制的に家に帰される。

ミニ四駆・パーツ[]

ゲーム中に登場するミニ四駆・パーツは、全てゲームの発売当時に現実に発売されていたミニ四駆・パーツと同名・同形・同効果のものである。パーツについての詳しい説明は外部リンクを参照。

登場するミニ四駆[]

基本的にシティーのミニ四駆ショップで購入できるが、漫画「ダッシュ!四駆郎」に登場した「ダッシュシリーズ」のみ特定のイベントでしか入手できない(とはいえ、他の車種に比較してずば抜けて速いわけではない)。

ゲーム開始時に選択でき、ショップでも購入できる車種

  • ホットショットJr.
  • ホーネットJr.
  • フォックスJr.
  • ブーメランJr.
  • ビッグウィッグJr.
  • ファルコンJr.


ショップで購入できる車種

  • スーパードラゴンJr.
  • サンダードラゴンJr.
  • サンダーショットJr.
  • スーパーセイバーJr.
  • ファイヤードラゴンJr.(※)
  • アバンテJr.
  • グラスホッパーIIJr.
  • ライジングバード
  • バンキッシュJr.
  • スコーチャーJr.


(※)ゲーム中では「FドラゴンJr」と表記

イベントでのみ入手できる車種

  • エンペラー
  • バーニングサン
  • シューティングスター


関連項目[]

  • ミニ四駆
  • タミヤ - 製作協力(当時は「田宮模型」)
  • 小学館 - 製作協力
  • 大林かおる - 作中のミニ四駆「ドラゴンシリーズ」(スーパードラゴンJr、ファイヤードラゴンJr、サンダードラゴンJr)のラジコン版の初出である漫画「ラジコンボーイ」の作者。クレジットに名前が記載されている。
  • 徳田ザウルス - 作中のミニ四駆「ダッシュシリーズ」(エンペラー、バーニングサン、シューティングスター)の初出である漫画「ダッシュ!四駆郎」の作者。クレジットに名前が記載されている。


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