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ジャンル | 固定画面擬似3Dシューティング |
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対応機種 | 【日本国内のものに限定、 海外については移植されたゲーム機参照】 アーケードゲーム ファミリーコンピュータ 携帯電話向けアプリ (i-mode,EZweb,Yahoo!ケータイ) (オムニバスのうちの1本として)アーケードゲーム プレイステーション ゲームボーイアドバンス |
開発元 | コナミ |
発売元 | コナミ |
人数 | 1-2人(交互プレイ) |
発売日 | 1983年 |
システム基板 | 2x ザイログ Z80, モトローラ MC6809, 8039, 5x AY-3-8910, DAC |
表・話・編・歴 |
ジャイラス(英:"Gyruss")は、1983年にコナミ(後・コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたアーケードゲームの固定画面型シューティングゲームである。後にファミリーコンピュータ ディスクシステム版も発売され、携帯電話やXbox Live Arcadeにも配信されている。アメリカにおいてもセンチュリー社(Centuri)がライセンス契約を結び、さまざまな機種に移植した。
『タイムパイロット』と同じく岡本吉起がゲームデザインを担当した。岡本は本作の後、コナミを退社しカプコンに入社したため、コナミ在籍中に携わったゲームは『タイムパイロット』と本作の2本のみである。
本作は『スペースインベーダー』や『ギャラガ』と同じく固定画面シューティングだが、3D視点の要素が入っており、戦闘空間が円筒状の曲面となっている。本作のようなシューティングゲームは「トンネル・シューティング」あるいは「チューブ・シューティング」と呼ばれ、同ジャンルの作品としては1980年にATARIがリリースした『テンペスト』(en:Tempest (arcade game))に続くヒット作となった。同じ系譜に属する数少ない作品には『Space Giraffe』(en:Space Giraffe)などがある。
本作の自機はちょうど『タイムパイロット』とは逆に、画面内を円状に360°動くことができる。敵は画面中央や縁から出現し、編隊で弾や体当たりで蛇行しながら攻撃を仕掛けてくる。編隊を全滅させるとボーナス点が入り、自機が撃ち漏らした敵は、1機ずつ飛び立っていく。敵全てを撃ち果たすとステージクリアとなる。
ゲームは"2 WARPS TO NEPTUNE"、すなわち海王星へ行くには2回ワープが必要な地点からスタートする。1ステージをクリアするとワープを1回行ったことになり、2回ワープを行うと海王星に到着できる。海王星はじめ各惑星は短いボーナスステージとなり、必ずしも敵を全滅させる必要はない(が、全滅させることで高得点を挙げるチャンスとなる)。その後は天王星へ行くのに3回ワープが必要となり、同様に土星、木星、火星を経て地球にたどり着くことがプレイヤーの目的となる。
敵の大部分は自機と同じく宇宙船だが、それ以外に以下の敵もいる。
水の結晶ステージ開始時、敵の残数が多い時、およびボーナスステージに出現する。続けて倒すと1000点、1500点、2000点…と得点が上がる。人工衛星水の結晶とともに3機1組で小さな円を描きながら攻撃してくる。倒すとツインビームが撃てるようになる。アーケード版ではパワーアップはこの1種のみである(後述)。人工衛星の撃つ弾は射程距離が短く、自機がツインビームを装備するには人工衛星を近付いてきた数秒の間に撃破する必要がある。小惑星画面中央から一定時間ごとに出現する。自機の右あるいは左を目掛けて飛んでくるため、自機が全く動かなければ当たることはない。破壊不能だが、ショットを当てる事で撃ち込み点が入る。レーザー砲台2機1組で出現し、中央から直進しながらレーザーを2機の間から発射する。片方を破壊することでレーザーを撃たなくなる。テトラポッドボーナスステージのみに出現する。地球まで到達すると地球でのボーナスステージ終了後、さらに敵の動きが速くなった2周目がスタートする。2周目は1周目と異なり、海王星へ行くにも3回ワープが必要となる。
本作のBGMにはJ.S.バッハの『トッカータとフーガニ短調』の一節をロック調にアレンジしたものが使われている。また当時としては画期的だったステレオサウンドが用いられたアーケードゲームでもあった。
本作は日本ではディスクシステム版が発売され、北米でもコナミの現地法人子会社のen:Ultra Gamesが発売したNES版もほぼ同様の内容で発売した。ちなみにコナミ最後のディスクシステム専用ソフトとなった。基本的なゲームシステムはアーケード版を踏襲しているが、以下の点が異なる。
このアレンジは少なくとも北米では好評に受け入れられた。
テンプレート:Video-game-stub
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