ザ・シンプソンズ

ページ名:ザ・シンプソンズ

テンプレート:Infobox television『ザ・シンプソンズ(原題:The Simpsons)』は、マット・グレイニングが創作したアメリカのテレビアニメシリーズ。

アメリカ・FOXテレビで、1989年の放送開始から480話以上が放映されており、アメリカアニメ史上最長寿番組として知られ、2009年には20周年を迎えた。2007年5月20日に第400話目のエピソードが放映された。現在は60か国以上で20か国語に翻訳され、全世界で毎週6000万人以上が視聴している。エミー賞、ピーボディ賞受賞作品。

日本では1992年9月19日にWOWOWにおいて初放映されている。

テンプレート:ネタバレ

目次

概要[]

ザ・シンプソンズは、FOXテレビのためにマット・グレイニングによって創作されたアメリカのコメディアニメ番組である。アメリカの一般的な中産階級の家庭事情をシンプソン一家に要約して表現されており、それはそのライフスタイルを皮肉ったパロディとなっている。シンプソン一家はホーマーそして妻のマージ、息子のバートと娘のリサとマギーの5人で構成されており、架空の町であるスプリングフィールドに住んでいる設定になっている。そして、彼ら一家を通してアメリカ文化および社会状況を風刺的かつ強調して描き出したものになっている。

その原型となるものが、短編アニメとして『シンプソンズ・ショート』という題名でグレイニングとプロデューサーのジェームズ・L・ブルックスらによって作り上げられた。当時、『トレイシー・ウルマン・ショー』という番組を製作していたブルックスから、番組内で放映するために短編アニメを作ってほしいと頼まれたグレイニングは家庭崩壊した一家をテーマとしたアニメを作ることにし、原案を作り上げる際に一家の各登場人物の名前を自分の家族の名前にちなんで名づけていった。ホーマーとマージは両親からそしてリサとマギーは妹達の名前である。だが、自分の名前をキャラクターの名前に入れるのは露骨すぎると考えたグレイニングは「マット」から「バート」に変更して命名した[1]。こうして出来上がった作品は1987年4月19日、『トレイシー・ウルマン・ショー』の番組内にて放送された[2]。その後、この短編アニメは3シーズンに渡り放映され、放送開始当初から好評を博して、30分のアニメ番組へと拡張されて、1992年から1993年にはフォックス・テレビの人気番組ランキングTOP30位内にランク・インした[3]

1989年12月17日の放送開始以来、シリーズはシーズン22となり、これまでに放送されたエピソードは480話を超え、次の第23シーズンが2011年秋に放送される予定である[4]

現在、本作はアメリカで長期間放映されているコメディ・ドラマのひとつであり[5]、そしてアメリカにおいて長期間放映されているアニメ番組でもある[6]。ホーマーの台詞、「D'oh!」は英語の辞書に「いらいらしているときや失望したときに発する言葉」として記載された。また、本作は多くの成人向けコメディアニメに影響を与えた[7]

1話20分で基本的には1話ごと完結。子供向けアニメの体裁だが、残酷描写や性描写がストレートなため、本国アメリカでは大人向けのアニメの位置付けである。政治テーマについてはややリベラルなスタンスだが、例えば銃規制を理想として賞揚する一方で規制が成就すると銃を持ったならず者が跋扈するなど、極力各層の視聴者が楽しめるよう努めている。

劇中の人間関係や各方面に及ぶ社会ネタに対するシニカルな描写が常時繰り返される一方、能天気なオプティミズムと主人公一家の家族愛を根底に据えており、乾いたユーモアをあまりストレスなく楽しませる趣向になっている。

2009年秋、第21シーズンに突入し、テレビ西部劇『ガンスモーク(en:Gunsmoke)』(1955年〜1975年)が保持するアメリカのゴールデンタイム最長放送期間の記録を更新[8]

本作の誕生[]

本作はグレイニングによってジェームズ・L・ブルックスの事務所の休憩室にてそのアイデアが創造された。ブルックスから新しいショートアニメの製作を依頼された彼は、以前制作した『コミック・ストリップ』と『ライフ・イン・ヘル』のキャラクターを使用して新しいアニメの制作を行おうとしたが、著作権における問題を憂慮した彼は新しいキャラクターを作ることにし、キャラクターの名前は自分と彼の家族の名前をとって、家庭崩壊した家族を作り上げた[9][1]

出来上がった作品は1987年4月19日、トレイシー・ウルマン・ショー中で初めて公開された[2]。アニメの制作段階において、グレイニングは簡単なスケッチを描いてそれをアニメーター達に渡していた。彼はアニメーター達がその簡単なスケッチを見栄えのする絵に修正してアニメ化してくれるだろうと考えていた。だが、その絵を修正することなくトレースして制作してしまいそれがそのまま放映されることになった。このショートアニメ時代の極初期のバージョンの絵が粗雑な出来なのはそのことに由来している[1]

1989年、フォックス・テレビにて30分のアニメ番組となることが決定し、アニメ制作チームはそれに合わせて30分のアニメに仕立て上げた。このときの制作チームは現在マルチメディア・エンターティメント・プロダクションのクラスキー・クスポに所属している。また、放送開始の際に、ジェームズ・L・ブルックスは本作の内容についてフォックス・テレビからの干渉を防ぐために、フォックス・テレビが番組内容に干渉しないとの取り決めを結んだ[10]。グレイニングは、本作を作ることによって、これまでに放送されていた彼の言うところの「主流を占めているゴミ」にとって代わるものを聴衆に与えることが最終的な目標であると述べている[11]

こうして1989年12月17日、クリスマス・スペシャル「シンプソン家のクリスマス」がシリーズ第1回作品として初公開された[12]。だが、シーズン1の最後のエピソード「子守のおばちゃま」は最初のノーカットのエピソードだったが、アニメ制作における問題があったために公開は先送りになり1990年5月まで放送されなかった[13]

放送開始後、視聴率ランキングTOP30にランキング入りし、シリーズとしてフォックス・テレビで初のランキング入り作品となった[14]。また、シンプソンズのヒットにより、同時間帯に放送されていたコスビー・ショーがその影響を回避するために、放送時間の変更を行っている[15]

1992年、『トレイシー・ウルマン・ショー』の司会をしていたトレイシー・ウルマンが、彼女の番組が本作のヒットの源だったと主張して、フォックス・テレビに対し訴訟を起こした。法廷において、彼女は本作が得た利益の分配を要求したが、その要求は却下された[16]

本作は放送開始直後から様々な論議を引き起こしており、当時、バートが様々な迷惑行為を起こしても全く罰を受けないところは、一部の保守的な人々や子供を持つ親達に行儀の悪い子供の手本であると挙げられた[17][18]。また、当時アメリカ大統領だったジョージ・H・W・ブッシュは、「我がアメリカ合衆国の家族とは、シンプソンのような家族ではなく、ウォルトン(en:The Waltons)のような家族の強い絆で結ばれたものでなければならない」と述べている[19]。いくつかの公立学校で本作が使用されている製品やTシャツが禁止された[19]。だが、そのような禁止令などが出たにもかかわらず、本作のキャラクターグッズは最初の発売から14か月間で20億USドルを売り上げた[19]

プロダクション[]

製作総指揮[]

シリーズ毎のショー・ランナー達

  • シーズン 1 - 2: マット・グレイニング・ジェームズ・L・ブルックス・サム・サイモン
  • シーズン 3 - 4: アル・ジーン・マイク・レイス
  • シーズン 5 - 6: デビット・マーキン
  • シーズン 7 - 8: ビル・オークニー・ジョシュ・ワインスタイン
  • シーズン 9 - 12: マイク・スカリー
  • シーズン 13 - : アル・ジーン
  • シーズン 17 - 現在

マット・グレイニングとジェームズ・L・ブルックスは全シーズンを通じて製作総指揮をしており、コンサルタントとして番組で様々なものを生み出している。初期の1から4シーズンで監督として番組に関わったサム・サイモンは1993年以降は関わっていないが、現在も番組の製作総指揮の1人としてクレジットされている[20]。また番組の全シーズンの制作管理およびそれらの脚本を担当する筆頭脚本家がおり、彼らショー・ランナー(En)が番組制作で重要な役割を担っている[21]

脚本[]

脚本は16人の脚本家チームによってその制作がなされており、毎年12月の始めになると、彼らによってエピソードの構想が練られている[22]。まず筆頭脚本家が草案を出し、それを各セッションごとにジョークを加えるかまたは削除し、必要な場面などの挿入を行い、そして修正するごとにそれを声優たちに再読してもらい最終的な脚本を作り上げる[23]。この各セッションのリーダーはジョージ・メイヤー(En)が務めており、シーズン1からこの役割を担当している。脚本家のひとりのジョン・ヴィッティ(En)によると、メイヤーの案がエンドクレジットで他の脚本家名が出ることになった場合であっても、彼の出した案が最良であることが多いと述べている[23]。各エピソードの制作期間は6か月を擁し、その関係上最新の時事的なことについては触れないことになっている[24]。だが、オリンピックやスーパーボウルなどの定期的に行われる事柄についてはエピソード内でそれに触れることがある。

本作の脚本家の中で最多の脚本を手がけてきたのはジョン・シュワルツウェルダー(En)であり、60のエピソードを担当している[25]。また、脚本を手がけてきた人物の中で最も有名な人はコナン・オブライエンであり、彼はトークショー『レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン』の司会をデイヴィッド・レターマンから引き継ぐ前に1990年代初めのいくつかのエピソードに関わっていた[26]。また、イギリスのコメディアンのリッキー・ジャーヴェイスはシーズン17のエピソード「en:Homer Simpson, This Is Your Wife」において脚本とゲスト出演の両方を行った最初の有名人となった[27]。同じく脚本家であるセス・ローゲン(En)とエヴァン・ゴールドバーグ(En)は、コメディ映画の「スーパーバッド 童貞ウォーズ(En)」の脚本を担当し、ローゲンは映画内で声だけであるが出演している[28][29][30]

2007年の末、脚本家達は東部アメリカ脚本家組合(En)と共にストライキを行った。脚本家達は1998年以来、この組合に参加していた[31]。このストライキよりシーズン19の23エピソードのうちの1つに何らかのの形で影響している[32]

声優[]

1つの例外を除き、エンドクレジットにはエピソードに登場したキャラクターの声優だけでは無く、声だけの出演だった声優名も記載されて出てくる。まだ初期シーズンでは、フォックスと番組制作班は声優らの身元を隠すために写真の公開を避けて録音を行っていた[33]。だが、フォックスはプロデューサーの「声優達もこの番組の制作に関与した栄誉を受け取るべき」との発言を受けて、シーズン2「黄昏」(en:Old Money)において出演声優の名前が明らかにされた[34]。2003年、出演声優達はトーク番組『アクターズ・スタジオ・インタビュー』に登場し、担当しているキャラクターの声を実演した。

本作には6人のメイン声優がいる。ホーマー・シンプソン、エイブラハム・シンプソン、ピエロのクラスティおよび他の大人の男性キャラクターの声はダン・カステラネタが担当している[35]。ジュリー・カブナーはマージ・シンプソンと姉のパティとセルマそして何人かのマイナーな人物の声を担当している[35]。ナンシー・カートライトはバート・シンプソンとラルフ・ウィーガムそして他の子供達の声を担当している[35]。イヤードリー・スミスはたまに挿話的なキャラクターの声を演ずる以外はリサ・シンプソンのみを担当している[35]。また、シンプソンズ一家のキャラクター達の声の担当はしていないが街にいる多くの男性の声を担当している2人の男性声優がいる。ハンク・アザリアはモー・シズラック、ウィーガム署長、アープーなどの声を担当しており、ハリー・シェアラーはバーンズ社長、スミサーズ、スキナー校長、ネッド・フランダース、ラブジョイ牧師、ドクターヒバートの声を担当している[35]。なお、ハリー・シェアラーを除く他のメイン声優らはその秀でた声による演技力により、プライムタイム・エミー賞の「ボイスオーバー・パフォーマンス賞」を獲得している[36]

1998年まで6人のメイン声優には、1エピソードあたり3万ドルの報酬が支払われていた。だが、同年、彼らはフォックスとの賃金について係争となった。そしてフォックスは新しい声優を用意し、声優の入れ替えを行うと彼らに対し脅してきた。この問題についてマット・グレイニングは声優達を支持した[37]。そうしてこの問題は早期に解決となり、声優達に1998年から2004年まで1エピソードにつき125,000ドルの報酬が支払われることとなった。番組の収益は上昇し続け、そして2004年4月、メイン声優らは支払われる報酬を1エピソードあたり36万ドルにするよう要求し、その要求が達成されるまで台本を読むことを停止した[38][39]。このストライキは1か月後に終結し[40]、そして声優達の要求を反映して増額され1エピソードあたり25万ドル[41]から36万ドルまでの間の金額で支払われることとなった[42]。2008年になると、声優達の新たな契約交渉が始まり、声優達は「健全なる昇給」として1エピソードあたり50万ドルまでの報酬を望み、シーズン20の制作が延期されることとなった[42]。そして、この要求も解決し1エピソードあたり40万ドルまで引き上げられた[43]

メイン声優に加えて、パメラ・ヘイデン(En)、トレス・マクニール(En)、マーシャ・ウォレス(En)、マギー・ロズウェル(En)、そしてルシー・テイラー(En)らはキャラクター達の声の補助を行っている[35]。マギー・ロズウェルが本作から離れていた1999年から2002年まで、彼女が担当していたモード・フランダース、ヘレン・ラブジョイ、フーバー先生、ミルハウスの母ルアンの声はマーシャ・ミッズマン・ゲイブン(En)が担当していた。また、カール・ウィーダーゴット(En)は、端役キャラクターの声を担当しているが、不定期に出てくるキャラクター達の声は担当したことは無い[44]。シンプソンにおいて何度か繰り返し登場した特別ゲスト出演者としてはケルシー・グラマー、ジョー・マンテーニャ、ジョン・ロヴィッツ、A・ブルックス、フィル・ハートマン(En)などが挙げられる[45]

エピソードの中で多くの実在する有名人がゲスト出演しており、それは俳優、スポーツマン、作家、バンド、歌手、音楽家、科学者など多岐に渡っている。初期シーズンの頃は、ゲスト出演した大部分の人々は本作のキャラクターのうちの誰かの声を担当することによって出演していたが、しかし、後には彼ら自身が作品内でキャラクターとして登場した。本人として描かれた最初のゲスト出演者はシーズン2のエピソード「ダンシング・ホーマー」において登場したトニー・ベネットである[46]。ちなみにシンプソンズは「最もゲスト出演者の多いテレビシリーズ」としてギネスブックにも登録されている[47]

日本語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語などの言語で吹き替え放送されている。中にはフランス語とケベック・フランス語のような似たような言語でも吹き替えが行われている[48]。また、アラビア語に翻訳されたものが放送されたが、イスラム教の習慣に配慮して、番組の多くのシーンが入れ替えられた。変更されたシーンの一例としてホーマーがビールを飲む代わりにソーダを飲み、また豚肉の入っているホットドッグの代わりにエジプト風ビーフ・ソーセージを食べるなどがある。そういった変更のためアラビア圏のファンから否定的な反応が上がった[49]

アニメーション[]

アメリカおよびその他の国の制作スタジオで製作されている。トレイシー・ウルマン・ショー時代はアメリカ国内にあるクラスキー・シスポ(Klasky Csupo)で制作されていた[50]。そして、本格的にシリーズが始まるとその仕事量増加に対処するためにフォックスは韓国にあるいくつかの国際的なスタジオへアニメ生産の下請け契約を交わした[50]。アメリカのアニメスタジオ「フィルム・ローマン」のアニメーター達は絵コンテの作画、新キャラクターのデザイン、背景画、プロップ、そして背景のレイアウトと作画などを行う。それらの作業は海外での作業に引き継がれる前にグレイシー・フィルム(Gracie Films)の脚本家達の作り上げたストーリーに沿って順番に作られていく。そして海外のスタジオへ送られた作品はそこでインクとペイントによる中間的な描画がなされ、アニメーションとなり、3、4か月後にはアメリカのフォックスの元へと送られていく[51]

最初の3シーズンは、クラスキー・シスポによってアメリカ国内で製作されていた。1992年、フィルム・ローマンへ国内生産を移した[52]。それ以来、2008年現在、番組はフィルム・ローマンによってアニメ化されている。

番組がシーズン14に入ると、従来のセル画アニメーションからデジタルインクとペイントを使用するものに切り替えられた[53]。デジタルによる着色は1995年に放送されたシーズン7のエピソード「ミルハウス映画に出演!」にて初めて試みられた。また、シーズン12のエピソード「テニス・ウォーズ ホーマーの逆襲」の制作時にもデジタルインクとペイントが使用されたが、グレイシー・フィルムはそれらの定期的な使用は2シーズン後になるまで控えた[54]

キャラクター[]

シンプソン一家はアメリカにある架空の街スプリングフィールドに住む典型的な中産階級の一家である[55]。一家の父であるホーマーはスプリングフィールド原子力発電所の安全検査官をしており、愚鈍で少しおかしいところもあるが冗談好きな性格をしている。また、彼はアメリカにおけるステレオタイプな主婦像を具現化したかのような女性、マージ・シンプソンと結婚している。そして、2人には3人の子供がいる。まずトラブルメーカー歴10年のバート、そして8歳にしては早熟なリサ、あと、おしゃぶりを咥えてめったに会話を試みようとはしないマギー(たまに交信することもある)の3人である。また、一家にはペットもおり、犬のサンタズ・リトルヘルパーと猫のスノーボール2世を飼っている。ペットが主役となったエピソードもいくつかあった。番組は1989年以来延々と続き、番組内様々なイベントが発生しているが、彼ら自身は年は取らない。

番組には様々なキャラクターが登場する。ホーマーの仕事仲間、家族の親類とその友人、バートの学校の教師達や町の有名人にその他の市民などがいる。登場人物の大半はたった1回の番組制作のために冗談で大勢作られてしまった。そして番組がヒットした結果、登場人物達にも色々な役割が与えられ、彼ら自身のエピソードも色々作られていった。マットによると、番組制作のおりに見ていたSCTV(En)のお笑い番組からこの番組を作り上げるためのヒントを得たという[15]

設定[]

本作の舞台はアメリカにある架空の街スプリングフィールドである。どこの地方のどの州にあるのかは決まっていないにもかかわらず、熱心なファン達はその場所がどこなのか探すため、街の周りの地形、街の特徴、街の側にある目立つものを手がかりにして街の場所を特定しようと試みた。番組制作陣はスプリングフィールドの位置に関してさらに特定出来ないように回避を試みた[56]。スプリングフィールドという名前はアメリカにおいては結構ありふれた街の名前であり、アメリカの半分以上の州にこの名前の街がある。本作でのスプリングフィールドは、話の都合により街の地理と環境は変動的で、必要とあれば海岸線に砂漠そして広大な農地に高い山など色々なものが街に生えており、話の都合でかわることも多い[57]。マット・グレイニングによると、スプリングフィールドは彼の育った街、ポートランドにそのルーツがあり、2つの街には共通している点がたくさんあると述べている[58]

テーマ[]

テーマはお笑いであるが、どの線で笑いをとるかは常に変化している。どんなテーマになろうが、話題の中心には常にシンプソンズがあるようにはしてある[55]。だが、アニメであるというその性質から本作のお笑いの範囲は通常のお笑いよりも大きい。それがゆえ、スプリングフィールドは単なる街としての存在よりも現代社会が直面する数々の問題を探求することの出来る広大なる宇宙として機能を果たしている。例えば、ホーマーが働く原子力発電所を通して視聴者に環境問題に関しての批評を問うている[59]。また、バートとリサの通うスプリングフィールド小学校を通して、教育における問題を投げかけている。巨大なるメディア産業による過激な子供向け番組と彼らの報道姿勢を挙げて、そのあり方を問うてもいる。これは製作者達の自虐的ユーモアを発揮する場として利用されてもいる[60]

また、評論家たちは番組がやや政治的な路線を打ち出しており、またその路線は左翼的であり、この番組を観た視聴者達がその左翼的偏見に流されていってしまわないかと危惧している[61]。アルによると、自分達の作っているこの番組は政治的にはリベラル的な立場で作られていると述べている[62]

番組の脚本家達は、しばしば進歩的な理想を批評しそれに対する考えを明らかにしている。だが、番組は全ての政治的な事柄を辛目のジョークに変えていく[63]。例えば、政府と巨大企業は一般の労働者達を冷淡に扱う存在として描写されている[62]。このように脚本家達は否定的な目線で全ての権威的な者達を番組で吊るし上げている。シンプソンズにおける政治家とは腐敗し堕落したものであり、ラブジョイ牧師のような聖職者達は教会に通う人々に無関心であり、そして地方警察は役立たずな存在である[64]。番組内では宗教に関することもよく登場している。これまでに主な宗教のほとんどが番組で取り上げられており、そして危機が発生したときにはシンプソン一家がたびたび神に助けを求めているシーンが出てくる[65]

番組の特徴[]

オープニング[]

番組の特徴として、番組開始時に流れるオープニングアニメーション(The Simpsons opening sequence)が挙げられる。それは第一回放送「シンプソン家のクリスマス」とハロウィーン・スペシャルを除き、定番となっており、シーズンを経るに連れて若干の変更が行われている。オープニングはまず、本作のタイトルバックからはじまり、そしてスプリングフィールド小学校でバートが教室の黒板に「黒板ギャグ」(Chalkboard gag)と呼ばれている板書をしているところが映し出される。そしてバートが学校から、ホーマーは原子力発電所から、マージとマギーはスーパーから、リサは学校の音楽室から一斉に自宅へと戻り、みんなでソファーに座ってテレビを観るという流れになっている。このオープニングは様々な箇所に小細工が施されており、特にバートが黒板に書くメッセージと家族そろってテレビを観るシーン(Couch gag)は毎回違うものになっている。また、リサが小学校の音楽室から先生に追い出され、部屋を出て行くシーンでのリサがサックスで演奏する曲は毎回違っている。ただし、一部は使いまわししている。なお、初回放送時(シーズン1)とそれ以降のシーズンでのオープニングでは、若干の変更がなされている。変更されているところは、冒頭のタイトルバックをはじめ、最初にホーマーが原子力発電所にいるシーンで彼の背後にいる人物がシーズン1ではサンドイッチをほおばる作業員だったが、シーズン2ではバーンズ社長とスミサーズに変更されており、バートがスケートボードに乗ってバス停の標識を盗むシーンはカットされ、マージが帰宅するシーンで一枚絵にスプリングフィールドの住人達が描かれているシーンが付け加えられている。この一枚絵のシーンは映し出される時間がかなり短い。また、リサが自転車で帰宅するシーンも一部カットされている。

このオープニングは番組がシリーズとして開始されたときに、デビット・シルバーマンによって作り出された[66]。オープニング曲は、レトロな雰囲気の曲が欲しいというグレイニングの要望により、1989年にミュージシャンのダニー・エルフマンが作曲した。2日がかりで作り上げられたこの曲は、エルフマンにとってもその経歴の中でも最も有名なものとなっている[67]

ハロウィーン・スペシャル[]

ハロウィーン・スペシャル(英語版ではTreehouse of Horror)は本作において年1回放送されるスペシャルエピソードである。このスペシャルは1990年のシーズン2にて初めて放送され、また、通常のエピソードと違いハロウィンの時期に合わせたテーマで3本の独立したストーリーが構成されている[68]。各話はシンプソン一家がホラー、SFあるいは超自然現象な出来事に巻き込まれたりする話となっており、また、ホラー、SFなどにおいて有名な作品のオマージュやパロディが多く含まれている[69]。なお、このハロウィーン・スペシャルは通常のエピソードとは違い、アナザーストーリー的なものとして扱われている。また、クレジットされるスタッフの名前が珍妙なものになっている。

アメリカなどにおいて、このハロウィーン・スペシャルはハロウィンの時期に放送されることになっているが、最近では、フォックスがメジャーリーグのワールドシリーズの放送契約を結んでいるため、ハロウィン以後に初放送されている[70]

ユーモア[]

本作におけるユーモアは、全ての世代の視聴者達に楽しめるように、そのユーモアの範囲も幅広く様々な社会事象が番組において引用されている[71]。引用例を挙げると、映画、テレビ、音楽、文学、科学、歴史などの中からその元となるものを引き出している[71]。また、可能な場合はいつも、番組のアニメーターらは番組の中で背景として登場するものや新聞などの小物などに場違いなあるいはユーモラスな文字や身振りによるギャグやジョークをその中にさりげなく仕込んでいる[72]。だが、こういった仕掛けにかならずしも視聴者が気付くわけでもない。こういった仕込みは各所にさりげなくかつシーンが切り替わるときのような一瞬の間に仕込まれているので、視聴者が番組を録画してそれを一旦停止してからやっと気が付くようなものになっている[72]。そういったもののほとんどは英語で書かれており、そのギャグの字幕表示がなされていない場合もあるので注意が必要である。クリスティ・トンプソンはシンプソンにて使用されているユーモアについて「文化的な引用の動揺、故意に矛盾した特徴の描写、テレビ放送協定についての自己反省、テレビ番組の番組としての現状について」などが含まれていると語っている[73]

番組では決め台詞が使用されており、主役および準主役のほとんどは少なくとも決め台詞をひとつ持っている[74]。代表的な例として、ホーマーのいらいらしたときに発する「D'oh!」、バーンズ社長の「エクセレント……」、ネルソン・マンツの「ハッハァー!」などがある。バート・シンプソンのキャッチフレーズとしては、「アイカランバ!(!Ay, caramba!)」、「パンツでも被ってろ!(Eat my shorts!)」、「Don't have a cow, man!」などがあり、番組の初期にこれらの言葉はTシャツに文字として書かれた[75]。しかし、これらの言葉が販売促進などにより一般的になってからは、アイカランバ!以外の2つの決め台詞は使用しないようになった。なお、これらの決め台詞のほとんどは最近のシーズンでは使用されていない。また、こういった決め台詞によるユーモアはシーズン5のエピソード「バートは大スター!!」において、バートがクラスティの番組に出演して、そしてひょんなことから発した台詞「俺はやってないよ!」という言葉が大衆に大受けし、その言葉を言うためだけにテレビ出演する様を描写して、こういった決め台詞だけで成り立つユーモアを嘲っている[76]

文化への影響[]

言語への影響[]

本作から生まれた多くの新語が一般的な言語として取り入れられている[77]。リングイスティック・データ・コーソシアム(En)の理事マーク・リーベルマン(En)は「シンプソンズはどうやら私達の文化の熟語、キャッチフレーズ、およびその他諸々の原文引用の最大級の源として、その役割をシェークスピアと聖書から引き継いだ」と述べた[78]。最も有名なキャッチフレーズは先述の通りホーマーの「D'oh!」、この言葉は現在、かなり知られており、この言葉は現在オックスフォード英語辞典に記載されている。ただし、アポストロフィは省かれている[79]。ダン・カステラネタによるとこの言葉は、アメリカのお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」のコメディの初期の俳優だったジェームズ・フィンレイソン(En)がより長くうなるトーンで発音していたフレーズを借りたと語っている。シンプソンズの監督は、カステラネタにこのフレーズの長さを短くするように言い、そして、この言葉は同番組で有名な感嘆句になった[80]。このフレーズは国外のメディアなどでも使用され、2008年のイギリスのテレビシリーズ「ドクター・フー」のエピソードなどこの言葉がホーマーの話題に触れた折にネタとして使われた[81]

また、バーンズの不吉な雰囲気で発する言葉「エクセレント」、ホーマーが勝ったりしたときに発する「ウォッホーッ!」、ネルソン・マンツが誰かを馬鹿にするときに発する「ハァッハー!」、そして、ウィリーがフランス人について書いた言葉「Cheese-eating surrender monkeys」、この言葉は2003年のイラク進攻の提案に対し反対を示したフランスについて保守系のナショナル・レビュー(En)のコラムニストのヨナ・ゴールドバーク(En)がこれを引用している。その後、この言葉は他のジャーナリスト達の間にも広がっていった[82]。また、シーズン7の「伝説の英雄に異議アリ!」において出てきた言葉「Cromulent」は英語辞書の「 Webster’s New Millennium Dictionary」に記載されている[83]。さらにシーズン1の「バートは天才?」においてバートが捏造したスクラブル単語「Kwyjibo」はコンピュータ・ワームの「メリッサ」(En)作者の別名の1つとして使用された[84]。また、シーズン5の「ホーマー宇宙へ行く」において、ケント・ブロックマンが発した「私は、私たちの新しい昆虫大君主を歓迎いたします」という台詞が、多くのイベントにおいて、それを評する言葉として、大衆文化に取り入れられた。この言葉は、ユーモアとして使われ、その発言は様々な変形を加えられて、偽りの服従を表わすために用いられている[85]。この言葉はニューサイエンティスト(En)などのメディアでも使われている[86]。また、軽蔑的な意味のある単語「Meh」は、番組内で使われることにより、一般的な単語になっていった[87]

テレビへの影響[]

シンプソンズは、1970年代のアニメ番組『Wait till Your Father Gets Home』(En)以降のプライムタイムに放送されたアニメ番組で最初に成功した番組である[88]。1980年代のほとんどの間、専門家らはアニメ番組は子供向けのみであるべきとみなしており、また、プライムタイムに放送するに相応しいアニメ番組を制作することは採算的にもあまりにも困難なことであった。だが、本作の登場により、それまでの常識は覆った[50]。韓国にあるアニメスタジオによる着色、撮影などの委託により1エピソードあたりの制作費を安くした。本作の成功と安い生産コストは、各テレビ局にもアニメシリーズを生み出させるように促すきっかけとなった[50]。こうして1990年代にはプライムタイム向けのアニメ番組が次々と開発されていき、『サウスパーク』や『ファミリー・ガイ』、『キング・オブ・ザ・ヒル』、『フューチュラマ』、The Criticなどが誕生した[50]。『サウスパーク』は後に「Simpsons Already Did It(邦題:チン没 カートマン帝国)」にて本作を取り上げ敬意を表した[89]

また、2000年1月9日に本作の放送枠の後に放送された『マルコム in the Middle』(En)のような実写番組にもその影響を及ぼした[7][90]。『マルコム in the Middle』は身振りによるギャグを特徴としており、大抵のコメディードラマにあるような録音された笑い声を使用しなかった。リッキー・ジャーヴェイスは、イギリスの彼のコメディ番組「The Office」にシンプソンズは多大な影響を与えたと述べた。この番組では録音した笑い声のテープが使用されていなかった[91]

登場人物[]

声優に関しては原国版/日本語吹き替え版で表記する。

シンプソン家とその親類[]

(en:Simpson family)

ホーマー・シンプソン(en:Homer Simpson)

詳細はホーマー・シンプソンを参照

声:ダン・カステラネタ/大平透本名はホーマー・ジェイ・シンプソン(Homer Jay Simpson)。主人公。シンプソン家の夫。38歳。後述のハーブ・パウエルの異母弟でもある。家族に対する愛情はとても強く、それを示す行動に出るがほとんど空回りに終わる。マージ・シンプソン(en:Marge Simpson)声:ジュリー・カブナー/一城みゆ希本名はマージョリー・シンプソン(Marjorie Simpson)、旧姓ブービエ(Bouvier)。34歳。シンプソン家の妻。比較的常識人だがギャンブル依存症やアルコール依存症の癖があり、また、家族を制する役柄上、積極的に行動することに抵抗を持っていることから、家族には面白くない人と思われている。子供の頃のトラウマから飛行機恐怖症だった時期もあったが、精神科に相談しに行ってからは平気になっている。絵が得意で学生時代にビートルズのリンゴ・スターへ似顔絵を送ったことがある。縦に細長いアフロヘアーのような髪型が特徴的だが(若いころは直毛だった)、ピン1本でこの状態を保っている(しかも1日に2度セットし直している)。青い髪は染めている。また、髪の毛の中にメモやヘソクリなどを突っ込んで収納しているシーンも多々見受けられる。ホーマーのように脳みそと会話したりその上の髪の毛部分との会話をするシーンも存在する。ホーマーのことを時々「ホーミー(Homey)」と呼ぶことがある。アメリカテレビガイドでワーストドレッサーの1人として選ばれた。セルマとパティの双子の姉がいる。口癖は「ん〜」。2009年10月16日発売、同年11月号の『プレイボーイ』の表紙を飾った[92]。これは放送20周年を記念した企画で、「マージ・シンプソンのなかに潜む小悪魔」と題された特集が組まれ、インタビューや際どいポーズをとるマーズが掲載された他、折込の付録ポスターもついた。プレイボーイ・エンタープライジズの最高責任者スコット・フランドルは「幾分、冗談半分」の企画であると述べている[93]。バート・シンプソン(en:Bart Simpson)声:ナンシー・カートライト/堀絢子本名はバーソロミュー・ジョジョ・シンプソン(Bartholomew Jojo Simpson)。シンプソン家の長男で、10歳の小学4年生。血液型はO Rh-。シンプソン家で、唯一の左利き。好奇心旺盛でイタズラ好きな少年。直立した9つのキザキザのあるヘアースタイルである。イタズラ好きが災いして裁判沙汰になることが多く、判事のスナイダーとは顔見知りの仲。勉強は全然ダメだが、クラスティの冤罪を晴らしたりセルマをサイドショー・ボブから救ったり巨大彗星の命名者になったり、輸血でバーンズ社長の命を救うなどの功績も持っている。また、ラルフにリサの手柄を譲って、胴上げしたりと、思いやりのある一面も見せる。スケートボードのテクニックは天才的。ダサイことが嫌いで、そうと思えば遠慮なく拒否する、ある意味の現代っ子。たまに妹思いな場面も見せる。ホーマーを「おやじ」(吹き替え版)または呼び捨てで「ホーマー」(英語版、吹き替え版共通)と呼び、「パパ」と呼ぶことは滅多に無い。未来的な話では、リサと正反対で大抵ろくでもない大人になっている。口癖は「アイカランバ!(スペイン語でOh my GOD!の意)」「カワバンガ"Cowabunga"(やった!という意味のスラング)」。ミルハウスを親友だと思っているが、ミルハウスからは度々裏切られている。バートはタイム誌国際版の1990年12月31日号の表紙を飾った[94]。リサ・シンプソン(en:Lisa Simpson)声:イヤードリー・スミス/神代知衣本名はリサ・マリー・シンプソン(Lisa Marie Simpson)。シンプソン家の長女で、8歳の小学2年生。ほぼ常識的で賢く一家の行動にいらつくこともしばしば。特に父親であるホーマーとはなかなかうまが合わず、父子関係にひびが入るときもある。だがかなり子供っぽい一面も多く、テレビが大嫌いといっていたはずなのに「イッチー&スクラッチー」を毎回見ていたり、バートと一緒に何かをねだったりすることも多い。成績はほぼ毎回Aでクラスで一番頭もいいのだが、シンプソン家の経済状況から私立の進学校にはいけない。また、成績は彼女にとってのアイデンティティらしく、Bの評価があった際に、目くじらを立てて先生に抗議したこともある。バリトンサックスを吹くのが好きで、将来の夢はプロのジャズミュージシャン。願いは世界平和とポニーを飼うこと。友達がいないことが悩みである。エコロジストでありアニマルライツ系のベジタリアンでもある。現在は仏教徒であるが、当初は敬虔なクリスチャンだった(劇中に出演したある人物との出会いがきっかけ)。学校に行かないと禁断症状を起こす。未来の話ではアメリカ初のレズではない女性大統領になっている。スプリングフィールドメンサに入会している。金平糖のような髪形をしているが、作中ではショートヘアと言われている。シンプソン家で唯一特定の口癖は無いが、最近のエピソードでは母マージの「ん〜」や父ホーマーの「ドォッ!」を発する、また他のシンプソンファミリーと同じく自分の脳みそともよく会話する傾向がみられる。マギー・シンプソン(en:Maggie Simpson)声 - エリザベス・テイラー、ジョディ・フォスター、他/川田妙子→?(劇場版)本名はマーガレット・シンプソン(Margaret Simpson)。シンプソン家の次女でまだ1歳の赤ん坊。リサと同じ髪型に青いリボンをつけており、自分の感情をくわえたおしゃぶりの音で表現するという特技を持っており、それが口癖に該当する。それを使って野生のグリズリーとコミュニケーションを取ったことも。1歳過ぎなのであんよはできる。度々危険な目に遭うがその度に上手く切り抜け、滅多に泣かない。全く愛情が無いと言うわけではないがよく父親のホーマーに存在を忘れられ、ホーマーが「子供は(バートとリサの)2人だ」というシーンがよく見受けられる。原語版の声優はエリザベス・テイラーやイヤードリー・スミスなどエピソードによってまちまちであり、まだ1歳であるため言葉を話すことはほぼない。大人になった未来のシーンですら誰かに邪魔されて声を聞くチャンスがほとんどないが、一度ホーマーにベッドに寝かせてもらった後、1人になり「ダディ」(日本語吹き替え版では「パパ」)と言ったときと映画のスタッフロールで「続編は?」と喋ったことから少なくとも現時点で多少は言葉を使えるようである。2009年にはジョディ・フォスターが声を演じた。赤ん坊とは思えないような驚異的な身体能力と知能を持ち、家族の見ていないところでは自主的かつ活発に活動している。また、「誰がバーンズを撃ったか?」のエピソードでは偶発的にバーンズを銃撃していたが、後に銃を自由自在に扱えることが判明した(シーズン13「パパは正義の警察官」にて)。サンタズリトルヘルパー(en:Santa's Little Helper)声 - フランク・ウェルカー、ダン・カステラネタシンプソン家の飼い犬。人の言う事を聞かない時があるバカ犬。もともとはうだつの上がらないドッグレースのグレイハウンド犬で、レースの成績が悪かったために、飼い主に捨てられた所をホーマーとバートに拾われた。スノーボール2世と異様に仲が良く、抱き合ったり毛繕いをし合ったりする(何故か人目をしのぶ)。怒ると凶暴化する。部屋やシンプソン家の物を荒らした事がある。同じ犬種の彼女がいたことがあり、彼女との間に25匹もの子供がいる。また、ヒバート医師の犬との間に多くの子供を作って、ある理由で、ホーマーに絞められたこともある。スノーボール2(en:Snowball II)声 - フランク・ウェルカー、ダン・カステラネタシンプソン家の飼い猫。以前に飼っていたスノーボール1世は飲酒運転をしていた市長の弟の車にはねられて死に、それに悲しんだリサのためにホーマーとマージが拾ってきたスノーボール1世にそっくりな猫。人の目の付かない所で玉乗りなどの芸をする癖が有る。1世同様車に轢かれて死んでしまい、3世は毛色が茶色で尻尾が太く、リサが目を離したすきに水槽の金魚を取ろうとして水死。次のそのまた次の猫(5世)にもこの名前が与えられた。なお、天国にいるスノーボール1世の体にはタイヤの跡がついている。3世のあとに飼った4世にはコルトレーンという名前が付いていて、頭の形がバートに似て毛色が白く、リサのサックスに驚いて、二階から転落死してしまった。保健所からも安楽死させたほうがマシとまで言われ落ち込むリサだったが、ねこおばさんに唐突に猫(スノーボールそっくり)を投げ付けられ、その猫を最初はためらったが、スノーボール2世(2代目)として飼うことにする。エイブラハム・シンプソン(en:Abraham Simpson)声 - ダン・カステラネタ/滝口順平ホーマーの父。愛称はエイブ。本来は割とホーマーに似た性格だったようだが、現在では程度の軽い認知症にかかっており、いわゆる"ボケ老人"のイメージをそのまま具現化したようなキャラクターである。元はホーマー一家と暮らしていたらしいが、数週間で家を追い出され老人ホームに入れられた。寂しさからか、嘘くさい長話をするのでシンプソン家のみんなから疎まれている。退役軍人で、第2次世界大戦中は軍曹としてドイツで戦いヒトラーを狙撃する(部下であったバーンズのせいで狙撃は失敗している)などの活躍をし、勲章を授けられたことがある。大戦中バーンズやウィガム署長の父らとともにヘルフィッシュ部隊に所属している。ドイツ民間人宅で発見した名画の数々をめぐり部隊員と協定を結び、部隊最後の生き残りとなったエイブとバーンズの間には因縁がある。トイレの発明者でもあり、スプリングフィールドで初のラジオ局を作ったとも語っている。さらに、様々な組合の会員であり、ストーンカッターズという秘密結社の会員であることが発覚する(ホーマーはこのことを知りストーンカッターズのメンバーになる)。ホーマーが原因で腎臓を2つとも失うが、ホーマーの腎臓のひとつを移植され一命を取り留める。また、ホーマー同様ピアノを弾くこともできる。パティ・ブービエとセルマ・ブービエ(en:Patty and Selma)声 - ジュリー・カブナー/鈴木れい子(パティ)、一城みゆ希(セルマ)マージの双子の姉で、2人ともヘビースモーカー。2人ともスプリングフィールド車両局に勤めている。セルマは離婚歴が5回あり、相手はサイドショー・ボブ、ライオネル・ハーツ、トロイ・マクルアー、ディスコ・スチュー、そしてエイブラハム・シンプソンの5人である。2人とも『冒険野郎マクガイバー』の大ファン。小学生の頃からタバコを吸っていたほどのかなりの愛煙家で、今日で地球が終わると街が大騒ぎになったときにふたり同時にタバコに火をつけ「ガンに勝った」と言った。モナ・シンプソン(en:Mona Simpson (The Simpsons))声:マギー・ロズウェル → グレン・クローズ、トレス・マクニール(『ホーマーのヒッピーはつらいよ』のみ)/吉田理保子ホーマーの実母。ヒッピーで、バーンズの生物兵器の研究所を破壊した容疑で逃亡中だった。ホーマーはエイブに母親はドブに落ちて死んだと聞かされて育った。ホーマーが成人した後に何度か会っているが、シーズン19で死去。ジャクリーン・ブービエ(en:Jacqueline Bouvier (The Simpsons))声 - ジュリー・カブナー/鈴木れい子マージの実母。エイブとバーンズの2人が彼女を巡って争ったことがある。バーンズとの結婚式にエイブが押しかけ、結局どちらも選ばないという決断をする。現在はエイブとは別の老人ホームで暮らしている。クランシー・ブービエ(en:Clancy Bouvier)声 - ハリー・シェアラー、ハンク・アザリアマージやパティ、セルマの父。旅客機の客室乗務員(スチュワード)で、そのことがマージの飛行機恐怖症につながった。故人。ハーブ・パウエル(Herbert Powell)声 - ダニー・デヴィート/青野武ホーマーの異母兄。ホーマーは大人になるまでこの兄の存在を知らされていなかった。外見は髪があって痩せている以外はホーマーと瓜二つであるが、内面は出来の悪い弟と全く正反対で、苦学の末ハーバード大を卒業し、温厚かつ優しく、人柄も良い。デトロイトで自動車会社を経営していたが、ホーマーの存在を知り、シンプソン家をデトロイトに招待した。社運をかけた新プロジェクトをホーマーに任せた結果、発表会を酷すぎるデザインの車で大失敗させたことによって会社を追われ、ホームレスにまで落ちぶれた。後にシンプソン家の支援の下「赤ちゃん言葉翻訳機」の発明に成功し、再び億万長者に返り咲いた。

スプリングフィールド住民[]

フランダース家(en:Flanders family)

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シンプソン家の隣人。父ネッド、母モード(故人)、長男ロッド、次男トッド。クインビー市長(en:Joe Quimby)声 - ダン・カステラネタ/辻親八スプリングフィールド(en:Springfield (The Simpsons))の市長で、それを主張するタスキを常に身に付けている。不正蓄財をすることもしばしばで、市長の権力を使い女性を口説くことも。民主党所属。口癖は「クインビーに一票を」。クインビーは常にこの口癖を言う機会を狙っていて、ホーマーにモーテルで愛人と一緒にいるのを見られたときでさえ、この口癖を言ってしまうほど。クインビーのモデルはテッド・ケネディーを中心としたケネディー家の政治家たちで、英語版の声はアイルランド系であったケネディー元大統領を連想させるようアイルランド系のアクセントを含むものとなっている。クインビーの名前の由来はマット・グレイニングの出身地であるオレゴン州ポートランドのノースウェスト・クインビー・ストリートにちなんでおり、「トムとジェリー」の制作者であるフレッド・クインビーにも敬意を表している。クランシー・ウィガム(en:Clancy Wiggum)声 - ハンク・アザリア/島香裕 → 中村大樹スプリングフィールド市警の署長だが、無能で非常にいい加減。汚職や職権濫用にも無頓着。しかし童顔でなんとなく憎めないキャラクター。ラルフの父。サラ・ウィガム(Sarah Wiggum)声 - パメラ・ヘイデン/大塚瑞恵ウィガム署長の妻でありラルフの母。未来の話では夫と離婚している。バーニー・ガンベル(en:Barney Gumble)声 - ダン・カステラネタ/広瀬正志、石丸博也ホーマーの幼馴染で、現在は飲み友達。アル中でいつもモーの店にいる。本来はハーバード大学を目指すほど優秀だったが、ホーマーに酒を勧められ、それに溺れてしまった。たまに中毒症状が治まると一変、有能な姿を現す。歌唱力の面で右に出る者はいない。げっぷをよくしているがそれは遺伝のようでしかも優性形質の模様。モー・シズラック(en:Moe Szyslak)声 - クリストファー・コリンズ(『子守のおばちゃま』のみ)、ハンク・アザリア/稲葉実ホーマーたちの行きつけのバー「モー・タバーン」(en:Moe's Tavern)を経営する、不細工な独身中年。対人警戒心が強くショットガンを常備している。ボクサーの過去を持つ。ホーマーが考案したカクテルを「フレイミング・モー」と名付け勝手に販売。このカクテルが評判になり一躍時の人になったこともあった。子役の俳優経験も持つが、相手の子役を殺してしまったため、現在に至る。バートのいたずら電話の格好の標的であり、その度に客の前で恥ずかしいことを言わされている。孤独な人生に空しさを感じており、クリスマスになると度々自殺を試みているが失敗している。経営の立て直しのために度々店を改装しては失敗し元に戻している。ヒバート医師(en:Julius Hibbert)声 - ハリー・シェアラー/青森伸大病院に勤務するジョンズ・ホプキンス大学医学部卒の医師。シンプソン家の加入する医療保険での指定医。人格円満でそつがない。いつも冗談を言っては一人で笑っている。意味の無いところで、いきなり笑い始めるのが特徴。黒人。回想シーン登場時には髪型が毎回違う。45歳。共和党員。メンサに入会している。スノーボール二世を引き殺してしまったのも彼である。シリーズ初期ではハーバード大卒という設定だった。(シーズン2エピソード23で言明がある)ニック・リビエラ医師(en:Dr. Nick Riviera)声 - ハンク・アザリア/広瀬正志(『インチキ弁護士にご用心』、『マージの逮捕』のみ)飛田展男不正規な治療をもっぱら行うノリのいい開業医。保険外で危なっかしいが、廉価でかつ融通を利かせた治療をしてくれるのでいろいろ重宝する。移民出身。メイヨー通信教育医学コース卒。おそらく正規の医師ではなく手術前に外科手術教材ビデオを見ている。偽医者、ヤブ医者の設定で度々登場。複数の医療訴訟を抱えておりたいてい窓から逃げる。なぜか通販番組のリポーターとしてもよくテレビに登場する。ティモシー・ラブジョイ牧師(en:Reverend Lovejoy)声 - ハリー・シェアラー/目黒光祐教会の牧師。神学校を出てスプリングフィールに赴任して来た当時はやる気に満ちあふれていたのだが、なにかにつけて相談をしてくるフランダースのせいで熱心さが無くなってしまい日曜日の礼拝の説教は退屈で終わった途端に信徒たちが逃げ出すほど。それでも読書会や夫婦仲改善セミナーなどのチャリティを開催している。ひとり娘のジェシカを溺愛しておりジェシカの言うことはなんでも信じる。鉄道模型が趣味でクリスマス礼拝よりも鉄道模型の修理を優先させるという熱狂ぶり。ヘレン・ラブジョイ(en:Helen Lovejoy)声 - マギー・ロズウェル、マーシャ・ミッツマン・ガヴァン(シーズン12のみ)/さとうあいおしゃべりで有名なラブジョイ牧師夫人。ゴシップが好き。夫とともにヒバート医師夫妻とポーカーをしていたり、マージを投資サークルから追い出したり意外と不真面目で意地悪。アプー・ナハサピーマペティロン(en:Apu Nahasapeemapetilon)声 - ハンク・アザリア/広瀬正志インド出身のヒンドゥー教徒。酷いインド訛の英語を話す。クイックEマートというコンビニを経営している。24時間営業で20時間勤務。幼い息子に店を任せることも度々。頻繁に強盗(主にスネーク)に襲われている。夢はお客さんを従業員として使うことで、ホーマーが従業員になったことで達成した。本名はもっと長い名前である。リサ同様ベジタリアンであり、店の屋上に農園を持っている。ポール・マッカートニー夫妻とはベジタリアン仲間であり、ビートルズ時代にインドに瞑想の旅に出かけ、現地で出会って以来の付き合い。彼らがスプリングフィールドを訪れるときは必ずアプーの農園に立ち寄っているという。許嫁だった奥さんはマンジューラ。8つ子が生まれた理由は、不妊に悩んでいた奥さんのためにアプーとシンプソン家のみんながこっそり彼女の食事に排卵誘発剤を入れたためらしい。愛車はポンティアック・ファイヤーバード。ライオネル・ハーツ(en:Lionel Hutz)声 - フィル・ハートマン/石丸博也自称弁護士。勝てそうにない裁判で度々トイレに行ったり逃げ出そうとしたりする無責任な性格。捨てた書類を人目につかないように神経質になったり、書類を燃やしたりと陰で何をしているかわからない。後に不動産業も始める。原語版声優であるフィル・ハートマンが死去したため、登場しなくなった(モブキャラとして背景に写っていることはある)。コミックブックガイ(en:Comic Book Guy)声 - ハンク・アザリア/青森伸マンガやアニメ関連グッズを扱う店の主人。オタク中年。40代半ばまで童貞だった。本名はジェフ・アルバートソン(Jeff Albertson)。フリンク教授(en:Professor Frink)声 - ハンク・アザリア/飛田展男IQ197のマッドサイエンティスト。いつも素晴らしい発明をしているがドジを踏み、出来る人といった感じがない。アープーの師でもある。メンサに入会している。アグネス・スキナー(en:Agnes Skinner)声 - トレス・マクニール/鈴木れい子シーモア・スキナーの母。何かにつけては息子を家に呼び戻す。しばし、スキナー校長に理不尽な命令をする。モグラ男(en:Hans Moleman)声 - ダン・カステラネタ/朝戸鉄也いつも悲惨な目に遭う不遇の男性。ネタでバートの替わりにシンプソン家の養子になったことがあった。ホーマー曰くピーナッツみたいな味がする。外見は老人のようだが、実年齢は31歳である。職業は大型トレーラーの運転手で事故をよく起こすが原因はたいていシンプソン家がらみ。ドクターモンロー(en:Marvin Monroe)声 - ハリー・シェアラー/富田耕生作品序盤にしばしば出演した精神科医。彼の治療はシンプソン家には全く逆効果だった。シーズン11に墓が登場するなど、長らく死亡していたことになっていたが、マージが小説を出版したときにサイン会に現れた。「今まで何をしていたの?」とのマージの問いに「病を患っていた」と答えた。ジェバダイア・スプリングフィールド(en:Jebediah Springfield)声 - ハリー・シェアラースプリングフィールドを建設し、スプリングフィールド最初の病院を泥と木で造ったとされる歴史上の英雄。アライグマの帽子を被り、素手で熊を絞め殺したという伝説を持つ。広場には街の象徴として彼の銅像があり、今もスプリングフィールドで絶大な人気を誇るが、実像はワシントンをも狙った海賊だったことをリサは知った。開拓伝説批判の文脈で登場する。バートは像を破壊したことがある。アキラ(Akira)声 - ジョージ・タケイ→ハンク・アザリア/伊藤栄次日系人青年。空手道場の師範で“ハッピー・スモウ”という寿司レストランに勤務。彼の道場には日本語が書かれた掛け軸が掛けられている。ルー(Lou)声 - ハンク・アザリア/伊藤栄次ウィガム署長の部下の黒人警官。大卒。離婚歴がある。ガンマニアで射撃の腕前も確か。自宅では全裸で過ごしているらしい。ハーマン(Herman)声 - ハリー・シェアラー/千葉繁ミンタリー・アンティーク・ショップの経営者。片腕がない。前述のように片腕はないが軍隊経験は一切なく単なるミリタリーマニアで、店は老人たちのたまり場と化している。ジャスパー(Jasper Beardley)声 - ハリー・シェアラー/青森伸老人ホームでエイブラハム・シンプソンとよく一緒にいる禿頭で長い髭の老人。やはり認知症気味でトラブルメーカー。退役軍人で片足は義足。常に銃器を携行している。クレタス(en:Cletus Spuckler)声 - ハンク・アザリア/朝戸鉄也スプリングフィールの町外れのあばら屋に住んでいる。小規模ながら農業や酪農を営んでいるが生活は貧しく、訪ねてくる人にショットガンをちらつかせて物をねだる。定職にもつかず、やたらに子だくさんでアメリカの典型的ホワイトトラッシュを具現化している。シーズン8「マージのビジネス修行」では29人、現行のエピソードでは44人の子供がいる。船長(Captain McAllister)声- ハンク・アザリア、ハリー・シェアラー/青森伸シーフードレストランさまよえるオランダ人のオーナー。エピソードによりマリングッズや錨専門店を開いていたり、実際に貨物船の船長だったりする。自宅はボートハウス。なんと両目が義眼。猫おばさん(en:Crazy Cat Lady)声- トレス・マクニールスプリングフィールドの町中に出没し奇声を発しながら住民に猫を投げつけてまわる謎の女性。老けて見えるがホーマーやマージと同年代で、若くしてイェール大学法学部を卒業し将来を嘱望されていたがアルコールで身を持ち崩し現在にいたる。リサが飼っている現在のスノーボール二世は猫おばさんから貰った。

スプリングフィールド小学校[]

(en:Springfield Elementary School)

シーモア・スキナー校長(en:Seymour Skinner)声 - ハリー・シェアラー/青森伸本名はアーミン・タムザリアン。44歳。バートとリサが通う小学校の校長。学校を理性ではなく力によって取り仕切っているが、彼がいなくなったときに意外とまともに働いていたことが判明する。2人で暮らす母親には頭が上がらず絶対服従。実は本物のシーモア・スキナー(声 - マーティン・シーン/宝亀克寿)なる人物が存在しており、ベトナム戦争のおり入れ替わってしまった。避難訓練、学校のシンボル像磨き、(バートの)居残り時間の計算以外は校長室にいる。グリーンベレー所属経験あり。他の先生やウィリーからマザコンのホモセクシュアルと噂されている。ホーマーらと床屋音楽グループ「ビー・シャープス」を組んだ。エドナ・クラバッペルと付き合い始める。ちなみにエドナと付き合うまで童貞だった。メンサに入会している。バートやネルソンらのいたずらで酷い目に遭い「嘘だ!」と叫ぶのは本作のお約束のひとつ。チェルマーズ教育長(en:Superintendent Chalmers)声 - ハンク・アザリア/朝戸鉄也スキナーの上司にあたり校長人事権を握る。登場するときは必ずスキナーをどやしつける。スキナーは常に彼の影におびえており、チェルマーズが現れると息を潜める。問題が起きないように事前にバートやネルソンなどの問題児を呼び出し閉じ込めたことも。チェルマーズがスプリングフィールド小学校の査定の良判定を下す直前に学校の問題が発覚するのが恒例。スキナーの母親と交際中。愛車は中古のホンダアコードで、これはアメリカの教育関係者の給料があまり高くないことに対する皮肉である。エドナ・クラバーペル(en:Edna Krabappel)声 - マーシャ・ウォーレス/巴菁子バートの担任。初期は教師らしい厳格な正確だったが、次第に男に騙されやすい年増女性となっていき、校長のスキナーとしのぶ仲になったり、ライオネル・ハーツに貢がれたりと散々な目に合ってふてくされ気味。虎の巻をなくすと教えられない。意外なことに大学院卒で児童教育学の研究で修士号を得ている。エリザベス・フーバー(en:Elizabeth Hoover)声 - マギー・ロズウェル、マーシャ・ミッツマン・ガヴァン(『三部作! 親指物語』のみ)/さとうあいリサの担任。エドナ同様に仕事はいい加減。発達障害児のラルフに対しても極めて冷淡。ミルハウス・ヴァン・ホーテン(en:Milhouse Van Houten)声 - パメラ・ヘイデン/飛田展男バートの友人の少年。頭髪も眉毛も青いのが特徴。バート同様にいたずら好きだが気は弱く、ネルソンの格好の標的。リサが好き。両親は離婚していたがのち再婚。FBIに追われている。当初は優等生だったが、シーズンが進むにつれてバートと同様勉強のできない子になっていった。バートが1年生のときの資料には同性愛者と書かれていた。ネルソン・マンツ(en:Nelson Muntz)声 - ナンシー・カートライト/安西正弘(シーズン6まで) → 桜井敏治(シーズン7から)バートのクラスメートのいじめっ子。落第して4年生をやり直しているため、他のクラスメートより1歳年上。リサの初恋相手。ときに知的な発言をする。乱暴な性格ではあるが、自分の非を認めることもある。「ムーン・リバー」で有名なアンディ・ウィリアムスのファンであったり、ディズニーワールドで撮ったシンデレラ姫とのツーショット写真を宝物にしているなど、少し変わったところも。家庭科が得意。口癖は「ハッハ〜」(様々なパターンがある)マーティン・プリンス(en:Martin Prince)ルシー・テイラー/安達忍バートのクラスメートのいじめられっ子。IQ216の超天才児。リュートを弾く。クラスの皆に笑われて馬鹿にされていたのを、自分が人気者であると勘違いしていた。勉強オタク。一度遊び・いたずらの楽しさに目覚めおかしくなった。ラルフ・ウィガム(en:Ralph Wiggum)声 - ナンシー・カートライト/真柴摩利リサのクラスメートで軽度の知的障害児。糊やクレヨンなどを平気で口にしてしまう。学習面に関してもクラスで最低レベル。彼にだけ見える妖精にそそのかされ自宅に放火しようとしたことも。ウィガム署長の息子。劇でジョージ・ワシントンを演じた際、周囲からその演技が褒められるなど、意外な才能が時折、垣間見られる。オットー・マン(en:Otto Mann)声 - ハリー・シェアラー/安西正弘 → 桜井敏治(ネルソン、スネークと同様)スプリングフィールド小学校のスクールバスの運転手。バートが格好良いと思う唯一の大人。「絶対に故意に事故は起こさない」が信条だが何度も事故を起こしている。ただし死者は出しておらず、それを誇っている。実は無免許だったことがバレていしまい運転手をクビになるが、セルマとパティーの尽力で免許を取得している。休みの日には採血員のアルバイトをしている。特技のエレキギターはかなりの腕前。とあるエピソードでブラウン大学出身であることが判明する。ウィリー(en:Groundskeeper Willie)声 - ダン・カステラネタ/目黒光祐用務員。スコットランド系移民の相当時代がかったステレオタイプ。激情家で、激しい悲嘆を表現する際に着衣を引き裂く。校長のスキナーには、殺意を抱いたり、陰口を叩くこともあれば、愛情にも似た感情を抱いているような発言をするなど、常に一定ではない。ジンボ(en:Jimbo Jones)声- パメラ・ハイデン、トレス・マクニール/飛田展男スプリングフィールド小学校の上級生でいじめっ子たちのリーダー格。飲酒・喫煙・恐喝・暴行・窃盗など素行が悪くバートと並んでスキナー校長に目をつけられている。普段着は常にニット帽とスカル柄のTシャツ。殴り返されたりすると泣いてしまったり、自警団を結成したホーマーを尊敬してしまったりと子供らしい一面も見せる。バートからカツアゲした小切手から本名がJames Jonesであると判明している。家は裕福らしいのだがシリーズ初期では父親がみすぼらしい服装でモーの店にいたりと一定でない。ドルフ(en:Dolph Starbeam)声 - トレス・マクニール/中村大樹いつもジンボと一緒にいる髪の長い無口な不良。バートから宿題を取り上げて作文を書いたり、絵心があったりと意外と勉強が出来る。モデルは原作者マット・グレイニングの友人で同じ名前のクラスメイト。カーニー(en:Kearney Zzyzwicz)声 - ナンシー・カートライト/桜井敏治ジンボと一緒にいるスキンヘッドの不良。スプリングフィールド小学校に通っているが既に成人しており子供もいる。(ただ一度、クイックEマートで偽身分証を提示して葉巻とビールを購入しようとしてアプーに咎められているが)モーの店の常連でもある。学校には自動車で通学しており愛車はヒュンダイの乗用車。スプリングフィールドの教会委員会メンバーでもある。

スプリングフィールド原子力発電所[]

(en:Springfield Nuclear Power Plant)

チャールズ・モンゴメリ・バーンズ社長(en:Montgomery Burns)声 - クリストファー・コリンズ →ハリー・シェアラー/北村弘一 →小形満(劇場版)ホーマーが勤める原子力発電所の社長。原発のもたらす環境汚染には全く無関心な守銭奴で極悪人。部下・外国人労働者達に人権を認めず、労働者を法外な給料で働かせる・放射能廃棄物を垂れ流す・発電所内の設備をケチると言ったこともしばしば。二重帳簿を用いて脱税もしている。元は優しい子供だったがひねくれて無情な億万長者バーンズ家(実は祖父だった)の養子として入って以来、今の性格になってしまった。しかし、自分を助けた人物には、それ相応の計らいをしたり、庶民の生活を満更でもなく謳歌した時など、人間臭い部分を見せることもある。第2次大戦中の階級は一等兵で、エイブラハム・シンプソンの部下だった。学生時代は大学フットボールのスタープレイヤーだったが、現在はそよ風で吹き飛ばされるほど体が弱い。身の回りの世話を含めほとんどのことをスミサーズにやらせている。何度もホーマーに会っているのに全く覚えていない(しかし、ごくまれに名前を覚えており、呼ぶ時がある)。マギーに銃で撃たれたことがある。選挙操作や八百長野球もする。たくさんの病気をわずらっているが、それらが均衡を保っているため健康でいられる。隠し子である息子(日本語版の声:塩屋浩三)が一人いるが、性格は父と180度違い、ホーマーとやけにウマがあった。自身の年齢は100歳を超えているらしいが、母がまだ生きていて、電話をかけてくることもある(スミサーズは母親をうまく言いくるめて電話を取り次がせないようにしているらしい)。ジョージという名の弟がいる。共和党員。イェール大学OBで他の大学、とくにハーバード大を毛嫌いしている。口癖は「素晴らしい(エクセレント)」。スミサーズ(en:Waylon Smithers)声 - ハリー・シェアラー/目黒光祐バーンズの秘書。年は40代前半。バーンズの部下で原発事故を命と引き換えに防いだ技術者の忘れ形見。公にはしていないがホモセクシャルで、ゲストにその手のキャラが出てきた場合に絡むことが多く、バーンズには片想い状態。モーが自身の店をゲイバーに改装した際には店の経営に携わったこともある。基本的に常識人で善人だが、バーンズのためならあくどいことでも平然とやる。女の子に人気のファッションドール、マリブ・ステイシーのコレクター。昔は結婚して奥さんもいたようだが、あまりにスミサーズが仕事のことばかりを考えているので離婚。レギュラー放送開始当時の数話のみ明らかに黒人として描かれている(肌が黒い)。レニー(en:Lenny Leonard)声 - ハリー・シェアラー/朝戸鉄也ホーマーの同僚で、37歳、未婚。カールといつも一緒にいる、ゲイの噂あり。意外なことに核物理学の博士号を持っている。米国ライフル協会のメンバーでもある。未婚にもかかわらず、「妻がミスコン優勝者である」などと、ウソを付くこともしばしばある。バーンズやホーマーのいたずらで片目をしばし痛める。カール(en:Carl Carlson)声 - ハンク・アザリア/辻親八ホーマーの同僚で、レニーといつも一緒にいる。仏教徒。黒人。既婚。修士号を持っている。原発の労働組合の委員長。本人は否定しているがヒップホップダンスとバスケは得意。現在では見られないが初期のころはホーマーやレニーの上司という設定で会社やバーンズ社長の悪口をたしなめる役だった。三つ目の魚(Three-eyed fish)初登場エピソード - ヒーロー誕生(シーズン1)原子力発電所付近に生息する原子力発電所からの有毒廃棄物が原因で突然変異した三つ目の魚。原子力発電所の庭園の池に生息する物など数匹の個体が存在している。「バーンズ知事選に出馬!!(シーズン2)」では池でバートに釣り上げられ、ニュースになった。この個体はバーンズがブリンキーと名付けて飼っていたが、後にマージに調理され、バーンズの夕食に出された。

メディア関係者[]

クラスティー(en:Krusty the Clown)声:ダン・カステラネタ/島田敏人気コメディアン。子供番組のスターでバートが尊崇する。道化師スタイルの顔は実はノーメークだが、ごく初期のエピソードではメイクを取るシーンがあり、その素顔はホーマーに酷似している。クラスティー人形などの関連グッズによる商売に余念がない。以上のような表の顔の一方で私生活では数々の女性に産ませた婚外子は数知れないが、同居する家族はなし。ポルノに目がない。心臓にペースメーカーを埋め込んでいるので胸に大きな手術のあとがある。三つ目の乳首があり、その隣には牛の頭蓋骨の痣がある。文字が読めない。ユダヤ人。父親(声 - ジャッキー・メイソン→ダン・カステラネタ/北川勝博)はユダヤ教のラビでクラスティーがコメディアンになったことで絶縁状態にあったが、リサとバートの尽力で和解した。普段の言動から、軽薄な人物に見えるが、湾岸戦争の女性兵士との間に生まれた娘に対して、愛情を示したこともある。バートのことはバーンズのホーマーへの意識同様、常に覚えていない。共和党員。本業の他に複数のサイドビジネスを展開しており、中でもハンバーガーショップ「クラスティバーガー」は作中ではマクドナルドより有名という設定。イッチー&スクラッチー(en:The Itchy & Scratchy Show)声 - ダン・カステラネタ/紗ゆり(イッチー)声 - ハリー・シェアラー/飛田展男(スクラッチー)

詳細はイッチー&スクラッチーを参照

本作の世界で放送されている『トムとジェリー』のパロディーのネズミとネコが主人公のアニメーション。バートとリサのお気に入りのアニメ。残虐な内容で、毎回様々な方法でスクラッチーが殺される。当初はスクラッチーしか出てこない全く面白みの無いアニメだったが、イッチーの登場により現在のスタイルになった。テレビの中の暴力というようなエピソードのときにやり玉に挙げられる。一度だけイッチーが倒されるというエピソードがあったが、バート達は見逃している。サイドショー・メル(en:Sideshow Mel)声 - ダン・カステラネタ/広瀬正志フルネームはメルヴィン・ヴァン・ホーン。クラスティの番組で助手をしている人物。サイドショー・ボブが逮捕された後にボブの後任に選ばれた。彼はコーネル大学を卒業しており、またファーストフード店「Gulp'n Blow」の元従業員でもある。プレステジャス・スプリングフィールド・エンターティナー・オブ・ザ・イヤーの受賞者となったときに、称賛の嵐にすっかりご機嫌となった彼は調子に乗って笑いを取るためにとんでもない振る舞いをし、そのときの気分について彼はヘロインを打ったときのそれと比較している。クラスティの番組においての彼の演技はボブの様にカメラ目線でスライドホイッスルを吹くことである。普段の彼は大げさな感じの口調で喋る[95]。プードル犬を飼っている。頭の髪に付いた骨については、シーズン7の「スプリングフィールドに関する22の短いフィルム」にてリサの髪に付いたガムを取る際に、髪から骨を外すことは出来ないと述べている。しかし、以後のエピソードでは度々頭の骨をとることがある。最近ではテレビ出演よりもっぱら暴動を煽動する役で登場。トロイ・マクルアー(en:Troy McClure)声 - フィル・ハートマン/島田敏往年は若者から支持されていたが今はTVショッピングの司会やリゾートホテルの施設案内ビデオなどに出演している俳優。「私はトロイ・マクルアー。〜に出ていたあのトロイです」が決めゼリフ。原語版声優であるフィル・ハートマンが死去したため、登場しなくなった。ケント・ブロックマン(en:Kent Brockman)声 - ハリー・シェアラー/糸博地元テレビのメインニュースキャスターだがバラエティー番組の司会などもこなす。なんでもないことでもニュースに仕立てる能力がある。生のニュース映像を宇宙からの虫の侵略と勘違いして「わたくしとしては新たな虫の支配者を歓迎いたします」と"侵略者"に媚びようとする発言をした。この発言の「虫」の部分を様々に入れ替えたフレーズが現実世界のアメリカにおける政治風刺コメントで用いられるようになった。思想信条はアメリカのニュースキャスターにありがちな右寄り。現場リポーターのアーニー・パイとしょっちゅうケンカになる。レニエル・ウルフキャッスル(en:Rainier Wolfcastle)声 - ハリー・シェアラー/目黒光祐本作世界の人気俳優。「マクベイン」という映画で一世を風靡し、大富豪となった。しかし、最近では出演作が少なくなり、オファーがきたとしてもB級映画やチョイ役ばかりで、困っている。共和党員。映画撮影では酷い訛りを何度もトレーナーに注意される(日本語吹替えも東北弁になる)。アーノルド・シュワルツェネッガーのパロディキャラクター。ダフマン声 - ハンク・アザリア/青森伸ホーマーの好物であるダフビール(en:Duff Beer)の宣伝キャラクター。アメリカ各地のバーを宣伝用の大型トレーラーや飛行船で廻っており、モーの店にも来た。飲酒運転根絶も唱えており運転する者にはダフビールを薦めない。

悪人・犯罪者[]

サイドショー・ボブ(en:Sideshow Bob)声 - ケルシー・グラマー/村山明本名:ロバート・アンダーダンク・ターウィリガァー(Robert Underdunk Terwilliger)。 元クラスティーのアシスタント。クラスティーを強盗犯に仕立て上げ、クラスティーの後釜に収まろうと画策するがバートに見破られ逮捕された。そのためバートのことを逆恨みしており、命を狙い続けている。以降シーズンごとに出所しては捕まるの繰り返し。セルマに恋をして、結婚した事があり、後にセルマをガスで爆殺しようとしたが、見破ったバートにより阻止され、それを知ったセルマに別れをつけられ、駆けつけた警察に逮捕された。一度は本気で更生したが、今度は弟のセシルが犯罪を企て、それをバート、リサと共に阻止するが、共犯と疑われ逮捕されてしまう。天敵は熊手であり、バートには天敵は自分だと思われていたが、「お前だけが私の人生じゃない」、と否定している。得意技は人間大砲。自分の声が良いことを自覚している。シリーズ17より家族でシンプソン家抹殺を計る。ファット・トニー(en:Fat Tony)声 - ジョー・マンテーニャ/津田英三スプリングフィールド・マフィア(en:Springfield Mafia)のボス。部下ともどもイタリア系アメリカ人のステレオタイプとして描かれる。本名はマリオンというが必死に隠している。バートを見込んでいてマフィアの一員にしようと企んでいる。いつも連れている二人の子分はポニーテールで外科医のレッグス(声 - ハンク・アザリア→Karl Wiedergott/ 北村弘一、他)とパーマ頭でナイフとタップダンスが得意なルイ(声 - ハリー・シェアラー/ 辻親八、島田敏)。シーズン18で登場したトニーの息子はマイケル。スネーク(en:Snake Jailbird)声 - ハンク・アザリア/安西正弘 → 桜井敏治(ネルソン、オットーと同様)強盗をする前は、考古学者だったが、スプリング・フィールド博物館に金貨を寄贈しようとしたが、モーに盗られ、それ以来強盗をはじめた。中年のチンピラで、稼業は主に強盗。刑務所にいるか、脱獄して強盗をするかのどちらかの生活をしている。

ゲスト有名人[]

数多くの有名人がゲストで招かれ、本人役や架空の人物役の声優として出演している。(カッコ内は出演エピソード)

  • R.E.M. (S13E3)
  • アダム・ウェスト(S14E4)
  • アレックス・ロッコ (S2E9他)
  • アメリカ大リーグOBオールスター (S3E17)
    • ウェイド・ボッグス
    • ホセ・カンセコ
    • ロジャー・クレメンス
    • ケン・グリフィー・ジュニア
    • ドン・マッティングリー
    • オジー・スミス
    • ダリル・ストロベリー
    • マイク・ソーシア
  • アル・ヤンコビック (S14E17)
  • アレック・ボールドウィン (S10E5他)
  • アンディ・サーキス (S14E18)
  • アンドレ・アガシ (S12E12)
  • アン・ハサウェイ (S20E17他)
  • アン・バンクロフト (S6E11)
  • アンジェラ・バセット (S21E15)
  • イアン・マッケラン (S15E4)
  • イザベラ・ロッセリーニ (S10E19)
  • nSync(イン・シンク) (S12E14)
    • ランス・バス
    • ジャスティン・ティンバーレイク
  • ヴィーナス・ウィリアムズ (S12E12)
  • ウィノナ・ライダー (S6E2)
  • ウィリー・ネルソン (S11E22)
  • ウィリアム・H・メイシー (S17E10)
  • ウィリアム・ダニエルズ (S10E2他)
  • ウィレム・デフォー (S8E25)
  • ウルフギャング・パック (S13E11)
  • ウディ・ハレルソン (S6E11)
  • エディー・イザード (S21E20)
  • エアロスミス (S3E10)
  • エイミ・タン (S12E3)
  • エイミー・ポーラー (S16E15)
  • エド・ベグリー・Jr (S10E13)
  • エドワード・アズナー (S11E3)
  • エドワード・ノートン (S12E7)
  • エミリー・ブラント (S20E9)
  • エリック・アイドル (S14E16他)
  • エリオット・グールド (S14E8)
  • エリン・ブロコビッチ (MOVIE)
  • MxPx
  • エリザベス・テーラー (S4E10他)
  • エルヴィス・コステロ (S14E2)
  • エルビス・ストイコ (S18E9)
  • エルトン・ジョン (S10E14)
  • エレン・デジェネレス (S21E23)
  • エレン・ペイジ (S20E19)
  • オスカー・デ・ラ・ホーヤ (S15E1)
  • オリンピア・デュカキス (S13E3)
  • オルセン姉妹 (S15E10)
    • アシュレー・オルセン
    • メアリー・ケイト・オルセン
  • カーク・ダグラス (S7E18)
  • カルメン・エレクトラ (S13E21)
  • カレン・マルヤマ (S8E22他)
  • ガンズ・アンド・ローゼズ
  • キース・リチャーズ (S14E2)
  • キーファー・サザーランド (S18E5)
  • キッド・ロック (S11E19)
  • キム・キャトラル (S16E4)
  • キム・ベイシンガー (S10E5)
  • キャスリーン・ターナー (S5E15)
  • クリスティーナ・リッチ (S7E25)
  • グレン・クローズ (S7E8他)
  • クロリス・リーチマン (S3E21)
  • ゲーリー・コールマン (S11E9)
  • ケイティ・ペリー (S22E08)
  • ゲイリー・ビジー (S16E11)
  • ゲイリー・マーシャル (S11E7)
  • ゲディ・ワタナベ (S8E22他)
  • ケルシー・グラマー (S1E12他)
  • ゴア・ヴィダル (S18E6)
  • コナン・オブライエン (S5E12)
  • コルム・ミーニイ (S20E14)
  • ザ・ジャーキー・ボーイズ
  • ザ・フー (S12E2)
    • ジョン・エントウィッスル
    • ロジャー・ダルトリー
  • ザ・ローリング・ストーンズ (S15E8)
  • サイモン・コーウェル (S15E13)
  • サシャ・バロン・コーエン (S21E16)
  • サブ・シモノ (S2E11他)
  • サム・ニール (S5E11)
  • サラ・ミシェル・ゲラー (S15E16)
  • サラ・ギルバート (S4E8)
  • J・K・シモンズ (S18E16他)
  • ジェイ・ケイ・ローリング (S15E4)
  • ジェイ・レノ (S9E15)
  • ジェイ・モーア (S12E3)
  • ジェイソン・ベイトマン (S16E20)
  • ジェームズ・カーン (S16E2)
  • ジェームズ・ウッズ (S5E13)
  • ジェームズ・L・ブルックス (S14E13)
  • ジェームズ・アール・ジョーンズ (S2E2他)
  • ジェームズ・リプトン (S13E19)
  • ジェームズ・テイラー (S5E16)
  • ジェームズ・パターソン (S18E13)
  • ジェームズ・ブラウン (S5E7)
  • ジェニファー・ガーナー (S15E1)
  • ジェフ・ゴールドブラム (S7E19)
  • ジェリー・スプリンガー (S10E4)
  • ジェリー・ルイス (S15E1)
  • ジム・ジャームッシュ (S19E18)
  • ジム・ヴァーニー (S9E12)
  • ジャーニー
  • ジャクソン・ブラウン (S14E20)
  • ジャスパー・ジョーンズ (S10E19)
  • ジャッキー・メイソン (S3E6他)
  • ジャック・レモン (S8E11)
  • ジャック・ブラック (S19E7) (Milo役)
  • ジャニーン・ガラファロー (S9E15)
  • ジャン・フックス (S9E7)
  • ジュリア・ルイス=ドレイファス (S13E4)
  • ジョー・ネーマス
  • ジョー・パントリアーノ (S18E1)
  • ジョー・フレージャー (S3E24他)
  • ジョー・モンタナ (S20E3)
  • ジョージ・ウェント (S6E11)
  • ジョージ・タケイ (S2E11他)
  • ジョージ・ハリスン (S5E1)
  • ジョーダン・ナガイ (S21E8)
  • ショーレ・アグダシュルー (S20E7)
  • ジョディ・フォスター (S20E20)
  • ジョナ・ヒル (S21E6)
  • ジョニー・カーソン (S4E22)
  • ジョニー・キャッシュ (S8E9)
  • ジョン・ウォーターズ (S8E15)
  • ジョン・アップダイク (S12E3)
  • ジョン・ウォルシュ
  • ジョン・グッドマン (S11E8)
  • ジョン・C・ライリー (S19E18)
  • ジョン・マッデン (S10E12)
  • ジョン・ロヴィッツ (S2E12他)
  • ジリアン・アンダーソン (S8E10)
  • シンディー・ローパー (S10E11)
  • ズーイー・デシャネル (S19E17)
  • スーザン・サランドン (S6E17他)
  • スザンヌ・ソマーズ (S7E18)
  • スタン・リー (S13E18)
  • スティーブ・アレン (S3E18)
  • スティーヴ・ブシェミ (S14E20)
  • スティーヴ・マーティン (S9E22)
  • スティーヴン・キング (S12E3)
  • スティーヴン・ジェイ・グールド (S9E8)
  • スティーヴン・ソンドハイム (S18E14)
  • スティーヴン・ホーキング (S10E22他)
  • ステイシー・キーチ (S12E15他)
  • スティング (S3E13)
  • スパイナル・タップ (S3E22)
    • クリストファー・ゲスト
    • マイケル・マッキーン
  • スマッシング・パンプキンズ (S7E24)
    • ビリー・コーガン
  • セス・ローゲン (S21E1)
  • セレナ・ウィリアムズ (S12E12)
  • ソニック・ユース (S7E24)
  • ダスティン・ホフマン (S2E19)
  • ダドリー・ハーシュバック (S15E1)
  • ダニエル・スターン (S2E21)
  • ダニー・デヴィート (S2E15他)
  • ダン・ラザー (S19E10)
  • チャック・リデル (S21E3)
  • デイヴ・トーマス (S8E18他)
  • デイヴィッド・ドゥカヴニー (S8E10)
  • ディクシー・チックス (S19E16)
  • ディック・クラーク (S11E4)
  • ティト・プエンテ (S6E25他)
  • ティム・ロビンス (S11E9)
  • デヴィッド・クロスビー (S4E21他)
  • デヴィッド・バーン (S14E18)
  • デヴィッド・ハイド・ピアース (S8E16)
  • テッド・ダンソン (S6E11)
  • テッド・ニュージェント (S19E4)
  • デニス・ウィーバー (S13E12)
  • デニス・リアリー (S20E2)
  • デニス・ロッドマン (S17E4)
  • デルロイ・リンドー (S13E7)
  • ドリー・パートン (S3E12)
  • ドナルド・サザーランド (S7E16)
  • ブレア首相 (S15E4)
  • トニー・ベネット (S2E5他)
  • トニー・ホーク (S14E11)
  • トファー・グレイス (S19E13)
  • トマス・ピンチョン (S15E10)
  • トム・アーノルド (S11E4)
  • トム・ウルフ (S18E5)
  • トム・カイト (S7E14)
  • トム・クランシー (S15E10)
  • トム・サヴィーニ (S12E11)
  • トム・ジョーンズ (S4E7)
  • トム・ハンクス(MOVIE)
  • トム・ブレイディ (S16E8)
  • トム・ペティ (S14E2)
  • ドリュー・キャリー (S19E20)
  • ドリュー・バリモア (S12E3)
  • トレ・クール (MOVIE)
  • トレイシー・ウルマン (S2E16)
  • ドン・チードル (S11E11)
  • ナタリー・ポートマン (S18E12)
  • ニール・パトリック・ハリス (S3E4)
  • ネーブ・キャンベル (S21E7)
  • ハーヴェイ・ファイアスタイン (S2E2)
  • パーカー・ポージー (S11E21)
  • バズ・オルドリン (S5E16)
  • パトリック・スチュアート (S6E12)
  • パトリック・マクグーハン (S12E6)
  • パメラ・リード (S4E8)
  • バリー・ホワイト (S4E20)
  • ピアース・ブロスナン (S13E1)
  • ピーター・フランプトン (S7E24)
  • ピート・サンプラス (S12E12)
  • ピーター・ボグダノヴィッチ (S18E14)
  • ビーナス・ウィリアムズ (S12E12)
  • B-52's (S11E5)
  • ビヴァリー・ダンジェロ (S19E16他)
  • ビリー・ジョー・アームストロング (MOVIE)
  • フィッシュ (S13E16)
  • フィル・ハートマン (S4E2他)
  • 50セント (S16E9)
  • フォール・アウト・ボーイ (S20E9)
  • プラシド・ドミンゴ (S19E2)
  • フランシス・マクドーマンド (S17E19)
  • ブライアン・セッツァー (S14E2)
  • ブライアン・グレイザー (S9E23)
  • フランク・ゲーリー (S16E14)
  • ブリトニー・スピアーズ (S11E12)
  • ブリンク 182 (S14E11)
  • ブルック・シールズ (S4E19)
  • フレッド・ウィラード (S10E12)
  • ブレンダン・フレイザー (S9E23)
  • ブレット・ハート (S8E21)
  • ベット・ミドラー (S4E22)
  • ペニー・マーシャル (S1E13)
  • ヘレン・ハント (S9E16)
  • ベン・スティラー (S13E8)
  • ポール・アンカ (S7E6)
  • ポール・ニューマン (S13E5)
  • ポール・マッカートニー (S7E5)
  • ポール・ウィンフィールド (S8E3他)
  • ボブ・ホープ (S4E4)
  • ボブ・ニューハート (S7E15)
  • ボブキャット・ゴールドスウェイト (S9E15)
  • ホワイト・ストライプス (S18E2)
  • マーク・キューバン (S20E8)
  • マーク・ハミル (S10E9)
  • マーク・マクガイア (S11E2)
  • マーティン・シーン (S9E2)
  • マイク・ジャッジ (S9E6)
  • マイク・ダーント (MOVIE)
  • マイケル・キートン (S12E10)
  • マイケル・シェイボン (S18E6)
  • マイケル・ジャクソン (S3E1)
  • マイケル・バッファー (S8E3)
  • マイケル・ムーア (S15E3)
  • マイケル・ヨーク (S17E10)
  • マジック・ジョンソン (S3E5)
  • マシュー・ペリー (S13E1)
  • マット・グレイニング (S15E17)
  • マット・ディロン (S19E3)
  • マリサ・トメイ (S14E13)
  • マンディ・パティンキン (S6E19)
  • マンディ・ムーア (S17E22)
  • ミッキー・ルーニー (S7E2)
  • ミック・ジャガー (S14E2)
  • ミシェル・クワン (S16E8)
  • ミシェル・ファイファー (S5E9)
  • ミスター・T (S15E6)
  • ムーディー・ブルース (S10E10)
  • メアリー・リン・ライスカブ (S18E21)
  • メグ・ライアン (S18E13)
  • メタリカ (S18E1)
    • ジェイムズ・ヘットフィールド
  • メラニー・グリフィス (S17E21)
  • メリル・ストリープ (S6E7)
  • メル・ギブソン (S11E1)
  • メル・ブルックス (S6E17)
  • ヤエル・ナイム (S21E16)
  • ヤオ・ミン(姚明) (S16E8)
  • U2 (S9E22)
  • ライアン・シークレスト (S21E23)
  • ライオネル・リッチー (S19E1)
  • ラモーンズ (S5E4)
  • ラリー・キング (S2E11他)
  • ラリー・ホームズ (S14E5)
  • ランス・アームストロング (S19E19)
  • ランディ・ジョンソン (S17E14)
  • ランディ・ジャクソン (S21E23)
  • リース・ウィザースプーン (S13E11)
  • リー・アーメイ (S7E9)
  • リーアム・ニーソン (S16E22)
  • リー・パールマン (S6E11)
  • リサ・クドロー (S10E1)
  • リチャード・ギア (S13E6)
  • リチャード・ディーン・アンダーソン (S17E17)
  • リトル・リチャード (S14E7)
  • リュダクリス (S18E22)
  • リリー・トムリン (S17E7)
  • リンゴ・スター (S2E18)
  • リンダ・マッカートニー (S7E5)
  • リンダ・ロンシュタット (S4E9)
  • ルーク・ペリー (S4E22)
  • ルーシー・リュー (S16E12)
  • ルーシー・ローレス (S11E4)
  • ルドルフ・ジュリアーニ (S18E20)
  • ルパート・マードック (S10E12)
  • レイ・ロマーノ (S16E16)
  • レジス・フィルビン (S10E4他)
  • レッド・ホット・チリ・ペッパーズ (S4E22)
  • レナード・ニモイ (S4E12他)
  • レニー・クラヴィッツ (S14E2)
  • レブロン・ジェームズ (S16E8)
  • ロス・ロボス (S16E20)
  • ロナウド (S18E16)
  • ロッド・スタイガー (S9E19)
  • ロドニー・デンジャーフィールド (S8E4)
  • ロバート・イングランド (S10E4)
  • ロバート・フォスター (S20E1)
  • ロバート・ワグナー (S16E12)
  • ロブ・ライナー (S17E16)
  • ロン・ハワード (S10E5他)

出演予定のゲスト[]

シンプソンズ製作者達には今後のゲスト出演のスターのブックリストがあり、主役級のスター達が勢揃いしている。

  • アダム・サンドラー
  • アンナ・パキン
  • キルステン・ダンスト
  • アンソニー・ホプキンス
  • ジャック・ニコルソン
  • ジョージ・クルーニー
  • ダン・エイクロイド
  • デンゼル・ワシントン
  • サイモン・ペグ
  • ヒュー・ジャックマン
  • ビル・マーレイ
  • マイケル・リチャーズ
  • マーク・ウォルバーグ
  • モーガン・フリーマン
  • ロバート・デ・ニーロ
  • フォレスト・ウィテカー
  • ウィル・スミス
  • ハリソン・フォード
  • ニコラス・ケイジ
  • アル・パチーノ
  • ウィル・フェレル
  • ケビン・スペイシー
  • ジム・キャリー
  • ジュリアン・ムーア
  • ダイアン・キートン
  • トム・クルーズ
  • ベン・アフレック
  • マイク・マイヤーズ
  • キアヌ・リーヴス
  • ブルース・ウィリス
  • ジョディ・フォスター
  • ジャン・レノ
  • サミュエル・L・ジャクソン
  • ジョシュ・ハートネット
  • イライジャ・ウッド
  • ダニエル・クレイグ
  • ロバート・ダウニー・Jr
  • マット・デイモン

受賞歴[]

  • エミー賞:23回受賞
  • アニー賞:21回受賞
  • ギネス世界記録:4回樹立
    • 最も長く続いているアニメ番組:15年間
    • 有名人が最も多く登場するテレビアニメシリーズ:400人以上
  • ブリティッシュ・コメディ・アワード:2回受賞
  • ジェネシス賞:3回受賞
  • インターナショナル・モニター・アワード:9回受賞
  • Environmental Media賞:6回受賞
  • ピープルズ・チョイス・アワード:2回受賞
  • 2002年ゴールデン・グローブ賞ノミネート
  • ニコロデオン キッズ・チョイス・アワード:2回受賞
  • ピーボディ賞受賞
  • E Pluribus Unum賞受賞
  • ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を授けられる
  • タイム・マガジン(1999年12月31日号)において、20世紀における最良のテレビ・シリーズに選ばれている[96]
  • 2000年1月14日、カリフォルニア州ハリウッドにあるハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにて、その栄誉を称え記念プレートが埋め込まれた。

日本での放映およびキャラクター活用[]

日本ではWOWOWにおいて1992年9月から2002年9月までに年間約20話のペースでシーズン12までが放送された。なお次回予告は、FOXでは次回のハイライトをそのまま流しているが、日本の主音声では独自のBGMにリサのナレーションが入る形になっている(副音声ではFOXのものを流している)。

2004年1月からは放送局をFOXチャンネルに移してシーズン13以降が放送、また、FOXチャンネルでもシーズン1からの放送がされた。

2008年10月からは系列局のFOXムービーに放送局が移り、2008年2月5日からシーズン15を放送開始。なお、シーズン14までは「吹き替え版」を放送していたが、シーズン15からは「字幕版」での放送となっている。2009年2月からはFOX MOVIES(旧:FOXムービー★SF&ホラー)で「大人気TVシリーズの全シーズンが見れる!!」のCMの中でバートが登場。2010年3月からFOX MOVIESでシーズン17を字幕版で放送開始。2010年8月からは、再びFOXチャンネルに戻って放送中。

その他、一部地上波テレビ放送(tvk、サンテレビジョン、KBS京都テレビ、MXテレビ、テレビ信州、北海道テレビ放送、サガテレビなど)でも放送された。日本では2000年から2002年にサントリーのC.C.レモンのキャンペーンキャラクターとして採用された。2007年11月21日には映画「ザ・シンプソンズMOVIE」のコラボ商品でミスタードーナツの「ふわふわモンブラン」のコラボCM「ふわふわモンブラン・小さな幸せ編」にシンプソンズファミリーが登場(台詞はホーマー(大平透)とバート(堀絢子)だけ)。2007年12月12日にはミスタードーナツからコラボ企画第2弾として「ザ・シンプソンズドーナツ」が発売され(味はミックスベリーフレーバーとバナナフレーバーの2種類)、コラボCM第2弾「お口の中は篇」では相武紗季の友人役の沢井美優の口の中にホーマーが登場した(声はホーマー役ダン・カステラネタで、これは原語版流用)。

劇場版[]

さらに短編アニメ放送開始より20周年を迎えたことを記念して長編アニメ映画『ザ・シンプソンズ MOVIE』(The Simpsons Movie)が2007年7月27日から27日にかけて全世界で劇場公開され、約5億2620万USドルの興行収益を稼いだ。

日本では2007年12月15日から公開されたが、吹き替え版の声優はテレビ版と異なっている。なお、DVDでは劇場版とTVシリーズの声優陣による吹き替え音声が収録されている。

日本では諸事情で視聴できない作品[]

何らかの理由で日本での放送を見送られた、あるいはFOXチャンネルでの放送を飛ばされたエピソードが複数存在する。

現在日本で視聴出来ない作品
  • Thirty Minutes Over Tokyo(season10)
Thirty Minutes Over Tokyoを参照。
  • Little Big Mom(season11) - ハンセン病をネタにするシーンがある。

以下の作品はFOXチャンネルでは放送されないが、DVDには収録されている。

  • Stark Raving Dad(season3)「マイケルがやって来た!」
  • When Flanders Failed(season3)「ホーマーの願い事」
  • Another Simpsons Clip Show(season6)「恋の思い出は辛すぎて」
  • A Star is Burns(season6)「スプリングフィールド映画祭」
  • Round Springfield(season6)「伝説のジャズマンよ 永遠に」

備考[]

テンプレート:出典の明記

  • バートの声を演じているナンシー・カートライトは当初リサの声を演じるつもりだった[97]
  • 登場人物の名前の多くは原作者マット・グレイニングの家族や親戚から付けられており、ホーマーとマージは彼の両親、リサとマギーは彼の妹の名前である[98][99][100]。グレイニングに息子が生まれたときもホーマーと名づけた[101][102]
  • 日本では『世界まる見え!テレビ特捜部』で『アメリカのちびまる子ちゃん』として紹介されたことがある。
  • 同じくアメリカで放映されているアニメ、『ファミリー・ガイ』とはいくつかのシーンが共通していると指摘されている。
  • 世界で600人以上ものライセンシーがいる。

ゲーム[]

アーケードゲーム[]

ザ・シンプソンズ
ジャンルアクションゲーム
対応機種アーケード(AC)
開発元コナミ
発売元コナミ
人数1人 - 4人同時プレイ
発売日1991年
デバイス8方向レバー+2ボタン
 ・話・編・歴 

『ザ・シンプソンズ』(The Simpsons) はコナミより1991年に発売されたアーケードゲーム。同名のアニメを原作とするベルトスクロールアクションゲーム。主人公はホーマー、マージ、バート、リサの4人。筐体によって2人同時プレイ、または最大4人同時プレイが可能。プレイヤーは上記の4人から一人を選択する。キャラクターによって攻撃方法が異なる。

シンプソンズの独自の絵柄が再現されており、拡大縮小機能を使った演出も絶賛された。

ストーリーここはとある原子力発電所のある街スプリングフィールド。ある日、シンプソン一家は宝石店に押し入るギャングと出会ってしまう。ふとしたはずみでマギーがおしゃぶりのかわりに宝石を口にしてしまう。ギャングはマギーをさらっていってしまった。シンプソン一家は大事なマギーを助けるためにギャングの後を追う。

その他のゲーム[]

  • 《スーパーファミコン》 バートの不思議な夢の大冒険 <アクレイムジャパン>
  • 《メガドライブ》 VIRTUAL BART(バーチャルバート)<アクレイムジャパン>
  • 上記スーパーファミコン版とほぼ同内容。プレイヤーはバートを操作してミニゲームをクリアしていく。MD末期に登場したためか流通量が非常に少なく、現在入手は非常に困難である。
  • 《Xbox》 ザ シンプソンズ ヒット&ラン <マイクロソフト>
  • 《NES マスターシステム ゲームギア AMIGA》 バートブイエス ザ ワールド <アクレイム>
  • この作品のゲーム内容はゲーム集である。この作品のゲームギア版の日本版は「バートワールド」という名前でアクレイムジャパンから発売された。
  • 《NES AMIGA ジェネシスなど》 バートVS ザ スペースミュータンズ <オシアン>
  • 日本未発売。ゲーム内容はアクションゲームである。ゲーム中にプレイヤーキャラクターであるバートがサングラスをかけることができ、サングラスをかけるとゲーム画面に出ているキャラクターが宇宙生物かどうか見分けることができる。
  • 《Xbox360 PS3 Wiiなど》 ザ・シンプソンズ・ゲーム<エレクトロニック・アーツ(EA)>
  • この作品のゲーム内容は3Dアクションである。最近のハードほぼ全てにリリースされている。日本未発売。だが、PSPなどのリュージョンフリーのハードもあるので日本でもプレイは可能である。大体どのハードでも3Dアクションだが、DS版のみ2Dアクションとなっている。ハードによって敵の数が違う。

脚注[]

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 1.01.11.2 テンプレート:Cite video
  2. 2.02.1 Richmond, p. 14
  3. Brooks, Tim and Marsh, Earle, "The Complete Directory to Prime Time Network and Cable Shows 1946-present," 7th edition
  4. "Fox Announces Primetime Slate for 2008-2009". FoxFlash (2008年5月15日). 2008年7月26日 閲覧。
  5. Owen, Rob (2003年1月21日). "TV Notes: 'Simpsons' breaks record with contract renewal". en:Pittsburgh Post-Gazette. 2008年7月26日 閲覧。
  6. Folkard, Claire (2006). Guinness World Records 2006. Bantam USA. ISBN 0-553-58906-7. 
  7. 7.07.1 "The Simpsons: The world's favourite family". BBC News (2003年2月15日). 2008年7月26日 閲覧。
  8. 米人気アニメ「ザ・シンプソンズ」、放送期間の記録更新へ、ロイター、2009年2月27日。
  9. Simpson's Creator Matt Groening ナショナル・パブリック・ラジオ 2008年8月1日確認
  10. Kuipers, Dean (2004年4月15日). "'3rd Degree: Harry Shearer'". Los Angeles: City Beat. 2008年8月1日 閲覧。
  11. テンプレート:Cite news
  12. "Simpsons Roasting on an Open Fire" The Simpsons.com. Retrieved on February 5, 2007
  13. テンプレート:Cite video
  14. "TV Ratings: 1989-1990". ClassicTVHits.com. 2008年8月1日 閲覧。
  15. 15.015.1 Rabin, Nathan (2006年4月26日). "Matt Groening: Interview". The A.V. Club. 2008年7月26日 閲覧。
  16. テンプレート:Cite news
  17. Turner, p. 131
  18. テンプレート:Cite news
  19. 19.019.119.2 テンプレート:Cite news
  20. テンプレート:Cite news
  21. Cagle, Daryl. "The David Silverman Interview". MSNBC. 2008年7月24日 閲覧。
  22. テンプレート:Cite news
  23. 23.023.1 テンプレート:Cite news
  24. テンプレート:Cite news
  25. Turner, p. 21
  26. テンプレート:Cite news
  27. "Gervais writing Simpsons episode". BBCニュース (2004年12月23日). 2008年7月24日 閲覧。
  28. スーパーバッド 童貞ウォーズ-allcinema ONLINEより。
  29. テンプレート:Cite news
  30. Liam Burke (2008年4月30日). "From Superbad To Superheroes - Evan Goldberg on Hornet and The Boys". en:Empire (magazine). 2008年7月24日 閲覧。
  31. テンプレート:Cite newsー2008年7月24日リンク先不明
  32. "On the Firing Line". Army Archerd (2007年11月8日). 2008年7月24日 閲覧。
  33. テンプレート:Cite video
  34. テンプレート:Cite video
  35. 35.035.135.235.335.435.5 Richmond, pp. 178-179
  36. テンプレート:Cite news
  37. テンプレート:Cite news
  38. テンプレート:Cite news
  39. テンプレート:Cite news
  40. テンプレート:Cite news
  41. テンプレート:Cite news
  42. 42.042.1 テンプレート:Cite news
  43. テンプレート:Cite news
  44. McCann, Jesse L.; Matt Groening [2002年]. en:The Simpsons Beyond Forever!: A Complete Guide to Our Favorite Family ...Still Continued. Harper Collins Publishers, p. 117. ISBN 0-06-050592-3. 
  45. Finley, Adam (2006年6月20日). "The Five: Great Simpsons guest stars". TV Squad. 2008年7月24日 閲覧。
  46. Turner, p. 393
  47. テンプレート:Cite news
  48. Kay, Jonathan (2000年9月9日). "Caste Of Characters". Saturday Night Magazine. 2008年7月24日 閲覧。
  49. テンプレート:Cite news
  50. 50.050.150.250.350.4 テンプレート:Cite news
  51. テンプレート:Cite news
  52. テンプレート:Cite news
  53. テンプレート:Cite video
  54. テンプレート:Cite news
  55. 55.055.1 Turner, p. 28
  56. Turner, pp. 289-290
  57. Turner, p. 30
  58. Hamilton, Don (2002年7月19日). "Matt Groening’s Portland". en:Portland Tribune. 2008年7月26日 閲覧。
  59. Turner, p. 55
  60. Turner, p. 388
  61. Turner, pp. 221-222
  62. 62.062.1 Turner, p. 223
  63. Turner, p. 224
  64. Turner, p. 56
  65. テンプレート:Cite news
  66. "Top titles". BBC. 2008年7月27日 閲覧。
  67. Glionna, John M. (1999年). "Danny Elfman in the L.A. Times". Danny Elfman's Music For A Darkened People. 2008年7月27日 閲覧。
  68. Martyn, Warren; Wood, Adrian (2000). "The Simpsons Halloween Special". BBC. 2008年7月27日 閲覧。
  69. Turner, p. 31
  70. テンプレート:Cite news
  71. 71.071.1 Turner pp. 63-65
  72. 72.072.1 Turner p. 62
  73. King, Geoff (2002年3月29日). New Hollywood Cinema: An Introduction. I B Tauris & Co. ISBN 1860647502. 未 閲覧。 
  74. Turner p. 60
  75. Turner p. 25
  76. Turner p. 61
  77. Bahn, Christopher; Donna Bowman, Josh Modell, Noel Murray, Nathan Rabin, Tasha Robinson, Kyle Ryan, Scott Tobias (2006年4月26日). "Beyond "D'oh!": Simpsons Quotes For Everyday Use". The A.V. Club. 2008年8月1日 閲覧。
  78. テンプレート:Citation
  79. "It's in the dictionary, d'oh!". BBCニュース (2001年6月14日). 2008年8月1日 閲覧。
  80. テンプレート:Cite news
  81. ドクター・フー: "en:Planet of the Ood", written by en:Keith Temple, directed by en:Graeme Harper, BBC Television, April 19, 2008. 番組にて「D'oh!」を奴隷にされた異生物が真似していた。「
  82. Younge, Gary; Jon Henley (2006年7月7日). "Wimps, weasels and monkeys - the US media view of 'perfidious France'". en:Guardian Unlimited. 2008年8月1日 閲覧。
  83. lookup via reference.com
  84. テンプレート:Cite video
  85. Turner, p. 300
  86. "The British government welcomes our new insect overlords". New Scientist magazine. 2008年8月1日 閲覧。
  87. テンプレート:Cite news
  88. Alberti, p. xii.
  89. テンプレート:Cite news
  90. Wallenstein, Andrew. "'Malcolm in the Middle': trite Fox fare with a first-rate time slot". Media Life Magazine. 2008年8月1日 閲覧。
  91. Schuchardt, Richard. "Ricky Gervais Part One". DVDActive.com. 2008年8月1日 閲覧。
  92. "Marge gracing Playboy mag cover". BBC News Online (October 10, 2009). 2009-10-10 閲覧。
  93. "Marge Simpson strips off for Playboy (yes, really)". Daily Mail (2009-10-10). 2009-10-10 閲覧。
  94. 表紙画像(2009/7/27閲覧)
  95. サイドショー・ボブを演じたケルシー・グラマーの喋りをダン・カステラネタがそれを真似て演技している。
  96. テンプレート:Cite news
  97. "Bart's voice tells all". BBCニュース (2000年11月10日). 2008年8月20日 閲覧。
  98. ザ・シンプソンズ DVDBOX1 メイキング・オブ・シンプソンズ マット・グレイニングのインタビューより。
  99. Matt Groening: Cartoon hero インデペンデント紙 2008年8月20日確認
  100. The real people behind Homer Simpson and family シアトル・タイムズ 2008年8月20日確認
  101. Matt Groening, Grabbing for Laughs in the Darkness ナショナル・パブリック・ラジオ 2008年8月20日確認
  102. Matt Groening Biography Yahoo! Movies

参照[]

  • Alberti, John (ed.) (2003年). Leaving Springfield: 'The Simpsons' and the Possibility of Oppositional Culture. Wayne State University Press. ISBN 0-8143-2849-0. 
  • Richmond, Ray; Antonia Coffman (1997年). The Simpsons: A Complete Guide to our Favorite Family. Harper Collins Publishers. ISBN 0-06-019348-4. 
  • Turner, Chris. Planet Simpson: How a Cartoon Masterpiece Documented an Era and Defined a Generation. Random House of Canada. ISBN 0-679-31318-4. 

関連項目[]

  • ザ・シンプソンズのエピソード一覧
  • サウスパーク

外部リンク[]

  • ザ・シンプソンズ 公式サイト (英語)
  • ザ・シンプソンズ アーカイブ (英語)
  • スプリングフィールドの地図 (英語)
  • The Simpsons Movie (英語)
  • The Simpsons City テンプレート:Fr icon
  • FOX MOVIES (日本語)
  • ザ・シンプソンズ MOVIE (日本語)
  • The Simpsons (1989) - Internet Movie Database (英語)
  • ザ・シンプソンズ - TV.com (英語)
  • ザ・シンプソンズ - Encyclopedia of Television (英語)


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