脚本:おもち
出演:
・A 役
未定
・B 役
未定
・ナレーション
未定
公開日:
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テーマ曲:
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作詞:リーヴリ
楽曲:suno
※登場人物は二人+ナレーション、それぞれ名前は演じる人により変更する方針の台本となっています。
夏祭り当日、神社の鳥居の前で待っている一人の青年がいた。
A「お待たせ、浴衣着るのに手間取っちゃった。どうかな?」
B「、、、似合っているよ。」
A「ありがとう。」
B「、、、それじゃあ、行こうか。」
(間)
A「うわぁ、すごい人だかりだね。」
B「そうだな、それなら手、つなごっか。」
A「、、、っえ?」
B「だってよ、手ぇ握ったら離れることもないだろ。」
A「う、うん。そうだね。じゃあ、手つなごっか。」
A(は、恥ずかしい。ばれないようにしなきゃ。)
A「こ、こっちきて、おいしそうなものがあったよ。」
A「はいこれ、鳥串とりんご飴。りんご飴あげる。」
B「お前は肉が好きだねぇ。ちょうど甘いものが欲しかったし、頂くね。」
A「うーん、おいしいね。やっぱりお肉最高だよ。」
B「へぇ、そんなにおいしいんだ。一口も~らい。」
A「あ、もう、せっかくとっておいた場所だったのに、こっちも一口も~らい。」
B「はいはい、どうぞ。別に減るもんじゃねぇんだからいいだろ。また買ってくればいいんだからさ。」
A「その時にしか味わえない味ってものがあるでしょ。」
B「そ、そうなのかな。」
A「(小声で)好きな人の隣で食べるなんてないんだし。」
B「ん?何か言った?」
A「ん?いや、何も言ってないよ。それより、もうそろそろ花火が上がる時間でしょ。」
B「そうだね。こっちついてきてよ。花火が見れる絶景スポット見つけておいたからさ。」
A「うん!楽しみ。」
10分もすると、人気がなくなった道に入った。
少しすると、少し開けた場所についた。
A「わぁ、すごいきれい。こんな場所があったなんて知らなかった。」
B「当たり前だろ。なんせ小学校のころからの秘密の場所なんだもん。」
A「なんだか、秘密基地って感じでかわいいよね。」
その直後、花火が上がり始めた。
B「あ、あのさ、○○。」
A「ん?なに、どうしたの。」
B「実はさ、君に言いたいことがあるんだ。」
A「どうしたの?そんなにかしこまっちゃって。」
B「じ、実は、お、俺、き、君に事が、好きなんだ。」
大きな花火が空に舞う。
B「こ、この花火みたいな、きれいな君の笑顔に惚れたんだ。」
A「わ、わたしも、あなたのことが好きなんだ。」
一回り大きな花火が空に舞う。
A「この花火みたいに、優しく包み込んでくれるところが好きなんだ。」
A「ねぇ、あそこで言った話、本当だよね?夢じゃないよね?」
B「そうだよ、夢じゃねぇよ、現実だよ現実。俺がお前に告ったの。」
二人の顔が赤く染まる。
A「ねぇ、手、握ってくれない?離れないようにさ。」
B「何度だって手、握ってやるよ。離れないようにさ。」
二人の背中を満月が照らしていた。
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