ドメスティックじいさんと危険な恋のシンセサイザー

ページ名:ドメスティックじいさんと危険な恋のシンセサイザー

脚本:獣牙歌劇団

出演:
・ジイさん(ドメスティックじいさん) 役

家事万能な元軍人のじいさん。恋愛にはうといが、なぜかモテる。
 ●●

・タクミ(TMK) 役

コンビニのイケメン店員。スイーツ好きで、じいさんの手作りおはぎに恋している。
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・マリコ 役

スイーツ好きのOL。じいさんの手作りスイーツを狙うが、タクミと張り合っている。
 ●●

・シンセ(シンセサイザーAI) 役

じいさんが発明したAI。妙に人間臭くて、恋愛相談に口を出す。

 ●●

公開日:
動画URL:

テーマ曲:
動画URL:
歌詞URL:
作詞:リーヴリ
楽曲:suno


「ドメスティックじいさんと危険な恋のシンセサイザー」

 

第一場:コンビニにて

(店内にBGMが流れる。シンセサイザーの電子音が響く)

タクミ:
いらっしゃいませ~……って、おじいちゃん! また来たんすか?

ジイさん:
うむ、ワシは毎朝ここで新作スイーツをチェックするのが日課じゃからな。

マリコ:
ちょっとタクミくん、そのおじいちゃん何者? まさか、新作スイーツの横取りライバル!?

ジイさん:
ライバルとは失敬な! ワシはただ、スイーツというものを研究しとるだけじゃ。

タクミ:
(小声)マリコさん、じいさんの手作りおはぎ、めっちゃ美味いんですよ。コンビニスイーツとは次元が違う……!

マリコ:
えっ、手作り……? なんか、ヤバいわね。デンジャラスな香りがするわ。

ジイさん:
デンジャラスとは何じゃ! ワシは元軍人、料理の腕も一流じゃぞ!

(突如、じいさんのスマホからシンセサイザー音が鳴る)

シンセ(AI):
ピピッ! 恋愛相談モードに切り替わります。ジイさん、あなたは今、二人の若者にモテています。

ジイさん:
は?

タクミ&マリコ:
違う!

 

第二場:じいさんの家にて

(ジイさんの家、昭和レトロな雰囲気)

ジイさん:
ふん、ワシがモテるなどありえん。よし、シンセよ。新作スイーツの試作データを出せ!

シンセ:
承知しました。新作『ドメスティックじいさん特製おはぎロール』、試作開始!

(電子音が鳴り、おはぎロール完成)

タクミ:
おおおお! これは……神の味!

マリコ:
ちょ、ズルい! 私にも食べさせて!

ジイさん:
お、お主ら……そんなにワシの作ったものを……?

シンセ:
ジイさん、これはもはや恋愛です。

ジイさん:
だから違うと言っとるじゃろ!

(だが、タクミとマリコは真剣な目でジイさんを見る)

タクミ:
俺、じいさんのスイーツに恋してます!

マリコ:
私も! じいさんのスイーツがあれば、他のスイーツなんてどうでもいい!

ジイさん:
……ワシは一体、どうすればええんじゃ。

シンセ:
恋愛イベント、クライマックスです。

(なぜかBGMが壮大になり、じいさんは天を仰ぐ)

 

エンディング

(場面が変わり、再びコンビニ)

ジイさん:
結局、ワシはコンビニスイーツ開発に協力することになった……

タクミ:
おかげで新商品『ドメスティックおはぎロール』が大ヒットっす!

マリコ:
ありがとう、じいさん!

シンセ:
じいさん、これは恋愛エンドです。

ジイさん:
いや、違うじゃろ!!

(爆笑とともに幕が下りる)

 

終わり

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