福原基光

福原 基光（ふくはら もとみつ）とは、大和源氏福原氏の一門で、約２名ほど存在する。

1. 福原元光 ： 別称は「基光」。福原氏の第３代目の当主。第２代目の当主の福原有光の子、大寺光祐・泉光平の弟、屋葺光任・奈目津（滑津）光房・赤坂光度・中畠光助・坂地（坂路）有祐らの兄、光忠・光義（第４代目の当主）・光康・政光・忠重らの父。父の後を継いで、第３代目の当主となる。従父の源義家に従軍して、清原武衡を討伐するために兵を率いて参陣し出羽国金沢柵を攻め、戦功を挙げ、陸奥国白川郡石川郷（現在の福島県石川郡古殿町）を支配した[1]。
2. 福原基光 (平安時代) ： 福原氏の第６代目の当主。上記の元光の曾孫、第５代目の当主の福原義季の子、三郎（早世）の弟、光堯・光信・治光・石川光経[1]室らの兄、松田重勝[2]・福原広季（第７代目の当主）・季光・光家・光泰らの父。1179年（治承３年）に、一族の光治と兼雅を従えて上洛して、従五位下大和守に任じられた。1181年（治承５年）11月に、第２代目の当主の有光の遺骨を岩峯寺に改葬して、三重塔を建てた。同年に出家して、了全入道と号した。

脚注[]

1. ↑ 1.01.1 第４代目の当主の福原光義の女婿である石川光経（奥州石川氏の祖、藤原維経こと家清（奥州藤原氏一門）の末子）が代官として、代々石川郷を統治した。
2. ↑ 族父の松田政基の養子となる。

関連項目[]

• 大和源氏
• 福原氏
• 源元光
• 奥州石川氏

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