源頼家

ページ名:源頼家

源 頼家(みなもと の よりいえ)とは、陽成源氏(摂津源氏・河内源氏)の人物で、約3名ほど存在する。

  1. 源頼家 (摂津源氏) : 源頼光(頼満)の子、頼国の弟、頼基(山国冠者)・永寿(僧侶)・頼昭の兄、家盛・満綱・満家・家通・家基らの父、叔父の範頼の猶子となった。蔵人・筑前守を歴任した。
  2. 源頼家 (征夷大将軍) : 鎌倉頼家とも呼ばれる。源姓鎌倉氏の当主で、鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝と北条政子との間の嫡子、千鶴丸[1]の異母弟、貞暁(能寛)の異母兄、実朝(第3代目将軍)の同母兄、一幡丸・公暁[2]・栄実・禅暁[2]の父。父が逝去すると19歳で第2代目将軍となり、岳父の比企能員と宿老の梶原景時・景季父子とともに外祖父の北条時政と叔父の義時と対決するが、かえって時政・義時父子に廃されて、伊豆国修禅寺(修善寺)に幽閉される。まもなく、頼家は入浴中に時政・義時父子が派遣した刺客に殺害された。享年24。
  3. 松平頼重 : 初名は頼家、幼名は竹松。水戸徳川家[3]の藩祖の徳川頼房の子、亀松・光圀(水戸黄門)頼元・頼隆・頼利・頼雄・頼泰・頼以・房時・鈴木重義の兄、綱方[4]・綱條(つなえだ)[4]・頼綱・頼侯(よりとし)・頼直・竹松・頼芳(よりか)の父。

脚注[]

  1. 諱は忠朝/忠頼/頼忠とも呼ばれる。
  2. 2.02.1 生母は同族の加茂重長の娘。
  3. 常陸国に藤姓佐竹氏常陸藤原氏)の家老である同族の義季流常陸得川氏が存在する。
  4. 4.04.1 叔父の光圀の養子となる。

関連項目[]

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