柳瀬公孝

柳瀬 公孝（やなせ まさたか、1966年（昭和41年）1月31日 - ）は、日本の実業家。起業家。企業経営者。不動産開発、不動産投資ファンドの組成・管理・運営から、エンターテインメント施設の運営、ホテル営業、農業、バイオテクノロジー、高齢者福祉施設の運営など、幅広い事業を手がける企業を傘下に置く共生バンク株式会社の代表取締役・CEO。

人物・概要[]

兵庫県神戸市出身。資産家向け財務コンサルティングビジネスで起業し、その後、不動産開発事業、ファンド事業、テーマパーク事業、ホテル事業、テクノロジー事業、農業事業、シニア事業、社会福祉事業、ジビエ事業などの事業に取り組んでいる。

彼が共生バンクの経営理念として掲げているのは「人々が真の健康を求め、人と共に生き、環境と共に生きる」という「共生（ともいき）」という考え方である。この考え方をもとにして、数々の事業を展開している。

その最も大きな事業といえるのが、成田国際空港周辺の開発プロジェクトだろう。「共生（ともいき）日本ゲートウェイ成田」は成田国際空港へ車で3分というロケーションにある約14万坪の土地に「インバウンド消費」と「メイド・イン・ジャパンの海外進出」の2つのコンセプトを持った街を作るというもの。オープン予定は2024年。現在、急ピッチで開発が進められている。

一方、彼は企業経営だけではなく、「国家をより強く機能的に経営する」という理念を掲げ、団体活動に数多く参画している。代表的なものの一つが志士経営者倶楽部である。国難に立ち向かう経営者の集まりであり、彼は理事長を務めた。また、2011年、議員の平沼赳夫ほか64名の与野党保守系国会議員によって立ち上げられた超党派の「国家経営志士議員連盟」における活動も挙げられる。国家経営志士議員連盟の事務局は「志士経営者倶楽部」内に置かれ、志士経営者倶楽部の理事長だった彼が国家経営志士議員連盟の事務局長として参画した。

共生バンクの沿革[]

• 1997年07月共生バンクの前身である都市綜合計画研究所株式会社
• 1999年12月長瀬マクドナルド店舗証券化
• 2000年10月キャピトルシリーズ不動産投資事業開始（キャピトル新町）
• 2001年06月キャピトル心斎橋収益マンション証券化
• 2003年02月INDEPENDENCEKINGDOM株式会社を設立
• 2003年03月シニア向け分譲マンション「インディペンデンス成城西」運営開始
• 2004年02月都市綜研不動産基金シリーズ不動産証券化
• 2006年03月京都における商業施設の証券化案件を受託
• 2006年12月不動産証券化事業第4号案件実施
• 2007年03月和数奇ホテルズ＆リゾーツ株式会社設立
• 2007年04月熊本和数奇司館（熊本県熊本市）の運営を開始
• 2007年07月不動産特定共同事業法に基づく東京都知事許可（許可番号76号）を取得
• 2007年07月マンション管理業の登録
• 2007年09月みんなで大家さん1号販売開始
• 2009年04月熊本和数奇司館（熊本県熊本市）の経営を開始
• 2009年06月キングアンバサダーホテル熊谷（埼玉県熊谷市）の運営を開始
• 2009年10月ホテルオークス熊本（熊本県熊本市）の運営を開始
• 2012年04月成田菊水ホテル（千葉県成田市）の運営を開始
• 2012年07月オートレース川辺（南九州市）の運営を開始
• 2015年09月東京都千代田区麹町三丁目五番地へ本社移転
• 2015年09月地熱発電事業 開始
• 2015年09月公共工事建設残土受入事業 開始
• 2016年10月伊勢・安土桃山文化村事業 開始
• 2016年11月クアリゾート湯舟沢事業 開始
• 2016年12月鹿児島バナナ圃場整備 開始
• 2018年01月AGREVO BIO株式会社 設立
• 2018年06月AGREVO BIO TECHNOLOGY CENTER整備開始

柳瀬公孝氏の主な著書[]

2010年　みんなで大家さんになろう！―共生的不動産購入のススメ【ダイヤモンド社】

2020年　ミラクルマネー 国民所得倍増&国の借金1100兆円完済への道 (みんなで大家さんビッグバンシリーズ 経済編) 【辰巳出版】

2021年　成田空港の隣に世界一の街を造る男【白秋社】

外部リンク[]

共生バンク株式会社　https://www.kyosei-bank.co.jp/

共生（ともいき）日本ゲートウェイ成田　https://narita-gateway.com/

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