松平信成

松平 信成（まつだいら のぶなり）とは、日本の戦国時代から江戸時代にかけての松平氏一族の人物。複数ほど存在する。

1. 内藤信成 ： 松平広忠の次男、生母は一族の大給松平家の松平乗勝（1482年 - 1541年、松平乗正の子、その末子は勘六郎清成（忠政・右京大夫・右京進））の娘で当時40歳前後だった於久の方（妙林院）とされ、徳川家康の異母弟。通称は三郎左衛門。家臣の内藤清長の養子だが、継弟・家長（清長の実子）が内藤家を継いだため、「内藤松平家」を興して初代当主となった。信正・信広・井出正信室・遠藤俊春室・丹羽定明室のち樅山貞正室の父。
2. 松平信成 (松平大河内家) ： 松平大河内家[1][2]の松平信晴の子、信直の弟、信成・本庄道倫・孫四郎・望喬の兄。族父の松平信応の養子となった。江戸中期の直参旗本。
3. 松平信成 (松平鷹司家) ： 藤原北家流五摂家の鷹司家の系統である松平鷹司家（上野吉井氏）の当主。松平信有（紀伊徳川家出身）の子、辰五郎の弟、房矩・房堅・繁次の兄、房府・信敬の父。松平鷹司家の松平信明の養子。江戸中期～後期の上野国吉井藩の第５代藩主。

脚注[]

1. ↑ 凡河内国造（中臣姓）の後裔である大河内氏の系統。
2. ↑ 同時に家康の母方の祖母である於富の方/於満の方（華陽院）が大河内元綱/重元/満成（源三郎政局の祖父）の娘である。

関連項目[]

• 義光流世良田氏

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