セィバェスチュン

セィバェスチュン[1]（英語：Sebastian[sɪbæstʃən]）とは、英国の男性名である。

概要[]

由来は聖人のセバスティアヌス（Sebastianus）であり、彼は殉教したことによってたびたび宗教画の題材となっているなど、その人気を誇ってその名は各ヨーロッパ諸国の男性名として普及されるようになった。

同時に、セバスティアヌスとは元来は「セバステ人」を意味しており、セバステはアナトリア半島の内陸部にあった街（現在のトルコスィヴァス市）である。セバステは「立派な」・「尊ぶ」を意味する古代ギリシャ語のσεβαστός (sebastos)から由来にもされる。

ドイツ語のうち低地ドイツ語のゼバスティアン（Sebastian）・中部ドイツ語のゼバスチィアン（Sebastian）・上部ドイツ語のうちフランケン語とアレマン語のゼバスツィアン（Sebastian）・バイエルン語のセバスツィオン（Sebastiån）・オランダ語のセバスティヤン（Sebastian）・北欧諸国のセバステャン/セバステァン（Sebastján）・イタリア語のうち北イタリア語のゼバスツィヤーノ・南イタリア語のセバスツィヤーノ（Sebastiano）・フランス語のセバスティエン（Sébastién）・スペイン語のセバスティアン/セバスティアーノ/セバスティヤーノ（Sebastián/Sebastiáno）・ポルトガル語のセバスティアーオ/セバスティアオ（Sebastião）・ウクライナ語とベラルーシ語とロシア語のセヴァステャン（Севастьян/Sevastyan）・ハンガリー語のシェベスティエーン（Sebestyén）などが該当される。

脚注[]

1. ↑ 日本語では、「セバスチャン」と発音される。

関連項目[]

• セバスティアン

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