モンスターワールドシリーズ

モンスターワールドとは、ウエストン（現ウエストンビットエンタテインメント）が開発し、セガより販売されている、アクションRPGゲームのシリーズである。

概要[]

モンスターワールドのそもそもの成り立ちは、独立したタイトルでは無く、同社のワンダーボーイより派生したものとなっており、1987年にアーケードゲームとしてリリースされたワンダーボーイ・モンスターランドからシリーズがスタートしており、以降のシリーズも例外を除きワンダーボーイシリーズに含まれている。

その後、翌1988年に当時のセガの家庭用ゲーム機、セガ・マークIIIに移植された際にゲームタイトルがスーパーワンダーボーイ・モンスターワールドと改められ、以降のシリーズの名称はモンスターワールドで統一されている。

ただシリーズ最終作となるモンスターワールドIVだけは例外で、ワンダーボーイシリーズには含まれていない。これは今までのシリーズの主人公が全て少年であったのに対し、同作の主人公が少女であった為、ボーイの名称がそぐわなくなった為となっている。

シリーズ[]

• ワンダーボーイ・モンスターランド1987年アーケードゲーム
• スーパーワンダーボーイ・モンスターワールド1988年1月31日セガ・マークIII※モンスターランド家庭用移植に際して改題されたもの
• モンスターワールドII ドラゴンの罠1992年3月27日ゲームギア※北米では1989年にMaster System版がリリースされたが、日本では未発売
• ワンダーボーイVモンスターワールドIII1991年10月25日メガドライブ
• モンスターワールドIV1994年4月1日メガドライブ

• セガエイジス2500シリーズ（プレイステーション2）として上記の5作にアクションゲーム『ワンダーボーイ』、アクションシューティングゲーム『モンスターレア』、さらにさまざまなシリーズ移植版・海外版を加えた『モンスターワールド コンプリートコレクション』が2007年3月8日に発売された。

派生作品[]

ワンダーボーイ・モンスターワールドシリーズはセガ販売タイトルであるがウエストンが著作権を持っており、セガ以外のソフトベンダーにもライセンス販売がされている。モンスターワールドの商標に関してはセガが所有しているため、他社が販売しているものはタイトル及びキャラクターが変更されている。

• ビックリマンワールド1987年10月30日PCエンジンハドソン販売（開発はウエストンではない）モンスターランドの移植となっている。
• 西遊記ワールド1988年11月11日ファミリーコンピュータジャレコ販売（開発NMK）モンスターランドの移植となっている。
• アドベンチャーアイランド1991年4月19日PCエンジンハドソン販売（開発はウエストンではない）モンスターワールドIIの移植となっている。
• 超英雄伝説ダイナスティックヒーロー　1994年5月20日　PCエンジン　ハドソン販売（開発アルファ・システム）　モンスターワールドIIIの移植となっている。

関連項目[]

• ワンダーボーイ
• モンスターレア
• ウエストン
• セガ
• ハドソン
• ジャレコ
• NMK

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