流星のロックマンシリーズ

ページ名:流星のロックマンシリーズ

テンプレート:Otheruses流星のロックマンシリーズ(りゅうせい - 、RYUSEI NO ROCKMAN SIRIES)は、カプコンより発売された流星のロックマンを第1作とする一連のゲーム作品の総称である。海外でのタイトルは「Mega Man Star Force(メガマン スターフォース)」。

目次

シリーズ作品[]

日本国内の作品名を記述する。

ストーリー[]

220X年。全ての電子機器が電波で繋がれている時代。コダマタウンに住む小学5年生星河スバルは、FMプラネットからやって来た宇宙人ウォーロックと出会う。その後FM星人がおこした事件と遭遇したスバルは、ウォーロックと合体(電波変換)し、「ロックマン」として戦いに巻き込まれて行くことになる。

ゲームシステム[]

移動人間の暮らす現実世界、現実世界の上空に広がる電波世界(ウェーブロード)、機器の中の電脳世界の3種類に分かれている。現実世界にいる人間状態の主人公は、電波変換(変身)することにより各地に存在するウェーブホールから電波世界へと移動(ウェーブイン)することができ、そこから電波を受信している機器の電脳世界へと入ることができる。電波・電脳世界では「電波ウィルス」に遭遇することがある。その際は戦闘を行いウィルスを消去するか逃げるかしなければいけない。バトルバトルは縦5×横3のバトルフィールドで行われる。■■■■■■■■■■■■□□□■のいずれかに敵(最高3体)が出現し、ロックマンは□の位置を横に移動することができる。パネルには複数の種類が存在し、乗っているものに良い影響を与えるものもあれば悪い影響を与えるものもある。カスタム画面には横3×縦2の6枚の「バトルカード」が表示され、以下のルールのどちらかに従って選ぶことが出来る。
  • 縦に並んでいるカードは同時に選べる。
  • 同じ名前のカードは同時に選べる。
ただし、下部が白いカード(ホワイトカード)は上記のルールに関係なく選べる。カードを選んでOKを押すと、バトル画面に入り、戦闘開始となる。ロックマンは連射やチャージの出来る基本武器「ロックバスター」と、ブレイク性能を持たない攻撃を防御する「シールド」、そしてカスタム画面で選んだ「バトルカード」を使って戦うことになる。ロックマンは前に進むことはできないが、暗転しない、攻撃力が表示されたのカードを持っている時に↓ボタンを押すと、同じ列もしくは斜め前にいる敵を「ロックオン」することができる。ロックオンした状態でカードを使うと、自動的にロックオン対象に攻撃が当たる位置へ瞬間移動して攻撃する、「ウォーロックアタック」が使える。『エグゼシリーズ』同様、5つの属性があり、炎は木に強く、水に弱い。木は電気に強く、炎に弱い。電気は水に強く、木に弱い。水は炎に強く、電気に弱い。無属性は弱点属性も、有利な属性も存在しない。相手の属性に対し有利な属性の攻撃を当てると、威力が2倍になる。属性の強弱の関係は、模式的に表すと以下の通り。[木]→[電気]↑  [無]  ↓  強い→弱い[炎]←←[水]さらに、各属性には以下のような特殊性能があり、いずれせよ相手に2倍のダメージを与えた場合は相手の頭上に!!マークが出る。特殊性能1草むらパネルの上で炎属性の攻撃を当てると、威力が2倍になり、その攻撃の通ったパネルはノーマルパネルに戻る。特殊性能2氷パネルの上で水属性の攻撃を当てると相手が凍結し、その下のパネルはノーマルパネルに戻る。また、凍結した相手にブレイク性能を持つ攻撃を当てると、威力が2倍になる。特殊性能3相手がバブル状態のときに電気属性の攻撃を当てると、威力が2倍になる。特殊性能4木属性は、草むらパネルの上にいるとHPが回復する。

ブラザーバンド[]

ブラザーバンドとは、2人の絆を示す友好関係の証であり、ブラザーバンドを結ぶためには、お互いにマイページ記載した「ヒミツ」を交換しなければならない。ブラザーバンドを結んだもの同士を「ブラザー」と呼び、現実のプレイヤーと結ぶ「リアルブラザー」、ゲーム内のキャラクターと結ぶ「NPCブラザー」とがある。

ブラザーバンドの効果ブラザーを結ぶごとに、自分のロックマンパラメーターの上昇や様々な特殊能力といった「アビリティ」が付加され、ロックマンが強化される。アビリティの付加のされ方はタイトルによって異なる。リンクアビリティ以外にも、ブラザーのフェイバリット6枚の中からランダムで1枚が使える「ブラザーフォース」と呼ばれるカードも使えるようになる。また、リアルブラザーとはメールの送受信が可能である。リアルブラザーがオンエアしている状態だと、フォルダに入ってるカードがオンエアしているブラザーのフェイバリットに登録されているカードと同じであればその同じカードの攻撃力が増える。さらに「ブラザーフォース」使用すると、ベストコンボが登録されていれば、ベストコンボが使用可能になる。

世界観[]

流星のロックマンシリーズでは3つの世界を行き来することになる。

現実世界[]

人間が生活している世界。バスに乗ることで各地へ移動することが出来る。

電波世界[]

現実世界の上空に広がる電波の世界(ウェーブロード)のこと。「2」では技術が発達し、地面とウェーブロードの通信速度に大差がなくなったため、ウェーブロードは上空に設置され、電波はウェーブロードに加えて、地面の上を移動することができるようになった。主に電波が移動の際に使用する世界。スバルは現実世界に存在するウェーブホールからウェーブインすることで、ロックマンとしてこの世界を移動することが出来る。電波ウィルスと遭遇することがしばしばある。

電脳世界[]

個々の電子機器の中に存在する世界。電子機器を操作するためのプログラムやネットナビが存在している。電波世界からウェーブインすることにより、入ることが出来る。電波世界と同様、電波ウィルスと遭遇することがある。「2」では廃止された。

地域名[]

以下に現実世界において登場した地域名を記述する。なお、電波世界の名称は所属する現実世界の名称の語尾に「の電波」を追加したものである。

コダマタウン「1」「2」に登場。スバル達が住んでいる町。小学校や展望台、カードショップが存在する。コダマ小学校「1」に登場。スバル達が通っている小学校。天地研究所「1」に登場。天地が所長を勤める研究所。通称「アマケン」。ヤシブタウン「1」に登場。103デパートなどの店が並ぶ街。回転する巨大なモアイがある。モデルは渋谷。ドリームアイランド「1」に登場。ゴミ集積場や公園がある海に面した町。モデルは夢の島ゴミ処分場。宇宙ステーション「1」に登場。大吾が乗っていた宇宙ステーション「きずな」。大部分が故障しており、人の姿はない。複数のモジュールが存在する。TKシティ「2」に登場。最新の技術が集結している街。モデルは東京。ヤエバリゾート「2」に登場。スキー場やホテル、グルメタウンがある人気スポット。モデルは苗場スキー場。ドンブラー村「2」に登場。アメロッパにある村。電波の力で大きな湖の上に浮いている。ナンスカ「2」に登場。アメロッパの端の方にある小さな村。独自の文化が栄えている。地上絵や遺跡などが存在する。モデルはナスカ。ムー大陸「2」に登場。浮遊する大陸。現代を遙かに上回る科学力を持っていたとされる超古代文明「ムー」が存在した。エネルギー源のラ・ムーは電波の神とされている。オーパーツの力により復活する。所々ボロボロになっている。

主な登場人物[]

星河 スバル(ほしかわ すばる)主人公。父が行方不明になったことにより不登校になっていた小学5年生の少年。父親の持ち物だった「ビジライザー」というゴーグルを手に入れたことによって電波を見ることが出来るようになった。ウォーロックと電波変換することでロックマンになる。ウォーロックスバルのトランサーに居候している電波星人。「1」ではFM星人と言っていたが、実はAM星人の生き残り。アンドロメダの鍵を所持していることが原因で、FM星人から追跡されている。星河大吾と面識がある。通称は「ロック」。響 ミソラ(ひびき みそら)絶大な人気を誇る少女シンガー。マネージャーとのすれ違いに苦悩している際にFM星人・ハープと出会い、ハープ・ノートに電波変換する。8月2日生まれ。ハープこと座のFM星人。ミソラと電波変換することでハープ・ノートになる。音楽の力を利用して地球を制圧しようとしたが、ロックマンに敗北した後は改心し、仲間となる。白金 ルナ(しろがね るな)スバルの同級生であり、コダマ小学校5年A組の委員長を務めるお嬢様。事件に巻き込まれた際、ロックマンに助けられたことにより、ロックマンにメロメロになる。牛島 ゴン太(うしじま ごんた)ルナの腰巾着であり、力自慢の少年。見た目・行動とは裏腹に、自分の居場所を失うことを恐れている。最小院 キザマロ(さいしょういん きざまろ)ルナの腰巾着であり、情報収集が得意な少年。ロックマンに助けられて以来、ロックマンに憧れている。双葉 ツカサ(ふたば つかさ)不思議な雰囲気を持つスバルの同級生。穏やかな性格の持ち主であるが、ゴミ集積所に捨てられた捨て子であるため、両親を憎み、多重人格になってしまった。星河 大吾(ほしかわ だいご)スバルの父親で宇宙飛行士。3年前に宇宙ステーション「きずな」で起きた事故により、現在も行方不明。星河 あかね(ほしかわ あかね)スバルの母親。大吾がいなくなった後も気丈に振舞うが、実際には心の傷は癒えていない。天地 守(あまち まもる)大吾の後輩にあたり、元NAXA職員で現在は天地研究所の所長。3年前の事故以来、大吾を探し続けている。宇田海 深祐(うたがい しんすけ)「1」に登場。元NAXA職員であり、現在は天地の部下。疑心暗鬼に陥っており、そのことが原因でFM星人・キグナスと電波変換してしまう。育田 道徳(いくた みちのり)「1」に登場。コダマ小学校の教師であり、スバルの担任。生徒達からの人気は高いが、教師間では孤立しており、そのことが原因でFM星人・リブラと電波変換してしまう。五陽田 ヘイジ(ごようだ へいじ)サテラポリスの刑事。電波生命体に関する事件を調査しており、いつも事件現場にいるスバルを疑っている。ペガサス・マジック「1」に登場。ペガサス座のAM星人でサテライト・ペガサスの管理者。AMプラネットの三賢者の一人。ロックマンに「スターフォース」を授けた。レオ・キングダム「1」に登場。しし座のAM星人でサテライト・レオの管理者。AMプラネットの三賢者の一人。ロックマンに「スターフォース」を授けた。ドラゴン・スカイ「1」に登場。りゅう座のAM星人でサテライト・ドラゴンの管理者。AMプラネットの三賢者の一人。ロックマンに「スターフォース」を授けた。ケフェウス「1」に登場。FMプラネットの王で、ケフェウス座のFM星人。地球からの交信が、友好関係を結んで近づいてFM星を攻撃しようとするものだと思いこみ、地球を侵略しようとした。アンドロメダ「1」の最終ボス。AMプラネットを滅ぼした電波兵器。ソロライバル。「2」に登場。肉眼で電波を見ることができるムー人の唯一の生き残りである。電波生命体の力を介せずに単独で電波変換し、ブライになる。ラ・ムー「2」の最終ボス。この世に電波をもたらした神として崇められており、ムー大陸のエネルギー源でもある。様々な電波生命体を作り出すことが可能。

用語[]

電波生命体電波ウイルス、~星人など電波世界で活動する者の総称。電波変換地球人と電波生命体(~星人)が合体し、電波人間になること。電波人間地球人と電波生命体が合体した状態。ウェーブイン現実世界から電波世界に入ること。もしくは電波世界から電脳世界へ入ること。ウェーブアウトウェーブインの逆の動作にあたる。電波世界から現実世界に戻ること。もしくは電脳世界から電波世界に戻ること。トランサー携帯電話が進化した腕に装着して用いる、PETよりも高性能な携帯端末。カードフォースを使用することでナビなどを呼び出すことが出来る。カードフォースカード型のプログラム。トランサーに通すことで様々な効力を発揮する。バトルカードもカードフォースの一種。サテライト宇宙に存在する衛星型サーバ。ペガサス・レオ・ドラゴンの3種が存在しており、トランサーを管理している。「2」では電波のバージョンアップが行われ、不要となったため役目を終え、存在しなくなっている。電波ウィルス電波世界・電脳世界に存在する。繁殖度が高く、群れを成して電子機器に入り込み、エラーを発生させる。FM星人地球から遠く離れた下記のFMプラネットから来た電波の体を持つ宇宙人。FMプラネットFM星人達の母星で、大吾達がブラザーバンドを結ぼうとした星。AM星人AMプラネットに住んでいた電波の体を持つ宇宙人。FM王ケフェウスと電波兵器・アンドロメダによって滅ぼされた。ウォーロックとサテライト管理者はその生き残りであり、管理者によれば、少数派ではあるが、他の星に移り住み、生き残った者は他にもいるらしい。AMプラネットAM星人達の母星で、FMプラネットの兄弟惑星。FM王ケフェウスと電波兵器・アンドロメダによって滅ぼされ、壊滅状態。スターキャリアー「2」に登場。トランサーがさらに進化した携帯端末。

関連項目[]

  • カプコン
  • ロックマンエグゼシリーズ

外部リンク[]

  • 流星のロックマン(公式サイト)

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