デイトナUSA

ページ名:デイトナUSA

テンプレート:独自研究テンプレート:修正『デイトナUSA』(DAYTONA USA)は1994年にセガが発売したアーケードゲーム。

ジャンルはレースゲームで、ストックカーレースをモデルとしている。

目次

シリーズ[]

デイトナUSA(アーケード)[]

1994年発売。プロデューサーは名越稔洋。3DCGアーケード基板Model2の第一弾タイトルで、当時はまだ珍しかったテクスチャーマッピング付きのポリゴンを駆使。秒間60フレーム表示。反力ステアリングシステムが使われている。また、セガ社員のサウンドクリエイター光吉猛修が「デーイートォーナーァァ」とデモ画面で熱唱する、オープニングテーマ曲が話題となった。アメリカンテイスト溢れる爽快感とドリフト、敵車に追突してブレーキにできたりするといった豪快なゲーム性で、アーケードにおいて大好評を博した。このほか、“逆走”を容認している点(逆走してもラップタイムが計測され、そのままゴールもできる)も、当時のアーケードゲームとしては珍しかった。なお、本作はアーケードゲームとして北米大陸では最高の売り上げを記録しており、この記録はいまだに破られていないテンプレート:要出典。

コース
  • 777スピードウェイ最高速オーバルコース。8周。ミリオンスロットアーチという巨大なスロットがある。ピットはコースの内側にある。これを利用した裏技があり、通常ピットに入る時は自動操縦になるのだが、自動操縦にならないスペースがあり、ピットを通り抜けて、大幅なショートカットができる。
  • ダイナソアキャニオン本当はホリーキャニオンという名前だが巨大な恐竜の化石が発掘されたためダイナソアキャニオンと呼ばれる。4周。

ブロントザウルスの尻尾の化石が見える。ピットを逆走し、そこにある坂を上るとトンネルがある。そこに英語で「レースを棄権した」と書かれた看板がある。

  • シーサイドストリートギャラクシー海岸の大都市内のテクニカルコース。2周。スターライトブリッジをスタート地点に、カシオペアシティを中心に回る。ジェフリー像を回す事が出来る。
登場車種
  • ホーネット(プレイヤーカー)ハンドリングは悪く、お世辞にも曲がる車とはいえないが、ブレーキングやシフトドリフトでグイグイと曲げていく感じはこのゲームでしか味わえない。激しい衝突を繰り返すとボンネットがへこみ、クラッシュをするとタイヤが飛び出しかけてフレーム自体がくにゃりとゆがむ。ATはMTと比べトルクや最高速度は劣るが初心者向け、MTは上級者向け(最高速度はATが315km、MTが325km)。カラーリングはATは青と赤のツートンカラー、MTが黄と赤のツートンカラー。
  • ストックカー(雑魚車)敵車は総計39台いる。代表的な車は下記参照。
    • 忍者カー(No.6、7)ボンネットに忍者 TheNinjaというペイントが施してある車。No.6は白色でNo.7が黄色。No.6の忍者カーは中間よりもやや後ろあたりに(20台中12台目あたり。)位置している。アーケードではホーネットの隣を位置して走っているためデモなどにもたびたび出ている。No.7の忍者カーは最後尾のあたりにいる。
    • CarEX (No.63)CarEXというペイントの車、メインカラーは黄色、詳細不明。

デイトナUSA(セガサターン)[]

1995年4月1日発売。初の移植だったが、サターンとModel2基板との性能差により、ポリゴンの表示カウントが少なく、テクスチャは粗く、秒間フレーム数もアーケードの半分以下(秒間20フレーム表示)で、アーケード版のファンは失望した。その一方で独自要素として、光吉猛修が歌う曲が増え、車種や隠し要素が詰め込まれており、セガサターンから入ったプレイヤーには長く楽しめるゲームとなっていた。レーシングコントローラにも対応。

隠し要素として、作中背景キャラとして登場している馬で走行することが出来た。当時、実際に地方競馬所属の馬スーパーオトメが厩舎を抜け出し高速道路を疾走するという事件が発生し、併せて話題となった。

デイトナUSA(Windows)[]

1996年12月6日発売。セガサターン版の移植。

BGMはCD-DA。アーケード版やサウンドトラックと楽曲は同一だが、若干異なるアレンジになっている。

デイトナUSAサーキットエディション(セガサターン)[]

1997年1月24日発売。ポリゴンフレーム数を増やして内容を一新して再移植。評価は、前作のサターン版と操作感覚が変わったことで、賛否両論だった。

デイトナUSA エボリューション(Windows)[]

1997年11月21日発売。サーキットエディションの移植。

デイトナUSA2 BATTLE ON THE EDGE(アーケード)[]

1998年発売の続編。基板にModel3を使用。グラフィックは飛躍的に向上したものの評価はいまひとつで、あまり日本市場には出回らなかった。(アメリカでは今でも現役で稼動していることもある)

最大で16台通信対戦が出来るが、後述するツインリンクもてぎのイベント以外では16台通信を見ることはなく、最初で最後の10人越え対戦できるレースゲームとなった。

新宿西口のスポーツランドというゲームセンターで大会が開催され、攻略本の著者も参加。店頭にはファンによるホーネットのカラーリングを施したスバル・アルシオーネSVXも停車していた。

ツインリンクもてぎサーキットでは、実際のNASCAR開催に合わせて、16台の筐体を使用した大会が行われた。コースは初級コースが使用され、参加者には順位に応じて、DAYTONA USA2のロゴの入ったキャップやTシャツが配られた。このときの優勝者は女性。

コース
  • セガ・インターナショナルスピードウェイデイトナ恒例のオーバルコース(ドーム内のコース)。アナザーカーのクラッシュを体験しやすいステージでもある。また、ココナッツクラッシュでは敵車のクラッシュに巻き込まれることも少なくない。BGM / SLING SHOT
  • 東京ジョイポリス2020アミューズメントパーク近未来の東京ジョイポリスを連想させる遊園地ステージ。バイキングや宇宙怪獣、ゴーストにペンギンなどがドライバーを迎えるとてもにぎやかなステージ。ディスパイアカーブからドラキュラカーブ、そして不運なドライバーを飲み込むブラックホール、西部の町を再現したアラモ・ターン。そしてバンクが全く無いノースポールターンからなる。非常にダイナミックなつくりだが、難所は3つと少ない。BGM / I CAN DO IT
  • ニュージョークニューヨークシティを連想させるテクニカルコース。2周のロングコースでとても難しい。ビルの間を縫うように走行して湾岸地帯からショートアイランドと、景色はめぐるましく変化する。ブロンドウェイからTHE270、その後湾岸地帯のドッククランクや水平線まで見渡せるショートアイランド、360度カーブのボルテックス、2通りにコースが分かれるブロッコリーブランチ、3つの複合カーブのステーションヘアピンなどコーナーは多彩で難易度は高い。BGM / SKYSCRAPER SEQUENCE
登場車種
  • Chum'sGum Parrot(Easy車)最高速度 AT 323km/ MT 327kmかわいらしいペイントのグリップ力の高い車。スピード、加速力ともに駄目だがグリップが高く、ほとんどのコーナーをドリフトせずに抜けられる。しかし、グリップが高いためドリフトがしにくいのが難点。
  • スコーピオ(Normal車)最高速度 AT 330km / MT 333kmサソリを連想させるようなペイントの車。加速、スピード、グリップのバランスが取れている。店頭用チラシにもこの車が登場している事から、この車が主人公であろう。
  • ファントムフルフォース(Hard車)最高速度 AT 335km / MT 340kmグリップ力を犠牲にしてスピード、加速力をとことん上げたマシン。ドリフトをすると挙動の制御が難しい。慣れれば好タイムを出せる車である。
  • アナザーカー(雑魚車)今回のアナザーカーは煙を上げたり、こちらへ飛んできたりする(勿論、クラッシュしてきたアナザーカーにぶつかるとこちらもクラッシュする)。時折、ボロボロに壊れてコース上で止まっている事もあり、それを抜けばランクが上がる(周回遅れでない限り)。

デイトナUSA2 パワーエディション(アーケード)[]

1998年12月発売。バランスの調整などを施した改良版。大きな変更点はデイトナ1の車種「HORNET」の追加、中級~上級~初級をバイパス道路やトンネルで繋ぎ、全コースをノンストップで走る「MIXコース」の追加。また一部グラフィックの変更が施されている。

変更の一例
  • 初級コースのジャングルと滝と泉がなくなった(上級コースから続くバイパスのトンネルがある為)。また、初級コース会場の屋根が無くなった。
  • スタッフロール画面には自分の走りが映るようになっている。
  • 中級コースの直角コーナーがイージーコーナーになった。また、MIXで上級コースに行く為のバイパスのトンネルが造られる。
  • ほかにも、上級コースのバイパス付近の芝生が減速するようになったり、細かなところも改良されている。
  • ボーカルがバトルオンザエッジとパワーエディションでは違う(パワーエディションでは初期設定では光吉猛修バージョンが流れる。逆にバトルオンザエッジでは初期設定ではDennis St. Jamesバージョンが流れる)。
追加車種
  • J.C.Eagle(Easy車)Chum'sGumの代わりに追加された車。ペイントはハトのシルエットに星条旗をかぶせたようなペイント。主な性能はChum'sGumと変わらない。
  • ホーネット・クラシック(Special車)最高速度 AT 315km / MT 325km第1作目の車のデザインを多少変更した車(Model3用に改良)。Specialという名前だが性能はスコーピオと同じくらいでハンドリングが異常なまでに悪い上、グリップがJ.C.Eagleより高いため、ドリフトがかなり厳しい。ちなみにバトルオンザエッジでも裏技で使うことが出来たが、パワーエディションと違い性能が全てずば抜けて高かった。そのためか、ランクには載らないなどのペナルティもあった。
追加コース
  • MIXコース(30台エントリー)中級→上級→初級をノンストップで走る。なお、ヘリコプタービュー(主人公の真上から)には出来ない(テクスチャ表示量が多いからと思われる)中級のスタート位置は変わらないがノースポールターンは半分で終わり、トンネルにつながる。しばらくバイパス道路を通り上級のスタート位置の手前辺りに出る。そしてブロッコリーブランチの分岐をまっすぐ進み、住宅地を抜けて左のトンネルに入り再びバイパスへつながる。その後、初級のピットあたりからコースに出て、一周して終了である。

デイトナUSA2001(ドリームキャスト)[]

2000年12月21日発売。第1作目(アーケード版)の移植+α。開発は元気が行った。操作性が今までと比べ大幅に変わり、かなり滑りやすくなっている。タイヤの種類を選べたり、台数を変えられるなどの追加要素もある。

車種
  • ホーネット(プレイヤーカー)加速&最高速普通、ハンドリング普通。
  • ライトニング(プレイヤー、雑魚)加速&最高速最高、ハンドリング最低。
  • ファルコン(プレイヤー、雑魚)加速&最高速普通、ハンドリング高い。
  • グラスホッパー(プレイヤー、雑魚)加速&最高速低い、ハンドリング最高。

裏技[]

隠し曲[]

アーケード版デイトナUSA、ならびにコンシューマー版アーケードモードのネームエントリー画面で特定の名前を入力すると、それに対応したセガのゲームの曲の一部が流れる。

隠し曲の例

関連項目[]

  • バーチャレーシング
  • セガラリーチャンピオンシップ
  • スカッドレース
  • イチダントアール(ミニゲームタイトルに本作のオマージュ「デートなUFO」がある)
  • シャイニング・ウィズダム(アイテムに「どいてなUSO」があり、装備すると車に乗ってレースのミニゲームが楽しめる)

外部リンク[]

  • デイトナUSA(アミューズメントヴィジョン公式サイト内)
  • デイトナUSA エボリューション
  • デイトナUSA 2001
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