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テンプレート:性的『アイドル雀士スーチーパイ(あいどるじゃんしすーちーぱい)』シリーズは、ジャレコより発売されたコンシューマ用及びアーケード用の美少女対戦麻雀ゲーム。また、同シリーズのキャラクターを使用した恋愛アドベンチャーゲーム、携帯電話ゲームなども含む。キャラクターデザインは、漫画家の園田健一。機種により、全年齢向けのものと、年齢制限があるものが存在する。
本作品はコンピュータとの対戦麻雀を基本とし、互いに様々なイカサマを駆使して相手を負かし、服を脱がせることを目的とする。麻雀パートで和了すれば、あがった役の翻数に応じた回数のパネルマッチ(神経衰弱ゲーム)を行い、同種パネルを2枚揃えることができれば、そのパネルに表示されたイカサマ技を入手することができる。パネルを全部めくり終えるか、相手の持ち点がマイナスになればステージクリアとなる。但し、基本的に相手の持ち点をマイナスにしてのクリアではバッドエンドに行き着く可能性が高い。
本作品の登場人物は、一部を除いて美女、もしくは美少女であり、麻雀シーンの間には、キャラクターたちによる寸劇が入る。3DO版『スーチーパイSpecial』以降の一部携帯機を除くコンシューマ移植作では、会話シーンはフルボイスとなっている。尚、各社より発売されているPC版は、基本的にアーケード版の移植であり、作品によりR指定、またはX指定となっている。
なお、スーチーパイの名前が麻雀牌の4と7の読みからきていることから、4月7日をスーチーパイの日と定め、2007年に日本記念日協会から認定を受けている。
『美少女雀士スーチーパイ(びしょうじょじゃんしすーちーぱい)』は、スーパーファミコン用の2人打ち美少女対戦麻雀ゲーム。1993年7月30日発売。制作デーシーイー。全年齢対象。
本シリーズの原型というべき作品。当初は脱衣シーンは全裸まで企画されており、実際に使われる予定だった画像も公開された事があったが、プラットフォームの制約で脱衣は水着まで、脱衣シーンの2画面縦スクロールも無しとなっている。登場キャラクターは後述の『Special』と同じだが、設定とシナリオの内容は完全な別物である。
『アイドル雀士スーチーパイSpecial(あいどるじゃんしすーちーぱい・すぺしゃる)』は、アーケード用の2人打ち美少女対戦麻雀ゲーム、及びその3DOとセガサターンへの移植版。アーケード版1993年12月稼動開始。X指定。3DO版1995年1月12日発売。16歳未満不適。セガサターン版1995年2月24日発売。MA-18。
7人の美人雀士が得意のイカサマ技を武器に、最強の座をかけて麻雀勝負を始める。そしてなぜか、敗者は服を脱がなければいけないのであった。プレイヤーは7人の雀士から1名を選び、他の6名+ボスキャラを全て倒せばゲーム終了となる。
『美少女雀士スーチーパイ』のキャラクターをほとんどそのまま流用し、脱衣シーンを、下着姿及び乳房の露出があるものに差し替え、2画面スクロールによって、より高精細なキャラクターの姿を鑑賞できるように改良した。また、スーチーパイ役の声優にかないみかを起用し、ゲーム中のイカサマ技発動や、ポン、チー、カン、ロンなどの発声を担当させた。コンシューマ移植版では、他の登場人物にも声優が割り当てられ、キャラクターたちの寸劇がフルボイスとなった。
ただし、セガサターン版は乳首の露出のみ不可とされたため、該当する部分に何もない画像が使用されている。この独特のレーティングMA-18(Mature Age 18)とは、X指定と18才以上推奨の中間のレーティングであり、後にも先にもこれ1本しか存在していない。『アイドル雀士スーチーパイLimited(あいどるじゃんしすーちーぱい・りみてっど)』は、プレイステーション用の2人打ち美少女対戦麻雀ゲーム。1995年3月24日発売。JALECO the Best版2002年12月5日発売。全年齢対象。『Special』の脱衣シーンを水着に差し替え修正したもの。他機種版にはない、フリー対戦モードが追加されている。
『アイドル雀士スーチーパイRemix(あいどるじゃんしすーちーぱい・りみっくす)』は、セガサターン用の2人打ち美少女対戦麻雀ゲーム。1995年9月29日発売。X指定。セガサターン版の『Special』で消されていた「あるべきもの」が加筆され、BGMが一新された修正版。3万本限定生産。
『アイドル雀士スーチーパイII(あいどるじゃんしすーちーぱい・つー)』は、アーケード用の2人打ち美少女対戦麻雀ゲーム、及びそのセガサターンへの移植版。アーケード版1994年12月稼動開始。X指定。セガサターン版1996年4月26日発売、CD-ROM2枚組。X指定。
何者かにさらわれた片桐志穂を救出するため、麻雀勝負で負かした相手を仲間に加えつつ、真相を追うスーチーパイの活躍を描く。前作のメインキャラは脇に回り、新たにスーチーパイのパートナーとなる4人のイカサマ雀士と、新たなボスキャラが追加された。
セガサターン版では、対戦相手に前作で人気があった水野佑紀が追加され、全シナリオのクリア後に特別編シナリオがプレイできるようになった。また2枚目のディスクは、前作と本作のメインキャラクター全員とのフリー対戦モード、出演声優のインタビュームービー鑑賞、サウンドテストなどが収録された『おまけディスク』となっている。セガサターン版は、アーケード版からは外見はともかく内部的には大きく異なる作り直しである。非常に高かったアーケード版の難易度を大幅緩和し、また配牌やツモの意図的な操作が非常にあからさまになっている。『アイドル雀士スーチーパイII Limited(あいどるじゃんしすーちーぱい・つー・りみてっど)』は、プレイステーション用の2人打ち美少女対戦麻雀ゲーム。1996年9月20日発売、CD-ROM3枚組。JALECO the Best版2002年12月5日発売。全年齢対象。セガサターン版『─II』の脱衣シーンを、水着に差し替え修正したもの。また、それに伴って台詞なども一部変更されている。おまけはセガサターン版よりも更に充実していた。
『スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア』は、セガサターン及びプレイステーション用の恋愛アドベンチャーゲーム。セガサターン版1998年2月26日発売、CD-ROM2枚組。18歳以上推奨。プレイステーション版1998年4月9日発売、CD-ROM2枚組。全年齢対象。
世田谷区神用賀(かみようが)に突如勃発した、連続美女昏睡事件。心ならずも事件の発端となってしまった青年は、その真相を解明すると共に、意中の女性が事件の被害者とならないようにしなければならない。1枚目のディスクは月曜日から金曜日までの5日間で事件の発端から解決までを描くアドベンチャーパート、2枚目のディスクは、1枚目のエンディングで結ばれた相手とのデートを楽しむことができるほか、おまけのミニゲームなどが収録されている。前作までの主要キャラクターに加え、新ヒロイン1名とボスキャラ1名が追加されている。主人公の部屋等、異様に細かく描き込まれたクオータービューのマップ画面が特徴的。
『アイドル雀士スーチーパイ発売5周年記念めちゃ限定版○得パッケージ』は、セガサターン用の2人打ち美少女対戦麻雀ゲーム、及びアドベンチャーゲームなどを収録した、バラエティソフト。1998年11月26日発売、CD-ROM3枚組+オーディオCDシングル1枚。18歳以上推奨。
ディスク1と2は、X指定の『Remix』『II』が再発売不能となったため、脱衣シーンをプレイステーション版の『Limited』と同じものに差し替え、『II』については一部ゲームシステムに改善を加えたものの再録。ディスク3は『ドキドキナイトメア』のシステムを流用した新作のショートアドベンチャーゲームと、大幅にキャラを拡充したフリー対戦モード、公式ホームページ(当時)の出張版などが収録されている。
『アイドル雀士スーチーパイ シークレットアルバム』は、セガサターン用のファンディスク。1999年3月18日発売、CD-ROM1枚+オーディオCD1枚。18歳以上推奨。クイズ、グラフィック集、園田健一インタビュー、キャラクター4名との擬似チャットゲームなどが収録されている。
付録のオーディオCDに収録されているCMでは、「セガサターン最後の18歳以上推奨」と謳っている。『アイドル雀士スーチーパイIII(あいどるじゃんしすーちーぱい・すりー)』は、アーケード用の2人打ち美少女対戦雀ゲーム、及びそのWindowsへの移植版。アーケード版1999年9月稼動開始。X指定。Windows版は初回限定版が2002年4月5日、通常版が同年10月4日にハーベストより発売されている。18禁。
スーチーパイがパートナーキャラを伴い、偽スーチーパイ事件の真相を追う。パートナー2名+ボスキャラ2名が新規追加され、脱衣パターンが事前に2種類から選択可能になった(最初にシルエットだけが提示された状態から選ぶ)。また、対人対戦が可能になった(但し、アーケード版では基板2セットが必要で、Windows版はLANのみの対応で、どちらもインターネットを介することは出来ない)。なお、対人戦ではキャラクターを選ぶことは出来ず、スーチーパイVS御崎恭子の対戦となっている(脱衣はない)。ゲーム中では「負けた方が偽者」とされる。対人戦を意識して、対戦ホットギミック同様に「ツモ減り2人分」のルールが採用されている。
2007年7月26日にニンテンドーDSとPSPで発売。CEROレーティングC。IIIの脱衣シーンを水着までに差し替えている他、おまけなどの追加が行われている。
『アイドル雀士をつくっちゃおう♥(あいどるじゃんしをつくっちゃおう)』は、ドリームキャスト用の2人打ち美少女対戦麻雀ゲーム。1999年9月23日発売、GD-ROM1枚(限定版のみオーディオCD1枚添付)。全年齢対象。
アーケード版『III』と同一キャラクター、同一設定を使用しているが、シナリオやその結末は大幅に異なっている。本作に脱衣はなく、その代わりストーリーモードを2名分以上クリアすると、アンドロイドのクレアにさまざまな衣装を着せ替えることができる、メイキングモードが使用可能となる。この着せ替え麻雀は従来作品とは逆の発想だが、衣装の種類と色の組み合わせによってはかなりフェティッシュな絵が出来上がるため、脱ぐより余程エッチであるという見方もできる。
2007年10月11日プレイステーション2で発売。CEROレーティングC。ゲームの舞台をゲームセンターからメイド喫茶に移し、新たな主人公としてスーチーパイSこと御崎翔子が登場。また、コスチュームデザインはぽよよん♥ろっくが担当し、従来の園田健一のキャラクターデザインとの融合を図っている。
なお、本タイトルの発売発表会は、秋葉原のコスプレ雀荘「てんはね」にて声優清水愛(御崎翔子役)を招いて実施した。また新作の主人公(新しいスター)の誕生を記念して「スーチーパイ」という名の星を登録している。その他プロモーションイベントとして実際のゲームセンターやメイドカフェとタイアップしたり、シリーズ初のライブイベントも2007年12月に開催された。ジャレコがゲームセンター事業から撤退したことに伴い、ゲームセンターYou&Meも閉店となった。それと前後して、You&Meのアルバイト店員であった御崎恭子もまた謎の失踪をする。そして時は流れ、ジャレコが新事業として秋葉原にメイド喫茶を出店することになり、水野佑紀が店長代理となってその店を「You&Me」と命名する。「You&Me」雇われ店長に就任したプレイヤーは、店の存続のため店員第一号である御崎翔子とともに、アキバに点在するライバル店の看板娘を麻雀勝負で負かして、自分の店にスカウトしなければならない。
麻雀勝負に勝利した後は過去作品の脱衣シーンに代わって、店のカウンターに張り出すための宣伝用コスプレ写真の撮影を行うようになっている。かつてのような脱衣が出来なくなった代わりに、アイドルのグラビアなどで使用される着エロの手法を意識した演出方法が採用されている。
各キャラクターのシナリオをクリアするに伴って、御崎恭子の行方と失踪の秘密が次第に明らかになっていくおまけシナリオが展開する。メインキャラクター全員のシナリオをクリアすることで、追加シナリオがプレイ可能になる。
携帯電話用のゲームアプリとして、ジャレコより「アイドル雀士スーチーパイ」「アイドル雀士スーチーパイ・ミルキーの野望」「アイドル雀士スーチーパイII」がリリースされている。キャリア・機種により対応状況が異なる。内容は、「スーチーパイ」「ミルキーの野望」が過去作品の素材を流用したオリジナルシナリオ、「II」が「II Limited」にほぼ準じた内容となっている。
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