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新世紀エヴァンゲリオン | |||
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ジャンル | SF[† 1]、[1] | ||
アニメ | |||
原作 | GAINAX | ||
監督 | 庵野秀明 | ||
脚本 | 庵野秀明他 | ||
キャラクターデザイン | 貞本義行 | ||
メカニックデザイン | 山下いくと 庵野秀明 | ||
音楽 | 鷺巣詩郎 | ||
アニメーション制作 | タツノコプロ GAINAX | ||
製作 | テレビ東京 NAS | ||
放送局 | テレビ東京系列 | ||
放送期間 | 1995年10月4日 - 1996年3月27日 | ||
話数 | 全26話 | ||
コピーライト表記 | ©GAINAX・カラー/Project Eva | ||
緒方恵美 三石琴乃 林原めぐみ 宮村優子 他 | |||
漫画 | |||
作者 | 貞本義行(漫画) GAINAX・カラー(原作) | ||
出版社 | 角川書店 | ||
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掲載誌 | 月刊少年エース → ヤングエース | ||
レーベル | カドカワコミックス・エース | ||
発表期間 | 1994年12月26日 - | ||
巻数 | 既刊12巻 | ||
話数 | 84話 | ||
■テンプレート使用方法 ■ノート |
『新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION)は、日本のテレビアニメ作品。1995年10月4日から1996年3月27日にかけて全26話がテレビ東京系列(TXN)で放送された。
略称「エヴァンゲリオン」「エヴァ」「EVA」。原作はGAINAX。監督は庵野秀明。
また、貞本義行による同名の漫画も、テレビ放送に先立つ1994年12月より角川書店の漫画誌上で連載されている。この漫画はアニメの原作ではなく、TVアニメシリーズと劇場版シリーズを元にしたコミカライズ作品である[2]。
なお、タイトル名「エヴァンゲリオン」の由来は、“福音”を意味する古代ギリシア語「エウアンゲリオン」のラテン文字表記「Evangelion」から。〈作品タイトルについて〉
時は2015年。15年前の2000年9月13日に起こった大災害・セカンドインパクトで総人口の半数近くを失った人類は、使徒と呼ばれる新たな脅威にさらされていた。
国連直属の非公開組織である特務機関NERV(ネルフ)は、汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン (EVA) を極秘に開発し、予測されていた使徒の襲来に備えていた。そのパイロットに選ばれたのは、わずか14歳の少年少女たちだった。
主人公である「碇シンジ」は、他人との接触を好まない内向的な少年だが、ネルフの総司令である父親ゲンドウによって、EVA初号機のパイロットに突如選任される。こうしてシンジらEVAのパイロットたちは、世界の命運を託され、命をかけて戦う過酷な状況に追い込まれる。
セカンドインパクトの真相や襲来する使徒の正体、そして秘密裏に進められる「人類補完計画」など数多くの謎と共に、主人公シンジの成長と挫折を織り交ぜながら物語は進んでいく。
箱根山地の地形図 |
詳細は新世紀エヴァンゲリオンの用語一覧を参照
詳細は新世紀エヴァンゲリオンの登場人物を参照
主要登場人物[]詳細はエヴァンゲリオン (架空の兵器)を参照
主人公らの乗る汎用人型決戦兵器。人造人間であり、「A.T.フィールド」と呼ばれる防御壁をもつことから、使徒に対抗できる唯一の存在とされる。パイロットはEVAとの神経接続を行う「インターフェイス・ヘッドセット」と生命維持等のサポートを行う「プラグスーツ」を着て、コクピットの「エントリープラグ」に乗り込む。エントリープラグはEVAの頸椎部分から挿入され、内部には「L.C.L.」と呼ばれる、肺胞でのガス交換を可能にする液体が満ちている。EVAはパイロットとの神経接続によりコントロールされ、稼働状況は両者の「シンクロ率」により左右される。シンクロ率が低いとEVAは起動せず、逆にシンクロ率が高いときにEVAが外的ダメージを受けると、パイロットにも肉体的影響がでる。パイロットは「母親のいない14歳の子供」から選抜されている[† 2]。
機体 | 補足 | 機体色 | 搭乗者 | 搭乗者コード |
---|---|---|---|---|
零号機 | 試作機(PROTO TYPE) | 山吹色→青 | 綾波レイ | ファースト・チルドレン |
初号機 | 実験機(TEST TYPE) | パープル | 碇シンジ | サード・チルドレン |
弐号機 | 実用機(PRODUCTION MODEL) | レッド | 惣流・アスカ・ラングレー | セカンド・チルドレン |
3号機 | 実用機(PRODUCTION MODEL) | ダークブルー | 鈴原トウジ | フォース・チルドレン |
4号機 | 実用機(PRODUCTION MODEL) | 不明(シルバー) | 不明 | 不明 |
5-13号機 | 量産機(MASS PRODUCTION MODEL) | ホワイト | ダミープラグ | ダミープラグとしてカヲル |
詳細は使徒 (新世紀エヴァンゲリオン)を参照
NERV本部のある第3新東京市に襲来する、謎の生命体の呼称。作品中で人類に敵対する存在である。EVAと同じくA.T.フィールドをもつ。
番号 | 呼称名 | 特徴 |
---|---|---|
第1使徒 | アダム | 使徒を生み出した「生命の起源」の一つ |
第2使徒 | リリス | 人類を生み出した「生命の起源」の一つ |
第3使徒 | サキエル | 人類の前に、15年ぶりに出現した使徒 |
第4使徒 | シャムシエル | 筒状の身体、鞭状の腕部を持つ使徒 |
第5使徒 | ラミエル | 加粒子砲で攻撃する正八面体の使徒 |
第6使徒 | ガギエル | EVA弐号機の輸送中の国連軍艦隊を襲った魚状の使徒 |
第7使徒 | イスラフェル | 同型の二体に分裂する能力を持つ使徒 |
第8使徒 | サンダルフォン | 火口において卵状態で発見された使徒 |
第9使徒 | マトリエル | 溶解液を放つ蜘蛛のような形をした使徒 |
第10使徒 | サハクィエル | 衛星軌道上から自らを落下させた使徒 |
第11使徒 | イロウル | NERV本部に侵入した微生物状の使徒 |
第12使徒 | レリエル | 空中の球形の影と平面的な身体の使徒 |
第13使徒 | バルディエル | 侵食して融合を図る粘菌状の使徒 |
第14使徒 | ゼルエル | 巨漢な体躯に帯状の腕を持つ最強の使徒 |
第15使徒 | アラエル | 光る鳥のような形状を持つ使徒 |
第16使徒 | アルミサエル | 光る二重螺旋の円環構造を持つ使徒 |
第17使徒 | タブリス | アダムの魂を宿され人の形をした使徒 |
第18使徒 | リリン | 「人類」全体を示す |
本作は社会現象にまでなった1990年代を代表するアニメ作品であり、蓄積された邦画や日本の特撮、アニメーションの技法を濃縮した作風に加え、キャラクターの内的側面を表現するなど、斬新な演出が後続するアニメ作品に多大な影響を与えた(アニメ作品以外にもこの傾向はみられる)ことから[3]、『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)、『機動戦士ガンダム』(1979年)に続く第3次アニメ革命と言われた[4]。従来のロボットアニメが玩具の売り上げのための販促としての性格を色濃く持っていたのに対し[† 3]、アニメ作品の映像ソフト自体に販売、購入価値を見出せる作風であり、本作以後、「パッケージ性」と呼ばれるこの性格を強めテレビアニメの制作費を映像ソフト化で賄う仕組みができた[5]。
コンテンツ業界では元々一つのメディアでしか表現されていなかった作品(原作)の商品広告を小説、漫画、アニメ、ゲーム、音楽CD、映画、キャラクターグッズ販売などの多数のメディアと組み合わせて商品展開させ各メディアの弱点を補う「メディアミックス」と呼ばれる手法が1980年代後半から盛んになっていた。本作品は同時期の『スレイヤーズ』シリーズ、『機動戦艦ナデシコ』と共にその潮流を確立させたものであり、特に「原作のないアニメ主体のメディアミックス」の嚆矢となった存在である[6]。
本作の成功はアニメブームに繋がり、放送後の1997年頃からは首都圏でテレビアニメが週約50本放送される空前のブームとなった。本番組の深夜帯再放送における高視聴率をきっかけにアニメの深夜放送(いわゆる深夜アニメ)が増加したことと合わせて現在のアニメ放送体系を決定付けたと言える[† 4][7]。テレビアニメにおける製作委員会方式の初期試用作品であり[† 5]、その傑出した成功例である本作は現在主流となっている同製作体制を増加させる一因となった[8]。
また物語終盤にいくにつれ、社会やそれに関わる人々がほとんど描写されることなく、主人公・碇シンジのとる行動や内面性がそのまま「世界の危機」にシンクロして描かれる。このような、「悩める主人公の精神世界と現実世界がシンクロし、世界の命運を左右するかのような設定」は、後にセカイ系と呼ばれるジャンルの形成に大いに寄与し[9]、別名「ポスト・エヴァンゲリオン症候群」と呼ばれることがある[10]。
武蔵小金井駅南口にあったガイナックスの旧スタジオ
1992年ごろ、ガイナックスは『王立宇宙軍〜オネアミスの翼』の続編の「蒼きウル」と呼ばれるアニメ映画の企画制作を行っていた。しかしガイナックスの財政的な事情により1993年7月ごろに制作が中止された。このプロジェクトの失敗で、「蒼きウル」の監督から解放された庵野秀明は、すぐにキングレコードの大月俊倫にTVアニメの放送時間枠の確保を要請し、前々から企画として温めていたオリジナルロボットアニメの制作にとりかかった。当然のことながら、蒼きウルの要素は初期のエヴァンゲリオンにとりいれられている。
本作のテーマである「神と人類の戦い」は庵野秀明による提案で、最初の打ち合わせ段階で決まっており、当初の主人公は女の子とコーチのような女性だった[11]。現在までに公開されているエヴァンゲリオンの初期コンセプトは、本編といくらかの違いがある。例えば、使徒の数が17体ではなく28体だったり、物語のクライマックスでの第12使徒との戦いや人類補完計画の発動が含まれていた[12]。初期のタイトル案には「アルシオン」などもあったが、一度却下されていた「エヴァンゲリオン」の方が濁点があって強そうだという貞本義行の意見が採用される[13]。
山下いくとによるEVAのメカデザインは、当初「決して売れないだろう」としてロボットアニメのスポンサーとなることが多い玩具会社から非難された。結局はセガがビデオゲームと玩具のライセンスを取得し、本放送のスポンサーには角川書店とセガの2社がついた。
1994年4月の時点でスポンサーなどへの外部企画書が完成し、同年6月にはガイナックスのファン会報とGAINAX-NETにて、ガイナックスの新作アニメーションが発表された。同年11月26日に発売された月刊少年エース1月号にて漫画「エヴァンゲリオン」の連載が告知され、同年12月26日発売の少年エース2月号で貞本義行による連載が始まった[14]。1995年3月10日に発売されたニュータイプ4月号では監督・庵野のインタビュー他、キャラクター設定とイメージボードが公開された。同年7月22、23日に茨城・潮来ホテルで開催された「ガイナ祭95」で、本作第壱・弐話が初公開された。当日はスタンディングオベーションが起こったほど、ファンに期待を抱かせた。9月1日には貞本義行による漫画第1巻が発売され、10月4日に本放送が開始された。
物語の後半に位置づけられる拾六話は、アクションやアドベンチャーから心理的なものへと移り変わった大きな展開点となった。
第拾八話のEVA初号機の暴力的な場面は、子どもが見るアニメ番組として不適切だとして非難され[14] 、また、第弐拾話のミサトと加持の性的な場面の描写も同様に非難された[15]。
こうした中でも、「人類補完計画」など作品中ではその全貌や実体が明らかにされない数々の伏線を散りばめたストーリー、生物学・心理学・宗教関係の専門用語を多用したつくりは、SFファンを中心に人気を集め、最終話に向けて視聴者の期待は盛り上がっていった。
ところが、その期待に応えるものとして放映が待たれた第弐拾伍話と最終話の2話は、一転してそれまでのストーリーとは断絶した主人公の内面世界の物語として描かれた。この最終2話では、サードインパクトや人類補完計画が発動された(もしくは始まった)ことが暗示されただけで、物語の大部分は登場人物の精神的なものが焦点となり、実際何が起こったのかは放送時点では不明瞭だった。この最終2話は放送直後から大きな反響を呼び[† 6]、大塚英志が放送後すぐさま自己啓発セミナーだと読売新聞で痛烈に批判[16]したことを発端として、むしろ作品の知名度を高めていったとされる。
最終2話の表現方法に至った理由は「制作期間が足りなくなったため」と認識されることが多いが、実際にスケジュールは逼迫していたものの、それのみが原因ではない。
小黒祐一郎によれば、放映2か月前の時点で既にこの最終2話のプロットは出来上がっていたのであり[17]、GAINAX社長の山賀博之は、「破綻した制作状況のもとに、最後は全然できなくなっちゃって、こうなっちゃいました」というのは演出で、完全に破綻するまで苦しくなかったのは確か、と証言している[18]。アニメ評論家の藤津亮太も「シリーズの最初から一貫して“集中と拡散”というコンセプトの下にデザインされた作品としての当然の帰結」と評している[19]。
庵野本人は「第弐拾伍話は劇場版のようなストーリーになる予定だったが、最終話は制作スケジュールに関係なく意図した通りの作り」であり、「セルアニメからの解放」をめざし、「言葉という記号を最低限の映像にするとどうなるかという試み」であった、とその演出意図を明確にしている[20]。また、意図した通りの終わり方だったにもかかわらず劇場版という形で改めて最終2話を作り直したのは、「ついてきてくれたスタッフへの謝罪の意味を込めて」であるとしている。
一方で、放映の初期段階から制作スケジュールが押していたのも事実であり(サウンドトラック:NEON GENESIS EVANGELIONの小冊子などでその慌ただしさがうかがえる)、放送開始時点ではおよそ半分の話数までしか作画に入っておらず、完成していたのは第八話まであった。庵野自身も第拾八話・第拾九話の時点でスケジュールが「行き詰るのが目に見えていた」[21]、また「あれ(このような物語の終わらせ方)が僕のサービスなんです」[22]とも語っている。
なお、最終2話の放映を受けて、ビデオショップなどは既刊分も含め大量のバックオーダーを抱えていたキングレコードに対し、それらの発注を取り消す動きを一部で見せたが、取次店などを通してリメイクの情報がすぐに提供されたため、程なく収束した。
TVシリーズ放映終了直後の1996年4月に、最終2話は当初の脚本に沿った形でリメイクし、既に順次発売されていたVHSとLDでソフトとして発売すること[23]、次いで最終2話のリメイクとは別の完全新作の劇場版の制作・公開が発表された[24][25]。
このころには、サウンドトラック『NEON GENESIS EVANGELION III』が1996年6月3日付のオリコン週間アルバムチャートで、アニメ作品としては銀河鉄道999以来17年ぶりに第1位を獲得し、翌日のスポーツ新聞やTVなどで大きく報道された[14]。またTVシリーズ各話を収めたVHS全15巻は、そのすべてがオリコン週間VHS総合チャートで2位以上となり、同じくTVシリーズ各話を収めたLD全14巻は、そのすべてがオリコン週間LD総合チャートで1位を記録した。
1996年11月1日に東京都内で開かれた記者会見で、1997年春にTVシリーズの総集編とリメイク版第25・26話をセットにした完結編『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』が、同年夏には完全新作の劇場版が公開されることが発表された。前売券発売開始日の1996年11月23日には、早朝からオリジナルテレホンカード付きの前売券を購入するファンが行列を作り、大きな話題を集めた[26]。
これらの話題は新聞や週刊誌、一般言論誌、思想誌、ワイドショー番組や『ザ・スクープ』のような報道ドキュメンタリー番組等、普段アニメを題材とすることは少ないメディアでも取り扱われ[27]、単なるアニメブームから次第に社会現象として取り上げられていった。
しかし、劇場版の制作が大幅に遅れ、公開1か月前の1997年2月14日に緊急記者会見が開かれた。その席上、庵野秀明総監督が謝罪を行い、劇場版はTVシリーズの総集編とリメイク版第25話の制作途中の部分までの公開となった[14]。また、同じく夏に公開が予定されていた「完全新作の劇場版」は幻の企画となってしまった。そして同年7月に、完成したリメイク版第25・26話『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が公開され、この作品で物語は完結した。
ホビーアイテム[]本放送の終了と前後して作品人気が高まった時期から、ホビーアイテムも登場した。バンダイでは、当初LM(リミテッドモデル)と銘打ったプラモデルシリーズを展開した。この商品は発泡剤を含ませたプラスチックを簡易金型で成型したものであり、その素材と生産の都合上シャープな造形ではなく可動部も少ないものだったが、発売と同時に売切が続出する。これに手応えを感じた同社では、即座に上位モデルとしてLMHG(リミテッドモデル・ハイグレード)シリーズを企画する。こちらは同社の看板商品であるガンプラで培われた技術をふんだんに持ち込んだ設計で、特に腕はアニメ設定の肘関節が露出しない構造を再現するため、一種のアーマチュア(可動式骨格)構造を持ったフレームの上に軟質素材を被せた状態で成型するというこだわりを見せ、ヒット商品となった。両シリーズとも劇中に登場するエヴァシリーズ全機が商品化された上に、使徒も一部商品化されている。
また当時ヒットの兆しを見せていたトレーディングカードの分野でもバンダイで商品化がなされ、こちらもヒットを記録した。同社は低年齢層向けのカード自販機ブランド「カードダス」を有しておりSDガンダム等のカードをリリースしていたが、対象年齢の違いから「カードダスマスターズ」ブランドでの発売となっている。
なおこれらの商品は当時ホビー分野の商品化権をセガが有していた関係上、バンダイはセガからセカンドライセンス(2次版権)を取得する形での販売となった。この為、当時の商品パッケージには発売元がセガであると明記されている。
こういったハイターゲット向けのアイテムがいずれもヒットした事が、後のアクションフィギュアブームに乗る形での商品化へと繋がり、世紀を越えてなお多数の新規ホビーアイテムがリリースされ続ける状況の先鞭をつけたといえる。なお商品化権に関してはその後セガの独占的な権利が消尽し、2010年現在ではバンダイや海洋堂など有名メーカーから様々な商品が発売されている。またセガも、女性キャラクターのフィギュアを中心にアミューズメントスポットに置かれているクレーンゲーム用景品としてリリースし続けている。
OPに出てくる生命の樹
オープニングアニメオープニングテーマ曲『残酷な天使のテーゼ』の旋律に同期したコンテ、特に「フラッシュカット」を多用したキーワードと伏線満載の演出は、当時としては画期的かつ斬新であり、本作の特徴的な演出の一つとしてあげられる。サブタイトル各話のサブタイトルは、黒地に白の極太明朝体で表記されるシンプルなものである(ただし第拾伍話と第弐拾四話のみ反転して白地に黒字)。この画面内で文字列を直角に折り曲げる表示スタイルは映画監督の市川崑へのオマージュで、サブタイトル自体にも過去の名作SFへのオマージュが散見される。使われた書体はフォントワークス製のマティスEBである[29]。一部回では、サブタイトルが前半アイキャッチを兼ねた。放映用のバージョンでは、ひらがなのタイトル表記がついていた。第八話の「アスカ、来日」では、アスカが、鈴原トウジ、相田ケンスケ、碇シンジにしたビンタ音が同時にサブタイトルカットと出ている。なお、この様なサブカットの出方は第八話のみである。アイキャッチBパート開始のアイキャッチでは、英文のサブタイトルが表示される(下表下段に表記)。英語タイトルは、必ずしも日本語タイトルの直訳ではなく、各話の内容に準じたものになっている。次回予告ED後の次回予告の語り手は全話で葛城ミサト役の三石琴乃が担当しており、締めに多用された「この次もサービス、サービスぅ」のフレーズが人気を博した。ただし物語が後半に向かうにつれ、このフレーズは使われなくなっていく。次回予告の構成は一定でなく、通常のアニメに使われる映像のよりぬきに限らず、オープニングのようなフラッシュカットを使用したものや逆にワンカットで構成したもの、果ては線画や台本、絵コンテのみを使ったものなど多彩である。エンディングアニメ意欲的なオープニングアニメとは異なり、月の光の中、綾波レイが水中で回転するだけのシンプルなものである。テーマ曲はジャズのスタンダード・ナンバーである「FLY ME TO THE MOON」で、これも日本のアニメとしては異色だった。アニメーションのシンプルさに対し、曲は全部で14のバージョンが使われ、色彩も複数のバージョンがある。作画監督下記のように10人の作画監督が参加しており、それぞれの個性が色濃く出ているため、話数によってキャラクターの印象が大きく異なるのが特徴的である。またグロス請け担当プロダクションの違いによる画風の差もあり、スタジオジブリのスタッフが担当した第拾壱話は、絵柄だけでなくキャラ描写や話の展開もどこかコミカルでポジティブなものになっている[† 7]。学園エヴァTVシリーズ最終話で、物語の「もうひとつの可能性」として示されたパラレルワールド。この世界では、シンジは研究所勤めの両親(ゲンドウ、ユイ)と暮らす普通の中学生であり、アスカは世話焼きの幼馴染、レイは明るい性格の転校生、ミサトは担任教師という役どころである。後にこちらの設定に基づいたゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』や林ふみのによる同ゲームのコミカライズ版、高橋脩による漫画版『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』が作られた。放映日下記の表の日付は、キー局における初回放送日(テレビ愛知では当時別番組を放送していたため、平日朝の遅れ放送だった)。第拾参話は30分繰り上げで午後5:30からの放送。また、第拾四話のテレビ東京での放映分については、1月3日という放送日の都合(テレビ東京が本来の放送時間に正月特番を放送した)により、同日午前8時30分からの放映[† 8]。そのために放送を見逃した人が多く、その回のみ視聴率が極端に落ち込んでいる。ただし、そのことは事前に考慮されており、当初は第拾参話に予定されていた総集編を第拾四話と入れ替えて製作・放送された[30]。再放送テレビ東京では1997年2月1日から毎週土曜26:45に4話ずつ再放送(ただし25,26話の放送はなし)[31]。テレビ大阪では1月22日から毎週水曜26:?に2話ずつ [31]。テレビ北海道では1月7日から毎週火曜24:45に1話ずつ[31]。テレビ愛知では1月10日から毎週金曜25:25に2話ずつ[31]。TXN九州では2月3日深夜に[31]。テレビせとうちでは1月11日から毎週土曜26:10と、毎週日曜24:30の週2回放送[31]。また、テレビ東京では『夏休みSPECIAL 4夜連続一挙放送』と題して「第壱夜」7月24日は25:55から第壱〜六話を、「第弐夜」7月25日は26:00から第七〜拾伍話を、「第参夜」7月26日は26:10から第拾六〜弐拾壱話を、「最終夜」7月27日は25:25から第弐拾弐話〜最終話を再々放送した[32]。また、2009年6月から8月にかけて日本テレビ(ほかよみうりテレビ)にて複数話ずつまとめて再放送されている[33]。視聴率平均視聴率:7.1%[34]最高視聴率:10.3%[35] - 最終話最低視聴率:0.9%[36] - 第拾四話[† 9]再放送平均視聴率(日本テレビ):2.4%視聴率はすべてビデオリサーチ関東版調べ。話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 設定補 | 放映日 | 視聴率 |
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第壱話 EPISODE:1 | 使徒、襲来 テンプレート:Lang | 庵野秀明 | 摩砂雪 庵野秀明 | 鶴巻和哉 | 鈴木俊二 | あさりよしとお きお誠児 今掛勇 | 1995年10月4日 | 6.8% |
第弐話 EPISODE:2 | 見知らぬ、天井 テンプレート:Lang[註 1] | 榎戸洋司 庵野秀明 | 本田雄 | あさりよしとお 今掛勇 | 1995年10月11日 | 5.3% | ||
第参話 EPISODE:3 | 鳴らない、電話 テンプレート:Lang[註 2] | 薩川昭夫 庵野秀明 | 鶴巻和哉 石堂宏之 | 石堂宏之 | 細井信宏 | あさりよしとお 鶴巻和哉 | 1995年10月18日 | 7.1% |
第四話 EPISODE:4 | 雨、逃げ出した後 テンプレート:Lang[註 3] | 薩川昭夫 | 甚目喜一 | 加賀ツヨシ | 重田智 | 1995年10月25日 | 5.8% | |
第伍話 EPISODE:5 | レイ、心のむこうに テンプレート:Lang | 薩川昭夫 庵野秀明 | 杉山慶一 | 鈴木俊二 | きお誠児 | 1995年11月1日 | 7.2% | |
第六話 EPISODE:6 | 決戦、第3新東京市 テンプレート:Lang | 摩砂雪 | 石堂宏之 | 細井信宏 | 夢野れい | 1995年11月8日 | 7.7% | |
第七話 EPISODE:7 | 人の造りしもの テンプレート:Lang | 榎戸洋司 庵野秀明 | 杉山慶一 庵野秀明 | 杉山慶一 | 鈴木俊二 | ヲギ・ミツム | 1995年11月15日 | 5.9% |
第八話 EPISODE:8 | アスカ、来日 テンプレート:Lang[註 4] | 樋口真嗣 | 鶴巻和哉 | 本田雄 | 前田真宏 ヲギ・ミツム | 1995年11月22日 | 7.6% | |
第九話 EPISODE:9 | 瞬間、心、重ねて テンプレート:Lang | 薩川昭夫 庵野秀明 | 水島精二 | 長谷川眞也 | 1995年11月29日 | 7.1% | ||
第拾話 EPISODE:10 | マグマダイバー テンプレート:Lang[註 5] | 加賀ツヨシ 庵野秀明 | 加賀ツヨシ 石堂宏之 | 重田智 | きお誠児 ヲギ・ミツム | 1995年12月6日 | 9.5% | |
第拾壱話 EPISODE:11 | 静止した闇の中で テンプレート:Lang[註 6] | 榎戸洋司 庵野秀明 | 摩砂雪 | 渡邊哲哉 | 河口俊夫 | 1995年12月13日 | 9.0% | |
第拾弐話 EPISODE:12 | 奇跡の価値は テンプレート:Lang テンプレート:Lang | 薩川昭夫 庵野秀明 | 石堂宏之 | 重田智 | ヲギ・ミツム | 1995年12月20日 | 7.4% | |
第拾参話 EPISODE:13 | 使徒、侵入 テンプレート:Lang[註 7] | 磯光雄 薩川昭夫 庵野秀明 | 岡村天斎 | 黄瀬和哉 | 磯光雄 黄瀬和哉 | 1995年12月27日 | 3.4% | |
第拾四話 EPISODE:14 | ゼーレ、魂の座 テンプレート:Lang | 庵野秀明 | 大塚雅彦 安藤健 | 1996年1月3日 | 0.9% | |||
第拾伍話 EPISODE:15 | 嘘と沈黙 テンプレート:Lang テンプレート:Lang | 薩川昭夫 庵野秀明 | 甚目喜一 | 羽生尚靖 | 鈴木俊二 | 磯光雄 | 1996年1月10日 | 6.0% |
第拾六話 EPISODE:16 | 死に至る病、そして[註 8] テンプレート:Lang[註 9] | 山口宏 庵野秀明 | 鶴巻和哉 | 長谷川眞也 | 鶴巻和哉 | 1996年1月17日 | 9.1% | |
第拾七話 EPISODE:17 | 四人目の適格者 テンプレート:Lang | 樋口真嗣 庵野秀明 | オグロアキラ | 大原実 | 花畑まう | 1996年1月24日 | 7.3% | |
第拾八話 EPISODE18 | 命の選択を テンプレート:Lang | 岡村天斎 | 黄瀬和哉 | 1996年1月31日 | 9.6% | |||
第拾九話 EPISODE:19 | 男の戰い テンプレート:Lang[註 10] | 薩川昭夫 庵野秀明 | 摩砂雪 | 本田雄 | あさりよしとお 摩砂雪 | 1996年2月7日 | 8.0% | |
第弐拾話 EPISODE:20 | 心のかたち 人のかたち テンプレート:Lang[註 11] | 庵野秀明 | 鶴巻和哉 庵野秀明 | 大塚雅彦 | 鶴巻和哉 | 1996年2月14日 | 7.4% | |
第弐拾壱話 EPISODE:21 | ネルフ、誕生 テンプレート:Lang | 薩川昭夫 庵野秀明 | 甚目喜一 | 石堂宏之 | 重田智 | 鈴木俊二 | 1996年2月21日 | 7.7% |
第弐拾弐話 EPISODE:22 | せめて、人間らしく テンプレート:Lang[註 12] | 山口宏 庵野秀明 | 鶴巻和哉 | 高村彰 | 花畑まう | 鶴巻和哉 | 1996年2月28日 | 7.9% |
第弐拾参話 EPISODE:23 | 涙 テンプレート:Lang | 鶴巻和哉 庵野秀明 | 増尾昭一 | 鈴木俊二 | 鈴木俊二 鶴巻和哉 | 1996年3月6日 | 6.9% | |
第弐拾四話 EPISODE:24 | 最後のシ者[註 13] テンプレート:Lang テンプレート:Lang | 薩川昭夫 庵野秀明 | 摩砂雪 庵野秀明 | 摩砂雪 | 1996年3月13日 | 6.0% | ||
第弐拾伍話 EPISODE:25 | 終わる世界 テンプレート:Lang[註 14] | 庵野秀明 | 鶴巻和哉 庵野秀明 | 鶴巻和哉 | 本田雄 | 1996年3月20日 | 7.7% | |
最終話 FINALE: | 世界の中心でアイを叫んだけもの[註 15] テンプレート:Lang[註 16] | 摩砂雪 鶴巻和哉 庵野秀明 | 摩砂雪 鶴巻和哉 | 1996年3月27日 | 10.3% |
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本放送[]放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送区分 | 脚注 |
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関東広域圏 | テレビ東京 | 1995年10月4日 - 1996年3月27日 | 水曜 18時30分 - 19時00分 | テレビ東京系列 | [† 10] |
北海道 | テレビ北海道 | ||||
大阪府 | テレビ大阪 | ||||
岡山・香川県 | テレビせとうち | ||||
福岡県 | TXN九州 | ||||
愛知県 | テレビ愛知 | 1995年10月12日 - 1996年4月4日 | 木曜 7時35分 - 8時05分 | [† 11] | |
岐阜県 | 岐阜放送 | 1996年7月 - 1997年4月 | 欄外参照[† 12] | UHF局 | |
岩手県 | IBC岩手放送 | 1996年6月3日 - 7月8日 | 平日 5時30分 - 6時00分 | TBS系列 | |
静岡県 | テレビ静岡 | 1996年12月2日 - 1997年2月26日 | 月曜から木曜の深夜不定期 | フジテレビ系列 | [† 13] |
新潟県 | 新潟放送 | 1997年1月11日 - | 金曜 25時55分 - 26時25分 | TBS系列 | [31] |
和歌山県 | テレビ和歌山 | 1997年1月15日 - | 火曜 17時00分 - 17時30分 | UHF局 | [31] |
長崎県 | 長崎国際テレビ | 1997年1月29日 - | 火曜 16時00分 - 16時30分 | 日本テレビ系列 | [31] |
長野県 | 信越放送 | 1997年2月15日 - 8月16日 | 土曜 18時00分 - 18時30分 | TBS系列 | [† 14] |
石川県 | 石川テレビ | 1997年2月19日 - 4月14日 | 平日 16時30分 - 17時00分 | フジテレビ系列 | [† 15] |
山梨県 | テレビ山梨 | 1997年2月26日 - 9月10日 | 水曜 16時25分 - 16時55分 | TBS系列 | |
大分県 | 大分放送 | 1997年3月1日 - 8月30日 | 土曜 6時00分 - | TBS系列 | |
広島県 | テレビ新広島 | 1997年3月10日 - 4月22日 | 平日 | フジテレビ系列 | |
福島県 | テレビユー福島 | 1997年4月1日 - | 火曜 24時30分 - 25時00分 | TBS系列 | [31] |
三重県 | 三重テレビ | 1997年4月4日 - 10月17日 | 金曜 18時00分 - 18時30分 | UHF局 | |
宮城県 | 仙台放送 | 1997年7月2日 - 12月22日 | 金曜 25時15分 - 25時45分 | フジテレビ系列 | [† 16] |
愛媛県 | あいテレビ | 1999年 - 2000年6月 | 金曜 25時40分 - 26時10分(4月まで) 金曜 25時35分 - 26時05分(5月から) | TBS系列 | |
富山県 | 富山テレビ | 2000年10月 - 2001年6月 | 火曜 16時00分 - 16時30分(3月まで) 月曜 26時00分 - 26時30分(4月から) | フジテレビ系列 |
放送時期は不明だが、ほかにも青森朝日放送、秋田テレビ、山形放送、福井テレビ、びわ湖放送、奈良テレビ、日本海テレビ、テレビ山口、四国放送(徳島県)、熊本放送、宮崎放送、鹿児島放送でテレビ東京系の本放送後に遅れてネットしている。
再放送[]放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送区分 | 脚注 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 1997年2月1日 - | 土曜 26時45分 - | テレビ東京系列 | [31] |
1997年7月24日 - 7月27日 | 深夜不定期 | [† 17][32] | |||
北海道 | テレビ北海道 | 1997年1月7日 - | 火曜 24時45分 - | [31] | |
大阪府 | テレビ大阪 | 1997年1月22日 - | 水曜 26時?分 - | [31] | |
岡山・香川県 | テレビせとうち | 1997年1月11日 - | 土曜 26時10分 - 日曜 24時30分 - | [31] | |
福岡県 | TXN九州 | 1997年2月3日 - | 不明 | [31] | |
愛知県 | テレビ愛知 | 1997年1月10日 - 4月4日 | 金曜 25時55分 - 26時53分 | ||
岩手県 | IBC岩手放送 | 1997年8月1日 - 8月22日 | 平日 5時30分 - 6時00分 14時00分 - 14時30分 | TBS系列 | [† 18] |
関東広域圏 | 日本テレビ | 2009年6月29日 - 8月1日 | 深夜不定期 | 日本テレビ系列 | [† 19][37] |
近畿広域圏 | 読売テレビ | 2009年7月3日 - 8月5日 | 深夜不定期 | [† 20] | |
岩手県 | テレビ岩手 | 2009年7月15日 - 8月26日 | 水曜 26時48分 - 27時48分 土曜 27時15分 - 28時15分 | [38] | |
愛媛県 | 南海放送 | 2009年7月25日 - | 土曜 26時00分 - 26時30分 |
広域放送である読売テレビでの放送により、近畿地方全域での放送を果たした事になる。
ファイル:Chizu.jpg都道府県ごとのテレビシリーズ放送回数。白色は0回、水色は1回、青色は2回、紫色は3回放送されたことを示す。
ファイル:TXN area.jpgテレビ東京系列(TXN)による本放送時の放送エリア。ただし愛知県のみ週遅れ放送。
BS放送[]放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送区分 | 脚注 |
---|---|---|---|---|---|
日本全国 | BS日テレ | 2000年12月4日 - 2001年3月26日 | 月曜 24時00分 - 24時30分(25時00分) | BSデジタル | [† 21] |
2000年12月9日 - 2001年 | 土曜 19時00分 - 19時30分 | ||||
2000年12月31日 | 11時00分 - 23時00分 | ||||
2001年4月 - 9月 | 月曜 24時00分 - 25時00分 | ||||
WOWOW | 2003年4月30日 - 5月2日 | 毎日 22時00分 - 26時00分 2日のみ 22時00分 - 27時00分 | [39] | ||
BS11 | 2008年1月5日 - 6月28日 | 土曜 23時30分 - 24時00分 | [40] |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送区分 | 脚注 |
---|---|---|---|---|---|
日本全国 | AT-X | 1999年8月1日 - | 不明 | CSチャンネル | |
キッズステーション | 2000年1月1日 - 1月3日 | 毎日 20時00分 - 24時00分 3日のみ 20時00分 - 25時00分 | |||
2000年1月10日 - | 不明 | ||||
2004年2月17日 - | 平日 22時00分 - 22時30分 同日 26時00分 - 26時30分(リピート) | [41] | |||
2004年2月21日 - | 土曜 20時30分 - 22時00分 同日 27時30分 - 29時00分(リピート) | [41] | |||
2004年8月21日 | 18時00分 - 31時00分 | ||||
ファミリー劇場 | 2001年2月3日 - | 23時00分 - 25時00分 | |||
アニマックス | 2005年9月30日 - | 金曜 10時30分 - 11時30分 同日 27時30分 - 28時30分(リピート) | [42] | ||
2005年12月30日 - 2006年1月5日 | 毎日 4時00分 - 6時00分 5日のみ 4時15分 - 5時15分 | ||||
2006年3月11日 - | 土曜 20時00分 - | ||||
MTVジャパン | 2007年8月1日 - 8月17日 | 平日 11時00分 - 12時00分 | [43] | ||
2007年8月11日 - 9月2日 | 土曜 24時00分 - 27時00分 1日のみ 24時00分 - 25時00分 2日のみ 12時00分 - 15時00分 | [43] |
国 | 放送局 | 放送期間 | 備考 |
---|---|---|---|
米国 | KTEH | 不明 | 字幕版 |
Anime Network | 吹替え版 | ||
カートゥーン ネットワーク | 2003年2月24、25日 | 第壱話、第弐話のみ。TOONAMI枠内。 | |
2005年10月21日 - 2006年4月21日 | アダルトスイム枠内 | ||
イギリス | Sci Fi Channel | 2002年夏 | |
Propeller TV | 不明 | ||
オーストラリア | SBS | 1999年1月2日 - 3月27日 土曜 20:30 - 21:30 | 2話連続放映 |
1999年3月22日 - 6月14日 月曜 21:30 - 22:30 | 2話連続放映 | ||
イタリア | MTV Italy | 不明 | |
フランス | 衛星チャンネル | 1997年 | 字幕版 |
Canal+ | 1998年12月 - | 吹替え版 | |
ポルトガル | SIC | 1997年12月8日 - | 吹替え版 |
SIC Radical | 不明 | 字幕版 | |
ドイツ | Vox | 1998年 | 字幕版 |
2000年12月 | |||
2001年1月 | |||
ポーランド | Hyper | 2005年 - 2006年 | |
2005年 - 2006年 | |||
フィンランド | Sub | 2005年 | 最終話終了後にディレクターズカット版の エピソードを続けて放送 |
2006年3月 | 字幕版 | ||
ロシア | MTVロシア | 2005年10月 | |
スペイン ガリシア州 | TVG | 不明 | |
ラテンアメリカ | Locomotion | 2000年 - 2003年 | |
チリ | Chilevisión | 2002年5月 - 7月 | 吹替え版 |
2003年1月 - 3月 | |||
メキシコ | Canal 22 | 2007年6月 - 8月 | 字幕版 |
アルゼンチン | I.Sat | 2003年 - 2004年 | |
ブラジル | Locomotion | 不明 | |
コロンビア | Caracol TV | 2002年 | |
ペルー | Panamericana Televisión | 不明 | |
中国 | 県級テレビ局 | 2001年 | 吹替え版 |
香港 | 亜州電視 | 1996年 | 広東語吹替え版 |
台湾 | STAR Chinese Channel | 1997年 | 北京語吹替え版 中国語字幕 |
中国電視公司 | 1998年9月26日 - 1999年1月24日[44] | 二ヶ国語放送(北京語吹替え版・日本語版) 中国語字幕 | |
フィリピン | ABS-CBN | 1999年 | 吹替え版 |
韓国 | AniOne TV | 不明 | |
インドネシア | Trans TV | 不明 |
テンプレート:前後番組
この作品には、第弐拾壱話から第弐拾四話までをソフト化するにあたり以下の2つのバージョンが存在する。2003年より発売・レンタルされているリニューアル版DVDには、両方のフォーマットによる第弐拾壱話から第弐拾四話が収録されている。どちらのフォーマットもそれぞれリニューアルDVD化にあたってわずかな変更が加えられているが、基本的な部分はそのままである。
オンエアフォーマット版(TV放送版)テレビ東京系列(TXN)における本放送、およびその再放送(現在のCS放送やネット配信を含む)にて放送されたものを「オンエアフォーマット版」と呼ぶ。VHS・LD・初期DVDには、第弐拾壱話から第弐拾四話までのオンエアフォーマット版は収録されておらず(代わりに後述のビデオフォーマット版を収録)、VHS・LD全巻購入者特典として配布されただけであった。ビデオフォーマット版ソフト化する際、第弐拾壱話から第弐拾四話までについては大幅な増補・修正が行われており、これを「ビデオフォーマット版」と呼ぶ。話数表記は劇場版に合わせてDVDメニューやアフレコ台本ではアラビア数字となっている。ビデオフォーマット版は設定や登場人物の内面描写をより詳しくしたものであり、劇場版総集編『DEATH』の新作カットも一部加えられるなど内容が豊富であるが、TV放送版であるオンエアフォーマット版とは違い1話25分弱の枠に収まっていないため、話のリズムやテンポに違いがある[45]。次回予告は30秒バージョンとなっている。詳細は新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生を参照
1997年3月15日、東映・東急系、渋谷東急、新宿東急他 全国東映洋画系ロードショー
TVアニメの第弐拾伍話と最終話では語られることのなかった、もう1つのストーリー。全ての使徒が倒されたことで、ヒトの手によるサードインパクトの発現を目指す秘密結社SEELE(ゼーレ)と、それを阻止しようとするNERVの戦いが始まる。
2部構成であり、DEATH編はTVシリーズの総集編、REBIRTH編は完全新作の第25話前半部分まで。
WOWOW放送時は、DEATH編をDEATH(TRUE)に改訂したバージョンとされた。
詳細は新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君にを参照
1997年7月19日、東映・東急系、渋谷東急、新宿東急他 全国東映系ロードショー
完全新作の第25話『Air』と第26話『まごころを、君に』。一部はシト新生のREBIRTH編とかぶる。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第25話 EPISODE:25' | Air Love is destructive. | 庵野秀明 | 鶴巻和哉 摩砂雪 樋口真嗣 | 鶴巻和哉 | 黄瀬和哉 本田雄 |
第26話 EPISODE:26' | まごころを、君に One More Final: I need you. | 庵野秀明 | 庵野秀明 樋口真嗣 甚目喜一 | 庵野秀明 | 鈴木俊二 平松禎史 庵野秀明 |
1998年3月7日、丸の内シャンゼリゼ他 全国洋画系ロードショー。『REVIVAL OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に』。
エヴァンゲリオン劇場版の本来の形とされる映画。『DEATH & REBIRTH』のDEATH編を再々修正した『DEATH (TRUE)²』と『Air / まごころを、君に』からなる。上映時間160分。
劇場版、初期リリース版DVDでのみ『DEATH (TRUE)²』のあとに休憩(INTERMISSION、インターミッション)が挿入されており、WOWOW放送時にはインターミッションや制作会社のロゴなど一部省略された部分があった。
1997年12月20日に、ポスター付き前売り鑑賞券が発売された。
詳細はヱヴァンゲリヲン新劇場版を参照
劇場版による物語の完結から10年が経過した2007年より開始した、劇場用映画4部作による新シリーズ。シリーズ開始にあたっては、「現在の閉塞した日本アニメ界に新たなムーブメントを起こしたい」との庵野の所信表明が行われた。
第1作『序』は、「現代のアニメ技術によって、TVシリーズの魅力を再確認する」というコンセプトのもと、ストーリーはほぼTVシリーズ第壱〜六話に準じているが、細かい設定や台詞などに差異があり、これが新たな出発であることを印象づけた。第2作『破』以降は新キャラクターが登場するなど、独自のストーリー展開となる。なお、3作目となる『Q』は、当初は『急』とされていた。
2003年5月20日、カンヌ国際映画祭にて本作品の実写映画の製作が発表された[46]。製作は本作の米国での配給を行ったADVフィルム、VFX制作は『ロード・オブ・ザ・リング』『キング・コング』などを手がけたWETAデジタルが担当する[46]。企画発表と同時にWETAの手によるイメージイラストが公表された(WETA公式サイト)。2005年12月のフォーチュン誌によれば、ADVは映画製作のために1億ドルから1億2千万ドルの予算が必要だとしている[47]。なお、ガイナックスの発表ではハリウッドで映画化となっているが[46]、インディペンデント系に分類されるADVフィルムによる製作なので(通常ハリウッド映画とはメジャーと呼ばれるアメリカの大手映画製作会社が手がけた作品のことを指す)、正確にはハリウッド映画とはならない(ただし最近ではインディペンデント系のアメリカ製作の映画のこともハリウッド映画と呼ぶことがある)。
2009年9月1日にADVが日本アニメの権利を含む保有資産の大半を売却することを発表、事実上の解体となった。実写化権の行方は言及されず同社による実写化は更に困難になったとみられていたが[48]、プロジェクトのプロデューサーの一人で、映画『EX MACHINA』を手がけたジョセフ・チョウは、2010年2月に「このプロジェクトは現在も進行中であり、書類事務さえクリアされれば2011年にも封切れるものと信じている」と述べている[49]。
巻数 | 発売日 | 収録話 |
---|---|---|
新世紀エヴァンゲリオン Genesis 0:0 IN THE BEGINNING(VHS) | 1995年12月21日 | アフレコ現場や制作過程を収録したもの |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:1(VHS、LD) | 1996年2月3日 | 第壱話、第弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:2(VHS、LD) | 1996年3月6日 | 第参話、第四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:3(VHS、LD) | 1996年4月5日 | 第五話、第六話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:4(VHS、LD) | 1996年5月2日 | 第七話、第八話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:5(VHS、LD) | 1996年6月5日 | 第九話、第拾話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:6(VHS、LD) | 1996年7月5日 | 第拾壱話、第拾弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:7(VHS、LD) | 1996年8月7日 | 第拾参話、第拾四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:8(VHS、LD) | 1996年9月5日 | 第拾五話、第拾六話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:9(VHS、LD) | 1996年10月2日 | 第拾七話、第拾八話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:10(VHS、LD) | 1996年12月5日 | 第拾九話、第弐拾話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:11(VHS、LD) | 1998年2月4日 | 第弐拾壱話、第弐拾弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:12(VHS、LD) | 1998年7月3日 | 第弐拾参話、第弐拾四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:13(VHS、LD) | 1998年8月12日 | 第弐拾五話、第25話「Air」 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:14(VHS、LD) | 1998年9月9日 | 最終話、第26話「まごころを、君に」 |
エヴァンゲリオン交響楽(VHS、LD) | 1998年9月9日 | ミュージックビデオ |
新世紀エヴァンゲリオン劇場版BOX(VHS、LD) | 1998年12月23日 | 劇場版「シト新生」、劇場版「Air/まごころを、君に」 |
巻数 | 発売日 | 収録話 |
---|---|---|
新世紀エヴァンゲリオン Volume 1 | 1997年7月19日 | 第壱話 - 第四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 2 | 1997年8月21日 | 第五話 - 第八話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 3 | 1997年9月26日 | 第九話 - 第拾弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 4 | 1997年10月22日 | 第拾参話 - 第拾六話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 5 | 1997年12月22日 | 第拾七話 - 第弐拾話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 6 | 1998年11月22日 | 第弐拾壱話 - 第弐拾四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 7 | 1999年1月22日 | 第弐拾五話、最終話、第25話「Air」、第26話「まごころを、君に」 |
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 | 1999年9月22日 | 劇場版「シト新生」、劇場版「Air/まごころを、君に」 |
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 上巻 | 2000年11月15日 | 第壱話 - 第拾弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 | 2001年2月21日 | 第拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話 |
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻 | 2001年6月22日 | 第弐拾五話、最終話、劇場版「シト新生」、劇場版「Air/まごころを、君に」 |
巻数 | 発売日 | 規格品番 | 収録話 |
---|---|---|---|
NEON GENESIS EVANGELION 01 TEST-TYPE | 2003年3月26日 | KIBA-1000 | 第壱話、フルサイズOP・EDほか |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.01 | 2003年7月24日 | KIBA-1001 | 第壱話 - 第四話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.02 | 2003年7月24日 | KIBA-1002 | 第五話 - 第八話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.03 | 2003年8月27日 | KIBA-1003 | 第九話 - 第拾弐話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.04 | 2003年8月27日 | KIBA-1004 | 第拾参話 - 第拾六話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.05 | 2003年9月26日 | KIBA-1005 | 第拾七話 - 第弐拾話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.06 | 2003年9月26日 | KIBA-1006 | 第弐拾壱話、第弐拾弐話、第21話、第22話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.07 | 2003年10月22日 | KIBA-1007 | 第弐拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.08 | 2003年10月22日 | KIBA-1008 | 第弐拾五話、最終話 |
THE FEATURE FILMS NEON GENESIS EVANGELION :DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に | 2003年11月27日 | KIBA-1009~1010 | DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に |
THE FEATURE FILMS NEON GENESIS EVANGELION DTS COLLECTORS Edition | 2004年11月3日 | KIBA-1209~1210 | DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に |
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX[62] | 2003年6月25日 | KIBA 91001~91010 SDG 10008 | 第壱話 - 最終話、第21話 - 第24話、DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に |
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX<復刻版>[63] | 2007年4月23日 | 不明 | 第壱話 - 最終話、第21話 - 第24話、DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に |
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION | 2007年8月1日 | KIBA-90401 | 第壱話 - 最終話、第21話 - 第24話、DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に |
日テレ限定 新世紀エヴァンゲリオンDVDボックス[64] | - | 不明 | 第壱話 - 最終話、第21話 - 第24話、DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に |
その他ミニゲーム系CD-ROMは新世紀エヴァンゲリオン (ゲーム)を参照。
いずれの作品も、原作は「GAINAX・カラー」(カラーは2006年より加わる)。
巻 | タイトル | 初版発行日 | ISBN | 収録内容 | 初出 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 使徒、襲来 | 1995年9月1日 | ISBN 978-4047131156 | STAGE.1 使徒、襲来 STAGE.2 再会… STAGE.3 初号機、出撃[† 24] STAGE.4 沈黙… STAGE.5 光の淵に見たもの STAGE.6 ボクハナク | 月刊少年エース1995年2月号 月刊少年エース1995年3月号 月刊少年エース1995年4月号 月刊少年エース1995年5月号 月刊少年エース1995年6月号 月刊少年エース1995年7月号 |
2 | ナイフと少年 | 1996年3月12日 | ISBN 978-4047131323 | STAGE.7 閉じゆく心 STAGE.8 シンジご機嫌ななめ STAGE.9 マニアの受難 STAGE.10 ナイフと少年 STAGE.11 さまよえるサード・チルドレン STAGE.12 やさしさの輪郭[† 25] | 月刊少年エース1995年8月号 月刊少年エース1995年10月号 月刊少年エース1995年11月号 月刊少年エース1995年12月号 月刊少年エース1996年1月号 月刊少年エース1996年2月号 |
3 | 白い傷跡 | 1996年11月7日 | ISBN 978-4047131651 | STAGE.13 白い傷跡 STAGE.14 歪んだ部屋 STAGE.15 紅い瞳の信じるものは STAGE.16 棄てられた記憶 STAGE.17 決戦前夜 STAGE.18 血戦! STAGE.19 闇の中の月 | 月刊少年エース1996年3月号 月刊少年エース1996年5月号 月刊少年エース1996年6月号 月刊少年エース1996年7月号 月刊少年エース1996年8月号 月刊少年エース1996年9月号 月刊少年エース1996年10月号 |
4 | アスカ、来日 | 1997年10月22日 | ISBN 978-4047131972 | STAGE.20 アスカ、来日 STAGE.21 招かれざる者 STAGE.22 アスカ攻撃[† 26] STAGE.23 トライ・アゲイン STAGE.24 不協和音[† 27] STAGE.25 Shall we dance? STAGE.26 瞬間、心、重ねて | 月刊少年エース1997年1月号 月刊少年エース1997年3月号 月刊少年エース1997年5月号 月刊少年エース1997年6月号 月刊少年エース1997年7月号 月刊少年エース1997年8月号 月刊少年エース1997年9月号 |
5 | 墓標 | 1999年12月17日 | ISBN 978-4047133112 | STAGE.27 パーティー STAGE.28 傷跡をたどれば STAGE.29 墓標 STAGE.30 受け止めろ 重力攻撃[† 28] STAGE.31 ネルフ、停電 STAGE.32 真実の深淵 STAGE.33 アクアリウム | 月刊少年エース1998年1月号 月刊少年エース1998年3月号 月刊少年エース1998年5月号 月刊少年エース1999年7月号 月刊少年エース1999年8月号 月刊少年エース1999年9月号 月刊少年エース1999年10月号 |
6 | 四人目の適格者 | 2000年12月15日 | ISBN 978-4047133808 | STAGE.34 四人目の適格者 STAGE.35 光、そして影[† 29] STAGE.36 告白 STAGE.37 ギフト STAGE.38 迎撃 STAGE.39 ダミーシステム STAGE.40 黄昏を黒に染めて… | 月刊少年エース1999年12月号 月刊少年エース2000年2月号 月刊少年エース2000年3月号 月刊少年エース2000年4月号 月刊少年エース2000年7月号 月刊少年エース2000年8月号 月刊少年エース2000年9月号 月刊少年エース2000年11月号 |
7 | 男の戦い | 2001年12月1日 (通常版) 2001年12月14日 (限定版) | ISBN 978-4047134690 (通常版) ISBN 978-4047134621 (限定版 レイ) ISBN 978-4047134638 (限定版 アスカ) | STAGE.41 フィスト STAGE.42 灰色の空 STAGE.43 尋問 STAGE.44 贖罪 STAGE.45 男の戦い STAGE.46 覚醒・前編 STAGE.47 覚醒・後編 STAGE.48 消滅 | 月刊少年エース2001年1月号 月刊少年エース2001年2月号 月刊少年エース2001年5月号 月刊少年エース2001年6月号 月刊少年エース2001年7月号 月刊少年エース2001年8月号 月刊少年エース2001年10月号 月刊少年エース2001年11月号 |
8 | MOTHER | 2002年12月19日 | ISBN 978-4047135291 | STAGE.49 …Kiss. STAGE.50 心の中へ… STAGE.51 MOTHER STAGE.52 回想 STAGE.53 光の巨人 STAGE.54 ネルフ誕生 STAGE.55 伝言 STAGE.56 ジェラシー | 月刊少年エース2002年2月号 月刊少年エース2002年3月号 月刊少年エース2002年4月号 月刊少年エース2002年6月号 月刊少年エース2002年7月号 月刊少年エース2002年9月号 月刊少年エース2002年10月号 月刊少年エース2002年11月号 |
9 | フィフス・チルドレン | 2004年4月23日 (通常版) 2004年4月14日 (限定版) | ISBN 978-4047136182 (通常版) ISBN 978-4049007602 (限定版) | STAGE.57 フィフス・チルドレン STAGE.58 拒絶 STAGE.59 プライド STAGE.60 ドール STAGE.61 ロンギヌスの槍 STAGE.62 distance STAGE.63 応戦 | 月刊少年エース2003年2月号 月刊少年エース2003年4月号 月刊少年エース2003年6月号 月刊少年エース2003年9月号 月刊少年エース2003年11月号 月刊少年エース2003年12月号 月刊少年エース2004年2月号 |
10 | 涙 | 2006年3月25日 | ISBN 978-4047138001 | STAGE.64 涙 STAGE.65 ひとつになりたい STAGE.66 心届かず STAGE.67 ねじれた夜 STAGE.68 交錯 STAGE.69 汚れた血 STAGE.70 虚無の群れ | 月刊少年エース2005年2月号 月刊少年エース2005年4月号 月刊少年エース2005年6月号 月刊少年エース2005年8月号 月刊少年エース2005年10月号 月刊少年エース2005年12月号 月刊少年エース2006年1月号 |
11 | 手のひらの記憶 | 2007年6月19日 | ISBN 978-4047139343 | STAGE.71 アダムの末裔 STAGE.72 最後のシ者 STAGE.73 辿りついた境界線 STAGE.74 手のひらの記憶 STAGE.75 欠けた心 STAGE.76 最後の敵 | 月刊少年エース2006年6月号 月刊少年エース2006年8月号 月刊少年エース2006年10月号 月刊少年エース2006年12月号 月刊少年エース2007年1月号 月刊少年エース2007年2-3月号[† 30] |
12 | 父と子 | 2010年4月3日 | ISBN 978-4047154209 | STAGE.77 GENOCIDE STAGE.78 父と子 STAGE.79 約束の時 STAGE.80 邂逅 STAGE.81 空よりの敵 STAGE.82 The last instruction STAGE.83 呼応 | 月刊少年エース2007年12月号[† 31] ヤングエースVol.1 ヤングエースVol.2 ヤングエースVol.3-4[† 32] ヤングエースVol.5 ヤングエースVol.6 ヤングエースVol.7 |
- | - | - | - | STAGE.84 Calling STAGE.85 裏切り | ヤングエース2011年5-6月号[† 33] ヤングエース2011年9月号 |
詳細は新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2ndを参照
詳細は新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (漫画)を参照
詳細はぷちえう゛ぁを参照
詳細は新世紀エヴァンゲリオン 学園堕天録を参照
詳細はエヴァンゲリオン ANIMAを参照
「新世紀エヴァンゲリオン (ゲーム)」を参照
複数のプラットフォームから発売されている作品は、その最初のプラットフォームの発売日のみ表記。
メーカーは全てフィールズとビスティ。
1997年当時の関連商品の総売り上げ金額は300億円を超え[75]、2007年時点では、関連商品の総売り上げ金額は1500億円を突破している[76]。
内容 | 記録 | 補足 | 注釈 |
---|---|---|---|
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 1997年、1998年公開 | 45億円突破 | 興行収入 | [76] |
CD『残酷な天使のテーゼ』 | 32万枚 | [77] | |
CD『FLY ME TO THE MOON』 | 15万枚 | [77] | |
CD『残酷な天使のテーゼ / FLY ME TO THE MOON』 | 60万枚 | [77] | |
CD『魂のルフラン』 | 80万枚 | オリコン3位 | [77] |
CD『THANATOS/Komm, süsser Tod』 | 90万枚 | オリコン2位 | [78] |
CD『NEON GENESIS EVANGELION』 | 20.4万枚 | オリコン12位 | |
CD『NEON GENESIS EVANGELION II』 | 21.2万枚 | オリコン4位 | |
CD『NEON GENESIS EVANGELION III』 | 21.9万枚 | オリコン1位 | [79][† 34] |
CD『NEON GENESIS EVANGELION ADDITION』 | 26.3万枚 | オリコン18位 | |
CD『EVANGELION:DEATH』 | 35.6万枚 | オリコン1位 | [79][† 35] |
CD『THE END OF EVANGELION』 | 26.3万枚 | オリコン3位 | |
CD-ROM | 20万枚以上 | シリーズ累計 | [34] |
LD合計 | 150万枚 | 国内LD売上 最高枚数 | [80] |
LD・VHS・DVD合計 | 450万枚 | [81] | |
新世紀エヴァンゲリオン 文庫写真集 REI ; ASUKA ; SHINJI ; KAWORU | 50万部 | 4冊合計 | [77] |
フィルムブック | 360万部 | 9巻まで | [77] |
ニュータイプ100%コレクション 新世紀エヴァンゲリオン | 25万部 | [77] | |
eve 2015年の女神たち 新世紀エヴァンゲリオンPHOTO FILE 01 | 20万部 | [34] | |
ADAM 2015年の戦士たち 新世紀エヴァンゲリオンPHOTO FILE 02 | 15万部 | [34] | |
新世紀エヴァンゲリオンRPG NERV白書 | 7万部 | ||
漫画版 新世紀エヴァンゲリオン | 2000万部 | 11巻まで | [2] |
パチンコ CR新世紀エヴァンゲリオン | 10万台 | ||
パチンコ CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト | 16.1万台 | [82] | |
パチンコ CR新世紀エヴァンゲリオン 〜奇跡の価値は〜 | 18.7万台 | [82] | |
パチンコ CR新世紀エヴァンゲリオン 〜使徒、再び〜 | 19.7万台 | [83] | |
パチンコ CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜 | 23.7万台 | [84] | |
パチスロ 新世紀エヴァンゲリオン 〜まごころを、君に〜 | 9.8万台 | [85] | |
パチスロ 新世紀エヴァンゲリオン 〜約束の時〜 | 9万台 | [86] | |
エヴァ缶(UCCとのコラボコーヒ缶) | 40万ケース (1200万本) | 1997年発売 | [87] |
ヱヴァ缶(UCCとのコラボコーヒ缶) | 30万ケース (900万本) | 2007年発売 | [87] |
内容 | 記録 | 補足 |
---|---|---|
CD | 366万枚 | 主題歌シングルとサウンドトラックを合わせた累計枚数 |
VHS・LD | 256万本突破 | 10巻まで |
フィルムブック | 360万部突破 | 9巻まで |
プラモデル | 152万セット突破 | |
ゲームソフト | 100万本突破 | ゲーム2本 |
トレーディングカード | 9000万枚突破 |
作品タイトルである「エヴァンゲリオン」とは、劇中で主人公らが乗る巨大人型決戦兵器のことである。この名は古代ギリシア語で福音を意味する"εὐαγγέλιον"(エウアンゲリオン)をラテン文字表記した「Evangelion」に由来する。[88]
また作品タイトルでは「新世紀」を"Neon Genesis"としているが、neon (νέον)はギリシア語で「新しい」の意、genesis(γένεσις )は「誕生、創生、原因、開始、始まり、根源」の意味でラテン語や英語などでは旧約聖書正典の一つ「創世記」の意を持つ。
つまりタイトルのNeon Genesis Evangelionをギリシア語ラテン文字表記としてそのまま訳すと、「新しく始まる福音」となる。またGenesisを「創世記」の意味とすれば前半部分は「新・創世記」ともとれるが、いずれにせよ「新世紀エヴァンゲリオン」とはニュアンスが異なっている。
また、新劇場版制作の際にタイトルから「新世紀」がなくなった理由として21世紀に入ってしまったからと挙げていることから、20世紀中に本作品が制作されたことがタイトル成立の一因となっていたようだ[89][90]。
本作品は新聞や一般言論誌、思想誌、ワイドショー番組や『ザ・スクープ』のような報道ドキュメンタリー番組等、普段アニメを題材とすることは少ないメディアでも取り扱われ、宮台真司や宮崎哲弥、東浩紀などの評論家によって、社会的影響力の検証が行われた[27]。2006年には文化庁メディア芸術祭の10周年記念企画として行われたアンケート企画「日本のメディア芸術100選」のアニメーション部門で第1位に選出され、根強い支持を示した。
長い間アニメ業界で活躍してきて、評価の高い2人の監督からは厳しい評価が上がっている。
監督の庵野は学生時代に『宇宙戦艦ヤマト』と『機動戦士ガンダム』のアニメブームを体験している。『宇宙戦艦ヤマト』に関しては庵野作品全般に、オマージュととれるシーンが存在する。『機動戦士ガンダム』に関しては庵野自身『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のメカニックデザインを担当していた。また、『逆襲のシャア』に関してはスタッフにインタビューした同人誌を出版している。1993年放送の『機動戦士Vガンダム』を庵野は高く評価しており、VガンダムのDVDブックレットに、この作品にハマらなかったら僕は「新世紀エヴァンゲリオン」を作る前にアニメを辞めてたかもしれない、あるいは「エヴァ」みたいなものを作る気にはならなかったと思うと語っている。実際にこの2作品の主人公の名前が嘘と真実をもじったウッソとシンジであったり、父との確執や人類を強制睡眠状態にして滅亡させる計画、一部キャラクターデザインや設定の類似など、いくつかの影響もみられる。本作の第1話は『機動戦士ガンダム』の第1話を強く意識しており、庵野はガンダムの1話を全て時系列またはチャートにまとめ、それをホワイトボードに書き出し、「これには敵わない、完璧だ」と発言している。第1話で主人公が巨大ロボットに乗り込むことや、主人公の父が科学者であることなど『マジンガーZ』から続くロボットアニメのお約束も意識している。
庵野は学生時代に設立したダイコンフィルム時代に、自主制作作品の中で『ウルトラマン』を演じたり、愛国戦隊大日本のメカニックデザインを担当するなど、特撮マニアであり、エヴァには特撮作品からの影響もみられる。特に影響が大きいのは『ウルトラマン』からであり、EVAの活動限界設定や身長設定などに影響がみられる。また、EVAのデザインに関しても「ウルトラマンが鎧着たやつ」という発言を企画当初よりしていた。
庵野は一時期同人誌を集めるほどに『美少女戦士セーラームーン』にハマっていた。そのため『美少女戦士セーラームーン』の登場人物・月野うさぎの声優を務めた三石琴乃を葛城ミサトの声優に起用したり、綾波レイの名前が火野レイより採られている。また、緒方恵美が『美少女戦士セーラームーン』の劇場版第1作目に地場衛の少年時代の役で出演しており、その演技を見て、本作の主人公・碇シンジ役に決定したと語っている。その他、プライベートでも親交のある『美少女戦士セーラームーン』の主要スタッフの一人である幾原邦彦を渚カヲルのモデルとしている。
また、庵野は永井豪作品からの影響も認めている[103]。劇場版制作の際に「エヴァのラストはデビルマンになるしかないんです」と発言している。また、EVAの本来の力が拘束具で抑えられているという設定は、『バイオレンスジャック』のスラムキングを意識してのものである[104]。
ネルフとゼーレの設定は『謎の円盤UFO』の地球防衛組織SHADOと宇宙局委員会から来ている[105]。この他にも海外SF作品からTVシリーズ各話のタイトルがとられた。
また、庵野は本作の制作前に村上龍の作品を読んでいたようで、トウジやケンスケの名前は村上龍の小説『愛と幻想のファシズム』の登場人物からとられている。後に庵野はエヴァ後の監督第1作目として、村上龍の小説『ラブ&ポップ』を監督した。
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