アラクネ
ベールxロベリア
「こ、怖がらせてしまってごめんなさい・・・。」
「こんな見た目で、気持ち悪いですよね・・・いいんです、避けられるのには慣れてますから」
「私を救ってくださったシルベリスの方々、そしてレイラ少佐にはとても感謝しております。」
「私の身が滅ぶまで、この国のために戦います!」
「この国への恩、そして死んでいったあの子たちの仇を取るまで私は死ねない!」
「えっ!? か、可愛い・・・? 私が!? ご、ご冗談ですよね!?」
「すみません、どこかでシアンちゃんを見かけませんでしたか? 2人で一緒にお菓子を食べる約束をしてたのですが・・・。」
シルベリス皇国武装親衛隊 曹長
本名: 孤児のため不明
性別: 女性
種族: 獣人属
年齢: 18歳 (救出時13歳。元被験体の生存者の中で最年長)
身長: 160cm
一人称: 私
二人称: あなた
性格: 優しくて仲間想い
好きなもの: シルベリスの人々、食事、シルベリー
嫌いなもの: 自分の身体、メビウス研究所の奴ら
キャラ詳細
もともとは普通の獣人属の孤児だったが、メビウス研究所で謎の薬品の実験台にされ、身体の殆どが異形化してクモのような姿になってしまった。
その後シルベリスによって救出され、自分を助けてくれた恩を返すために戦っている。
この姿によって沢山の人に怖がられてきたので自己嫌悪が激しく、他人に会ったらまず「こんな気持ち悪い見た目でごめんなさい」と言うほど。
他人に奉仕するのが大好きで、味方に対してはにこやかに接するが、敵に対しては冷酷になる。彼女の戦い方の苛烈さもまた彼女が怖がられる原因となってしまっているが、シルベリスの役に立てるのならばこれくらいはしょうがない思っている。
地獄から自分を救い出してくれたレイラを親のように慕っており、レイラ亡き後は彼女の遺した一人娘、シアンを引き取って面倒を見たりしている。
メビウス研究所で彼女が発見された時、彼女は空腹により我を失っており他の子供を襲って食べていた。今でも彼女は同胞を食べてしまった事で自責の念に駆られており、せめてもの贖罪として自分や他の同胞たちを酷い目に遭わせた研究者を全員見つけ出して皆殺しにするまで死なないと天国の子供たちに誓っている。
戦闘時の彼女。普段のおしとやかな振る舞いからは想像できないような荒々しい戦い方をする。
その戦う姿から敵兵に「シルベリスの化け物」と呼ばれている。
能力
・蜘蛛糸
粘着力のある頑丈な糸を四方八方に展開して相手を足止めしたり、相手を拘束するのに使う。
蜘蛛糸は攻撃の時だけではなく味方の傷の止血や、高所から落下した味方を受け止めたりするのにも使える。
・毒牙
主に蜘蛛糸で拘束した相手にとどめを刺すために使う。毒は速攻性の神経毒で、注入した後にじわじわと相手の身体の自由を奪い、最終的には生命維持に必要な臓器が全て停止して死に至る。
・大鎌
蜘蛛糸で捕らえられないような素早い敵に対して使う。普段は背中にしまってある大鎌を振り回して素早い攻撃を繰り出す。切れ味はバツグンらしく、たくさんのハーヴィス兵を真っ二つにして葬ってきた。
・幻覚
特殊な幻術を自分の周りに展開して相手に恐ろしい幻覚を見せる事ができる。その幻覚で相手の正気を奪って戦闘を優位に進める。
彼女の見せる幻は、虫が身体中を這う感覚に襲われたり、周りの景色にたくさんの目玉がぎっしりと出現したりと、かなり気持ち悪い。昆虫恐怖症と集合体恐怖症の人終了のお知らせ
ちなみに、彼女の巧みな幻術操作のおかげで一緒に戦う味方には絶対に幻術がかからない。
・再生能力
異形化の影響で再生能力が異常に高く、普通のジンルイが受けたら致命傷になりうる傷もしばらく休息を取ったら治る
さらに、この再生能力は食事で栄養を取ることによって促進するため、相手との戦いで傷を負った場合は相手をその場で喰って即座に傷を癒したりする。
・ディザレア耐性
ディザレーターの汚染攻撃のほとんどが彼女に意味を成さない。これも異形化した影響で獲得した特性で、このおかげで彼女は数々の困難を生き延びる事ができた。
彼女はこの特性を生かし、戦闘後の汚染拡大を防ぐためにディザレーターの死体を「事後処理」する事がある。要するに喰う
レイラ
アラクネにとってレイラ少佐は救世主であり、彼女を親のように慕っていた。
レイラの方もそんな彼女のことを気にかけ、メビウス研究所襲撃事件の後もしばらく文通で近況をやり取りしていた。
シアンの事はレイラからの手紙で知ったらしい。
シアン
レイラ少佐の一人娘。
レイラ少佐を親のように慕うアラクネにとってはシアンは妹のような存在であり、自分の家族のように大切に思っている。
レイラ少佐に恩を返すため、アラクネはシアンの事を命をかけて守るとレイラ少佐の墓前に誓っている。
実際、シアンがディザレア汚染で死にかけた時に彼女を助けてもらえるよう特魔班に直談判に行ったのはアラクネである。
その後、両親が亡くなり身寄りが無くなったシアンの身元引受人に名乗りを上げ、同棲してシアンの身の回りの世話をしている。
最初は義務感からシアンの世話をしていたアラクネだったが、シアンと深く接していくうちに本格的に愛情が湧いてきてしまい、今ではシアンはアラクネにとって無くてはならない存在になっている。そのため、必要以上にシアンを可愛がってしまう事がよくある。
アラクネがシアンをベッタベタに可愛がる→シアンが「鬱陶しい!」とか言って突き放す→アラクネがめっちゃ落ち込む の流れはテンプレと化している。
実験のトラウマと蜘蛛の本能を無理矢理植え付けられた後遺症のせいで、アラクネは極度の飢餓状態に陥ると発作を起こして理性を失い、目に付く生き物を手当たり次第に襲って貪る獣と化してしまう。
おまけに目に入った対象の事が愛しければ愛しいほど捕食衝動が強くなるため、何回かシアンの事を喰い殺しそうになっているがいつもギリギリのところで抑えている。
アラクネはこのままだといつか自分はシアンを殺してしまうと思い一度は彼女から離れようとしたのだが、シアンに「アンタになら喜んで喰われてやりますよ」と言われて引き止められてしまったのでより一層離れがたくなって困っている。
マガツ
一生許さない。あなたを信仰してた奴らは皆殺しにしてやる。
パラドックス
アラクネが受けた人体実験はパラドックスの「ジンルイで蠱毒を作ったら更に強い蠱毒が出来るんじゃないか?」という軽率な思い付きと身勝手な好奇心のせいで実行されたもので、その内容は「様々な生物の遺伝子を被験体に注入して異形化させ、全員を飢餓状態で密室に閉じ込めて残り1人になるまで互いに共喰いさせる」という凄惨極まりないものだった。この実験でアラクネは自分と一緒に閉じ込められた十数人の子供たちを喰い殺し、その経験は幼いアラクネの心に大きなトラウマを残した。
被験体11番(11th)
アラクネがまだメビウス研究所で被験体9番(9th)と呼ばれていた頃、一番仲がよかった被験体仲間。
11thはディザレーターになったため、軍によってメビウス研究所から連れ出されてそのまま行方が分からなくなってしまった。アラクネはメビウス研究所から解き放たれた後もずっと彼の安否を気にしている。
シュレディンガー
元被験体仲間。お互いにメビウス研究所にいた頃から親しい仲だった。
救出されてからしばらく音信不通になっていたが、無事に再会する事ができた。
作成者
miho (Twitter: @mihopony)
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