カンテラ

ページ名:カンテラ

カンテラ

「不死の呪いは死の呪い。私はもう死んでいるようなものなの、です」

アークxヴァイス

本名 ■■■■■■■■・カンターメン(■■■■■■■■■■■・cantamen)
性別 ♀
年齢 121
好きなもの 読書
嫌いなもの 敵意・恐怖心・幽霊

【概要】

 尾にカンテラを下げ、どこからともなくやって来て、いつの間にかいなくなっている不思議な占い師。とても無口で必要だと思った事しか話さない。

 占い師として活動しているが、本当は魔術師であり、不死の呪いと読心の呪いをその身にかけた存在。不死の呪いは自らの名前と引き換えに不死の身体を得るというもので、読心はその後で独自に身に着けたもの。

 呪いの影響で体中に呪いの痣があるため、暑い日も長袖で人をあまり寄せ付けないような衣服を好んで着る。

【能力】

ヴァイス能力「不死の身体」

 文字通りの効果である。どんな怪我も病気も死に至るまで行かず、必ず元通りになる力。この元通りの定義は不死の呪いをかけた時の状態で、呪いをかける前の状態には戻れない。

 怪我にしろ病気にしろ、致死量に至らないと効果が発揮されないので普通に痛いし苦しい。使い勝手の悪い能力。

アーク能力「読心」

 魔法媒体であるカンテラと、身体に刻まれた呪いの力で相手の心を読む能力。

 カンテラの占いは主にこの能力を使って行っているもので、相談してきた相手の本心を聞き取って本当にしたい事に向かわせるよう促すのが常である。ただ、その本心が悪い企みだったりした場合はやんわりやめさせようとする。

魔法媒体「カンテラ」

 カンテラの名前の元にもなっている、尾に下げたカンテラは、彼女が村を出るときに持ち出したもの。魔術の道具として使われていたためこのカンテラ自体にかなりの魔力が込められており、使う者が使えば強力な魔法も使える(かもしれない)。

 このカンテラを媒体に、属性魔法もいくつか使えるのだが、彼女は殆ど使ったことがない。使うのはせいぜい薪の火を灯す程度である。

+【イベント経歴】-【イベント経歴】

《暁光に染まる華》

 天衣神宮にておみくじを引く その2 その3

《青き溟海の銀月》

 とりあえず水着を着る

 

+【交友関係】-【交友関係】(敬称略)

ドーシ その1 その2 その3

「私を見て親近感を感じていた、変わった方、です。素直になれない方のよう、です、ね」

クルティ その1

「ひっ……ご、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……貴方のような子が死んでいる中で私なんかが生き残っててごめんなさい……」

ユラ その1 その2 その3

「お正月におみくじを出されていた方、です、ね。あの方も占い師だそうなの、です。あの方も心が読めたり……え? 違う、です?」

ローシャ その1 その2 その3

「私の事を見て突然抱き付いて泣き始めたの、です。私が死んだところを見てしまったのだそう、です、ね。悪いことをしたの、です」

ハインリッヒ その1 その2 その3

「ローシャさんの師の方だそう、です。私の身体について何かを気付いていらっしゃるみたい、です。…………です」

サンゲ その1

「私が神宮に居た頃に色々あったそうなの、です。自由なユラさんを諫めるのは……その……大変そうなの、です」

 

+「本当に、知りたいの、です、か……?」-【ネタバレ設定】

願って       殺して

歩いて       還して

歩き疲れて     ただそれだけを求めて

私は全てを     私は今も

諦めました     何もしないまま

 

本名:トランクィッルス・カンターメン(tranquillus・cantamen)

 16の頃に邪神イドラを召喚してしまい、名前を失った代わりに不老不死の力を手に入れた少女。不老不死の身体になってから4年の間は故郷の村で過ごしていたが、自分が本当に受け入れられているのか疑心暗鬼になった彼女は右目の視力と引き換えに心を読む力を手に入れ、確かめてしまった。そこで知ってしまったのは村の人々が「仕方なく」自分を受け入れていたという事実。本当は「気味が悪い」と思われていたという事実。それを知って村に居続けることができなくなった彼女は、村の形見としてカンテラを一つ持ち出すと、そのまま闇の中へ消えていった。

 それからはほぼ浮浪者に近い形で各地をうろついている。読心の力を使って時折占い師のようなことをしながら、いつか自分が受け入れてもらえる場所を求めて旅を続けている。しかし、「自分は誰にも受け入れてもらえない」と心の中で思っているため、定住までこぎつけたことはただの一度もない。そんな性格なので、純粋な好意を寄せられると上手く反応ができなくなる。

 不老不死の呪いを解くためには自分の名前を取り戻すことが必要だが、彼女が自分の名前を思い出すには現在彼女の名前を使って生きているものが名前を手放さなければならない。そうしない限り彼女は仮に自分の本当の名前を誰かが口にしても聞き取ることは出来ないし、読むこともできない。また、呪いを解いた瞬間、「呪いがなければすでに死んでいる存在」だった彼女はそのまま朽ち果てて死んでしまう。

 自分が生き続けていることに意義が持てず、いわゆる自殺願望を持っている。しかし、自分が不老不死の存在だと理解しているため積極的に死のうとすることはない。争いなどで自分が標的にされた場合など、「相手をどうにかするより自分が死ぬ方が手っ取り早い」という理由で無抵抗に徹する場合がほとんど。痛みや苦しみは当然感じるが、それもすでにどうでもいいらしい。

 

作者:どりーむぼうる(@yumedama_uru

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