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KEYBOARDMANIA(キーボードマニア)は2000年にBEMANIシリーズの第6弾としてコナミより発売された音楽ゲーム。その名の通り、キーボードを演奏するものである。キーマニおよびKMと呼ばれることもある。
KEYBOARDMANIAの筐体は中央に縦置きのディスプレイ二つが並んでおり、その下に2人分のスタートボタンとキーボード、ホイールコントローラーが付いており、スピーカーはディスプレイの上方と外側についている。
入力デバイスとしてはヤマハ製の2オクターブ分のキーボード(総24キー)とホイールコントローラー(指で上下に操作をする為の物)、そしてスタートボタンが装備されている。1P側と2P側ではホイールコントローラーの配置が逆になっている。
ダブルプレイのモードの際は、2オクターブ×2(4オクターブ分)の、総48キー+2ホイールコントローラーになる。なお、ダブルプレイ時には他のBEMANIシリーズと比べて譜面が相当変化する。具体的には1P側(左手)が伴奏をするような譜面になり、より現実のキーボード演奏に近いスタイルとなる。
また、drummania(ドラマニ)に搭載したセッションボックスにケーブルを接続することでマルチセッションGDKを構成する。詳細は当該項目を参照。
画面の構成や色使いなどは、GUITARFREAKS(ギタフリ)やdrummaniaとは正反対のサイバーなイメージを持つ。
音楽シミュレーションゲームとしては楽器の再現度・音質面などから完成度の高かった本シリーズであったが、ギタフリやドラマニが10作以上もシリーズを重ねたのに対し、本作は3作のみで終了した。その要因となったのは、
など。しかし、現在も根強いファンが多いことから一部のプレイヤーからは開発再開を求める声が上がっている。
その後本シリーズの収録曲中「Labyrinth」「しりとり」「VITALIZE」「Pink Rose」などが他のBEMANIシリーズに移植され話題になった。
なお、アジアなど海外でも発売されており、ほとんどの地域では名称は"KEYBOARDMANIA"のままであるが、韓国では"KEYBOARDHEAVEN"(キーボードヘブン)に名称を変更して発売されていた。
プレイステーション2に移植された際は、アーケード版とほとんど同じ感触の専用コントローラー(USB接続)が発売された。ホイールコントローラーは左右両方に装備されたため、1P側でも2P側でも同様に使える。他ビーマニシリーズ用の家庭機用コントローラと比べて非常に忠実に再現されていて、この点で一線を画している。しかし、本来売りであるはずのキー数の多さのおかげでPS2純正コントローラーではプレイ不可能である。ソフト+コントローラーのセット購入でないとプレイできない点は価格面などから敷居を高くしてしまった感がある。なお、ヤマハ製のUSB接続が可能なMIDIキーボードの一部が専用コントローラーの代わりに利用できた。
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