魂喰み(たまはみ)【Soul Eater】
魔術の発動のために必要なコストを自分の魔力ではなく、他人の身体を用いて行使する魔術系統の一つ。
麻生魔法学院に於ける禁術の一つであり、使用している者の無条件捕縛が可能である。また、この術を使う者はルナティックに近づくとも言われている。
魂喰みの術には3系統ある。
1つ目は他人の捕縛・無力化の術式。これには自身の魔力及び精霊加護(主に木や陰の精霊加護)を用いる。魔法薬学や言惑術に近い魔法が多い。妖術の病士が使う病気のような物を罹患させることもできる。対魔力の高い高位の魔術士などとの戦いでは無力化が難しい可能性がある。主に3つ目の魔力行使に使うものであり、主にこの魔法で捕らえられるのは一般人が多い。
2つ目は捕縛、無力化した人間の魔力リソースへのパッケージング。肉体から魂を抜き出すと喩えられる。陰と陽の精霊加護を用いると言われている。使用された人間の肉体は死を迎え、その魔力はピンポン玉ぐらいの形状の宝石のようなものに変換される。得意な精霊加護などで色が変わる。鮮やかな色であるほど利用した際の魔力量が多いと言われる。
3つ目は確保した魔力リソースを発動する術式。主に大規模な儀式など人数が必要な魔術を魂の魔力リソースを対価に短縮したり、強化したりする。生贄にする人間の数が多ければ多いほど大規模な魔術を行使できる。
生み出した人間そのものが狂気を持っていたとも言われている術式系統。特に2つ目のパッケージングは何故この様になるのか不明な点が多い。いずれにせよ魂のパッケージングは不可逆であり、これを身体に戻しても蘇ることはない。
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