【魔国】
日本国と表裏一体となっている異次元の国。その国の生物は異形の形態を基本形態とするが、人間に擬態することも可能。
古来より人に仇なす存在を生み出す場所として知られる。太古の昔より呪術師や異能の使い手が結界を張ってその往来をできにくくしていたが、完全に封印を行うことは出来ていなかった。
魔法に近い術、妖術を使用することが可能。魔法学院が安定する前の明治初期辺りはかなり幅を利かせていた。
が、大正初期に行われた魔狩りによって魔国に通じる次元の扉を魔術士を総動員した結界で封印することによりその往来を出来なくした。
ただ、現在でも日本に結界を抜けてやってくる者も居る様。
ルナティックや禁止魔術などにも何かしらの関係があると言われている。
「魔国の異形による大量殺人事件」
18年前、異形と思われる者に1000人の人間が殺された事件。公になっていないが、魔術師、一般人問わず殺害されている。
この事件の首謀者は人間であったとも言われており、実際の所の事実は分からないまま、闇に葬られている事件。
【魔狩り】
魔国の者によって日本は一時期危機に瀕したことがある。
明治末期、人々は魔国の者によって沢山の死者、行方不明者を出した。その目的は未だに謎であるが、その目的に賛同した人間も存在し、その殺戮に参加していた為、被害は甚大であった。
其れを見かねた魔術師達は決起し、魔国の者に戦争を挑んだ。
これを魔狩りと呼ぶ。
魔術師の間では第一次世界大戦よりも此方の方を重点的に教えられる。
この結果、魔国の者をその国へと退避させることに成功。天岩戸法による次元封鎖結界を張り、魔国の者を締め出すことに成功したのだ。
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